遊戯王ライターの11番です。
【ラー（マリク）】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「ラー（マリク）」は、「デュエリストパック－冥闇のデュエリスト編－」でカードが登場する、《ラーの翼神龍》がメインのテーマデッキです。
原作ではマリクが《死者蘇生》で《ラーの翼神竜》を蘇生させるシーンがありますが、OCGでは特殊召喚制限でできませんでした。今回新たなに登場する専用カードによって原作再現が可能になります。
このページでは、「ラー（マリク）デッキ」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【ラー】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【ラー（マリク）】デッキがどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【ラー（マリク）】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
◆ 「デュエリストパック－冥闇のデュエリスト編－」の他の収録テーマ
⇒【機皇 デッキ】2020年4月新制限デッキレシピ | 回し方,採用カード,相性のいいカードも
⇒【サイコショッカー（人造人間） デッキ】2020年4月新制限デッキレシピ | 回し方,採用カード,相性のいいカードも
もくじ
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「ラー（マリク）デッキ」とは
まずは、「ラー（マリク）デッキ」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
「ラー」は、原作でマリクが使用した神のカードの1枚です。自分のライフを大量に支払うことで大幅に攻撃力を上げたり、相手モンスターを除去できる効果を持ちます。
サポートカードは特にないものの3種類の変身形態それぞれがカード化されており、神のカードの中でもやや優遇された立ち位置でした。さらに今回は大量にサポートカードが登場しました。
「ラー」のモンスター・魔法・罠カードの効果を以下にまとめました。
| カード画像 | ステータス・効果 |
|---|---|
![遊戯王カード 15AX-JPY59 ラーの翼神竜 シークレットレア 遊戯王アーク・ファイブ [決闘者の栄光 -記憶の断片-side:闇遊戯]](https://m.media-amazon.com/images/I/51abF1LyNyL.jpg) |
《ラーの翼神竜》 効果モンスター 星１０/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ? このカードは特殊召喚できない。 このカードを通常召喚する場合、３体をリリースして召喚しなければならない。 (1)：このカードの召喚は無効化されない。 (2)：このカードの召喚成功時には、 このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。 (3)：このカードが召喚に成功した時、 １００ＬＰになるようにＬＰを払って発動できる。 このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。 (4)：１０００ＬＰを払い、フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 |
 |
《神（ゴッド）・スライム》 融合・効果モンスター レベル10/水属性/水族/ATK3000/DEF3000 水族モンスター＋水属性・レベル10モンスター このカードは融合召喚及び、以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。 ●自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。 ①：モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは3体分のリリースにできる。 ②：このカードは戦闘で破壊されず、相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。 |
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《リアクター・スライム》 効果モンスター レベル4/水属性/水族/ATK 500/DEF 500 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①：自分メインフェイズに発動できる。 自分フィールドに「スライムモンスタートークン」（水族・水・星1・攻／守500）2体を特殊召喚する。 このターン、自分は幻獣神族モンスターしか召喚・特殊召喚できない。 ②：自分・相手のバトルフェイズにこのカードをリリースして発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から「メタル・リフレクト・スライム」1枚を選んで自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。 この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。 |
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《ガーディアン・スライム》 効果モンスター レベル10/水属性/水族/ATK 50/DEF 0 このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①：自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 ②：このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。 このカードの守備力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。 ③：このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「ラーの翼神竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。 |
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《ホールディング・アームズ》 効果モンスター 星４/闇属性/悪魔族/攻 500/守1200 (1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動する。 このモンスターが表側表示で存在する間、 対象の表側表示モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。 (2)：このカードの(1)の効果の対象のモンスターがフィールドに存在している限り、 このカードは戦闘・効果では破壊されない。 |
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《ホールディング・レッグス》 効果モンスター 星４/闇属性/悪魔族/攻 800/守 600 (1)：このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。 フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。 (2)：墓地のこのカードを除外し、 相手フィールドにセットされた魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。 次の相手ターン終了時までそのカードは発動できない。 |
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《古の呪文》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①：自分のデッキ・墓地から「ラーの翼神竜」1体を選んで手札に加え、このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンズ召喚できる。 ②：墓地のこのカードを除外して発動できる。 発動後、このターン中に自分が「ラーの翼神竜」のアドバンス召喚に成功した場合、その元々の攻撃力・守備力は、そのアドバンズ召喚のためにリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。 |
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《千年の啓示》 永続魔法 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①：手札から幻獣神族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。 ②：魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。 このターン、自分の「死者蘇生」によって、自分の墓地の「ラーの翼神竜」を召喚条件を無視して特殊召喚できる。 この効果を発動したターンのエンドフェイズに、自分は「死者蘇生」の効果で特殊召喚された「ラーの翼神竜」を墓地へ送らなければならない。 |
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《ゴッド・ブレイズ・キャノン》 速攻魔法 ①：自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選ぶ。 そのモンスターはターン終了時まで以下の効果を得る。 このカードの発動と効果は無効化されない。 ●このカードは相手の効果を受けない。 ●このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの 他のモンスターを任意の数だけリリースして発動できる。 このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。 ●このカードが攻撃したダメージ計算後に発動できる。 相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。 |
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《死者蘇生》 通常魔法（制限カード） (1)：自分または相手の墓地のモンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 |
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《太陽神合一》 永続罠 このカードの①②の効果同一チェーン上では発動できず、自分フィールドに元々のカード名が「ラーの翼神竜」となるモンスターが存在する場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。 ①：自分・相手のメインフェイズに、100LPになるようにLPを払って発動できる。 自分フィールドの特殊召喚された「ラーの翼神竜」1体を選び、その攻撃力・守備力を払った数値分アップする。 ②：1ターンに1度、自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体をリリースして発動できる。 その攻撃力分だけ自分のLPを回復する。 |
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《メタル・リフレクト・スライム》 永続罠 (1)：このカードは発動後、効果モンスター（水族・水・星１０・攻０／守３０００）となり、 モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。 このカードは罠カードとしても扱う。 (2)：このカードの効果で特殊召喚されたこのカードは攻撃できない。 |
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【ラー（マリク）】オリジナルサンプルデッキ
遊戯王ライター11番が考案した【ラー（マリク）】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター17枚・魔法21枚・罠3枚の合計41枚で構築した、シンプルな構成のデッキです。
ドローソースを大量に積み、短期決戦に特化した構築にしました。
【メインデッキ】（41枚）
◆ モンスター（17枚）
- 《ラーの翼神竜》3
- 《ラーの翼神竜－不死鳥》1
- 《ラーの翼神竜－球体形》2
- 《ガーディアン・スライム》3
- 《リアクター・スライム》3
- 《召喚僧サモンプリースト》1
- 《増殖するG》3
◆ 魔法（21枚）
- 《古の呪文》3
- 《千年の啓示》3
- 《死者蘇生》1
- 《ツイン・ツイスター》1
- 《ゴッド・ブレイズ・キャノン》3
- 《二重召喚》1
- 《墓穴の指名者》3
- 《強欲で金満な壺》3
- 《強欲で貪欲な壺》3
◆ 罠（3枚）
- 《メタル・リフレクト・スライム》1
- 《無限泡影》2
【エクストラデッキ】（15枚）
- 《神・スライム》3
- 《トロイメア・ケルベロス》3
- 《トロイメア・フェニックス》3
- 《トロイメア・ユニコーン》3
- 《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》3
【ラー】Youtubeデッキレシピ
最後に、Youtubeの【ラー】デッキのデッキレシピも紹介します。
【遊戯王ADS】幻神獣族中心のマリクデッキを強化！ラーの翼神竜【ゆっくり解説】
【遊戯王ＡＤＳ】ラーの翼神竜が原作再現！千年の啓示【ゆっくり実況】
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【ラー】デッキの回し方・動かし方
次は、【ラー】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【ラー】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ラー】デッキは、新たに登場したスライムモンスターを活用してリリースコストを揃え、手札からのアドバンス召喚を狙っていきます。展開後は、《ラーの翼神竜》、《ラーの翼神竜－不死鳥》、《ラーの翼神竜－球体形》の順に姿を変えながら戦っていきます。
最終的には、《ラーの翼神竜》《ラーの翼神竜－不死鳥》で攻撃を仕掛けて勝利を目指します。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【ラー】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【ラー】デッキの回し方
- 回し方①：スライムを展開してリリースコストを用意する
- 回し方②：神を手札か墓地から展開
- 回し方③：3種類の《ラーの翼真竜》
回し方①：スライムを展開してリリースコストを用意する
【ラー】デッキでは、アドバンス召喚のリリースコストとして優秀な「スライム」カードが複数登場しました。
まずはそれらのカードから展開し、中盤の展開に繋げていきましょう。
【ラー】デッキで序盤に使いたいカードをこちらにまとめました。
♦ 「ラー」序盤のカード
- 《リアクター・スライム》（レベル4）
…効果の概要：トークンを2体特殊召喚。手札・デッキ・墓地から《メタル・リフレクト・スライム》をセット可能 - 《ガーディアン・スライム》（レベル10）
…効果の概要：手札・フィールドから墓地へ送られると《ラーの翼神竜》と記された魔法・罠カードをサーチ。戦闘・効果でダメージを受けると特殊召喚。攻撃してきたモンスターと同じ数値まで守備力アップ - 《神（ゴッド）・スライム》（レベル10）
…効果の概要：レベル10・水族リリースでエクストラデッキから特殊召喚。アドバンス召喚のリリース素材に使われた場合3体分になる
紹介した「ラー」の序盤に使いたいカードの使い方を簡単に解説していきます。
《リアクター・スライム》《ガーディアン・スライム》《神（ゴッド）・スライム》の2枚です。
《リアクター・スライム》
効果モンスター
レベル4/水属性/水族/ATK 500/DEF 500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドに「スライムモンスタートークン」（水族・水・星1・攻／守500）2体を特殊召喚する。
このターン、自分は幻獣神族モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
②：自分・相手のバトルフェイズにこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「メタル・リフレクト・スライム」1枚を選んで自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。
この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
《リアクター・スライム》は、トークンを2体特殊召喚できるレベル4モンスターです。
《古の呪文》でアドバンス召喚を増やしながら《ラーの翼神竜》をサーチすれば簡単に展開の条件を満たせます。
《メタル・リフレクト・スライム》をセットして即発動にも繋げられるので、《神（ゴッド）・スライム》に繋げる動きも強力です。
《ガーディアン・スライム》
レベル10/水属性/水族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②：このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの守備力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
③：このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ラーの翼神竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
《ガーディアン・スライム》は、展開効果とサーチ効果を持つレベル10モンスターです。
戦闘・効果でダメージを受ければ展開でき、《神（ゴッド）・スライム》のための素材にするだけでサーチに繋がります。
自分から戦闘ダメージを受けにいくプレイングや、自分に効果ダメージが入るカードと組み合わせるとスムーズに展開できます。
手札コストとして活用しても十分い強いカードです。
《神（ゴッド）・スライム》
融合・効果モンスター
レベル10/水属性/水族/ATK3000/DEF3000
水族モンスター＋水属性・レベル10モンスター
このカードは融合召喚及び、以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①：モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは3体分のリリースにできる。
②：このカードは戦闘で破壊されず、相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
《神（ゴッド）・スライム》は、アドバンス召喚をする場合3体分のリリースにできる融合モンスターです。
攻撃力0・水族・レベル10モンスターをリリースすることで特殊召喚できるので、《ガーディアン・スライム》か《メタル・リフレクト・スライム》を展開することで特殊召喚可能です。
《ラーの翼神竜》はアドバンス召喚する必要があるため、これらのカードを上手く使って手札からの召喚を狙いましょう。
回し方②：神を手札か墓地から展開
《ラーの翼神竜》は特殊召喚ができませんが、新カードによって死者蘇生が可能になりました。
これにより手札からアドバンス召喚をするか、墓地から蘇生をするかを選べます。
「ラー」デッキの展開カードの効果を簡単にまとめました。
◆ 「ラー」デッキの展開効果を持つカード
- 《古の呪文》（通常魔法）
…効果の概要：「ラーの翼神竜」をサーチして、アドバンス召喚権を追加。ラーの翼神竜をアドバンス召喚した場合、アドバンス召喚に使用したモンスターの攻守の合計値が攻撃力・守備力になる - 《千年の啓示》（永続魔法）
…効果の概要：《死者蘇生》をサーチ。さらに《死者蘇生》で《ラーの翼神竜》を召喚条件無視で特殊召喚できる
次は「ラー」デッキの展開効果を持つカードの使い方を簡単に解説していきます。
《古の呪文》《千年の啓示》の2枚です。
《古の呪文》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①：自分のデッキ・墓地から「ラーの翼神竜」1体を選んで手札に加え、このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
発動後、このターン中に自分が「ラーの翼神竜」のアドバンス召喚に成功した場合、その元々の攻撃力・守備力は、そのアドバンズ召喚のためにリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
《古の呪文》は、《ラーの翼神竜》をサーチしつつ、通常召喚に加えて追加でアドバンス召喚ができる魔法カードです。
さらに墓地のこのカードを除外することで、アドバンス召喚に成功したラーの翼神竜の攻撃力を上げる効果を持つので、《ラーの翼神竜》自身の効果と合わせて8000を超えた攻撃力をはじき出せます。
《千年の啓示》
永続魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：手札から幻獣神族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。
②：魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
このターン、自分の「死者蘇生」によって、自分の墓地の「ラーの翼神竜」を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
この効果を発動したターンのエンドフェイズに、自分は「死者蘇生」の効果で特殊召喚された「ラーの翼神竜」を墓地へ送らなければならない。
《千年の啓示》は、手札から幻獣神族モンスター1体を墓地へ送ることで《死者蘇生》をサーチできる永続魔法カードです。
さらにこのターン、《死者蘇生》で《ラーの翼竜》を特殊召喚できるようになる追加効果もあるため、原作のシーンを再現できます。
今までにない変わった形のサポートカードです。。
回し方③：3種類の《ラーの翼真竜》
「ラーの翼神竜」には、3種類の姿があります。
それぞれ連動して展開が繋がるようになっているので、一気に勝負が決められなくとも盤面が維持できます。
次に、「ラー」の（最終モンスター・最終盤面）のカードを簡単にまとめました。
◆ 「ラー」（最終モンスター・最終盤面）のカード
- 《ラーの翼神竜》（レベル10）
…効果の概要：ライフを100になるまで払って払った分だけ攻撃力アップ。1000ライフ払ってモンスター1体除去 - 《ラーの翼神竜ー不死鳥》（レベル10）
…効果の概要：《ラーの翼神龍》がフィールドから墓地に行くことで特殊召喚。1000ライフ払ってモンスター1体除去。エンドフェイズに自身をリリースして手札・デッキ・墓地から《ラーの翼神竜ー球体形》を特殊召喚 - 《ラーの翼神竜ー球体形》（レベル10）
…効果の概要：攻撃できず、攻撃・効果の対象にされない。相手モンスターを3体リリースして相手のフィールドに特殊召喚できる。自身をリリースして「ラーの翼神龍」を手札・デッキ・墓地から召喚条件を無視して特殊召喚できる - 《ゴッド・ブレイズ・キャノン》（速攻魔法）
…効果の概要：自分フィールドの「ラーの翼神龍」に追加効果付与。相手の効果を受けず、自分のモンスターをリリースして攻撃力アップ効果に加え、攻撃したダメージ計算後に相手のモンスターを全て墓地に送る
【ラー】の回し方の最後に、（最終モンスター・最終盤面）のカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《ラーの翼神竜》《ラーの翼神竜ー不死鳥》《ラーの翼神竜ー球体形》《ゴッド・ブレイズ・キャノン》の4枚です。
《ラーの翼神竜》
効果モンスター
星１０/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、３体をリリースして召喚しなければならない。
(1)：このカードの召喚は無効化されない。
(2)：このカードの召喚成功時には、
このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(3)：このカードが召喚に成功した時、
１００ＬＰになるようにＬＰを払って発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。
(4)：１０００ＬＰを払い、フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
《ラーの翼神竜》は、除去効果と攻撃力を一気に上昇させる効果を持つ、神のカードです。
どちらの効果もライフを大幅に消費するので、短期決戦を狙いたいところです。
サポートカードと合わせて高速で展開し、ド派手なワンキルを狙いにいきましょう。
《ラーの翼神竜ー不死鳥》
星１０/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1)：このカードが墓地に存在し、
「ラーの翼神竜」がフィールドから自分の墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動に対して効果は発動できない。
(2)：このカードは他のカードの効果を受けない。
(3)：１０００ＬＰを払って発動できる。
フィールドのモンスター１体を選んで墓地へ送る。
(4)：エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送り、自分の手札・デッキ・墓地から
「ラーの翼神竜－球体形」１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
《ラーの翼神竜ー不死鳥》は、《ラーの翼神龍》がフィールドから墓地へ送られた場合に墓地から特殊召喚できるモンスターです。
他のカードの効果を受けない最高クラスの耐性を持ち、ライフを支払わずとも4000の攻撃力を持つ安定感が魅力です。
エンドフェイズには《ラーの翼神竜－球体形》にバトンタッチするので、相手の猛攻を耐えて再度高攻撃力で押しましょう。
《ラーの翼神竜ー球体形》
星１０/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、
自分フィールドのモンスター３体をリリースして自分フィールドに召喚、
または相手フィールドのモンスター３体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
(1)：このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
(2)：このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「ラーの翼神竜」１体を、
召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を４０００にして特殊召喚する。
《ラーの翼神竜ー球体形》は、《ラーの翼神竜ー不死鳥》によって特殊召喚できる、攻撃や効果の対象にならない壁モンスターです。
リリースすることで手札・デッキから《ラーの翼神竜》を特殊召喚できます。
相手のモンスターをリリースして相手のフィールドに出すこともできるので、厄介なモンスターを強引にどかす場合にも便利です。
《ゴッド・ブレイズ・キャノン》
《ゴッド・ブレイズ・キャノン》
速攻魔法
①：自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで以下の効果を得る。
このカードの発動と効果は無効化されない。
●このカードは相手の効果を受けない。
●このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの
他のモンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。
●このカードが攻撃したダメージ計算後に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
《ゴッド・ブレイズ・キャノン》は、自分フィールドの《ラーの翼神竜》に様々な効果を付与できる速攻魔法カードです。
相手の効果を受けなくなり、さらに他のモンスターをリリースすることで攻撃力を上げられます。
展開次第では攻撃力8000超えを狙える上、安全に攻撃に移れます。
回し方を解説した動画
【ラー】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【遊戯王ADS】 ゴッド・ブレイズ・キャノン
【遊戯王】ラーの翼神竜が超強化！マリクの新規カード解説～気になるゴッド・ブレイズ・キャノンの効果はどうなるのか...～【冥闇のデュエリスト編】
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【ラー（マリク）】デッキの強化/改造方法
最後に、【ラー（マリク）】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【ラー（マリク）】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマす。
◆ おすすめ強化カード
- 《召喚僧サモンプリースト》
…相性の良いポイント：《リアクター・スライム》をデッキから展開できる - 《ＢＦ－精鋭のゼピュロス》
…相性の良いポイント：ダメージを受けるので《ガーディアン・スライム》の特殊召喚条件を満たせる - 《神縛りの塚》
…相性の良いポイント：《ラーの翼神龍》に耐性付与。サーチ。追加ダメージ。 - 《おろかな埋葬》
…相性の良いポイント：《ラーの翼神龍－不死鳥》を墓地送り - 《強欲で金満な壺》
…相性の良いポイント：エクストラデッキをほとんど使わないため
相性の良いおすすめ強化カード
《召喚僧サモンプリースト》
効果モンスター
星４/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
(1)：このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはリリースできない。
(3)：１ターンに１度、手札から魔法カード１枚を捨てて発動できる。
デッキからレベル４モンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
《召喚僧サモンプリースト》は、魔法カードを捨てることでレベル4モンスターをデッキから特殊召喚できるモンスターです。
《リアクター・スライム》を特殊召喚してトークン展開に繋げられるので、《古の呪文》とセットで引ければ《ラーの翼神竜》が展開可能です。
《ＢＦ－精鋭のゼピュロス》
効果モンスター
星４/闇属性/鳥獣族/攻1600/守1000
このカード名の効果はデュエル中に１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示のカード１枚を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、自分は４００ダメージを受ける。
《ＢＦ－精鋭のゼピュロス》は、自分フィールドの表側カードを手札に戻し、墓地から特殊召喚して400ダメージを受ける効果を持つモンスターです。
展開効果はもちろん、400ダメージを受けることで《ガーディアン・スライム》の特殊召喚条件を満たせます。
《神縛りの塚》
フィールド魔法
(1)：フィールドのレベル１０以上のモンスターは
効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2)：フィールドのレベル１０以上のモンスターが
戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
破壊されたモンスターのコントローラーは１０００ダメージを受ける。
(3)：フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから神属性モンスター１体を手札に加える。
《神縛りの塚》は、耐性効果に加えて神属性モンスターのサーチ効果を持つフィールド魔法です。
《ラーの翼神竜》は破壊耐性や対象耐性を持たないので、効果や攻撃を通しやすくなります。
自分のカードを破壊するカードと組み合わせることでサーチ効果をも積極的に狙っていけます。
《おろかな埋葬》
通常魔法（制限カード）
(1)：デッキからモンスター１体を墓地へ送る。
《おろかな埋葬》は、好きなモンスターをデッキから墓地へ送れる魔法カードです。
《ラーの翼神竜－不死鳥》を墓地に送って展開準備をしたり、墓地から展開効果を持つモンスターと合わせて採用しましょう。
《ゾンビキャリア》→《真実の名》といったコンボも可能です。
《強欲で金満な壺》
通常魔法
(1)：自分メインフェイズ１開始時に、自分のＥＸデッキの
裏側表示のカード３枚または６枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード３枚につき１枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
《強欲で金満な壺》は、エクストラデッキのカードを最大6枚除外することで3枚につき1枚ドローできる魔法カードです。
【ラー】デッキではエクストラデッキの依存度が低く、キーパーツを集めるドローカードが入れにくいデッキのためおすすめです。
《神・スライム》が除外されないよう、エクストラデッキは不要なカードを含めて15枚用意しておきましょう。
遊戯王の最新情報を「きりぶろLINE」で毎朝配信中です。 自分で情報を調べる必要がないので、とってもラクチンですよ。
今だけ参加特典として、きりぶろLINE限定情報をプレゼント中。 すでに6,000人以上のデュエリストが参加しています。
まとめ：【ラー】デッキは、豪快にライフを払ってワンキルを狙いたい！
今回は【ラー】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
アドバンス召喚がしやすくなって、耐性を付けて勝負を決めるスピードが早くなりました。
《ラーの翼神竜－不死鳥》が墓地にいれば粘り強く戦えるのも魅力ですね。
気になる方は、ぜひ「ラー」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。
◆ 「デュエリストパック－冥闇のデュエリスト編－」の他の収録テーマ
⇒【機皇 デッキ】2020年4月新制限デッキレシピ | 回し方,採用カード,相性のいいカードも
⇒【サイコショッカー（人造人間） デッキ】2020年4月新制限デッキレシピ | 回し方,採用カード,相性のいいカードも
