遊戯王ライターの11番です。
【E-HERO】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【E-HERO(イービルヒーロー)】デッキは、「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」で強化された、遊戯王GXの「遊城十代(覇王十代)」が使用する悪魔族の融合召喚デッキです。
通常の【HERO】デッキとは違い、専用融合カードの《ダーク・フュージョン》を使用するのが特徴的です。
このページでは、「E-HERO」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【E-HERO】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【E-HERO】デッキをどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【E-HERO】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
◆ 「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」収録テーマ
⇒ 【ウィジャ盤(バクラ)デッキ】カード効果11枚まとめ | デッキレシピ,回し方,相性の良いカードも
⇒ 【地縛神(じばくしん)デッキ】カード効果22枚まとめ | デッキレシピ,回し方,相性の良いカードも
⇒ 【ギミック・パペット デッキ】カード効果23枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
⇒ 【捕食植物(プレデタープランツ)デッキ】カード効果26枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
もくじ
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「E-HERO(イービルヒーロー)」とは
まずは、「E-HERO(イービルヒーロー)」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
「E-HERO」は、「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」で強化された悪魔族・融合召喚のテーマデッキです。
モンスターの数自体は少ないものの、融合モンスターである《E-HERO マリシャス・ベイン》は、相手のモンスターをまとめて破壊でき、盤面を返す力が優れています。
「E-HERO」のモンスターは特に共通効果を持っていませんが、「HERO」サポートカードが優秀で、サーチ手段が豊富です。
最終的には、融合モンスターの《E-HEROマリシャス・ベイン》で相手のフィールドを空にして勝利します。
「E-HERO」新規カード
「E-HERO」に関連する新規カードの効果を以下にまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
---|---|
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《E-HERO マリシャス・ベイン》 融合・効果モンスター 星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000 「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスター このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、 このカードの攻撃力は破壊したモンスターの数×200アップする。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターでしか攻撃宣言できない。 |
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《E-HERO アダスター・ゴールド》 効果モンスター 星4/光属性/悪魔族/攻2100/守 800 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。 「E-HERO アダスター・ゴールド」以外の「ダーク・フュージョン」のカード名が記されたカード または「ダーク・フュージョン」1枚をデッキから手札に加える。 (2):自分フィールドに融合モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できない。 |
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《E-HERO シニスター・ネクロム》 効果モンスター 星5/闇属性/悪魔族/攻1600/守1800 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の 「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。 |
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《覇王城(はおうじょう)》 フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分は「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターを 「ダーク・フュージョン」の効果以外でも融合召喚できる。 (2):1ターンに1度、自分の悪魔族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、 デッキ・EXデッキから「E-HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、 墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。 |
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《イービル・マインド》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドに悪魔族モンスターが存在する場合、 相手の墓地のモンスターの数によって以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●1体以上:自分はデッキから1枚ドローする。 ●4体以上:デッキから「HERO」モンスター1体または 「ダーク・フュージョン」1枚を手札に加える。 ●10体以上:デッキから「融合」魔法カードまたは 「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。 |
「E-HERO」既存カード
「E-HERO」の既存カードの効果を以下にまとめました。
カード画像 ステータス・効果 《E-HERO ヘル・ゲイナー》
効果モンスター
星4/地属性/悪魔族/攻1600/守 0
自分のメインフェイズ1にこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上の悪魔族モンスター1体を選択して発動できる。
選択した自分の悪魔族モンスターはフィールド上に表側表示で存在する限り、
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時、
この効果を発動するために除外したこのカードを
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する。《E-HERO ヘル・ブラット》
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 600
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
このカードを生け贄にして「HERO」と名のついたカードを生け贄召喚した場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分のデッキからカードを1枚ドローする。《E-HERO マリシャス・エッジ》
効果モンスター
星7/地属性/悪魔族/攻2600/守1800
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、
このカードはモンスター1体をリリースして召喚できる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。《E-HERO インフェルノ・ウィング》
融合・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力か守備力の高い方の数値分のダメージを相手ライフに与える。《E-HERO ダーク・ガイア》
融合・効果モンスター
星8/地属性/悪魔族/攻 ?/守 0
悪魔族モンスター+岩石族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードの元々の攻撃力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に守備表示で存在する
全てのモンスターを表側攻撃表示にできる。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。《E-HERO ヘル・スナイパー》
融合・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守2500
「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、
自分のスタンバイフェイズ毎に相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
このカードは魔法の効果によっては破壊されない。《E-HERO マリシャス・デビル》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3500/守2100
「E-HERO マリシャス・エッジ」+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手ターンのバトルフェイズ中に
相手フィールド上に存在するモンスターは全て表側攻撃表示になり、
相手プレイヤーは全てのモンスターでこのカードを攻撃しなければならない。《E-HERO ライトニング・ゴーレム》
融合・効果モンスター
星6/光属性/悪魔族/攻2400/守1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊する。《E-HERO ワイルド・サイクロン》
融合・効果モンスター
星8/地属性/悪魔族/攻1900/守2300
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO ワイルドマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動できない。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。《ダーク・フュージョン》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、
悪魔族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手のカードの効果の対象にならない。《ダーク・コーリング》
通常魔法
自分の手札・墓地から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる
その融合モンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する。
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【E-HERO】デッキ:サンプルデッキレシピ
遊戯王ライター11番が考案した【E-HERO(イービルヒーロー)】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター20枚・魔法20枚・罠0枚の合計40枚で構築した、使いやすい「HERO」モンスターを複数投入した混合構築の【E-HERO】デッキです。
《E-HEROマリシャス・ベイン》での盤面制圧を目指します。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(20枚)
- 《E・HEROエアーマン》2
- 《E・HEROソリッドマン》2
- 《E・HEROシャドーミスト》1
- 《E・HEROオネスティ・ネオス》2
- 《V・HEROヴァイオン》2
- 《E-HERO シニスター・ネクロム》2
- 《E-HERO マリシャス・エッジ》1
- 《E-HERO アダスター・ゴールド》3
- 《D-HERO ディアボリックガイ》3
- 《D-HERO ディバインガイ》1
- 《竜魔導の守護者》1
◆ 魔法(20枚)
- 《ダーク・フュージョン》3
- 《ダーク・コーリング》2
- 《E-エマージェンシーコール》3
- 《融合》2
- 《マスク・チェンジ》2
- 《ヒーローアライブ》2
- 《覇王城》2
- 《増援》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《HEROの遺産》1
- 《融合回収》1
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《E-HERO マリシャス・ベイン》2
- 《E・HERO エスクリダオ》1
- 《E・HERO ガイア》1
- 《V・HERO トリニティー》1
- 《V・HERO アドレイション》2
- 《X・HEROワンダー・ドライバー》1
- 《X・HEROクロスガイ》2
- 《X・HERO ドレッドバスター》1
- 《M・HERO ダーク・ロウ》1
- 《M・HERO 闇鬼》1
- 《D-HERO デッドリーガイ》1
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》1
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【E-HERO】デッキの回し方・動かし方
次は、【E-HERO(イービルヒーロー)】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【E-HERO】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【E-HERO】デッキは、フィールドにリンク・融合モンスターを並べながら、《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合召喚を狙います。
最終的には、《E-HERO マリシャス・ベイン》の効果で相手のフィールドを空にして、総攻撃で勝利します。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【E-HERO】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【E-HERO】デッキの回し方
- 回し方①:展開しながらサーチ
- 回し方②:カードが揃ったら《ダーク・フュージョン》
- 回し方③:《E-HERO マリシャス・ベイン》で勝負を決める
回し方①:展開しながらサーチ
【E-HERO】デッキの序盤の展開は、展開しながらサーチを繰り返し、手札の質を高めていきます。
【E-HERO】デッキは【E-HERO】モンスターを使って全く新たな戦い方をするというわけではなく、【HERO】デッキの新たな融合軸タイプが登場したという感じです。
基本的には既存の「HERO」モンスターを使って展開していいきます。
【E-HERO】デッキのサーチカード・ドローカードをこちらにまとめました。
◆ 「E-HERO」(サーチ・ドロー)カード
- 《E・HEROエアーマン》(効果モンスター(準制限カード)星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300)
…効果の概要:召喚・特殊召喚成功時に自身以外の以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数までフィールドの魔法・罠を破壊。もしくはデッキから「HERO」モンスターサーチ - 《E・HEROソリッドマン》(効果モンスター/星4/地属性/戦士族/攻1300/守1100)
…効果の概要:召喚成功時、手札からレベル4以下の「HERO」モンスターを特殊召喚。魔法カードの効果でフィールドから墓地へ送られると「E・HEROソリッドマン」以外の「HERO」モンスターを守備表示で特殊召喚 - 《ヒーローアライブ》(通常魔法)
…効果の概要:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキからレベル4以下の「E・HERO」を特殊召喚できる
紹介した「E-HERO」サーチ・ドローカードの使い方を簡単に解説していきます。
《E・HEROエアーマン》《E・HEROソリッドマン》《ヒーローアライブ》の3枚です。
《E・HEROエアーマン》
効果モンスター(準制限カード)
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、
フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。
《E・HEROエアーマン》は、召喚・特殊召喚成功時に「HERO」モンスターをサーチできるモンスターです。
準制限カードではあるものの、《E-エマージェンシーコール》でサーチができるので、初手から出しやすいです。
【E-HERO】デッキでは通常召喚権を必要とする「E-HERO」モンスターはいないので、召喚権は《E・HEROエアーマン》《E・HEROソリッドマン》《V・HEROヴァイオン》に当てていきましょう。
遊戯王OCG E・HERO エアーマン ノーマル SD27-JP002 遊戯王アーク・ファイブ [-HERO's STRIKE-]
《E・HEROソリッドマン》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1300/守1100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の「HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが魔法カードの効果でモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、
「E・HERO ソリッドマン」以外の自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《E・HERO ソリッドマン》は、召喚成功時に、手札からレベル4以下の「HERO」モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
《E・HEROエアーマン》や《V・HEROヴァイオン》《E・HEROシャドーミスト》の強力な効果を誘発させながら、リンク召喚に繋げられます。
またフィールドの《E・HEROソリッドマン》を融合素材として墓地に送れば、墓地の「HERO」モンスターを特殊召喚できます。
【E-HERO】デッキで様々の使い道のあるモンスターです。
《ヒーローアライブ》
通常魔法(準制限カード)
(1):自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合、
LPを半分払って発動できる。
デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
《ヒーローアライブ》は、フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合、ライフを半分払うことで、デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスターを1体特殊召喚できる魔法カードです。
ライフコストは重いものの、「E・HERO」モンスターの特殊召喚によって、サーチ・墓地肥やしなど様々な展開につなげられます。
【HERO】デッキでの特殊召喚手段は、《ヒーローアライブ》《D・HEROディアボリックガイ》《E-HERO シニスター・ネクロム》などです。
モンスターをフィールドに並べてリンク召喚展開に繋げるなら、ぜひ採用したいカードです。
遊戯王OCG ヒーローアライブ ノーマルパラレル 20AP-JP082-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE]
回し方②:カードが揃ったら《ダーク・フュージョン》
【E-HERO】デッキでは、リンク召喚や他の「HERO」融合モンスターを展開し、《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合召喚で一気に勝負を決めましょう。
「HERO」のサーチ能力や展開力を最大限活かしましょう。
《E-HERO マリシャス・ベイン》を融合召喚するだけなら比較的簡単にカードは揃います。
「E-HERO」のメインの展開に必要なカードの効果を簡単にまとめました。
◆ 「E-HERO」のメイン展開に必要なカード
- 《E-HERO シニスター・ネクロム》(効果モンスター/星5/闇属性/悪魔族/攻1600/守1800)
…効果の概要:墓地の自身を除外して、手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する - 《ダーク・フュージョン》(通常魔法)
…効果の概要:手札・フィールドから融合素材モンスターを墓地に送って悪魔族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手のカードの効果の対象にならない - 《ダーク・コーリング》(通常魔法)
…効果の概要:手札・墓地から融合素材モンスターを除外して、「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する
次は「E-HERO」のメインの展開に必要なカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《E-HERO シニスター・ネクロム》《ダーク・フュージョン》《ダーク・コーリング》の3枚です。
《E-HERO シニスター・ネクロム》
星5/闇属性/悪魔族/攻1600/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の
「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
《E-HERO シニスター・ネクロム》は、墓地から除外することで、手札・デッキから「E-HERO」モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
特殊召喚先の候補としては、《E-HEROマリシャスエッジ》がおすすめです。
《D-HEROディアボリックガイ》と似た効果を持っていますが、《E-HERO シニスター・ネクロム》は、手札からも「E-HERO」モンスターを特殊召喚できるので、出したいモンスターを引いてしまった場合でも問題ありません。
また、《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合素材である「「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスター」のどちらの条件も満たしているのがポイントです。
このように【E-HERO】では、《E-HERO シニスター・ネクロム》をどうやって墓地に送るかが重要となってきます。
手札コストが必要なカードをセットで採用してみるとよいでしょう。
《ダーク・フュージョン》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、
悪魔族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手のカードの効果の対象にならない。
《ダーク・フュージョン》は、「E-HERO」の融合魔法カードです。
追加効果として、《ダーク・フュージョン》で融合召喚したモンスターはそのターン相手のカードの効果の対象にならなくなります。
《E-HERO アダスター・ゴールド》でサーチ可能になったので使いやすくなりまいした。
《ダーク・コーリング》
通常魔法
自分の手札・墓地から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる
その融合モンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する。
《ダーク・コーリング》は、墓地のモンスターを除外することで融合召喚できる魔法カードです。
リンク素材として墓地に送られたモンスターを融合素材にするのもよいでしょう。
《ダーク・フュージョン》で出した《E-HERO マリシャス・ベイン》が処理されたとしても、再び融合素材として使ったモンスターを除外して融合召喚できます。
【E-HERO】デッキの融合召喚の手札消費の激しさを抑えられます。
回し方③:《E-HERO マリシャス・ベイン》で勝負を決める
【E-HERO】デッキでは、最終的には《E-HERO マリシャス・ベイン》の効果を使ってモンスターを一掃します。
相手がモンスターを並べてくれれば有利になるので、後攻に特化した構築にしてもいいかもしれません。
次に、「E-HERO」の最終モンスター・最終盤面のカードを簡単にまとめました。
◆ 「E-HERO」(最終モンスター・最終盤面)のカード
- 《E-HERO マリシャス・ベイン》(融合・効果モンスター/星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000)
…効果の概要:このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、このカードの攻撃力は破壊したモンスターの数×200アップする。戦闘・効果では破壊されない - 《X・HERO クロスガイ》(リンク・効果モンスターリンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】戦士族モンスター2体)
…効果の概要:リンク召喚成功時、墓地の「D- HERO」を特殊召喚。「D-HERO」モンスター1体をリリースして、リリースしたモンスターとカード名が異なる「HERO」モンスター1体をサーチ - 《E・HERO エクスリダオ》(融合・効果モンスター/星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000)
…効果の概要:攻撃力は、自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップ
【E-HERO】の回し方の最後に、(最終モンスター・最終盤面)のカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《E-HERO マリシャス・ベイン》《X・HEROクロスガイ》《E・HEROエクスリダオ》の3枚です。
《E-HERO マリシャス・ベイン》
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
このカードの攻撃力は破壊したモンスターの数×200アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターでしか攻撃宣言できない。
《E-HERO マリシャス・ベイン》は、「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスターで融合召喚できる融合モンスターです。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持っています。
相手がモンスターを並べきったところで融合召喚し、一気にライフを奪いましょう。
戦闘・効果では破壊されず、《ダーク・フュージョン》で融合召喚した場合はそのターン対象に取られなくなるため、効果は通しやすいです。
《X・HEROクロスガイ》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
このカードの効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、
自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターとカード名が異なる「HERO」モンスター1体をデッキから手札に加える。
《X・HEROクロスガイ》は、戦士族モンスター2体でリンク召喚できるサーチ効果を持つリンク2モンスターです。
リンク召喚成功時に、墓地の「D-HERO」モンスターを特殊召喚でき、フィールドの「D-HERO」をリリースすることで、「HERO」モンスターをサーチできます。
「D-HERO」モンスターを採用する必要があるものの、「HERO」モンスターのサーチは強力です。
この効果で融合素材にしたい《E-HERO シニスター・ネクロム》《E-HERO アダスター・ゴールド》に繋げていきましょう。
《E・HEROエスクリダオ》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000
「E・HERO」と名のついたモンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
《E・HEROエスクリダオ》は、「E・HERO」モンスターと闇属性モンスターの2体で融合召喚できる融合モンスターです。
効果は攻撃力アップと地味なものの、【E-HERO】デッキでは出しやすいです。
「E-HERO」融合モンスターは《E-HERO マリシャス・ベイン》以外はクセの強いものが多いので、リンク先に空きがある場合は《E・HEROエスクリダオ》を展開するのがおすすめです。
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【E-HERO】デッキの強化/改造方法
最後に、【E-HERO(イービルヒーロー)】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【E-HERO】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマす。
◆ おすすめ強化カード
- 《V・HEROファリス》
…相性の良いポイント:手札を捨てることで《D-HEROディアボリックガイ》や《E-HERO シニスター・ネクロム》の効果が使いやすくなる - 《E・HEROオネスティ・ネオス》
…相性の良いポイント:ワンキルを狙うのに役立つ。《E-HERO マリシャス・ベイン》の効果とも相性が良い - 《超融合》
…相性の良いポイント:相手のレベル5以上のモンスターを素材にできる。チェーン不可も強い - 《マスクチェンジ》
…相性の良いポイント:《M・HEROダークロウ》に繋げられるため - 《フュージョン・デステニー》
…相性の良いポイント:「D-HERO」を複数採用する必要があるが、墓地肥やし、展開に非常に便利
◆ 相性の良いテーマ
- 「E・HERO」
…相性の良いポイント:「E・HERO」は優秀な「HERO」サポートカードが多いので使わない手はない - 「D-HERO」
…相性の良いポイント:専用融合の《フュージョン・デステニー》がとにかく強力。《D-HEROディアボリックガイ》も強い - 「V・HERO」
…相性の良いポイント:《V・HEROファリス》によって手札を捨てれるのが強い
相性の良いおすすめ強化カード
《V・HEROファリス》
効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻1600/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「HERO」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「V・HERO ファリス」以外の「V・HERO」モンスター1体を選び、
永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
《V・HEROファリス》は、手札の「HERO」モンスターを捨てることで特殊召喚できるモンスターです。
《E-HERO シニスター・ネクロム》や《D-HEROディアボリックガイ》を墓地に送りながら展開ができます。
レベルが5なので《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合素材になれるのも優秀です。
《E・HEROオネスティ・ネオス》
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から捨て、フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで2500アップする。
(2):手札から「HERO」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、捨てたモンスターの攻撃力分アップする。
《E・HEROオネスティ・ネオス》は、手札から捨てることによって、「HERO」モンスターの攻撃力を2500アップできるモンスターです。
《E-HERO マリシャス・ベイン》によって相手のフィールドを空にして総攻撃をする際、《E・HEROオネスティ・ネオス》があれば相手のライフを削り切りやすくなります。
また《E・HEROオネスティ・ネオス》もレベルが7なので、いざという時に《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合素材にできます。
《超融合》
速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
《超融合》は、相手フィールドのモンスターを融合素材にできる速攻魔法の融合カードです。
《覇王城》を発動しておけば、《超融合》で相手のレベル5以上のモンスターを素材にしつつ融合召喚ができます。
《E-HERO マリシャス・ベイン》の効果で破壊できない、耐性持ちのモンスターを素材にできるとベストです。
遊戯王 20TH-JPC91 超融合 (日本語版 ウルトラレア) 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION
《マスク・チェンジ》
速攻魔法
(1):自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
《マスク・チェンジ》は、「HERO」モンスターを墓地に送って、同じ属性の「M・HERO」モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する魔法カードです。
闇属性の《M・HEROダークロウ》の効果が非常に強力です。
素材にする闇属性モンスター《E・HEROシャドーミスト》のサーチ効果が優秀なので、セットで採用したいです。
《フュージョン・デステニー》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・デッキから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「D-HERO」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は闇属性の「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
《フュージョン・デステニー》は、「D-HERO」専用のデッキ融合ができる魔法カードです。
「D-HERO」モンスターを複数採用する必要はありますが、《D-HEROディアボリックガイ》を墓地に送りつつ展開がでます。
デメリットで闇属性の「HERO」モンスターしか特殊召喚できなくなる効果も、【E-HERO】デッキなら気になりません。
相性の良いおすすめテーマ
「E・HERO」
「E・HERO」は、「ザ・ロスト・ミレニアム」でカテゴリ化されたテーマで、戦士族の融合召喚テーマです。
「HERO」サポートカードが豊富に存在するので、採用しない理由がないくらいです。
◆ 【E・HERO】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【HERO(ヒーロー)デッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも
「D-HERO」
「D-HERO」は、「エネミー・オブ・ジャスティス」でカテゴリ化されたテーマで、闇属性・戦士族の融合召喚テーマです。
《D-HEROディアボリックガイ》《フュージョン・デステニー》《X・HEROクロスガイ》など強力なカードが多く、「E-HERO」の展開力が上がります。
特に、《D-HEROディアボリックガイ》は相性が良いのでおすすめです。
◆ 【D-HERO】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【D‐HEROデッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
「V・HERO」
「V・HERO」は、「コレクションパック 革命の決闘者編」でカテゴリ化されたテーマで、モンスターを魔法・罠ゾーンに置く動きが特徴的です。
《V・HEROヴァイオン》が優秀なのはもちろん、手札を捨てながら展開できる《V・HEROファリス》は、墓地で効果を発揮する《E-HERO シニスター・ネクロム》と相性が良いです。
◆ 【V・HERO】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【V・HERO(ヴィジョンヒーロー)デッキ】デッキレシピ,カード効果11枚まとめ | 回し方,相性の良いカードも
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まとめ:【E-HERO】デッキは、後攻でも強い融合召喚テーマ!
今回は、「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」で強化された【E-HERO(イービルヒーロー)】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
【E-HERO】は種類が少なく、新たな動きができるテーマというよりは、既存の融合軸【HERO】デッキの強化といった印象を受けました。
ダークヒーローの見た目が好きな方にはたまらないデザインですよね。人気も高そうです。
気になる方は、ぜひ「E-HERO」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。
◆ 「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」収録テーマ
⇒ 【ウィジャ盤(バクラ)デッキ】カード効果11枚まとめ | デッキレシピ,回し方,相性の良いカードも
⇒ 【地縛神(じばくしん)デッキ】カード効果22枚まとめ | デッキレシピ,回し方,相性の良いカードも
⇒ 【ギミック・パペット デッキ】カード効果23枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
⇒ 【捕食植物(プレデタープランツ)デッキ】カード効果26枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも