【ドラグニティ】デッキは、風属性と鳥獣族/ドラゴン族で統一されたシンクロ召喚のデッキです。
元々は「デェエルターミナル -疾風のドラグニティ!!」で登場したカテゴリでしたが、「サイバネティック・ホライゾン」にて新規カードが登場し、大会で優勝するほど強力なデッキとなりました。
さて、強力なカードが追加された【ドラグニティ】デッキですが、どのようにデッキを構築すれば強いデッキが組めるのでしょうか。
そこで今回は、大会で優勝した【ドラグニティ】デッキのデッキレシピを紹介し、「ドラグニティ」各カードの役割、組み合わせる相性の良いカード、シンクロ召喚の展開などについて解説・考察をしていきます。
皆様の【ドラグニティ】デッキ構築の参考になれば幸いです。
◆ 【ドラグニティ】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【ドラグニティデッキ 徹底考察】デッキレシピ, 回し方, 相性の良いカードまとめ!
「サイバネティック・ホライゾン」収録テーマ 大会優勝デッキレシピ | ||
---|---|---|
パラディオン | ルイン/デミス | サイバー・ドラゴン |
スポンサーリンク
【ドラグニティ】大会優勝デッキレシピ
まず、大会優勝した【ドラグニティ】デッキのデッキレシピはこちらです。
「ドラグニティ」カードを多数採用した、純構築の【ドラグニティ】デッキです。シンクロ召喚をサポートするため、「ドラグニティ」以外のチューナーを採用しているのが特徴的です。
【メインデッキ】(40枚)
◆モンスター(24枚)
- 《ドラグニティ-セナート》3
- 《ドラグニティ-ドゥクス》3
- 《ドラグニティアームズ-ミスティル》3
- 《ドラグニティ-ファランクス》3
- 《ドラグニティ-クーゼ》3
- 《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》2
- 《ドラグニティ-ミリトゥム》1
- 《エフェクト・ヴェーラー》2
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《BF- 精鋭のゼピュロス》1
- 《BF-隠れ蓑のスチーム》1
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》1
◆魔法(15枚)
- 《竜の渓谷》3
- 《ドラグニティの神槍》3
- 《ツインツイスター》2
- 《ブラック・ホール》1
- 《テラ・フォーミング》1
- 《調和の宝札》1
- 《ソウル・チャージ》1
- 《貪欲な壺》1
- 《ハーピィの羽箒》1
- 《死者蘇生》1
◆罠(1枚)
- 《王魂調和》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《天球の聖刻印》2
- 《聖刻龍王-アトゥムス》1
- 《セイクリッド・トレミスM7》1
- 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》1
- 《スターダスト・ドラゴン》1
- 《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《ドラグニティナイト-ハールーン》1
- 《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》2
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》2
- 《ドラグニティナイト-バルーチャ》1
- 《ドラグニティナイト-アスカロン》2
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ドラグニティ-ミリトゥム》1
- 《ドラグニティ-レギオン》2
- 《エネミー・コントローラー》1
- 《スタンピング・クラッシュ》1
- 《サイクロン》1
- 《禁じられた聖杯》1
- 《ブラック・ホール》1
- 《聖なるバリア-ミラーフォース-》1
- 《シャドー・インパルス》1
- 《魔宮の賄賂》1
- 《スターライト・ロード》1
- 《神の宣告》1
- 《集いし願い》1
- 《王宮のお触れ》1
https://twitter.com/CARDBOX_T/status/997441590988701696
【ドラグニティ】大会優勝デッキ解説・考察
それでは、大会で優勝を果たした【ドラグニティ】デッキについて解説・考察していきます。
メインデッキに採用された「ドラグニティ」カードの使い方、相性の良いカード、強力なシンクロモンスターなどについて触れています。
採用された「ドラグニティ」カード
大会優勝した【ドラグニティ】デッキでは、「ドラグニティ」デッキの展開の軸となるモンスターが複数枚採用されています。
起点となるカードが多いため、展開を止められて動けないという事故を最小限に抑えることができます。
主に、「ドラグニティ」モンスターを装備できる《ドラグニティ-ドゥクス》《ドラグニティ-セナート》からシンクロ召喚の展開につなげていきます。
《ドラグニティ-ドゥクス》
《ドラグニティ-ドゥクス》は、召喚成功時に、墓地のレベル3以下の「ドラグニティ」モンスターを自身に装備できるモンスターです。
《ドラグニティ-ドゥクス》から展開する場合は、《竜の渓谷》《調和の宝札》などで、あらかじめ墓地に「ドラグニティ」モンスターを送っておく必要があります。
《ドラグニティ-セナート》
《ドラグニティ-セナート》は、1ターンに1度手札から「ドラグニティ」カードを墓地に送り、デッキからチューナーの「ドラグニティ」モンスターを自身に装備できるモンスターです。
コストとして手札から「ドラグニティ」カードを捨てる必要がありますが、《ドラグニティナイト-バルーチャ》《ドラグニティナイト-アスカロン》など、墓地の「ドラグニティ」モンスターの数が必要になるため、払ったコストも無駄にはなりません。
《ドラグニティ-ドゥクス》《ドラグニティ-セナート》で装備したいモンスターは、《ドラグニティ-ファランクス》《ドラグニティ-クーゼ》です。
これら2体は、装備状態からフィールドに特殊召喚できるため、さらなる展開に繋げれられます。
《ドラグニティ-ファランクス》
《ドラグニティ-ファランクス》は、装備カード扱いとなっている状態から特殊召喚ができる「ドラグニティ」チューナーです。
1ターンに1度ではあるものの、名称指定のターン制限はありません。
自身の効果で一度特殊召喚し、シンクロ素材などで墓地に送られた後、再度墓地から装備されることで、もう一度特殊召喚を行えます。
《ドラグニティ-クーゼ》
《ドラグニティ-クーゼ》は、《ドラグニティ-ファランクス》同様に装備カード状態から特殊召喚できる「ドラグニティ」チューナーです。
自身をシンクロ素材とする場合、レベル4として扱うこともできます。
高レベルの《ドラグニティナイト-バルーチャ》《ドラグニティナイト-アスカロン》をシンクロ召喚するためには、《ドラグニティ-クーゼ》を使うと良いでしょう。
ただし、シンクロ素材とする場合、「ドラグニティ」Sモンスターのシンクロ素材にしかできません。
その他、【ドラグニティ】デッキを回す上で重要なカードに、《ドラグニティアームズ-ミスティル》《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》《ドラグニティ-ミリトゥム》《ドラグニティの神槍》があります。
引き続き、1枚ずつ効果や使い方などを解説していきます。
《ドラグニティアームズ-ミスティル》
《ドラグニティアームズ-ミスティル》は、フィールドの表側表示の「ドラグニティ」モンスターを墓地に送ることで手札から特殊召喚できる、レベル6モンスターです。
特殊召喚成功時に、墓地の「ドラグニティ」ドラゴン族モンスターを装備する効果も持っています。
レベル6でもあるため、ランク6エクシーズ《聖刻龍王-アトゥムス》のエクシーズ素材としても活用できます。
《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》
《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》は、「ドラグニティ」カードを装備したモンスターを除外することで手札から特殊召喚でき、墓地のドラゴン族を装備できる、レベル8モンスターです。
「ドラグニティ」モンスターに限らずドラゴン族であれば装備でき、《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》が相手によって破壊された場合、装備モンスターを特殊召喚できます。
強力な「ドラグニティ」シンクロモンスターを装備しておけば、相手へのけん制にもなります。
ただ、「ドラグニティ」カードを装備しているモンスターが必要であることと、そのモンスターを除外してしまうことがデメリットではあります。
《ドラグニティ-ミリトゥム》
《ドラグニティ-ミリトゥム》は、魔法・罠カードゾーンの「ドラグニティ」モンスターを特殊召喚できるレベル4モンスターです。
レベル4のため、《ドラグニティ-ドゥクス》《ドラグニティ-セナート》の代用としてシンクロ素材にも使えます。
《ドラグニティの神槍》
装備魔法カードの《ドラグニティの神槍》は、装備した「ドラグニティ」モンスターに罠カードの耐性を持たせ、攻撃力をアップします。
罠耐性を持たせることで、「ドラグニティ」モンスターを守りながら展開していくことができますね。
以上が、「ドラグニティ」カードの基本的な解説でした。
ちなみに、【ドラグニティ】デッキのその他カードや、回し方・相性の良いカードなどは、「【ドラグニティデッキ 徹底考察】デッキレシピ, 回し方, 相性の良いカードまとめ!」という記事にまとめています。
【ドラグニティ】デッキについてもっと知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
「ドラグニティ」と相性の良いカード
次は、大会優勝した【ドラグニティ】デッキに採用された相性の良いカードを紹介していきます。
《BF- 精鋭のゼピュロス》《天球の聖刻印》《聖刻龍王-アトゥムス》の3枚です。
《BF-精鋭のゼピュロス》
《BF-精鋭のゼピュロス》は、自分フィールドの表側表示のカードを手札に戻すことで、墓地から特殊召喚できるモンスターです。
鳥獣族・レベル4であるため、《ドラグニティ-ドゥクス》《ドラグニティーセナート》の代わりにシンクロ素材として扱えます。
手札にきてしまった場合は、《竜の渓谷》の手札コストなどで墓地に送ってしましょう。
《天球の聖刻印》
《天球の聖刻印》は、ドラゴン族2体でリンク召喚できるリンク2モンスターで、フィールドのカードを手札に戻す効果と、デッキからドラゴン族を特殊召喚する効果を持っています。
「ドラグニティ」モンスターは鳥獣族/ドラゴン族で構成されているため、リンク召喚しやすいリンクモンスターと言えます。
リンクマーカーが自分側に2つ向いているため、《ドラグニティナイト-アスカロン》を始めとする、強力なシンクロモンスターを複数体並べることができます。
遊戯王 / 天球の聖刻印(ウルトラ) / LVP1-JP031 / LINK VRAINS PACK(リンク・ヴレインズ・パック)
ちなみに、大会優勝した【ドラグニティ】デッキでは《亡龍の戦慄-デストルドー》が採用されていました。
《亡龍の戦慄-デストルドー》は墓地から特殊召喚しやすく、《天球の聖刻印》のリンク素材にも使用出来ます。
《聖刻龍王-アトゥムス》
《聖刻龍王-アトゥムス》は、ドラゴン族レベル6モンスター2体でエクシーズ召喚できるランク6エクシーズで、デッキからドラゴン族を特殊召喚する効果を持っています。
「ドラグニティ」シンクロモンスターはレベル6モンスターが多く、レベル6の《ドラグニティアームズ-ミスティル》と合わせて、比較的ランク6エクシーズは特殊召喚しやすいです。
《聖刻龍王-アトゥムス》によって《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚すれば、さらなる展開へ繋げられます。
ただ、特殊召喚した《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の攻撃力は0になってしまいます。
そこで、《BF- 精鋭のゼピュロス》などで手札に戻し、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚し直しても良いでしょう。
効果を発動した《聖刻龍王-アトゥムス》は攻撃できませんので、《聖刻龍王-アトゥムス》を除外し、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚すれば、無駄がありません。
シンクロモンスターで制圧
現環境での【ドラグニティ】デッキでは、新規カードの《ドラグニティナイト-アスカロン》の効果によって相手モンスターを除去し、制圧していくことが理想的です。
シンクロ素材として墓地に「ドラグニティ」モンスターを大量に送っておくことで、《ドラグニティナイト-アスカロン》の効果を使いやすくなります。
《ドラグニティナイト-アスカロン》は、自分の墓地の「ドラグニティ」モンスターを除外することで、相手フィールドのモンスターを1体除外する効果を持っています。
この効果はターン制限がないため、墓地に「ドラグニティ」モンスターがあるほど強力です。
大会優勝した【ドラグニティ】デッキでは、「ドラグニティ」モンスター以外のシンクロモンスターの採用も見られます。
レベル6シンクロモンスターの《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》を経由することで、《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》などレベル8シンクロモンスターにつなげることができます。
《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》は、シンクロ召喚成功時に墓地のレベル3以下の「ドラグニティ」モンスターを装備できるレベル6シンクロモンスターです。
この効果で《ドラグニティ-ファランクス》や《ドラグニティ-クーゼ》を装備すれば、レベル8シンクロモンスターにつなげられます。
また、今回優勝した【ドラグニティ 】デッキでは、《王魂調和》などのシンクロモンスターを特殊召喚するカードも採用されていました。
シンクロモンスターの展開のしやすさが、【ドラグニティ】デッキのカギとなりそうですね。
遊戯王の最新情報を「きりぶろLINE」で毎朝配信中です。 自分で情報を調べる必要がないので、とってもラクチンですよ。
今だけ参加特典として、きりぶろLINE限定情報をプレゼント中。 すでに6,000人以上のデュエリストが参加しています。
スポンサーリンク
まとめ
今回は、大会で優勝した【ドラグニティ】デッキを紹介し、「ドラグニティ」カードの使い方、相性の良いカード、シンクロ召喚の展開などについて解説・考察しました。
「ドラグニティ」は新パックで強化されたこともあり、再び活躍する機会が増えています。
シンクロ召喚だけでなく、リンク召喚にも対応しているため、今後様々な面で応用が利きそうですね。
引き続き、遊戯王の環境情報として、最新テーマの優勝デッキについて記事にしていきます。
◆ 【ドラグニティ】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【ドラグニティデッキ 徹底考察】デッキレシピ, 回し方, 相性の良いカードまとめ!
「サイバネティック・ホライゾン」収録テーマ 大会優勝デッキレシピ | ||
---|---|---|
パラディオン | ルイン/デミス | サイバー・ドラゴン |