【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】デッキは、「サイバネティック・レボリューション」で登場し、「ストラクチャーデッキ 機光竜襲雷」で大幅強化された、光属性・機械族の融合テーマデッキです。
アニメ遊戯王GXの丸藤亮(ヘルカイザー亮)が使うことで有名で、複数回攻撃可能な融合モンスターによるワンターンキルを得意としています。
登場当初は融合召喚を主軸としたデッキでしたが、エクシーズ・リンクモンスターも追加され、最新パック「サイバネティック・ホライゾン」「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編3」では、新規モンスター・魔法・罠が収録されました。
新規カードが追加された【サイバー・ドラゴン】ですが、どのようにデッキを構築すれば良いのでしょうか。
このページでは、大会で優勝した【サイバー・ドラゴン】デッキのデッキレシピ・採用カードを紹介し、動かし方・回し方について解説・考察していきます。
【サイバー・ドラゴン】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
◆【サイバー・ドラゴン】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【遊戯王】『閃刀姫サイバードラゴン』デッキ: 大会優勝デッキレシピ,採用カード考察!
もくじ
スポンサーリンク
【サイバー・ドラゴン】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ(2019年1月環境)
2019年1月環境での【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】大会優勝/入賞デッキレシピ
◆ 2019年7月環境
- ホビーステーション名駅店@ポケカはじめました!
- アットトレカ 西川口東口店
- カードラボ八王子店
- ランスロッド杯3位
- はっちcs × 駿河屋杯 in駿河屋高槻トレカ館 2位
- TSUTAYA和泉26号線店 トレカ
- ネオ
◆ 2019年4月環境
2019年7月環境で大会優勝したデッキについては、「【遊戯王 2019年10月環境】最強デッキランキング: 大会優勝デッキレシピ500個以上まとめ」という記事にまとめています。
「遊戯王の環境が知りたい」「強いデッキを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【サイバー・ドラゴン】大会優勝デッキレシピ①
大会優勝した【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】デッキのデッキレシピ1つ目はこちらです。
「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編3」で登場した《サイバーロード・フュージョン》を採用しています。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(26枚)
- 《サイバー・ドラゴン》3
- 《サイバー・ドラゴン・コア》3
- 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》3
- 《壊星壊獣ジズキエル》1
- 《銀河戦士》3
- 《ジェット・シンクロン》3
- 《サイバー・エルタニン》1
- 《グローアップ・バルブ》1
- 《幻獣機オライオン》1
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》2
- 《幽鬼うさぎ》1
- 《エフェクト・ヴェーラー》1
◆ 魔法(14枚)
- 《機械複製術》3
- 《リミッター解除》1
- 《パワー・ボンド》2
- 《オーバーロード・フュージョン》1
- 《サイバーロード・フュージョン》1
- 《エマージェンシー・サイバー》1
- 《サイバー・レヴシステム》1
- 《サイバー・リペア・プラント》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《ツインツイスター》1
◆ 罠(1枚)
- 《無限泡影》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》1
- 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》1
- 《サイバー・ツイン・ドラゴン》1
- 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》1
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》2
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》2
- 《トロイメア・グリフォン》
- 《トロイメア・ゴブリン》
- 《トロイメア・フェニックス》
- 《サモン・ソーサレス》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》1
- 《リンクリボー》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《電光-雪花-》2
- 《ドロール&ロックバード》2
- 《エフェクト・ヴェーラー》1
- 《ツインツイスター》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《ブラック・ホール》1
- 《醒めない悪夢》1
- 《次元障壁》1
- 《レッド・リブート》2
- 《神の通告》2
- 《サイバネティック・オーバーフロー》1
https://twitter.com/cardoh_namba/status/1005388161046810625
【サイバー・ドラゴン】大会優勝デッキレシピ②
大会優勝した【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】デッキのデッキレシピ2つ目はこちらです。
「サイバネティック・ホライゾン」で登場した「サイバー・ドラゴン」新規カードを採用しています。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(21枚)
- 《サイバー・ドラゴン》3
- 《サイバー・ドラゴン・フィーア》2
- 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》3
- 《サイバー・ドラゴン・ドライ》2
- 《サイバー・ドラゴン・コア》3
- 《銀河戦士》3
- 《灰流うらら》2
- 《増殖するG》3
◆ 魔法(16枚)
- 《サイバー・レヴシステム》3
- 《サイバー・リペア・プラント》2
- 《機械複製術》3
- 《オーバーロード・フュージョン》1
- 《パワー・ボンド》3
- 《リミッター解除》1
- 《死者蘇生》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
◆ 罠(3枚)
- 《サイバネティック・オーバーフロー》1
- 《無限泡影》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》2
- 《キメラテック・オーバー・ドラゴン》1
- 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》1
- 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》1
- 《サイバー・エンド・ドラゴン》1
- 《サイバー・ツイン・ドラゴン》1
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》1
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》1
- 《セイクリッド・プレアデス》1
- 《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》2
- 《リンクリボー》1
- 《サモン・ソーサレス》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(0枚)
- 不明
【#遊戯王】
本日の非公認大会の優勝は『名取』様の[サイバー流]になります!おめでとうございます!!
優勝コメント「俺は勝利をリスペクトする!!」昨日発売の最新弾で強化された《サイバー・ドラゴン》デッキが早速優勝!! pic.twitter.com/w66tJ1PaPT
— カードキングダム川口駅前店 (@ckkawaguchist) April 15, 2018
※カードキングダム川口駅前店 非公認大会 個人戦 4月15日(日)
大会優勝デッキレシピ考察
それでは、大会優勝した【サイバー・ドラゴン(サイドラ)】デッキのデッキレシピの解説・考察をしていきます。
デッキ構築としては、混じりけのほとんどない、純構築の【サイバー・ドラゴン】デッキとなっています。
リンク召喚が主流の中、エクストラデッキの大半を融合モンスターが占めているのもポイントです。
さっそくですが、【サイバー・ドラゴン】デッキがどのように展開していくのか、詳しく見ていきましょう。
「サイバー・ドラゴン」のカード解説・デッキの回し方・強化方法・対策カードなどは、「【サイバー・ドラゴンデッキ 徹底考察】デッキレシピ, 回し方, 強化,対策方法まとめ!」という記事でまとめています。
【サイバー・ドラゴン】デッキについてもっと知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
採用されている「サイバー・ドラゴン」カード
まず、大会優勝した【サイバー・ドラゴン】デッキで採用されている、「サイバー・ドラゴン」関連カードの効果概要をまとめて紹介します。
◆ 「サイバー・ドラゴン」モンスター
- 《サイバー・ドラゴン・コア》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。召喚に成功した場合、「サイバー」魔法・罠カードor「サイバネティック」魔法・罠カード1枚をサーチ。相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、墓地の自身を除外し、「サイバー・ドラゴン」モンスター1体をリクルート。 - 《サイバー・ドラゴン・ドライ》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。召喚成功時、自分フィールドの《サイバー・ドラゴン》のレベルを5に変更可能。自身が除外された場合、自分フィールド上の《サイバー・ドラゴン》1体に破壊耐性付与。 - 《サイバー・ドラゴン・フィーア》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。《サイバー・ドラゴン》の召喚・特殊召喚に成功した場合、自身を手札から守備表示で特殊召喚。自分の《サイバー・ドラゴン》の攻・守を500アップ。 - 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。特殊召喚に成功した場合、レベル5にできる。自身が墓地へ送られた場合、デッキ・墓地から自身以外の《サイバー・ドラゴン》1体を手札に加える。
◆ 「サイバー・ドラゴン」融合モンスター
- 《サイバー・エンド・ドラゴン》
…3体融合。相手に貫通ダメージ。 - 《サイバー・ツイン・ドラゴン》
…2体融合。2回攻撃可能。 - 《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》
…自分・相手フィールドの「サイバー・ドラゴン」モンスターとモンスターゾーンのモンスター1体以上を墓地へ送った場合、エクストラデッキから特殊召喚可能。元々の攻撃力は、融合素材の数×1200になる。 - 《キメラテック・オーバー・ドラゴン》
…融合召喚に成功した場合、自身以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る。元々の攻撃力・守備力は、融合素材の数×800ポイントになる。融合素材の数だけモンスターを攻撃可能。 - 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》
…自分・相手フィールドの《サイバー・ドラゴン》と機械族モンスター1体以上を墓地へ送った場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚可能。攻撃力は、このカードの融合素材の数×1000になる。 - 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》
…融合召喚成功時、融合素材の数まで魔法・罠カードを破壊。デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送り、その数まで攻撃可能。
◆ 「サイバー・ドラゴン」エクシーズモンスター
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》
…エクシーズ素材を1つ使い、墓地の《サイバー・ドラゴン》1体を蘇生。自分の手札・フィールド上の《サイバー・ドラゴン》1体を除外し、自身の攻撃力を2100ポイントアップ。自身が相手の効果によって墓地へ送られた場合、機械族の融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚。 - 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》
…《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の上に重ねてエクシーズ召喚が可能。攻撃力は、自身のエクシーズ素材の数×200アップ。フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を自身のエクシーズ素材にできる。エクシーズ素材を1つ取り除き、カードの効果発動を無効破壊。
◆ 「サイバー・ドラゴン」リンクモンスター
- 《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。自身が攻撃宣言をしていないバトルフェイズに、自分の攻撃力2100以上の機械族モンスター1体の攻・守をターン終了時まで2100アップ
◆ 「サイバー」魔法・罠
- 《サイバー・リペアプラント》 通常魔法
…機械族・光属性モンスター1体のサーチor墓地の機械族・光属性モンスター1体のデッキバウンス。 - 《サイバー・レヴシステム》 通常魔法
…手札・墓地の「サイバー・ドラゴン」特殊召喚、そのモンスターは効果で破壊されない。 - 《サイバネティック・オーバーフロー》通常罠
…手札・墓地・フィールドの《サイバー・ドラゴン》を除外し、その数だけ相手のカードを選んで破壊。フィールドの自身が効果で破壊された場合、「サイバー」または「サイバネティック」魔法・罠カード1枚をサーチ。
「サイバー・ドラゴン」の融合召喚
【サイバー・ドラゴン】デッキは、《サイバー・ドラゴン》を素材とする融合モンスターを融合召喚し、高打点で圧倒していく戦法をとります。
《サイバー・エンド・ドラゴン》は貫通ダメージ、《サイバー・ツイン・ドラゴン》2回攻撃可能と元々優秀な効果を持っています。
さらに、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》は、融合召喚時フィールドの魔法・罠カードを破壊でき、3回攻撃も可能です。
より一層強力にするべく、大会優勝した【サイバー・ドラゴン】デッキでは特殊な融合カードが採用されています。
《パワー・ボンド》は、機械族融合モンスターを融合召喚し、攻撃力をその元々の攻撃力分強化する効果を持っています。
発動ターンのエンドフェイズ時、強化した数値分ダメージを受ける諸刃の剣ですが、《サイバー・エンド・ドラゴン》を融合召喚すれば、攻撃力8000の爆発的な打点を生み出せます。
使い方次第では、ワンキルできるほどの上昇値です。
単純に融合召喚しては手札コストの消費が激しいため、新規カードの《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》が役立ちます。
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》は、墓地へ送られた場合、デッキ・墓地から自身以外の《サイバー・ドラゴン》1体を手札に加える効果を持ちます。
もちろん、融合素材として墓地に送られた場合でも発動でき、手札の減少を抑えます。
《キメラテック・ランページ・ドラゴン》の効果でデッキから墓地に送ることでも、手札に加える効果が発動できます。
墓地に《サイバー・ドラゴン》を肥やすうえでも重要なカードとなります。
墓地へ送った大量の《サイバー・ドラゴン》は、《オーバーロード・フュージョン》で《キメラテック・オーバー・ドラゴン》の融合召喚につなげられます。
《オーバーロード・フュージョン》は、フィールド・墓地のモンスターを除外し、闇属性・機械族融合モンスターを融合召喚する魔法カードです。
アドバンテージを失わず融合召喚でき、中盤以降非常に強力です。
また、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》や《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》のように、フィールドの《サイバー・ドラゴン》を素材に融合召喚できるカードも採用されています。
「サイバー・ドラゴン」下級モンスターの多くは、カード名を《サイバー・ドラゴン》として扱う効果を持つため、素材不足の心配はないでしょう。
《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の登場により、エクストラリンクされた状態でも、《サイバー・ドラゴン》1体から逆転が可能になっています。
エクシーズ・リンク召喚も駆使
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》は、フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を自身のエクシーズ素材にでき、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、カードの効果発動を無効破壊できるランク6エクシーズです。
レベル5機械族2体でエクシーズ召喚できる《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の上に、重ねてエクシーズ召喚できます。
大会優勝した【サイバー・ドラゴン】デッキでは、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の特殊召喚を容易に行うためのカードの採用がみられます。
まず《銀河戦士》は、手札の光属性モンスターを墓地へ送ることで、自身を手札から特殊召喚できるレベル5機械族モンスターです。
《サイバー・ドラゴン》と共に並べるだけで、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》から《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》が簡単にエクシーズ召喚できます。
また《銀河戦士》の特殊召喚成功時に、「ギャラクシー」モンスターをサーチでき、もう1体《銀河戦士》を加えることが可能です。
《機械複製術》は、攻撃力500以下の機械族と同名モンスターを2体までリクルートする通常魔法カードです。
《サイバー・ドラゴン》として扱う《サイバー・ドラゴン・コア》《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を対象にすることで、デッキから《サイバー・ドラゴン》を2体特殊召喚できます。
また、新規リンクモンスターの《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》は、《サイバー・ドラゴン》を含む機械族モンスター2体でリンク召喚でき、機械族モンスターの攻撃力を2100アップする効果を持ちます。
自身に効果を使えば4200打点として活躍できますし、そのほかの「サイバー・ドラゴン」を強化しワンターンキルを狙うことも可能です。
スポンサーリンク
【サイバー・ドラゴン】大会ベスト4 デッキレシピ
大会ベスト4になった【サイバー・ドラゴン】デッキのデッキレシピはこちらです。
「サイバネティック・ホライゾン」で新規カードが登場する以前のデッキレシピです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(26枚)
- 《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》2
- 《壊星壊獣ジズキエル》3
- 《サイバー・エルタニン》1
- 《銀河戦士》3
- 《サイバー・ドラゴン》3
- 《トゥーン・サイバー・ドラゴン》1
- 《サイバー・ドラゴン・ドライ》3
- 《サイバー・ドラゴン・コア》3
- 《灰流うらら》3
- 《幽鬼うさぎ》2
- 《増殖するG》2
◆ 魔法(14枚)
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《げられた壊獣の眠り》1
- 《強欲で貪欲な壺》2
- 《簡易融合》3
- 《パワー・ボンド》3
- 《ブラック・ホール》2
- 《おろかな埋葬》1
- 《サイバー・リペア・プラント》1
◆ 罠(0枚)
- なし
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》2
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》2
- 《迅雷の騎士ガイアドラグーン》1
- 《No.61 ヴォルカザウルス》1
- 《PSYフレームロード・Ω》1
- 《リンクリボー》1
- 《アカシック・マジシャン》1
- 《サウザンド・アイズ・サクリファイス》1
- 《重装機甲パンツァードラゴン》2
- 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》1
- 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》1
- 《サイバー・ツイン・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《PSYフレームギア・γ》3
- 《PSYフレーム・ドライバー》1
- 《アーティファクトロンギヌス》3
- 《ツインツイスター》3
- 《拮抗勝負》2
- 《禁じられた星杯》3
OCS
使用 サイバードラゴン
スパイラル〇✕✕
スパイラル〇✕〇
スパイラル〇〇
決勝トナメ
魔術師〇✕〇
スパイラル〇〇
スパイラル〇✕✕個人4-2、ベスト4でした
とても疲れました...
対戦してくれた方々、ありがとうございました
サイドは参考にしないで下さい pic.twitter.com/wGvEXU2YNs— コダル (@kodal_YP) October 10, 2017
大会ベスト4デッキレシピ考察
それでは、大会ベスト4と入賞した【サイバー・ドラゴン】のデッキレシピ・採用カードを解説・考察していきます。
ポイントは以下の3つです。
- 《パワー・ボンド》で1本目を先取
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の出しやすさ
- 「壊獣」モンスターの選択と《サイバー・エルタニン》
それぞれ、解説していきます。
《パワー・ボンド》で1本目を先取
《パワー・ボンド》は、機械族モンスター専用の融合魔法です。
融合モンスターの攻撃力を2倍にして、自分はデメリットとして元々の攻撃力分のダメージを受けます。
昨今の融合テーマのようなアド回復効果は内蔵していませんが、一気に勝負を決めることができる、切り札的存在のカードです。
具体的には、《パワー・ボンド》+「サイバー・ドラゴン」モンスター2枚の計3枚が手札にあれば、《パワー・ボンド》で《キメラテック・ランページ・ドラゴン》を特殊召喚し、相手の伏せを2枚破壊しながら攻撃力4200の3回攻撃を行えます。
現環境トップの【SPYRAL】デッキでは、《神の宣告》《神の警告》《神の通告》《虚無空間》等の《パワー・ボンド》を止めるカードのほとんどがサイドデッキでの採用になっています。
制圧効果のあるモンスターは「壊獣」で処理し、《パワー・ボンド》での《キメラテック・ランページ・ドラゴン》が決まれば、マッチ1本目はほぼ決められるでしょう。
2本目以降は、相手のサイドデッキから投入される罠カード対策として、こちらのサイドデッキには《ツインツイスター》が採用されています。
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の出しやすさ
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》は、攻撃表示モンスターを吸収しエクシーズ素材にする効果と、モンスター・魔法・罠の効果を無効にできる強力な効果を持っています。
大会ベスト4の【サイバー・ドラゴン】デッキでは、《簡易融合》3枚と《銀河戦士》3枚採用されており、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》のエクシーズ召喚がかなり狙いやすい構成になっています。
また《サイバー・ドラゴン・ドライ》は、召喚成功時に自分フィールドの「サイバー・ドラゴンモンスター」全てをレベル5にする効果を持ち、エクシーズ素材としても優秀です。
4枚目の《サイバー・ドラゴン》として、《トゥーン・サイバー・ドラゴン》も採用されていますね。
これらにより、《パワー・ボンド》が引けない時でもエクシーズからの展開で戦うことができます。
「壊獣」モンスターの選択と《サイバー・エルタニン》
このデッキでは光属性の「壊獣」モンスター5体と、《妨げられた壊獣の眠り》が採用されています。
「壊獣」が光属性で統一されているのは、《サイバー・エルタニン》《銀河戦士》の特殊召喚のコストにできるからだと思います。
《サイバー・エルタニン》は、フィールド・墓地の光属性・機械族モンスターを全て除外して特殊召喚するモンスターで、除外した数×500ポイントの攻撃力になります。
さらに、特殊召喚成功時にフィールドの表側表示カードを全て墓地に送る効果を持ちます。
《パワー・ボンド》や《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》と違い、1枚で場をひっくり返せるカードなので、相手を倒しきれなかった時の3つ目の切り札なのだと思います。
【サイバー・ドラゴン】デッキ回し方
次は、【サイバー・ドラゴン】デッキの回し方・動かし方を解説・考察していきます。
【サイバー・ドラゴン】デッキは、以下の手順の流れで展開していきます。
◆ 【サイバー・ドラゴン】デッキの回し方
- 回し方①:《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚
- 回し方②:リンク召喚で展開
- 回し方③:融合モンスターでフィニッシュ
- 回し方④:エクシーズモンスターで妨害
それでは、1つずつ回し方を解説していきます。
回し方①:《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚
まず《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚し、展開のベースをつくります。
《サイバー・ドラゴン》自体は相手モンスターのみ存在する場合、自身を特殊召喚できます。
かなりのステータスな上、通常召喚権を別のモンスターに使用可能になります。
また、《サイバー・ドラゴン》として扱う下級モンスターを使い、《サイバー・ドラゴン》を展開することができます。
《機械複製術》は、攻撃力500以下の機械族と同名モンスターを2体までリクルートできる魔法カードです。
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》《サイバー・ドラゴン・コア》が《機械複製術》に対応しており、《サイバー・ドラゴン》として扱えう効果と合わせて、《サイバー・ドラゴン》がリクルート可能です。
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》はレベル1モンスターなので、《ワン・フォー・ワン》によるリクルートにも対応しています。
回し方②:リンク召喚で展開
《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚した後は、サイバー・ドラゴン・ズィーガー》や《クリフォート・ゲニウス》のリンク召喚につなげていきます。
新規リンクモンスター《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》は、《サイバー・ドラゴン》を含む機械族モンスター2体でリンク召喚でき、機械族モンスターの攻撃力を2100アップする効果を持っています。
自身に効果を使えば4200打点として活躍できますし、そのほかの「サイバー・ドラゴン」を強化しワンターンキルを狙うこともできます。
《クリフォート・ゲニウス》は、機械族モンスター2体で特殊召喚できるリンク2モンスターで、リンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時、レベル5以上の機械族モンスター1体をサーチする効果を持っています。
サーチ先は《サイバー・ドラゴン》のほか、特殊召喚が可能な《銀河戦士》、《クイック・シンクロン》、《太陽風帆船》も加えることができ、その後の展開を加速させられます。
回し方③:融合モンスターでフィニッシュ
「サイバー・ドラゴン」を展開した後は、「サイバー・ドラゴン」融合モンスターでデュエル勝利を目指します。
融合モンスター《サイバー・ツイン・ドラゴン》は、《サイバー・ドラゴン》2体で融合召喚できる攻撃力2800の2回攻撃効果を持ちます。
元々のステータスもさることながら、《パワー・ボンド》で融合召喚すれば攻撃力が倍の5600にすることができます。
5600の2回攻撃ともなると、大ダメージは回避できないでしょう。
融合モンスターの素材は、《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》の効果で補うことができます。
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》は、墓地へ送られると、デッキ・墓地から《サイバー・ドラゴン》を手札に加えることができます。
また、墓地でも《サイバー・ドラゴン》として扱うので、《オーバーロード・フュージョン》を使えば、墓地から融合素材にすることも可能です。
回し方④:エクシーズモンスターで妨害
相手にターンを渡す前には、レベル5の機械族モンスターを2体揃え、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》をエクシーズ召喚します。
《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》は、レベル5機械族モンスター2体でエクシーズ召喚できるランク5エクシーズモンスターです。
この上に、ランク6の《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を重ねてエクシーズ召喚することが可能です。
《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、カードの効果発動を無効にできます。
なんでも発動を無効できるのは優秀な妨害要因になります。
《簡易融合》でレベル5機械族モンスター《重装機甲 パンツァードラゴン》を特殊召喚し、エクシーズ素材を確保することも可能です。
回し方の解説動画
【サイバー・ドラゴン】デッキの回し方・動きについては、Youtubeに投稿されているデェエル動画が参考になります。
スポンサーリンク
【サイバー・ドラゴン】デッキ強化方法
次は、【サイバー・ドラゴン】デッキを強化できる、相性の良いカード・テーマをまとめていきます。
これらのカード・テーマを採用することで、様々なタイプの【サイバー・ドラゴン】デッキが構築できます。
◆ 相性の良いカード
- 《トゥーン・サイバー・ドラゴン》
- 《セイクリッド・プレアデス》
- 《リンクリボー》
- 《サイバー・リペア・プラント》
◆ おすすめテーマ
- 「閃刀姫」
- 「ダイナミスト」
相性の良いカード
《トゥーン・サイバー・ドラゴン》
《トゥーン・サイバー・ドラゴン》は、《サイバー・ドラゴン》同様に特殊召喚できる、「トゥーン」かつ「サイバー・ドラゴン」モンスターです。
《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》のような、「サイバー・ドラゴン」モンスターの融合・リンク素材として代用できます。
「トゥーン」モンスターなので、《トゥーンのもくじ》によるサーチも可能です。
《セイクリッド・プレアデス》
《セイクリッド・プレアデス》は、レベル5・光属性モンスター2体でエクシーズ召喚できるランク5エクシーズモンスターです。
エクシーズ素材を取り除くことで、フィールドのカードを手札に戻す誘発即時効果を持っています。
《サイバー・ドラゴン》が光属性・レベル5モンスターなので、複数体並べることでエクシーズ召喚が可能です。
《リンクリボー》
《リンクリボー》は、レベル1モンスター1体でリンク召喚できるリンク1モンスターです。
自身をリリースする事で相手の攻撃モンスターの攻撃力を0にする効果と、レベル1モンスターをコストに自己再生する効果を持っています。
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》1体でリンク召喚でき、《サイバー・ドラゴン》のサーチにつなげられます。
《サイバー・リペア・プラント》
《サイバー・リペア・プラント》は、光属性・機械族モンスターをサーチor墓地からデッキに戻す魔法カードです。
墓地に《サイバー・ドラゴン》が3体以上存在する場合、両方を選択できます。
様々な「サイバー・ドラゴン」をサーチでき、序盤・中盤の両方で役立ちます。
おすすめテーマ
「閃刀姫」
「閃刀姫(せんとうき)」は、「デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ」で登場した、リンク召喚テーマのデッキです
《トゥーンのもくじ》を共有可能で、墓地に3枚の魔法を溜めながら《トゥーン・サイバー・ドラゴン》を手札に加えることができます。
《閃刀起動ーエンゲージ》の追加効果を使いつつ、融合素材を手札に加えることができます。
「サイバー・ドラゴン」新規カード登場前ですが、すでに【閃刀姫サイドラ】が大会優勝しています。
大会優勝したデッキレシピは、「【遊戯王】『閃刀姫サイバードラゴン』デッキ: 大会優勝デッキレシピ,採用カード考察!」という記事で解説しています。
「ダイナミスト」
「ダイナミスト」は、水属性・機械族のペンデュラム召喚テーマです。
《ダイナミスト・ブラキオン》は、攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合、自身を手札から特殊召喚できるレベル5モンスターです。
「サイバー・ドラゴン」の特殊召喚効果と合わせて、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》から《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の流れまでつなげることができます。
◆ 【ダイナミスト】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【ダイナミスト デッキ】大会優勝デッキレシピの回し方,採用カードを解説,考察!
スポンサーリンク
「サイバー・ドラゴン」とは
「サイバー・ドラゴン(サイドラ)」は、「サイバネティック・レボリューション」で登場した機械族のテーマです。
融合召喚メインのアニメ「遊☆戯☆王GX」が登場したこともあり、融合モンスターを中心としたテーマになっています。
アニメでは遊戯王GXの丸藤亮(ヘルカイザー亮)が使うことで有名です。
登場当初は融合召喚を中心としたデッキでしたが、現在はエクシーズ召喚・リンク召喚も活用します。
「サイバー・ドラゴン」特有の融合方法を持っているのも特徴です。
「サイバー・ドラゴン」の特徴
「サイバー・ドラゴン」は、《サイバー・ドラゴン》を素材とする融合モンスターを融合召喚し勝利を目指します。
「サイバー・ドラゴン」融合モンスターは攻撃力が高く、複数回攻撃も可能なことから、ワンターンキルも容易です。
《サイバー・ドラゴン》は、相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できるレベル5・光属性・機械族モンスターです。
攻撃力2100という優秀なステータスをもち、召喚権も使いません。《オネスト》による打点向上も強力です。
「サイバー・ドラゴン」下級モンスターの多くは、カード名を《サイバー・ドラゴン》として扱う効果を持っています。
「サイバー・ドラゴン」融合モンスターは、素材に《サイバー・ドラゴン》を指定しているため、フィールドや墓地で《サイバー・ドラゴン》として活用できれば展開を補うことができます。
「サイバネティック・ホライゾン」で収録が判明している、新規「サイバー・ドラゴン」関連カードは、以下にまとめています。
◆ 「サイバー・ドラゴン」モンスター
- 《サイバー・ドラゴン・フィーア》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。《サイバー・ドラゴン》の召喚・特殊召喚に成功した場合、自身を手札から守備表示で特殊召喚。自分の《サイバー・ドラゴン》の攻・守を500アップ。 - 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。特殊召喚に成功した場合、レベル5にできる。自身が墓地へ送られた場合、デッキ・墓地から自身以外の《サイバー・ドラゴン》1体を手札に加える。
◆ 「サイバー・ドラゴン」リンクモンスター
- 《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》
…フィールド・墓地では《サイバー・ドラゴン》として扱う。自身が攻撃宣言をしていないバトルフェイズに、自分の攻撃力2100以上の機械族モンスター1体の攻・守をターン終了時まで2100アップ
◆ 「サイバー」魔法・罠
- 《サイバー・レヴシステム》 通常魔法
…手札・墓地の「サイバー・ドラゴン」特殊召喚、そのモンスターは効果で破壊されない。 - 《サイバネティック・オーバーフロー》通常罠
…手札・墓地・フィールドの《サイバー・ドラゴン》を除外し、その数だけ相手のカードを選んで破壊。フィールドの自身が効果で破壊された場合、「サイバー」または「サイバネティック」魔法・罠カード1枚をサーチ。
「サイバー・ドラゴン」新規カードの画像・効果
新規「サイバー・ドラゴン」モンスター・「サイバー」魔法の画像・効果はこちらです。
スポンサーリンク
遊戯王の最新情報を「きりぶろLINE」で毎朝配信中です。 自分で情報を調べる必要がないので、とってもラクチンですよ。
今だけ参加特典として、きりぶろLINE限定情報をプレゼント中。 すでに6,000人以上のデュエリストが参加しています。
まとめ
【サイバー・ドラゴン】デッキの中から、大会優勝したデッキレシピ2つ、ベスト4に入賞したデッキレシピを紹介し、採用カードを解説・考察しました。
こういった古くからあるテーマが大きな大会で上位に入賞するのは、個人的にすごくうれしいです。
高攻撃力のモンスターで連続攻撃して勝つというシンプルな動きは、使っていて非常に爽快そうですね。
興味が沸いた方は、ぜひデッキ構築の参考にしてみてください。
引き続き、遊戯王の大会優勝デッキを解説していきます。
それではまたお会いしましょう。
◆ 【サイバー・ドラゴン】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【遊戯王】『閃刀姫サイバードラゴン』デッキ: 大会優勝デッキレシピ,採用カード考察!