【オルターガイスト】は、第10期のパック「サーキット・ブレイク」でカテゴリ化された、『遊戯王VRAINS』にて別所エマ(ゴーストガール)が使用する幽霊のデッキです。
モンスターの種族は魔法使い族で統一されていますが、属性はバラバラという特徴を持っています。
遊戯王最新パック「フレイムズ・オブ・デストラクション」に新規「オルターガイスト」カードが収録され、大会環境で優勝が報告されるほど強化されました。
このページでは、大会で優勝した【オルターガイスト】デッキのデッキレシピ・採用カードを紹介し、動かし方・回し方、相性の良いカード・テーマについて解説・考察していきます。
【オルターガイスト】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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【オルターガイスト】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
大会環境での【オルターガイスト】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
2019年4月制限
【オルターガイスト】大会優勝/入賞デッキレシピ(4月)
- はっちcs × ドラスタ杯 inドラゴンスター岸和田春木店2位 - A
- カードゲームのシーガル仙台駅前店
- TC バトロコ水戸駅前
- 宝島トレカ長久手店フルパワー 営業
- TSUTAYA 札幌琴似店
- カードゲームのシーガル仙台駅前店
- カードショップ彩々@ボドゲもあるよ
- カードキングダム博多住吉店
- フルコンプ八王子本店
- TSUTAYA須賀川店 トレカ専用
【オルターガイスト】大会優勝/入賞デッキレシピ(3月)
2019年4月環境で大会優勝したデッキについては、「【遊戯王 2019年4月環境】最強デッキランキング: 大会優勝デッキレシピ500個以上まとめ」という記事にまとめています。
「遊戯王の環境が知りたい」「強いデッキを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
2019年1月制限
【オルターガイスト】大会優勝/入賞デッキレシピ
- 第八十一回オレたちトレカ部CS2位
- 第八十一回オレたちトレカ部CS3位
- 第八十回オレたちトレカ部CS2位
- 第6回クオリテ杯3位A
- 第七十九回オレたちトレカ部CSベスト4
- 第七十七回オレたちトレカ部CS★元日SPベスト8
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~ベスト8
- ドラマ下北沢PART9店
- カードラボ京都河原町店@ポケカ買取強化中
- ドラマ下北沢PART9店
- カードラボ八王子店
- カードボックス江坂店@オリジナル商品販売中!
- カードラボ福岡天神店
- PAO青梅トレカ@公式ツイッター
- マスターズスクウェア八王子カードショップ
- TBG枚方ベルパルレ
- ビデオインアメリカ各務原コミック館
【グッドスタッフオルターガイスト】大会優勝/入賞デッキレシピ
2019年1月環境で大会優勝したデッキについては、「【遊戯王 2019年4月環境】最強デッキランキング: 大会優勝デッキレシピ500個以上まとめ」という記事にまとめています。
「遊戯王の環境が知りたい」「強いデッキを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【オルターガイスト】大会優勝デッキレシピ①
大会で優勝した【オルターガイスト】のデッキレシピはこちらです。(2018年1月環境)
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(21枚)
- 《オルターガイスト・マリオネッター》3
- 《オルターガイスト・シルキタス》2
- 《オルターガイスト・メリュシーク》3
- 《オルターガイスト・マルチフェイカー》3
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》3
- 《浮幽さくら》2
- 《幽鬼うさぎ》2
◆ 魔法(4枚)
- 《強欲で謙虚な壺》2
- 《強欲で貪欲な壺》2
◆ 罠(15枚)
- 《オルターガイスト・プロトコル》3
- 《オルターガイスト・マテリアリゼーション》2
- 《パーソナル・スプーフィング》3
- 《神の警告》2
- 《神の通告》2
- 《醒めない悪夢》1
- 《無限泡影》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《M・HERO ダーク・ロウ》1
- 《TG ワンダー・マジシャン》1
- 《源竜星-ボウテンコウ》1
- 《瑚之龍》1
- 《HSRチャンバライダー》1
- 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》1
- 《リンクリボー》1
- 《オルターガイスト・ヘクスティア》2
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
- 《星杯戦士ニンギルス》1
- 《トポロジック・トゥリスバエナ》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《オルターガイスト・クンティエリ》1
- 《BF-朧影のゴウフウ》1
- 《浮幽さくら》1
- 《幽鬼うさぎ》1
- 《接触するG》1
- 《サイクロン》2
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《神の宣告》1
- 《神の忠告》1
- 《拮抗勝負》3
- 《醒めない悪夢》1
- 《無限泡影》1
https://twitter.com/thro_world/status/955087907580035074
※第1.5回 優CS 個人戦 定員64人 1月21日(日)
【オルターガイスト】大会優勝デッキ①解説・考察
それでは、大会優勝した【オルターガイスト】デッキのデッキレシピの解説をしていきます。
構築としては、混じりけの無い、純粋な【オルターガイスト】デッキになっています。
新規で登場した「オルターガイスト」カードも余すことなく採用されています。
早速ですが、【オルターガイスト】がどのように展開していくのか、詳しく見ていきましょう。
採用されている「オルターガイスト」カード
大会優勝した【オルターガイスト】デッキで採用されている「オルターガイスト」関連カードはこちらです。
◆ 「オルターガイスト」モンスター
- 《オルターガイスト・マリオネッター》
- 《オルターガイスト・シルキタス》
- 《オルターガイスト・メリュシーク》
- 《オルターガイスト・マルチフェイカー》
- 《オルターガイスト・ヘクスティア》
◆ 「オルターガイスト」魔法・罠カード
- 《オルターガイスト・プロトコル》
- 《オルターガイスト・マテリアリゼーション》
- 《パーソナル・スプーフィング》
【オルターガイスト】デッキは、《オルターガイスト・プロトコル》を使い、モンスター効果を無効・妨害する戦略をとります。
昨今の遊戯王ではモンスター効果に展開をゆだねていることが多く、《オルターガイスト・プロトコル》は効果の無効に加え破壊までできるため、非常に強力です。
《オルターガイスト・プロトコル》のもう1つの効果で、「オルターガイスト」カードの効果の発動・効果は無効化されなくなるので、【オルターガイスト】デッキは手札誘発にも強いです。
しかし、以前までの【オルターガイスト】にはリクルート手段がなく、能動的に展開するにも限界があったため、純構築はあまり見られませんでした。
そんな中、【オルターガイスト】の純構築を可能にしたのが、新規「オルターガイスト」モンスター《オルターガイスト・マルチフェイカー》です。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》の存在
《オルターガイスト・マルチフェイカー》は、自分が罠カードを発動した場合、手札からの特殊召喚が可能なモンスターで、特殊召喚に成功した場合、同名カード以外の「オルターガイスト」モンスター1体をリクルートできる効果を持ちます。
【オルターガイスト】デッキには罠カードの採用が多いため、《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚効果を発動する機会は多いです。
罠カードを発動した場合の効果のため、《パーソナル・スプーフィング》で《オルターガイスト・マルチフェイカー》をサーチし、サーチした《オルターガイスト・マルチフェイカー》をそのまま特殊召喚することができます。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚効果で《オルターガイスト・シルキタス》をリクルートすれば、すぐさまバウンス効果が発動できます。
特殊召喚に対応した効果なので、《オルターガイスト・マリオネッター》や《オルターガイスト・マテリアリゼーション》の蘇生効果でもリクルート効果は使用可能です。
このように、《オルターガイスト・マルチフェイカー》の登場により、【オルターガイスト】デッキの展開力は飛躍的に向上しました。
《オルターガイスト・カモフラージュ》の不採用
大会優勝した【オルターガイスト】デッキでは、今まで採用率の高かった《オルターガイスト・カモフラージュ》が不採用となっています。
《オルターガイスト・カモフラージュ》は、「オルターガイスト」を攻撃対象にされないようにする効果と破壊時の身代わりになる効果を持っています。
《オルターガイスト・プロトコル》のように積極的に相手を妨害するわけではないため、採用の優先度は低くなってしまいました。
豊富な手札誘発カード
大会優勝した【オルターガイスト】デッキには、《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》など多くの手札誘発カードが採用されています。
これまでの【オルターガイスト】では、手札誘発カードを採用している構築はあまり見られませんでした。
ファンデッキ要素が強いこともも背景にあるとは思いますが、純構築になったことで、うって変わってフル投入されています。
中でも新規手札誘発罠カード《無限泡影》は、「オルターガイスト」と相性がいいです。
《無限泡影》は、相手のモンスター1体の効果をターン終了時まで無効にする罠カードです。
自分フィールドにカードが存在しない場合、手札からでも発動できるため、かなり奇襲性のある手札誘発カードと言えます。
罠カードなので、《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚条件を満たすことができ、ガラ空きのフィールドからでも「オルターガイスト」を展開することが可能です。
また、サイドデッキに採用されている《拮抗勝負》も、同様に「オルターガイスト」の展開のトリガーとして機能します。
対戦する相手によってうまく使い分けているのでしょう。
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【オルターガイスト】大会優勝デッキレシピ②
大会で優勝した【オルターガイスト】のデッキレシピはこちらです。(2017年10月環境)
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(27枚)
- 《オルターガイスト・マリオネッター》3
- 《オルターガイスト・シルキタス》3
- 《オルターガイスト・メリュシーク》3
- 《オルターガイスト・クンティエリ》2
- 《百万喰らいのグラットン》3
- 《怪粉壊獣ガダーラ》1
- 《粘糸壊獣クモグス》1
- 《壊星壊獣ジズキエル》1
- 《海亀壊獣ガメシエル》1
- 《BF-朧影のゴウフウ》1
- 《増殖するG》2
- 《幽鬼うさぎ》3
- 《灰流うらら》3
◆ 魔法(2枚)
- 《妨げられた壊獣の眠り》1
- 《ワン・フォー・ワン》1
◆ 罠(11枚)
- 《オルターガイスト・カモフラージュ》2
- 《オルターガイスト・プロトコル》3
- 《オルターガイスト・マテリアリゼーション》2
- 《パーソナル・スプーフィング》3
- 《王宮の勅命》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《リンクリボー》2
- 《アカシック・マジシャン》2
- 《アンダークロックテイカー》1
- 《コード・トーカー》1
- 《プロキシー・ドラゴン》1
- 《オルターガイスト・ヘクスティア》2
- 《オルターガイスト・プライムバンシー》1
- 《デコード・トーカー》1
- 《電影の騎士ガイアセイバー》1
- 《星杯戦士ニンギルス》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《ブラック・ホール》2
- 《スキルドレイン》3
- 《拮抗勝負》3
- 《群雄割拠》3
- 《魔封じの芳香》3
【遊戯王非公認大会結果】
本日の遊戯王非公認大会の
優勝はワダさんでした!
おめでとうございます!!使用デッキ→『オルターガイスト』
コメント→『サインカードのおかげで勝てました』優勝おめでとうございますo(^▽^)o pic.twitter.com/iLzOzX7lrw
— TCバトロコ高田馬場 (@batolocobaba) October 18, 2017
※TCバトロコ高田馬場店 非公認大会 個人戦 10月18日(水)
【オルターガイスト】大会優勝デッキ②解説・考察
それでは、大会優勝した【オルターガイスト】デッキのデッキレシピの解説をしていきます。
構築としては、【オルターガイスト】を中心に「壊獣」のギミックを搭載したデッキタイプになっています。
新規で登場した「オルターガイスト」カードも余すことなく採用されています。
早速ですが、【オルターガイスト】がどのように展開していくのか、詳しく見ていきましょう。
採用されている「オルターガイスト」
大会優勝した【オルターガイスト】デッキで採用されている「オルターガイスト」関連カードはこちらです。
◆ 「オルターガイスト」モンスター
- 《オルターガイスト・マリオネッター》
- 《オルターガイスト・シルキタス》
- 《オルターガイスト・メリュシーク》
- 《オルターガイスト・クンティエリ》
- 《オルターガイスト・ヘクスティア》
- 《オルターガイスト・プライムバンシー》
◆ 「オルターガイスト」関連カード
- 《オルターガイスト・カモフラージュ》
- 《オルターガイスト・プロトコル》
- 《オルターガイスト・マテリアリゼーション》
- 《パーソナル・スプーフィング》
【オルターガイスト】デッキは、《オルターガイスト・プロトコル》を使い、モンスター効果を無効・妨害する戦略をとります。
昨今の遊戯王ではモンスター効果に展開をゆだねていることが多く、《オルターガイスト・プロトコル》は無効にするだけでなく破壊までしてくれるので、非常に強力です。
ただ妨害行為は優秀ですが、【オルターガイスト】は打点が低いという欠点があります。
この点を改善するのが、新規「オルターガイスト」リンクモンスターの《オルターガイスト・ヘクスティア》です。
《オルターガイスト・ヘクスティア》は、自身の攻撃力をリンク先の「オルターガイスト」モンスターの元々の攻撃力分アップする効果を持っています。
これにより、【オルターガイスト】デッキの課題だった打点の低さを補うことができます。
その上、リンク先の「オルターガイスト」をリリースする事で、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊できます。
《オルターガイスト・プロトコル》と合わせ、【オルターガイスト】はカード効果全般を止めることが可能となりました。
また、同じく新規で登場した罠カード《オルターガイスト・マテリアリゼーション》も優秀です。
《オルターガイスト・マテリアリゼーション》は、墓地の「オルターガイスト」モンスターを蘇生して装備カードになる効果に加え、墓地の自身を除外することで「オルターガイスト」罠カードをサルベージする効果をもっています。
《リビングデッドの呼び声》の蘇生効果と似ていますが、あちらと違う点は永続罠ではなく発動時点では通常罠ということです。
そのため、《オルターガイスト・マテリアリゼーション》発動時にチェーンで《サイクロン》などで破壊された場合でも、「オルターガイスト」モンスターの蘇生は問題なく行え、完全な蘇生状態となります。
これは、《オルターガイスト・シルキタス》の効果を発動した場合でも同様です。
《オルターガイスト・マテリアリゼーション》の発動にチェーンし、《オルターガイスト・シルキタス》効果発動のコストで《オルターガイスト・マテリアリゼーション》を戻すことにより、相手のカード1枚をバウンスしつつ、こちらは「オルターガイスト」モンスターを完全蘇生+更なる蘇生カードを補充という状況にもっていくことができます。
完全蘇生+自身を再利用しつつ、相手のカードもバウンスできるので、非常に強力な動きが可能となりました。
「壊獣」の採用
大会優勝した【オルターガイスト】デッキでは、「壊獣」モンスター4種類と《妨げられた壊獣の眠り》が採用されています。
「壊獣」は、相手モンスターをリリースし相手フィールドに特殊召喚でき、破壊や効果耐性などをもった厄介なモンスターの除去要員として機能します。
相手フィールドに特殊召喚した「壊獣」モンスターを《オルターガイスト・シルキタス》でバウンスさせれば、「壊獣」を手札に戻し「壊獣」を再利用することができます。
多様なリンクモンスター
《リンクリボー》が登場したことで、【オルターガイスト】の展開の幅が広がりました。
《オルターガイスト・メリュシーク》を《リンクリボー》のリンク素材にすることで、《オルターガイスト・メリュシーク》のサーチ効果を能動的に行えるようになっています。
「オルターガイスト」は大量展開を得意とするデッキではないので、リンク3以上のリンク召喚は頻繁に行えません。
そこで、《BF-朧影のゴウフウ》を用いることでリンク召喚を容易にしています。
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【オルターガイスト】大会優勝デッキレシピ③
大会優勝した【オルターガイスト】のデッキレシピがこちらです。(2017年7月環境)
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(15枚)
- 《オルターガイスト・マリオネッター》3
- 《オルターガイスト・シルキタス》3
- 《オルターガイスト・メリュシーク》3
- 《オルターガイスト・クンティエリ》3
- 《怪粉壊獣ガダーラ》1
- 《壊星壊獣ジズキエル》1
- 《海亀壊獣ガメシエル》1
◆ 魔法(7枚)
- 《コズミック・サイクロン》3
- 《サイクロン》2
- 《妨げられた壊獣の眠り》1
- 《ブラック・ホール》1
◆ 罠(18枚)
- 《オルターガイスト・カモフラージュ》2
- 《オルターガイスト・プロトコル》2
- 《強制脱出装置》3
- 《聖なるバリア -ミラーフォース-》3
- 《激流葬》2
- 《奈落の落とし穴》2
- 《神の通告》2
- 《神の宣告》1
- 《神の警告》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《セイクリッド・プレアデス》1
- 《迅雷の騎士ガイアドラグーン》1
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》1
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》1
- 《フレシアの蠱惑魔》1
- 《召喚獣メルカバー》1
- 《ABC-ドラゴン・バスター》1
- 《PSYフレーム・ロード Ω》1
- 《源竜星ボウテンコウ》2
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
- 《星杯神楽イブ》1
- 《バイナルソーサレス》2
- 《オルターガイスト・プライムバンシー》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《幽鬼うさぎ》3
- 《スカル・マイスター》2
- 《浮雪さくら》3
- 《アーティファクト-ロンギヌス》2
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《精神操作》2
- 《次元障壁》2
本日の遊戯王非公認大会、無事終了致しました
参加して下さった方、お疲れ様でしたそんな訳で本日の優勝デッキは
「オルターガイスト」
となります
まさかのオルターガイスト!
恐竜竜星を下しての優勝となります! pic.twitter.com/qpQJcn49vl— お宝あっとマーケットマリンピア稲毛海岸店 (@otakara_MP) July 15, 2017
お宝あっとマーケットおゆみ野店 非公認大会優勝
【オルターガイスト】大会優勝デッキ③解説
それでは、大会優勝した【オルターガイスト】デッキの解説をしていきます。
今回の【オルターガイスト】デッキの特徴はこの4つです。
- 「壊獣」の採用
- 《コズミック・サイクロン》《サイクロン》のガン積み
- 罠カード大量採用
- 《パーソナルスプーフィング》の不採用
それぞれ解説していきます。
「壊獣」の採用
まず、「壊獣」モンスター3体と《妨げられた壊獣の眠り》が採用されています。
「壊獣」は相手モンスターをリリースし、相手フィールドに特殊召喚できるモンスター群で、破壊耐性などをもつ厄介なモンスターを問答無用で除去できます。
そして《オルターガイスト・シルキタス》のバウンス効果と非常に相性が良く、「壊獣」を手札に戻すことで、再度「壊獣」を活用することができます。
以前紹介した【オルターガイスト】デッキレシピまとめでも、「壊獣」はよく採用されていたので、「オルターガイスト」との相性の良さは折り紙付きです。
【オルターガイスト】デッキのデッキレシピは、こちらにまとめています。
→『オルターガイスト』デッキ:デッキレシピ8つまとめ!WW・魔導・壊獣・真竜など
《コズミック・サイクロン》《サイクロン》のガン積み
次に、《コズミック・サイクロン》が3枚・《サイクロン》2枚とガン積みされています。
これは、環境デッキの【真竜】【恐竜真竜竜星】の《ドラゴニックD》や、【ABC】デッキの《ユニオン格納庫》などの対策でしょう。
「オルターガイスト」は採用するカードに枠があり、罠カードで相手を徹底的に妨害して行くため、相手の序盤を止める《コズミック・サイクロン》《サイクロン》も採用されているようです。
罠カード大量採用
そして、「神様」シリーズをはじめとする罠カードが大量に採用されています。
「オルターガイスト」は、罠カードを使った戦術を得意としています。
例えば《オルターガイスト・マリオネッター》は、召喚するだけで「オルターガイスト」罠がセットでき、《オルターガイスト・プロトコル》を発動すれば、すぐさまモンスター効果を無効にできるようになります。
その一方、「オルターガイスト」は専用罠カードの絶対数が少なく、「オルターガイスト」モンスターが戦闘に弱いという弱点を抱えています。
この弱点を、《神の通告》《神の宣告》《神の警告》などの「神様」カウンター罠、《聖なるバリア -ミラー・フォース》《強制脱出装置》《奈落の落とし穴》などの除去罠で埋めているようです。
ちなみに、《強制脱出装置》は「壊獣」とも相性が良いので優先的に採用した罠カードです。
《パーソナル・スプーフィング》の不採用
最後に、「オルターガイスト」専用罠である《パーソナル・スプーフィング》が採用されていません。
《パーソナル・スプーフィング》は、フィールド・手札の「オルターガイスト」をデッキに戻し、「オルターガイスト」モンスターをサーチする永続罠カードです。
破壊されそうな「オルターガイスト」のサクリファイスエスケープに使ったり、手札の必要ない「オルターガイスト」を交換したりと、有用な一面もありますが、このカード自体はアドバンテージを得ることができません。
また、相手の展開を妨害するカードでもないため、そのほかの妨害系の罠カードに変えているようです。
私の【オルターガイスト】デッキでは、《パーソナル・スプーフィング》を重宝していたのですが、これを機に別の罠カードに変えようかなと思います。
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【オルターガイスト】デッキと相性の良いカード・テーマ
「オルターガイスト」を強化できそうな、相性の良いおすすめのカード・テーマをまとめていきたいと思います。
【オルターガイスト】デッキの構築の参考にしてください。
相性の良いモンスター
《召喚僧サモンプリースト》
【効果概要・相性の良い点】
《召喚僧サモンプリースト》 は、デッキからレベル4モンスターを特殊召喚する魔法使い族です。
レベル4の《オルターガイスト・マリオネッター》を特殊召喚することができる、魔法使い族と言うことで相性が良さそうです。
「壊獣」
【効果概要・相性の良い点】
「壊獣」は、相手モンスターをリリースし相手フィールドに特殊召喚するモンスター群です。
《オルターガイスト・シルキタス》は、相手モンスターをバウンスする効果をもつため、「壊獣」のリリース効果を何度も活用することができます。
「壊獣」の中では、「オルターガイスト」と相性の良い「WW」と属性が噛み合う《怪粉壊獣ガダーラ》 が良さそうです。
相性の良い魔法
《ワン・フォー・ワン》
《ワン・フォー・ワン》
通常魔法(制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
【効果概要・相性の良い点】
《ワン・フォー・ワン》 は、デッキからレベル1モンスターを特殊召喚できる魔法カードです。
レベル1の《オルターガイスト・メリュシーク》を特殊召喚でき、サーチ効果につなげることができます。
《ルドラの魔導書》
《ルドラの魔導書》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、自分はデッキから2枚ドローする。
【効果概要・相性の良い点】
《ルドラの魔導書》は、フィールドの魔法使い族をリリースし2ドローする魔法カードです。
「オルターガイスト」は魔法使い族で統一されているため、強力なドローソースとして活用できます。
《魔導書士バテル》や《グリモの魔導書》などの「魔導」カードを採用しても良いかもしれません。
最近大会環境で採用されている「WW」「召喚獣」を合わせて採用することもできます。
《ワンダー・ワンド》
《ワンダー・ワンド》
装備魔法
魔法使い族モンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は500アップする。
(2):装備モンスターとこのカードを自分フィールドから墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
【効果概要・相性の良い点】
《ワンダー・ワンド》 は、魔法使い族に装備でき、そのモンスターとともに墓地に送ることで2ドローできる装備魔法です。
《ルドラの魔導書》と同じ目的で使用でき、こちらは攻撃力が上がるメリットがあります。
《ディメンション・マジック》
《ディメンション・マジック》
速攻魔法
(1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
【効果概要・相性の良い点】
《ディメンション・マジック》 は、魔法使い族をリリースし、手札から魔法使い族を特殊召喚、その後モンスターを破壊する速攻魔法です。
「オルターガイスト」は魔法使い族で統一されているため、使用できる機会は多そうです。
効果がトリッキーなため、「オルターガイスト」のイメージとも合っています。
《地獄の暴走召喚》
【効果概要・相性の良い点】
《地獄の暴走召喚》 は、攻撃力1500以下のモンスターが特殊召喚した時、同名モンスターを2体まで特殊召喚できる速攻魔法です。
「オルターガイスト」は《オルターガイスト・マリオネッター》の蘇生効果で特殊召喚が容易にできるため、このカードを使えば《オルターガイスト・シルキタス》や《オルターガイスト・メリュシーク》を並べることができます。
特に、《オルターガイスト・メリュシーク》の破壊効果は名称指定がないため、一気に3枚ものカードを破壊することが可能です。
《魔術師の再演》
《魔術師の再演》
永続魔法
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分の墓地のレベル3以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「魔術師の再演」以外の「魔術師」永続魔法カード1枚を手札に加える。
【効果概要・相性の良い点】
《魔術師の再演》 は、墓地のレベル3以下の魔法使い族を蘇生する永続魔法です。
《オルターガイスト・シルキタス》《オルターガイスト・メリュシーク》を蘇生し、リンク召喚や回収・サーチ効果につなげることができます。
墓地に送られると《魔術師の右手》か《魔術師の左手》をサーチする効果も持っています。
《魔術師の右手》《魔術師の左手》
《魔術師の右手》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動した魔法カードの効果を無効にし破壊する。
【効果概要・相性の良い点】
《魔術師の右手》《魔術師の左手》は、魔法使い族が存在する時、それぞれ魔法・罠を無効にする永続魔法です。
「オルターガイスト」は魔法使い族で統一されており、展開を妨害する戦術も共通していることから相性が良さそうです。
《魔術師の再演》 でサーチすることもできます。
《魔法族の里》
《魔法族の里》
フィールド魔法
自分フィールド上にのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、相手は魔法カードを発動できない。自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在しない場合、自分は魔法カードを発動できない。
【効果概要・相性の良い点】
《魔法族の里》 は、魔法使い族が存在すると相手は魔法を使えなくなるフィールド魔法です。
「オルターガイスト」は魔法使い族で統一されており、フィールド魔法を持たないため、このカードを容易に採用することができます。
魔法を封じる効果も、相手の展開を妨害する「オルターガイスト」と相まって相性が良さそうです。
相性の良い罠
《スキルドレイン》
《スキルドレイン》
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
【効果概要・相性の良い点】
フィールドのモンスター効果を無効にし続ける罠カードです。
一見「オルターガイスト」とは相性が悪そうですが、《オルターガイスト・プロトコル》の効果で、「オルターガイスト」モンスターの効果は無効化されなくなっています。
そのため、相手のモンスター効果だけを無効にすることができ、相性が良いです。
《黒魔族復活の棺》
《黒魔族復活の棺》
通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスター1体と自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター2体を墓地へ送る。その後、自分のデッキ・墓地から魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
【効果概要・相性の良い点】
《黒魔族復活の棺》 は、相手が召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスターと自分の魔法使い族を墓地に送り、デッキ・墓地から闇属性・魔法使い族を特殊召喚する罠カードです。
「オルターガイスト」は魔法使い族で統一されており、相手の展開を妨害することができます。
ただ、「オルターガイスト」のメインモンスターに闇属性はいませんので、《ブラック・マジシャン》など闇属性の魔法使い族を入れる必要があります。
相性の良いテーマ
「召喚獣」
《召喚師アレイスター》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1800
(1):このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。
【効果概要・相性の良い点】
「召喚獣」は、墓地を融合素材にできる融合テーマです。
中心となる《召喚師アレイスター》 は、「オルターガイスト」と同じ魔法使い族なので、《ルドラの魔導書》などの魔法使い族サポートをを受けることができます。
また、「オルターガイスト」モンスターの属性はバラバラなので、状況に応じた「召喚獣」融合モンスターを特殊召喚することが可能です。
現在の「オルターガイスト」のカードプールではデッキの枠が余ってしまうので、このような出張カードを採用すると良さそうです。
デッキ名は、【召喚獣オルターガイスト】かな。
「WW」
《WW-グラス・ベル》
チューナー・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500
「WW-グラス・ベル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「WW-グラス・ベル」以外の「WW」モンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
【効果概要・相性の良い点】
「WW」は、シンクロ召喚を得意とする風属性・魔法使い族のテーマです。
「オルターガイスト」と同じ魔法使い族であり、魔法使い族サポートを共有することができます。
「WW」は召喚権を使用しないテーマなので、簡単に組み込める主張テーマだと思います。
デッキ名は、【WWオルターガイスト】でしょう。
「バージェストマ」
【効果概要・相性の良い点】
「バージェストマ」は、罠カードの発動にチェーンして、墓地から蘇生できる罠モンスターテーマです。
「オルターガイスト」は罠カードを中心に戦うテーマですので、相性が良いかもしれません。
デッキ名は【バージェストマオルターガイスト】だとちょっと長いので、【バジェガイスト】なんてどうでしょうか。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、【オルターガイスト】の大会優勝デッキのデッキレシピ・回し方について解説しました。
新規「オルターガイスト」カードが増え、課題だった展開力が改善され、純構築でも充分に戦えるデッキとなりました。
大量展開が可能となったことで「オルターガイスト」のリンク召喚も積極的に行われることでしょう。
引き続き、遊戯王の「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。