遊戯王ライターの11番です。
【王(ジェネレイド)】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「王(ジェネレイド)」は、「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」で登場する、レベル9で統一されたエクシーズ召喚テーマです。
相手にドローをさせる効果を持つカードが多い点と、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に誘発して発動するフィールド魔法が特徴です。
このページでは、「王(ジェネレイド)」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【王(ジェネレイド)】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【王(ジェネレイド)】デッキをどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【王(ジェネレイド)】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
◆ 「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」その他の収録テーマ
⇒ 【ドラゴンメイド デッキ】カード効果13枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
⇒ 【斬機(ざんき)デッキ】カード効果13枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
もくじ
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【王(ジェネレイド)】デッキ:大会優勝デッキレシピまとめ
【遊戯王 ランキングデュエル 結果】
本日の優勝は
[・王・ジェネレイド]を使用された[ハヤミン]さん!
コメント「その内動画上げます。」おめでとうございます!
本日も皆様ご参加ありがとうございます!! pic.twitter.com/63XjkcAIir— ホビーステーション大宮店 (@hbst_omiya) September 5, 2019
本日の遊戯王非公認大会
優勝は「ジェネレイド」を使用した
ぷでさんです!おめでとうございます!
相手のターンに展開する珍しいデッキですよね、
逆に自分のターンに何をするのかが構築のミソかもしれません。。。 pic.twitter.com/egD7cZ4qNF— カードキングダム名古屋野並店 (@ck758nonami) August 18, 2019
https://twitter.com/gull_kesennuma/status/1175333679431700480?s=20
「王(ジェネレイド)」とは
まずは、「王(ジェネレイド)」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
「王(ジェネレイド)」は、「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」で登場するランク9エクシーズテーマデッキです。
種族・属性は統一されておらず、強力な展開効果を持つフィールド魔法が特徴です。
最終的には、ランク9モンスターを展開し、勝利します。
「王(ジェネレイド)」に関連するモンスター・魔法・罠カードの効果を以下にまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
---|---|
《光の王ジェネレイド マルデル》ひかりのジェネレイド 効果モンスター 星9/光属性/植物族/攻2400/守2400 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「光の王 マルデル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 「光の王 マルデル」以外の、「ジェネレイド」カード1枚または植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。 |
|
《剣の王 フローディ》つるぎのジェネレイド 効果モンスター 星9/風属性/戦士族/攻2500/守2000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、 その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
|
《鉄の王 ドヴェルグス》くろがねのジェネレイド 効果モンスター 星9/地属性/機械族/攻1500/守2500 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「鉄の王 ドヴェルグス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。 リリースした数だけ、リリースしたモンスターとはカード名が異なる、 「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを手札から守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
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《炎の王 ナグルファー》ほのおのジェネレイド 効果モンスター 星9/炎属性/獣戦士族/攻3100/守 200 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「炎の王 ナグルファー」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは獣戦士族モンスター1体を破壊できる。 |
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《氷の王 ニードヘッグ》こおりのジェネレイド 効果モンスター 星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、 自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。 その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 |
|
《死の王 ヘル》しのジェネレイド 効果モンスター 星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、 そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、 「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
|
《永の王 オルムガンド》とこしえのジェネレイド エクシーズ・効果モンスター ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ? レベル9モンスター×2体以上 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。 (3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。 その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカード1枚を選び、 このカードの下に重ねてX素材とする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
|
《王の舞台(ジェネレイド・ステージ)》 フィールド魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 (2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を 可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。 このトークンはエンドフェイズに破壊される。 |
|
《王の試練(ジェネレイド・クエスト)》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、 デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを 2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。 その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す。 |
|
《王の報酬(ジェネレイド・リワード)》 永続魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドにトークンが存在する限り、 相手は「ジェネレイド」効果モンスターを攻撃対象に選択できない。 (2):「ジェネレイド」効果モンスターが戦闘で破壊された場合に発動する。 相手はデッキから1枚ドローする。 |
|
《王の襲来(ジェネレイド・バトル)》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。 その後、相手はデッキから1枚ドローする。 |
|
《王の支配(ジェネレイド・テリトリー)》 永続罠 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の「ジェネレイド」カードの効果の発動にチェーンして 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。 その相手の効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。 |
|
《王の憤激(ジェネレイド・バイト)》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターを任意の数だけリリースし、 自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。 リリースした数だけ自分の手札・フィールド・墓地から、 リリースしたモンスター以外の「ジェネレイド」モンスターを選び、 対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。 |
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【王(ジェネレイド)】デッキレシピ
遊戯王ライター11番が考案した【王(ジェネレイド)】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター19枚・魔法13枚・罠8枚の合計40枚で構築した、純構築の【王(ジェネレイド)】デッキです
《ドラコネット》や《ジャンク・シンクロン》を採用したことで《星杯の神子イヴ》につなげやすい構築にしました。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(19枚)
- 《光の王 マルデル》3
- 《剣の王 フローディ》2
- 《氷の王 ニードヘッグ》2
- 《死の王 ヘル》1
- 《鉄の王 ドヴェルグス》1
- 《炎の王 ナグルファー》1
- 《ドラコネット》3
- 《ギャラクシーサーペント》1
- 《ジャンク・シンクロン》2
- 《増殖するG》3
◆ 魔法(13枚)
- 《王の舞台》3
- 《王の試練》3
- 《王の報酬》1
- 《星遺物の胎導》3
- 《テラ・フォーミング》1
- 《死者蘇生》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
◆ 罠(8枚)
- 《王の襲来》3
- 《星遺物からの目覚め》2
- 《メタバース》1
- 《王の支配》1
- 《王の憤激》1
【エクストラデッキ】(13枚)
- 《永の王 オルムンガルド》2
- 《真竜皇V.F.D》2
- 《幻子力空母エンタープラズニル》2
- 《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《IP:マスカレーナ》2
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《鎖龍蛇スカルデット》1
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【王(ジェネレイド)】デッキの回し方・動かし方
次は、【王(ジェネレイド)】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【王(ジェネレイド)】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【王(ジェネレイド)】デッキは、それぞれ上級モンスターが特殊召喚効果を持っておらず、展開にはフィールド魔法が必須となります。
「王(ジェネレイド)」各モンスターは展開効果やサーチ効果、妨害効果を持っているので状況に合わせて使い分けましょう。
ランク9エクシーズによる制圧も強力で、最終的にはランク9モンスターを立てて勝利します。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【王(ジェネレイド)】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【王(ジェネレイド)】デッキの回し方
- 回し方①:フィールド魔法から展開
- 回し方②:妨害できる「王(ジェネレイド)」モンスター
- 回し方③:ランク9の展開を目指す
回し方①:フィールド魔法からの展開
【王(ジェネレイド)】デッキの序盤の展開は、フィールド魔法による展開です。
【王(ジェネレイド)】では、自力で特殊召喚効果を持つモンスターは存在しないため、フィールド魔法からの展開がメインとなります。
【王(ジェネレイド)】デッキの序盤に使いたいカードをこちらにまとめました。
◆ 「王(ジェネレイド)」序盤に使いたいカード
- 《王の舞台(ジェネレイド・ステージ)》(フィールド魔法)
…効果の概要:1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。このトークンはエンドフェイズに破壊される。 - 《王の試練(ジェネレイド・クエスト)》(通常魔法)
…効果の概要:手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す。 - 《王の襲来(ジェネレイド・バトル)》(通常罠)
…効果の概要:分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
その後、相手はデッキから1枚ドローする。
紹介した「王(ジェネレイド)」で序盤に使いたいカードの使い方を簡単に解説していきます。
《王の舞台》《王の試練》《王の襲来》の3枚です。
《王の舞台》
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはエンドフェイズに破壊される。
《王の舞台》は、デッキからジェネレイドモンスターは特殊召喚できるフィールド魔法効果です。
「王(ジェネレイド)」デッキでは、上級モンスターである「王(ジェネレイド)」モンスターはそれぞれ特殊召喚効果を持ちません。
そのため、基本的には《王の舞台》によって展開していくことになります。
相手ターンに《王の舞台》の(1)効果で特殊召喚すると、そのままトークンを可能な限り特殊召喚でき、壁としても非常に優秀です。
条件は相手がデッキから手札に加えた時なので、ドローフェイズに自動的に発動ができます。
「王(ジェネレイド)」デッキには、サーチカードやデッキから直接発動できるサポートカードがあるので、《王の舞台》は真っ先に発動したいカードになります。
《王の試練》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、
デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを
2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す。
《王の試練》は、手札から「ジェネレイド」モンスターを見せることで、「ジェネレイド」魔法・罠カードを2枚までサーチができるカードです。
「王(ジェネレイド)」デッキでは真っ先にフィールド魔法を発動したいため、《王の試練》によってなるべく序盤にサーチしましょう。
サーチできる他の「ジェネレイド」魔法・罠カードは癖が強いものが多いですが、フィールド魔法が破壊された時のために《王の襲来》をサーチしておくのもよいでしょう。
《王の襲来》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
その後、相手はデッキから1枚ドローする。
《王の襲来》は、デッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法を発動できる罠カードです。
その後相手に1枚ドローさせる効果がありますが、その効果によって《王の舞台》の発動条件を満たせます。
墓地からもフィールド魔法を発動できるので、粘り強く戦っていけます。
回し方②:妨害できる「王(ジェネレイド)」モンスター
【王(ジェネレイド)】デッキでは、フィールド魔法による展開の後、更なる展開札を引くまでは「王(ジェネレイド)」モンスターによって相手を妨害し、戦線を維持する必要があります。
特殊召喚した「王(ジェネレイド)」モンスターとフィールド魔法をを残したまま、自分にターンが返ってくるのが理想です。
「王(ジェネレイド)」の妨害&メインの展開に必要なカードの効果を簡単にまとめました。
◆ 「王(ジェネレイド)」の妨害&メイン展開に必要なカード
- 《星遺物の胎動》(速攻魔法)
…効果の概要:このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からレベル9モンスター1体を特殊召喚する。
●自分フィールドのレベル9モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは元々の種族・属性が異なる
レベル9モンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。 - 《氷の王 ニードヘッグ》(効果モンスター星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600)
…効果の概要:効果モンスター
星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 - 《剣の王 フローディ》(効果モンスター星9/風属性/戦士族/攻2500/守2000)
…効果の概要:このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、
その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
次は「王(ジェネレイド)」の妨害&メイン展開に必要なカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《星遺物の胎動》《氷の王 ニードヘッグ》《剣の王 フローディ》の3枚です。
《星遺物の胎動》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からレベル9モンスター1体を特殊召喚する。
●自分フィールドのレベル9モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは元々の種族・属性が異なる
レベル9モンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《星遺物の胎導》は、レベル9モンスターを特殊召喚できる効果をもつ速攻魔法カードです。
「王(ジェネレイド)」カードではないですが、ランク9のデッキを組むのであれば必須級ともいえる強力な展開効果を持ちます。
「王(ジェネレイド)」テーマのモンスターは種族・属性が全て違うため相性は抜群です。
ただ、特殊召喚したレベル9モンスターはエンドフェイズに破壊されてしまうので、エクシーズ召喚に繋げましょう。
《氷の王 ニードヘッグ》
星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
《氷の王 ニードヘッグ》は、相手の特殊召喚を無効にできるモンスターです。
《王の舞台》によって相手のドローフェイズに展開すれば、自身をリリースすることで妨害を構えられます。
《星遺物の胎導》を引き込むか、他の「王(ジェネレイド)」モンスターを守るための時間稼ぎとしても優秀です。
《剣の王 フローディ》
星9/風属性/戦士族/攻2500/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、
その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《剣の王フローディ》は、相手ターンでも発動できる除去効果を持つモンスターです。
破壊したモンスターの数分だけ相手にドローさせてしまうのはつらいですが、相手の軸となるモンスターを破壊できれば有利な状況を作れます。
《王の舞台》のトークンを生み出す効果を秘奥に噛み合っており、4体までまとめて除去できます。
回し方③:ランク9の展開を目指す
【王(ジェネレイド)】デッキでは、《王の舞台》による展開からランク9エクシーズに繋げていきます。
《永の王 オルムンガルド》は癖は強いですが、ランク9には《真竜皇V.F.D》をはじめとした強力なモンスターが多いです。状況に応じて使い分けていきましょう。
次に、「王(ジェネレイド)」の最終モンスター・最終盤面のカードを簡単にまとめました。
◆ 「王(ジェネレイド)」(最終モンスター・最終盤面)のカード
- 《永の王 オルムガンド》(エクシーズ・効果モンスターランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?/レベル9モンスター×2体以上)
…効果の概要:このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。 - 《真竜皇V.F.D》(エクシーズ・効果モンスター/ランク9/闇属性/幻竜族/攻3000/守3000/レベル9モンスター×2体以上)
…効果の概要:(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。
ターン終了時まで、フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、
宣言した属性の相手モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。 - 《幻子力空母エンタープラズニル》(エクシーズ・効果モンスター/ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2)
…効果の概要:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。
【王(ジェネレイド)】の回し方の最後に、(最終モンスター・最終盤面)のカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《永の王 オルムガンド》《真竜皇V.F.D》《幻子力空母エンタープラズニル》の3枚です。
《永の王 オルムガンド》
ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《永の王オルムンガルド》は、お互いに1ドローして、その後お互いの手札・フィールドのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材にできるモンスターです。
攻守はエクシーズ素材×1000となるため、2体を素材にエクシーズ召喚して、1度効果を使えば攻撃力は3000となります。
ただ効果を使うだけでは相手の手札を入れ替えさせるだけになっていまうので、《王の舞台》と組み合わせて使っていきましょう。
《真竜皇V.F.D》
ランク9/闇属性/幻竜族/攻3000/守3000
レベル9モンスター×2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。
ターン終了時まで、フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、
宣言した属性の相手モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。
《真竜皇V.F.D》は、相手モンスターの効果の発動と攻撃を封じる効果を持つモンスターです。
ランク9の中でも抜群の制圧力を持つエクシーズモンスターです。
展開をモンスター効果に頼っているデッキの場合、このモンスターによって1ターン簡単に止められます。
《幻子力空母エンタープラズニル》
ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。
《幻子力空母エンタープラズニル》は、相手のフィールド・手札・墓地・デッキのどれか1枚を除外できるカードです。
非常に汎用性が高い効果で、様々な状況で活躍できます。
また、相手の手札を除外できる数少ないカードでもあります。
回し方を解説した動画
【王(ジェネレイド)】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【遊戯王ADS】レベル9で一気に展開!「王(ジェネレイド)」【ゆっくり解説】
【遊戯王ADS】 永の王 オルムガンド 【YGOPRO】
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【王(ジェネレイド)】デッキの強化/改造方法
最後に、【王(ジェネレイド)】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【王(ジェネレイド)】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマす。
◆ おすすめ強化カード
- 《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》
…相性の良いポイント:特殊召喚効果を持つ数少ないレベル9モンスター - 《星遺物の胎導》
…相性の良いポイント:ランク9デッキには必須級とも言える強力な展開カード - 《ドン・サウザンドの契約》
…相性の良いポイント:相手をドローさせて自分のターンにも《王の舞台》の効果が狙える - 《大暴落》
…相性の良いポイント:相手をドローさせ過ぎてしまった場合はこのカードでハンデスを狙いたい - 《星杯の神子イヴ》
…相性の良いポイント:《星遺物の胎導》をサーチできる
◆ 相性の良いテーマ
- 「魔妖」
…相性の良いポイント:《死の王ヘル》の効果が「魔妖」シンクロモンスターと非常に噛み合っている - 「星遺物」
…相性の良いポイント:「星遺物」サーチ効果で《星遺物の胎導》サーチのタイミングを増やしたい
相性の良いおすすめ強化カード
《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》
効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻2500/守3000
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードにカウンターを3つ置く。
(3):このカードは戦闘では破壊されない。
(4):このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動する。
このカードのカウンターを1つ取り除く。
取り除けない場合このカードを破壊する。
《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》は、相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスターより多い場合、手札から特殊召喚できるレベル9モンスターです。
レベル9で特殊召喚効果を持つモンスターは少なく、非常に貴重です。
そのほかの特殊召喚できるレベル9としては、「壊獣」セットを採用した《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》などが使いやすいでしょう。
《星遺物の胎導》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からレベル9モンスター1体を特殊召喚する。
●自分フィールドのレベル9モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは元々の種族・属性が異なる
レベル9モンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《星遺物の胎導》は、レベル9モンスターを特殊召喚する効果を持つ速攻魔法カードです。
元々の種族・属性が異なるモンスターを特殊召喚するため、それらが散る構築になりやすい「王(ジェネレイド)」は特に相性が良いです。
《ドン・サウザンドの契約》
永続魔法
「ドン・サウザンドの契約」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
お互いのプレイヤーは1000LPを失い、それぞれデッキから1枚ドローする。
(2):お互いのプレイヤーは、このカードが魔法&罠ゾーンに存在する間にドローしたカード及び、
このカードの(1)の効果でドローしたカードを公開し続ける。
(3):このカードの効果で手札の魔法カードを公開しているプレイヤーは、
モンスターを通常召喚できない。
《ドン・サウザンドの契約》は、お互いに1000ライフを失い、それぞれ1ドローする永続魔法カードです。
このカードを使うことによって、《王の舞台》の発動条件「相手がデッキからカードを手札に加えた場合」を満たせます。
自分のターンに相手をドローさせるカードは少なく、その中でも非常に使いやすいカードと言えます。
遊戯王/第9期/20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE/20AP-JP058 ドン・サウザンドの契約【スーパーレア】【パラ...
《大暴落》
通常罠
相手の手札が8枚以上ある時に発動する事ができる。
相手は手札を全てデッキに加えてシャッフルした後、
カードを2枚ドローする。
《大暴落》は、相手の手札が8枚以上ある時に発動でき、相手の手札をデッキに戻して2枚になるまでドローさせ直す罠カードです。
「王(ジェネレイド)」では相手にドローさせる効果を持つカードが多く存在するため、相手と手札の差が付き過ぎてしまった場合は《大暴落》でハンデスを狙いに行きましょう。
《星杯の神子イヴ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/水属性/魔法使い族/攻1800/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
(2):S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《星杯の神子イヴ》は、シンクロ召喚成功時にデッキから「星遺物」カードをサーチできるシンクロモンスターです。
《星遺物の胎導》をサーチできるため、その後の展開につなげやすくなります。
召喚権が余りやすくなるテーマなので、《ドラコネット》等を採用し、レベル5シンクロを狙いやすくするのも良いでしょう。
相性の良いおすすめテーマ
「魔妖」
「魔妖」は、「デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ」でカテゴリ化されたテーマで、アンデット族・シンクロテーマです。
《死の王ヘル》との相性が抜群に良いため、《王の舞台》と《死の王ヘル》を出張採用すると妨害性能が高まります。
◆ 【魔妖】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【魔妖(まやかし)デッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,ワンキル展開も
「トリックスター」
「トリックスター」は、「コード・オブ・ザ・デュエリスト」でカテゴリ化されたテーマで、優秀な下級モンスターとバーン効果が特徴のテーマです。
《トリックスター・マンジュシカ》は相手がデッキからカードが手札に加わる度にダメージを与えるモンスターです。そのため相手をドローさせる効果を多く持つ「王(ジェネレイド)」とは相性が良いです。
また、「王(ジェネレイド)」デッキでは召喚権が余りやすく、「トリックスター」モンスターに召喚権を割ければ無駄が無くなります。
◆ 【トリックスター】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【トリックスター デッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも
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まとめ:【王(ジェネレイド)】デッキは、種族強化にも繋がる良テーマ
今回は「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」で登場する【王(ジェネレイド)】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
【王(ジェネレイド)】デッキはテーマとしての動きはもちろん、メインデッキに入るそれぞれのモンスターが種族の動きを強化できるため、既存のデッキの構築の幅が広がるかと思います。
気になる方は、ぜひ「王(ジェネレイド)」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。
◆ 「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」その他の収録テーマ
⇒ 【ドラゴンメイド デッキ】カード効果13枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
⇒ 【斬機(ざんき)デッキ】カード効果13枚,デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも