「アンティーク・ギア(古代の機械)」は、アニメ遊戯王GXで「クロノス・デ・メディチ」が使用する、機械族のデッキテーマです。
遊戯王の最新パック「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2」で新規カードが収録され、強化が期待されています。
様々な「アンティーク・ギア」新規カードが登場し、【アンティーク・ギア】デッキをどのように回せば良いか、どのように構築すれば良いか、わからないことも多いと思います。
そこでこのページでは、改めて【アンティーク・ギア】デッキの特徴を解説し、新規カードのカード効果・使い方を考察します。
そして、実際にサンプルデッキレシピを紹介し、デッキの回し方を解説していきます。
さらに、【アンティーク・ギア】デッキを強化する場合のオススメの相性の良いカード・テーマもまとめていきます。
是非、【アンティーク・ギア】デッキの構築の参考にしてみてください。
◆ 「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編 2」収録テーマ
- 「サクリファイス」
- 「インセクト女王」
- 「リボルバー・ドラゴン」
- 「おジャマ/ アームド・ドラゴン」
- 「アンティーク・ギア」
- 「宝玉獣」
もくじ
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【アンティーク・ギア】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【アンティーク・ギア(古代の機械)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【古代の機械】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードボックス 芥子山(けしごやま)店(2018年10月制限)
- げんざれ(2018年10月制限)
- 水星のメルク(2018年10月制限)
【アンティーク・ギア(古代の機械)】デッキの大会優勝デッキレシピや回し方については、「【アンティークギア(古代の機械)デッキ】大会優勝デッキレシピの回し方,採用カードを解説,考察!」という記事で解説しています。
また遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【アンティーク・ギア】デッキレシピ
【アンティーク・ギア】デッキのサンプルデッキレシピはこちらです。
他のテーマと組み合わせない、融合召喚を軸とした純構築の【アンティーク・ギア】デッキです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(20枚)
- 《古代の機械巨人》2
- 《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》2
- 《古代の機械飛竜》3
- 《古代の機械猟犬》3
- 《古代の機械箱》3
- 《古代の歯車機械》3
- 《古代の機械素体》3
- 《古代の機械熱核竜》1
◆ 魔法(16枚)
- 《古代の機械射出機》3
- 《歯車街》3
- 《古代の機械要塞》2
- 《古代の機械城》1
- 《融合》1
- 《パワー・ボンド》2
- 《オーバーロード・フュージョン》1
- 《古代の機械融合》2
- 《ツインツイスター》1
◆ 罠(4枚)
- 《古代の機械蘇生》2
- 《群雄割拠》1
- 《おジャマトリオ》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《古代の機械究極巨人》3
- 《古代の機械混沌巨人》3
- 《古代の機械超巨人》3
- 《古代の機械魔神》2
- 《ミセス・レディエント》2
- 《ペアサイクロイド》1
- 《重装機甲列車アイアン・ヴォルフ》1
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【アンティーク・ギア】デッキの回し方・展開
【アンティーク・ギア】サンプルデッキの回し方について解説していきます。
先行・後攻の「アンティーク・ギア」融合モンスターの選択
まず、先攻・後攻の選択によって、融合する「アンティーク・ギア」融合モンスターが変わってきます。
個人的にオススメの展開としては、先攻ならば《古代の機械超巨人》を、後攻ならば《古代の機械混沌巨人》を融合召喚すると良いでしょう。
- 先攻:《古代の機械超巨人》
- 後攻:《古代の機械混沌巨人》
先行に《古代の機械超巨人》を融合召喚しておけば、相手によってフィールドを離れたときに《古代の機械究極巨人》を特殊召喚でき、続く高攻撃力モンスターで相手の攻撃を凌ぐことができます。
一方、後攻に《古代の機械混沌巨人》を融合召喚すれば、展開し切った相手モンスター全てに1回ずつ攻撃することができ、相手の展開を一気に返すことができます。
「アンティーク・ギア」の基本展開
次は、【アンティーク・ギア】デッキの展開の手順を説明していきます。
初手に《古代の機械射出機》《歯車街》の2枚があれば、1ターンで出したい「アンティーク・ギア」モンスターを揃えることが可能です。
◆ 《古代の機械射出機》《歯車街》の2枚からの基本展開
- ①:《歯車街》発動
- ②:《古代の機械射出機》発動、《歯車街》を破壊しデッキから「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚
- ③:《歯車街》が破壊されたため、デッキから「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚
このコンボを活用すれば、召喚権を使わずに自分フィールドに「アンティーク・ギア」モンスターを2体揃えることができます。
そして、特殊召喚対象に以下モンスターを選択していけば、好きな「アンティーク・ギア」融合モンスターを融合召喚できます。
◆ 《古代の機械射出機》《歯車街》の2枚からの融合展開
- ①:《古代の機械射出機》の効果で、デッキから《古代の機械巨人》を特殊召喚
- ②:《歯車街》の効果で、デッキから《古代の機械飛竜》を特殊召喚
- ③:《古代の機械飛竜》の特殊召喚時効果により、《古代の機械融合》をサーチ
- ④:《古代の機械融合》発動、フィールドの《古代の機械巨人》とデッキの「アンティーク・ギア」モンスターを素材に融合召喚
*先攻なら《古代の機械超巨人》、後攻なら《古代の機械混沌巨人》を融合召喚
地属性リンクモンスター《ミセス・レディエント》の活用
上記の展開の際、手札の「アンティーク・ギア」を通常召喚し、フィールドに残った《古代の機械飛竜》と《ミセス・レディエント》をリンク召喚しておくと良いです。
《ミセス・レディエント》をリンク召喚した後に《古代の機械融合》を発動することで、《ミセス・レディエント》のリンクマーカーにより、EXデッキから特殊召喚できる枠を増やすことができます。
もし《オーバーロード・フュージョン》などの融合カードを持っていれば、墓地に送った融合素材を再利用し、2体の《古代の機械混沌巨人》を揃えることができます。
ここまで揃えると、1ターンキルをより確実なものに出来るでしょう。
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「アンティーク・ギア」相性の良いカード・テーマ
【アンティーク・ギア】デッキを作るうえで、相性の良いおすすめのカード・テーマを紹介していきます。
基本的に【アンティーク・ギア】デッキは、「アンティーク・ギア」カードで固めた方が展開しやすいのですが、その上でも採用しやすいカードをまとめています。
相性の良いモンスター・魔法・罠・テーマの順に紹介し、カード効果と相性の良いポイントを解説します。
◆ 相性の良いモンスター
- 《ブリキンギョ》
- 《ペアサイクロイド》
- 《ギアギガント X》
- 《ミセス・レディエント》
◆ 相性の良い魔法
- 《リミッター解除》
- 《パワー・ボンド》
- 《オーバーロード・フュージョン》
- 《ツインツイスター》
- 《闇の護封剣》
- 《ブラック・ガーデン》
◆ 相性の良い罠
- 《御前試合》
- 《群雄割拠》
- 《おジャマトリオ》
◆ 相性の良いテーマ
- 「水晶機巧」
《ブリキンギョ》
《ブリキンギョ》
効果モンスター
星4/水属性/機械族/攻 800/守2000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《ブリキンギョ》は、召喚成功時手札からレベル4モンスターを特殊召喚することができる機械族モンスターです。
手札の《古代の機械飛竜》を特殊召喚し、《古代の機械飛竜》のサーチ効果を使いつつ、ランク4エクシーズに繋げることができます。
機械族モンスター2体でエクシーズ召喚できるため、機械族をサーチできる《ギアギガント X》もエクシーズ召喚可能です。
《ペアサイクロイド》
《ペアサイクロイド》
融合・効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1600/守1200
同名の機械族モンスター×2
(1):このカードは直接攻撃できる。(引用:遊戯王データベース)
《ペアサイクロイド》は、機械族モンスター2体で融合できる直接攻撃が可能な融合モンスターです。
融合素材の条件が非常に緩く、貫通効果によるダメージだけでは足りない、もう一押しのダメージが必要な場合で役立つモンスターです。
《パワー・ボンド》によって融合召喚し、《リミッター解除》によって打点を引き上げれば、攻撃力6400の直接攻撃を狙うこともできます。
EXデッキに空きがあればぜひ採用したいモンスターです。
《ギアギガント X》
《ギアギガント X》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2300/守1500
機械族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以下の
機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からレベル3以下の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。(引用:遊戯王データベース)
《ギアギガント X》は、機械族レベル4モンスターからエクシーズ召喚ができるモンスターです。
1ターンに1度、デッキ・墓地からレベル4以下の機械族モンスターをサーチできるため、「アンティーク・ギア」モンスターのサーチが可能です。
《ミセス・レディエント》
《ミセス・レディエント》
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/獣族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
地属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの地属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
風属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
自分の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。(引用:遊戯王データベース)
《ミセス・レディエント》は、地属性モンスター2体からリンク召喚が行えるリンクモンスターです。
「アンティーク・ギア」モンスターのほとんどが地属性モンスターであるため、非常にリンク召喚が狙いやすいです。
リンクマーカーが自分側に2つ向いているので、フィニッシャーとして出したい強力な「アンティーク・ギア」融合モンスターを複数体揃えることができます。
また破壊された場合、墓地の地属性モンスターを手札に加えられる効果も持ちます。
《古代の機械射出機》の墓地効果で《ミセス・レディエント》を破壊し、融合素材にも使える「古代の歯車トークン」を出しつつ、墓地の「アンティーク・ギア」モンスターを回収という動きも可能です。
【アンティーク・ギア】デッキでは、1枚は採用しておきたいリンクモンスターです。
《リミッター解除》
《リミッター解除》
速攻魔法(制限カード)
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。
この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。(引用:遊戯王データベース)
《リミッター解除》は、自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力を倍にできる速攻魔法カードです。
効果が適用されたモンスターはエンドフェイズに破壊されてしまうので、「アンティーク・ギア」モンスターの貫通効果と合わせて、そのターン中の勝利を狙いましょう。
ただ、《古代の機械混沌巨人》《古代の機械魔神》は《リミッター解除》の効果を受けませんので、注意が必要です。
《パワー・ボンド》
《パワー・ボンド》
通常魔法
自分の手札・フィールド上から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
機械族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、
自分はこのカードの効果でアップした数値分のダメージを受ける。(引用:遊戯王データベース)
《パワー・ボンド》は、機械族の融合モンスターの攻撃力を倍にしつつ融合召喚をする魔法カードです。
特に、《パワー・ボンド》の効果によって融合召喚した《古代の機械混沌巨人》は、打点9000の全体攻撃で貫通ダメージを与えることができ、簡単に1ターンキルができてしまいます。
発動ターンのエンドフェイズにアップした攻撃力分のダメージを受けてしまいますので、そのターンで勝負を決めましょう。
ちなみに、魔法カードの効果を受けない《古代の機械混沌巨人》《古代の機械魔神》も、《パワー・ボンド》による融合召喚であれば打点を強化することができます。
《オーバーロード・フュージョン》
《オーバーロード・フュージョン》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、
機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《オーバーロード・フュージョン》は、機械族・闇属性の融合モンスター専用の「フュージョン」魔法カードです。
「アンティーク・ギア」モンスターの中で唯一の闇属性モンスター、《古代の機械混沌巨人》の融合召喚に活用できます。
《ミセス・レディエント》をエクストラモンスターゾーンに出し、EXデッキから2体のモンスターを出せる状況をあらかじめ作っておくのがオススメです。
まず「アンティーク・ギア」融合モンスターを融合召喚し、その後《オーバーロード・フュージョン》を発動し、墓地の「アンティーク・ギア」モンスターを更に融合素材として再利用します。
これにより、《古代の機械混沌巨人》の融合に必要な重い融合条件のデメリットを補うことができます。
《古代の機械混沌巨人》をフィニッシャーとしたいデッキには、積極的に採用しておきたいカードでしょう。
《ツインツイスター》
《ツインツイスター》
速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。(引用:遊戯王データベース)
《ツインツイスター》は、フィールドの魔法・罠カードを2枚破壊できる速攻魔法カードです。
《古代の機械射出機》の代わりに自分の《歯車街》や《古代の機械要塞》を破壊し、「アンティーク・ギア」モンスターの特殊召喚をサポートすることができます。
もちろん、相手の伏せカードを破壊することもでき、「アンティーク・ギア」のワンターンキルの成功率を上げることができます。
汎用性が非常に高いので、採用しておくと良いのではないでしょうか。
《闇の護封剣》
《闇の護封剣》
永続魔法
このカードは発動後、2回目の自分スタンバイフェイズに破壊される。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て裏側守備表示にする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
相手フィールドのモンスターは表示形式を変更できない。(引用:遊戯王データベース)
《闇の護封剣》は、発動時に相手フィールドの全モンスターを裏側守備表示にする永続魔法カードです。
「アンティーク・ギア」モンスターには、貫通効果を持った高打点のモンスターが複数体います。
相手モンスターをあらかじめ裏側守備表示にしておき、モンスター効果を発動できない状況にしてしまえば、こちらも安定して戦闘破壊を行うことができます。
対象をとれないモンスターにも効果的なカードなので、サイドデッキに採用しておくのも良いでしょう。
《ブラック・ガーデン》
《ブラック・ガーデン》
フィールド魔法
「ブラック・ガーデン」の効果以外の方法で
モンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、
そのモンスターの攻撃力を半分にし、
そのモンスターのコントローラーから見て相手のフィールド上に
「ローズ・トークン」(植物族・闇・星2・攻/守800)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
また、自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードとフィールド上の植物族モンスターを全て破壊し、
自分の墓地からこのカードの効果で破壊したモンスターの
攻撃力の合計と同じ攻撃力のモンスター1体を選択して特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《ブラック・ガーデン》は、モンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に、そのモンスターのコントローラーから見た相手フィールドにトークンを生成するフィールド魔法カードです。
この効果で生成される「ローズ・トークン」は攻守800と貧弱なので、相手フィールドに召喚し「アンティーク・ギア」モンスターの高打点で叩く、といったコンボが組めます。
また、トークン生成にはターン制限がないので、相手フィールドをトークンで埋めることができます。
これらのトークンを複数回攻撃できる《古代の機械混沌巨人》《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》で攻撃すれば、相手LPを大きく削ることができます。
《盆回し》を採用し、自分フィールドに《ブラック・ガーデン》を、相手フィールドに《歯車街》を出しても良いでしょう。
《御前試合》
《御前試合》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が
2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない。(引用:遊戯王データベース)
《御前試合》は、お互いのフィールドに出せるモンスターの属性を制限する永続罠カードです。
「アンティーク・ギア」モンスターは地属性で固められているため、こちらのデメリットは少なく相手に制限をかけることができます。
《群雄割拠》
《群雄割拠》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。(引用:遊戯王データベース)
《群雄割拠》は、お互いのフィールドに出せるモンスターの種族を制限する永続罠カードです。
《御前試合》と同様、「アンティーク・ギア」モンスターの特性を活かした上で相手の場を制限することができます。
《おジャマトリオ》
《おジャマトリオ》
通常罠
(1):相手フィールドに「おジャマトークン」
(獣族・光・星2・攻0/守1000)3体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
「おジャマトークン」が破壊された時に
そのコントローラーは1体につき300ダメージを受ける。(引用:遊戯王データベース)
《おジャマトリオ》は、相手フィールドに「おジャマトークン」3体を生成する罠カードです。
《ブラック・ガーデン》同様、相手フィールドにパラメーターの低いトークンを送り付けることができ、そのトークンを攻撃することで相手のLPを大きく削ることができます。
ただ相手フィールドにトークンを残してしまうと、次のターンにリンク召喚などに使われてしまうため、注意が必要です。
「水晶機巧」
「水晶機巧(クリストロン)」は、水属性・機械族で統一されたシンクロ召喚をメインとしたテーマです。
非チューナーの「クリストロン」モンスターは、自分フィールドのカードを破壊し、デッキから「クリストロン」チューナーを特殊召喚する共通効果を持ちます。
破壊する対象に《歯車街》《古代の機械要塞》を選択することで、「アンティーク・ギア」モンスターの特殊召喚に繋げることができます。
融合召喚軸だけでなく、シンクロ召喚など他の展開も組み込みたい方にオススメの組み合わせです。
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「アンティーク・ギア」とは
「アンティーク・ギア(古代の機械)」は、2005年に発売されたパック「SHADOW OF INFINITY」で登場した機械族・地属性のテーマです。
TVアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」では、クロノス・デ・メディチが使用するテーマとしても認知度が高く、根強い人気を誇っています。
また、アニメ「遊☆戯☆王ARC-V」でも登場しており、こちらでは融合モンスターが主体として描かれていました。
ストラクチャーデッキの主役にもなっており、「ストラクチャーデッキ 機械の叛乱」「ストラクチャーデッキR 機械竜叛乱」という2つのストラクが登場しています。
今回のパック「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編 2」では、アドバンス召喚主体ではなく融合サポート関連のカードが主になっています。
「アンティーク・ギア」は、「自分バトルフェイズに相手のモンスター効果・魔法・罠の発動を封じる」効果やカード効果を受けないモンスターが多いという特徴があります。
高打点モンスターも多く存在し、特殊召喚も容易なので、バトルフェイズまで持ち込んでしまえば1ターンキルもできる爆発力のあるテーマです。
フィニッシャーのモンスターは貫通効果を持っているものも多く、壁モンスターを気にせず大ダメージを与えられます。
「アンティーク・ギア」関連カードの効果・解説
それでは、「アンティーク・ギア(古代の機械)」関連カードの紹介・解説をしていきます。
【アンティーク・ギア】デッキに採用されることが多いカードは、抜粋して詳しく考察しています。
「アンティーク・ギア」新規カード
「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2」にて登場する、新規「アンティーク・ギア」カードを紹介していきます。
カード画像・ステータス・効果を紹介し、【アンティーク・ギア】デッキでの採用や役割などについて解説・考察しています。
◆ 「アンティーク・ギア」新規カード
- 《古代の機械素体》
- 《古代の機械超巨人》
- 《古代の機械融合》
《古代の機械素体》
《古代の機械素体》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された
魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を
合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械素体(アンティーク・ギアフレーム)》は、手札を1枚捨てることで、《古代の機械巨人》or そのカード名が記された魔法・罠カードをサーチできる「アンティーク・ギア」新規低級モンスターです。
サーチ対象としては《古代の機械巨人》《魔法の歯車》、そして新規カード《古代の機械融合》が挙げられます。
《古代の機械融合》を簡単にサーチできるため、「アンティーク・ギア」融合モンスターの融合召喚を助けるサポートカードと言えるでしょう。
また、相手の効果によって《古代の機械素体》がフィールドから離れた場合、手札から《古代の機械巨人》《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》を最大3体まで召喚条件を無視して特殊召喚することが可能です。
相手も警戒して除去や戦闘破壊できなくなるため、壁モンスターとしても良い働きをするでしょう。
更に、守備力が500であるため、《古代の機械箱》のサーチ対象にもなります。
【アンティーク・ギア】デッキでは優先的に採用していきたいカードになりそうです。
《古代の機械超巨人》
《古代の機械超巨人》
融合・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3300/守3300
「アンティーク・ギア」モンスター×3
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」の中から合計2体以上素材として融合召喚したこのカードは、
その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(3):融合召喚した表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
EXデッキから「古代の機械究極巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械超巨人(アンティーク・ギア・メガトン・ゴーレム)》は、「アンティーク・ギア」モンスター3体以上で融合召喚できる「アンティーク・ギア」新規融合モンスターです。
名称指定はありませんが、融合素材に使った《古代の機械巨人》《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》の数だけ攻撃できる効果を持ちますので、融合素材に《古代の機械巨人》や《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》を使用する必要があります。
融合素材となる《古代の機械巨人》は、《古代の機械素体》や《古代の機械飛竜》によって簡単にサーチできます。
3300の高打点で最大3回攻撃が可能なのですが、貫通効果は備わっておらず、LPを削りに行くというよりは2つ目の効果がメインとなるでしょう。
《古代の機械超巨人》は2つ目の効果として、相手の効果によってフィールドから離れた場合、EXデッキから《古代の機械究極巨人》を召喚条件を無視して特殊召喚できます。
この効果の存在により相手はうかつに《古代の機械超巨人》を除去できません。
複数回にわたってモンスターの除去効果を発動してこない限り、盤面を崩されることもないでしょう。
この2段構えの展開によって、高打点で相手のモンスターを徹底的に叩いていく展開が望めそうです。
フィニッシャーにはならないものの、【アンティーク・ギア】デッキにおいて採用しておきたいカードになりそうです。
《古代の機械融合》
《古代の機械融合》
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分フィールドの、「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を融合素材とする場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械融合(アンティークギア・フュージョン)》は、「アンティーク・ギア」融合モンスター専用の「融合」魔法カードです。
フィールドの《古代の機械巨人》or《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》を融合素材に含める場合は、デッキのモンスターを融合素材にすることもできます。
融合召喚のディスアドバンテージを抑えることができ、非常に強力な「アンティーク・ギア」サポートカードになりそうです。
また、《古代の機械射出機》で《歯車街》を破壊し、2体の「アンティーク・ギア」モンスターを揃えるコンボに、この効果を有効的に絡めることが可能です。
以下の手順でカードを使用すれば、手札・フィールドのディスアドバンテージを最小限に抑えた融合召喚が可能になります。
◆ 《古代の機械射出機》《歯車街》2枚からの展開
- ①:《古代の機械射出機》の効果で《古代の機械巨人》を特殊召喚し、《歯車街》の効果で《古代の機械飛竜》を特殊召喚
- ②:《古代の機械飛竜》の効果で《古代の機械融合》をサーチ
- ③:《古代の機械融合》の効果でフィールドの《古代の機械巨人》とデッキの「アンティーク・ギア」モンスターを素材にし、「アンティーク・ギア」融合モンスターを融合召喚
「アンティーク・ギア」既存カード
次は、既存の「アンティーク・ギア」カードについて紹介・解説していきます。
【アンティーク・ギア】デッキに採用されることが多いカードのみ紹介し、デッキでの採用や役割などについて解説・考察しています。
◆「アンティーク・ギア」既存モンスター
- 《古代の機械巨人》
- 《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》
- 《古代の機械熱核竜》
- 《古代の機械猟犬》
- 《古代の機械飛竜》
- 《古代の機械箱》
- 《古代の歯車機械》
◆「アンティーク・ギア」既存融合モンスター
- 《古代の機械究極巨人》
- 《古代の機械混沌巨人》
- 《古代の機械魔神》
◆「アンティーク・ギア」既存魔法
- 《歯車街》
- 《古代の機械射出機》
- 《古代の機械要塞》
◆「アンティーク・ギア」既存罠
- 《古代の機械蘇生》
《古代の機械巨人》
《古代の機械巨人》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械巨人》は、攻守3000の高打点と貫通効果を備えた「アンティーク・ギア」上級モンスターです。
「特殊召喚できない」という制約がありますが、「アンティーク・ギア」サポートカードには、召喚条件を無視して特殊召喚できるカードも存在しているため、それほどデメリットにはなりません。
自身が攻撃する場合には相手の魔法・罠カードの発動を封じる効果も備えているため、攻撃反応系罠を警戒する必要がありません。
貫通効果も備えているため、最近流行っている《スケープ・ゴート》など、トークンを優先的に攻撃してLPを削ることもできます。
「アンティーク・ギア」融合モンスターの素材としても扱われているため、優先的に採用したいモンスターです。
《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》
《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、
手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードは続けて攻撃できる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加え、
自分の墓地からこのカード以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで手札に加える。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》は、相手モンスターを戦闘破壊した時、手札から機械族モンスターを1枚捨てることで続けて攻撃することのできる「アンティーク・ギア」上級モンスターです。
《古代の機械巨人》とは違い、ダメージステップ時に魔法・罠に対する耐性はありませんが、貫通効果と最大3回連続攻撃によ理、フィニッシャー性能が高いです。
そのため、《おジャマトリオ》など相手のフィールドにトークンを召喚するカードと組み合わせると、ほぼワンターンキルに近いダメージを与えることができます。
また、フィールドで破壊された場合、デッキから《融合》と、墓地から「アンティーク・ギア」モンスターを1枚ずつ手札に加えることができます。
相手によって破壊された場合でも、次の展開につなげられる強力な効果です。
カード名は《古代の機械巨人》としては扱われないので、融合素材として扱う場合には注意が必要です。
《古代の機械熱核竜》
《古代の機械熱核竜》
効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械熱核竜》は、攻撃したダメージステップ終了時に魔法・罠カードを破壊できる「アンティーク・ギア」上級モンスターです。
召喚条件自体に特別な指定はないため、《歯車街》や《古代の機械要塞》などでフィールドに出すことも可能です。
元々の打点も3000と高打点なので、単純な戦闘要員として採用が望めます。
また、リリースしたモンスターによって効果が適用され、後ほど紹介する《古代の歯車機械》をリリースしてアドバンス召喚した場合、全効果を適用させることが可能です。
《古代の機械猟犬》
《古代の機械猟犬》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
相手に600ダメージを与える。
(2):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械猟犬》は、「アンティーク・ギア」融合モンスターの融合召喚をサポートする低級「アンティーク・ギア」モンスターです。
手札・フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターを素材として融合が行えます。
特に、融合素材に「アンティーク・ギア」モンスター4体を必要とする《古代の機械混沌巨人》の場合、自身を素材としても扱える《古代の機械猟犬》の効果は非常に有効なサポートと言えるでしょう。
フィニッシャーに「アンティーク・ギア」融合モンスターを立てるデッキタイプであれば、3枚積んでおきたいモンスターになりそうです。
《古代の機械飛竜》
《古代の機械飛竜》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1200
「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(2):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械飛竜》は、召喚・特殊召喚時に「アンティーク・ギア」カードをサーチできる「アンティーク・ギア」低級モンスターです。
サーチ対象はモンスター・魔法・罠を問わないため、ほぼ全ての「アンティーク・ギア」カードをサーチすることが可能です。
《歯車街》《古代の機械射出機》などで特殊召喚された場合でもサーチ効果を発動でき、優先的に使用していきたい「アンティーク・ギア」モンスターです。
また攻撃力が1700となかなか高く、攻撃したダメージステップ終了時まで相手のモンスター効果を封じられるため、《オネスト》などの手札誘発モンスターを気にせず攻撃することができます。
こちらも【アンティーク・ギア】デッキでは優先的に採用していきたいカードです。
《古代の機械箱》
《古代の機械箱》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
「古代の機械箱」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。
「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の
機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械箱》は、ドロー以外の効果でデッキ・墓地から手札に加わった場合、攻撃力or守備力が500以下の機械族・地属性モンスターをサーチできる「アンティーク・ギア」低級モンスターです。
先ほど紹介した《古代の機械飛竜》の効果によってサーチした場合でサーチ効果が発動できるのはもちろん、《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》の効果で墓地から手札に加えた場合もサーチ効果が発動できます。
攻撃力or守備力が500以下の制約はあるものの、機械族・地属性であれば「アンティーク・ギア」以外をサーチ対象に選ぶこともでき、《SPYRAL‐ジーニアス》などもサーチが可能です。
守備力が2000もあり、低級モンスターの中では壁モンスターとしての役割を果たせると思います。
「アンティーク・ギア」融合モンスターの融合素材をより多く手札に揃えるために、積極的に採用したいモンスターです。
《古代の歯車機械》
《古代の歯車機械》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
このターン、自分のモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで宣言した種類のカードを発動できない。
(2):1ターンに1度、「ガジェット」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
エンドフェイズまで、このカードは宣言したカードと同名カードとして扱う。(引用:遊戯王データベース)
《古代の歯車機械》は、召喚・反転召喚に成功した場合にカードの種類を宣言し、宣言した種類のカードの発動を一時的に封じる低級「アンティーク」「ガジェット」モンスターです。
そのターンの自分モンスターの戦闘をサポートすることができます。
効果処理後、《古代の歯車機械》がフィールドから離れた場合も効果が適用され続けるため、(1)の効果を使用してから融合素材にすることで、「アンティーク・ギア」融合モンスターの攻撃をサポートするのも良いと思います。
また、《古代の機械箱》のサーチ対象としても選択でき、融合素材の確保のためにも採用を検討できるモンスターです。
《古代の機械究極巨人》
《古代の機械究極巨人》
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが破壊された場合、
自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械究極巨人》は、攻撃力4400の高打点と貫通効果を備えた、強力な「アンティーク」融合モンスターです。
《古代の機械巨人》1体は名称指定の融合素材であり、その他に「アンティーク・ギア」モンスター2体が必要になります。
《パワー・ボンド》によって融合召喚することで攻撃力8800として融合召喚でき、更に《リミッター解除》を重ねれば攻撃力17600の超高打点で貫通ダメージを与えることができます。
また、破壊されたときに墓地の《古代の機械巨人》を召喚条件を無視して特殊召喚できるので、《リミッター解除》の効果によって破壊されてしまっても、フィールドをがら空きにしてしまうことがありません。
【アンティーク・ギア】デッキにおいての切り札と言えるモンスターでしょう。
《古代の機械混沌巨人》
《古代の機械混沌巨人》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000
「アンティーク・ギア」モンスター×4
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、
相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械混沌巨人》は、相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる上に、貫通効果も備えた「アンティーク・ギア」融合モンスターです。
フィールドに存在する限り魔法・罠カードの効果を受けず、相手のモンスターの効果をバトルフェイズ中に発動させない効果も持っています。
バトルフェイズに相手のモンスター効果の発動を封じるので、《オネスト》や《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》など、バトルフェイズに強力な効果を発揮するモンスターに対しても強さを発揮します。
最近の環境では、早い段階で場にモンスターを揃えるデッキが多いため、全モンスターに攻撃し、LPを一気に削ることができます。
「アンティーク・ギア」モンスターの中で唯一の闇属性モンスターでもあるため、《オーバーロード・フュージョン》によって融合召喚することも可能です。
墓地のモンスターを融合素材にできるため、「アンティーク・ギア」モンスター4体を融合素材としていながら、比較的融合しやすいです。
相手の盤面によって《古代の機械究極巨人》と使い分けると良いでしょう。
《古代の機械魔神》
《古代の機械魔神》
融合・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守1800
「アンティーク・ギア」モンスター×2
「古代の機械魔神」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械魔神》は、他のカードの効果を受けず、戦闘で破壊された場合、デッキから「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚できる「アンティーク・ギア」融合モンスターです。
攻守のパラメーターが低く、カード効果を受けないため、高い確率で戦闘破壊されることができます。
特殊召喚効果は召喚条件を無視できるため、《古代の機械巨人》や《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》を特殊召喚することが可能です。
自爆特攻などであえて破壊され、高打点の「アンティーク・ギア」モンスターを出すこともできます。
守りの性質が強い「アンティーク・ギア」融合モンスターで、先行で出しておきたいモンスターと言えます。
今回紹介しませんでしたが、その他「アンティーク・ギア」には以下のモンスターが存在しています。
これらのモンスターは採用されることが少ないため、名前のみの紹介となります。
◆ その他「アンティーク・ギア」モンスター
- 《古代の機械工兵》
- 《古代の機械合成獣》
- 《古代の機械巨竜》
- 《古代の機械砲台》
- 《古代の歯車》
- 《古代の機械兵士》
- 《古代の機械騎士》
- 《古代の機械合成竜》
- 《古代の機械獣》
《歯車街》
《歯車街》
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《歯車街》は、「アンティーク・ギア」モンスターの召喚に必要なリリースを1体少なくできるフィールド魔法です。
また、破壊され墓地へ送られた場合に「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚する効果を備えています。
《サイクロン》や《ツインツイスター》などで自発的に破壊することで、特殊召喚を狙うこともできます。
後に紹介する《古代の機械射出機》とのコンボにより、フィールドに「アンティーク・ギア」モンスターを複数体並べることも可能です。
《古代の機械射出機》
《古代の機械射出機》
通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械射出機》は、自分フィールドにモンスターが存在しない時に発動でき、フィールドの表側表示のカードを1枚破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚できる魔法カードです。
破壊するカードの対象に《歯車街》を選択することで、《古代の機械射出機》の効果と合わせて2体の「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚することができます。
また、《古代の機械射出機》での特殊召喚は召喚条件を無視できるため、《古代の機械巨人》を特殊召喚し、《古代の機械究極巨人》の融合召喚につなげることもできます。
墓地効果も備えており、墓地から《古代の機械射出機》を除外することで、自分フィールドの表側表示のカードを破壊し、「古代の歯車トークン」を特殊召喚できます。
こちらの効果も《歯車街》の効果と合わせて使うことができます。
特殊召喚したトークンは、融合素材の数合わせとしても活用できます。
【アンティーク・ギア】デッキでは必須カードになりそうです。
《古代の機械要塞》
《古代の機械要塞》
永続魔法
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターは
召喚・特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
(2):「アンティーク・ギア」カードの効果の発動に対して、
相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで
自分は「アンティーク・ギア」モンスターしか特殊召喚できない。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械要塞》は、「アンティーク・ギア」カードに対して破壊耐性や効果耐性を与える永続魔法カードです。
「アンティーク・ギア」モンスターはバトルフェイズに強いものの、メインフェイズには耐性をあまり持ちません。
そこで、《古代の機械要塞》を先に発動しておくことで、フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターを守っていくことができます。
また《古代の機械要塞》は、破壊された場合に「アンティーク・ギア」モンスターを手札・墓地から特殊召喚できます。
《歯車街》とは違い、デッキからの特殊召喚には対応していないので、注意は必要です。
【アンティーク・ギア】デッキのワンターンキルを助ける、強力なサポートカードになりそうです。
今回紹介しませんでしたが、その他「アンティーク・ギア」には以下の魔法カードが存在しています。
これらの魔法は採用されることが少ないため、名前のみの紹介となります。
◆ その他「アンティーク・ギア」魔法
- 《古代の機械城》
- 《古代の機械戦車》
- 《古代の機械掌》
- 《古代の機械工場》
- 《古代の整備場》
- 《古代の採掘機》
- 《古代の機械爆弾》
- 《魔法の歯車》
《古代の機械蘇生》
《古代の機械蘇生》
永続罠
(1):「古代の機械蘇生」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は200アップする。(引用:遊戯王データベース)
《古代の機械蘇生》は、「アンティーク・ギア」モンスター専用の蘇生永続罠カードです。
罠カードである特性を活かし、《歯車街》を対象に《古代の機械射出機》を発動、そこにチェーンして《古代の機械蘇生》を発動すれば、召喚権を使用せずに「アンティーク・ギア」モンスター3体をフィールドに揃えることができます。
また、この効果で特殊召喚した「アンティーク・ギア」モンスターは、攻撃力が200アップした状態になります。
攻撃力3000の《古代の機械熱核竜》を蘇生すれば攻撃力は3200になり、高打点モンスターの代表格である《青眼の白龍》の攻撃力をも超えることができます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編 2」で強化される【アンティーク・ギア(古代の機械)】デッキの既存カード・新規カードを紹介し、サンプルデッキレシピ・回し方を解説・考察しました。
「アンティーク・ギア」は、「E・HERO」が登場したころから人気のある根強いテーマです。
今回の強化を喜んでいる「アンティーク・ギア」ファンも多いのではないでしょうか。
最高クラスの打点を誇り、貫通効果も備えている【アンティーク・ギア】デッキは、モンスターの特殊召喚を重ねて盤面を固める環境トップ、【SPYRAL】にも対抗できると思います。
大会環境でも【アンティーク・ギア】デッキが活躍してくれると嬉しいです。
引き続き、「アンティーク・ギア」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
◆ 「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編 2」収録テーマ
- 「サクリファイス」
- 「インセクト女王」
- 「リボルバー・ドラゴン」
- 「おジャマ/ アームド・ドラゴン」
- 「アンティークギア」
- 「宝玉獣」