最新テーマ「サブテラー(Subterror)」の対策カード・メタカードをまとめたページです。
はじめまして、遊戯王ライターの「破壊軒(はかいけん)」です。
2017年9月9日、最新パック「エクストラパック2017」が発売されます。
海外先行テーマである「サブテラー(Subterror)」が、高レベルモンスターの特殊召喚・相手の攻撃・効果を封じたりというメタ要素も持ち、現環境でも通用すると、Youtubeなどの動画サイト上で話題になっております。
また、各地でデッキ体験会も開かれていったりと、パック発売に先駆けて徐々に注目を集めております。
さて、今回はそんなデッキに入れると良いカードではなく、「サブテラー」を相手にする上で準備しておいたほうが良い対策・メタカードを紹介していきたいと思います。
「サブテラー」対策の参考になれば幸いです。
もくじ
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「サブテラー」の動き・効果
まずは「サブテラー(Subterror)」の動き・効果について簡単に要約していきたいと思います。
リバース効果を持つ
モンスター自身の効果で裏側守備表示でき、リバースした場合に効果が発動します。
「サブテラー」魔法・罠も同様に、モンスター裏側守備表示にする効果を持ち、表側表示にすることも出来ます。
任意で表示形式を変え、効果を発動してくる動きは、すでに予想されている通りですね。
上級レベルモンスターの特殊召喚
自分フィールドのモンスターが裏側守備表示になった場合に手札から特殊召喚できる共通効果を持ちます。
高い攻撃力・守備力も備えており、打点での突破も難しくなると考えられます。
また、リバースした場合の効果も相手モンスターの破壊、除外、表示形式の変更など、各モンスターにバリエーション豊富な固有効果を備えています。
カード効果無効の手札誘発
下級モンスターである《Subterror Fiendess》(サブテラーフィーンデス)は、手札・フィールドから墓地へ送ることで、魔法・罠・モンスターの効果を無効にし、「サブテラー」を裏守備にする効果を持っています。
そのため、効果を無効にしたうえで、前述の特殊召喚にもつなげてくる動きがあるでしょう。
墓地からの召喚や墓地効果
また、通常罠カード《Subterror Behemoth Burrowing》(サブテラー・ベヒーモス ブローイング)は、フィールド・墓地から「サブテラー」モンスターを守る効果をもっています。
- 墓地の「サブテラー」モンスター除外で発動、自分フィールドの裏側守備表示モンスターに破壊耐性、取らせない効果
- 墓地効果として、除外して「サブテラー」モンスター1体を裏側守備表示にする
その他の「サブテラー」カードにも、墓地からのリクルート・特殊召喚などの効果が備わっており、フィールド以外での対策も必要となるかと思われます。
やはり一番認知されている「リバース効果」がキーとなる動きなのでしょうが、仮に対戦した際、裏側にされてしまっては効果も確認できず、困ったことになってしまいそうですね。
そんな効果に対して有効なのではないか、と思われるピックアップしたカードを紹介していきたいと思います。
「サブテラー」対策カード8枚まとめ
それでは、「サブテラー」カードの各種効果と絡めながら、オススメカードを紹介していきたいと思います。
題して、「「サブテラー」に対して効果抜群!用意しておきたいカード8枚!」です。
《聖なる輝き》
《聖なる輝き》
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、モンスターをセットする事はできない。また、モンスターをセットする場合は表側守備表示にしなければならない。
(引用:遊戯王公式データベース)
《聖なる輝き》は、互いにモンスターをセットできなくなるという永続罠カードです。
すでにフィールドに発動されていれば、裏側守備表示に形式を変更する効果や、裏側守備表示で特殊召喚する効果も発動させないこともできるので、相手の手札に除去カードが来ない限りは、「サブテラー」モンスターの効果を徹底的に防いでいくことが可能です。
さらに、表側守備表示で通常召喚を行うという、原作・アニメのような召喚がお互いに可能になるので、自分のデッキに召喚成功時効果を持つ低級モンスターが入っているようであれば、安心して低級モンスターを守備表示で召喚することが可能になります。
永続罠カードなので、【天気】デッキや【真竜】デッキにも入れていて損はないかと思います。
《ダーク・シムルグ》
(引用:遊戯王公式データベース)
《ダーク・シムルグ》は、モンスターゾーンに存在する限り、相手のカードセットを妨害するレベル7の上級モンスターです。
相手の体制が整う前に出しておければ、モンスターだけでなく、魔法、罠カードのセットも防ぐことができるので、非常に有効なカードだと思われます。
「サブテラー」には《サブテラーの決戦》という罠カードがあり、「発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。」という《くず鉄のかかし》と同じような効果も備えております。
《サブテラーの決戦》
通常罠
(1):以下の効果から1つを選んで発動できる。 発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●フィールドの裏側守備表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
●フィールドの表側表示の「サブテラー」モンスター1体を選んで裏側守備表示にする。
●フィールドの「サブテラー」モンスター1体を選び、 その攻撃力・守備力はターン終了時まで、そのモンスターの元々の攻撃力と守備力の合計の数値となる。
●このターン、「サブテラー」カードの発動した効果は無効化されない。
(引用:遊戯王公式データベース)
しかし、《ダーク・シムルグ》がフィールドに存在していれば、発動後にセットされる効果は適用されません。
そのまま墓地へ送られ、一回きりで止められるようです。
また召喚条件もそれほど厳しいものではないので、闇属性と風属性がどちらも入るデッキには用意しておきたいもモンスターになりそうですね。
「BF」「LL」「WW」「レッドアイズ」などには召喚条件を満たしやすく、元々デッキに入れていても面白いかもしれませんね。
《停戦協定》
《停戦協定》
通常罠
フィールドに効果モンスターまたは裏側守備表示モンスターが存在する場合に発動できる。フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にする。この時、リバースモンスターの効果は発動しない。フィールドの効果モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
(引用:遊戯王公式データベース)
《停戦協定》は、フィールドの裏側守備表示モンスターを表側守備表示に変更し、その際のリバース効果は発動させないというリバースモンスターに対しては大きく効果を発揮するカードです。
罠カードであるため、相手が発動する《サブテラーの決戦》の「『サブテラー』モンスター1体を表側表示にする」効果にも割って入ることができ、非常に効果的だと思います。
また、バーン効果も備えているので、相手モンスターを攻撃せずにライフポイントを減らせる点も良いところかと思います。
ただ、制限カードになっているため、1枚しか積めないカードとなっているので注意が必要です。
《生命力吸収魔術》
《生命力吸収魔術》
通常罠
フィールド上の全ての裏側守備表示モンスターを表側表示にする。この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。自分はフィールド上の効果モンスター1体につき400ライフポイント回復する。
(引用:遊戯王公式データベース)
《生命力吸収魔術》は、《停戦協定》と似た効果を持つ通常罠カードです。
効果でリバースさせ、その際の効果は発動させません。
違う点としては、効果モンスターの数だけ自分のライフポイントを回復できるというところです。
最近ではバーンデッキも台頭しているので、「トリックスター」のようなモンスターを出しつつ、効果ダメージを与えてくるデッキ相手にも有効なのではないかと思います。
《古の森》
《古の森》
フィールド魔法
このカードの発動時に、フィールド上に守備表示モンスターが存在する場合、そのモンスターを全て表側攻撃表示にする。この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。また、このカードがフィールド上に存在する限り、攻撃を行ったモンスターをバトルフェイズ終了時に破壊する。
(引用:遊戯王公式データベース)
《古の森》は、カード発動時にフィールドのモンスターを表側攻撃表示にし、効果の発動も止めるフィールド魔法カードです。
相手の「サブテラー」モンスターの効果を一気に止め、低い攻撃力を晒すことができます。
《フォトン・ワイバーン》
《フォトン・ワイバーン》
効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドにセットされたカードを全て破壊する。
(引用:遊戯王公式データベース)
《フォトン・ワイバーン》は、召喚または反転召喚成功時に相手フィールドにセットされたカードを全て破壊するレベル7の上級モンスターです。
【サブテラー】デッキに対して、非常にわかりやすく、大ダメージを与えることが出来るカードになっています。
ただし、効果発動の条件に特殊召喚が含まれていないので、少し使うのが難しいカードまではあります。
自分フィールドに最低2体のモンスターがいる盤面であれば、《ライバル・アライバル》などの効果で相手ターンにも召喚できるので、不意打ちしてしまうことがオススメです。
打点は《ダーク・シムルグ》ほど高くはないので、召喚したらシンクロや、エクシーズ召喚・リンク召喚の素材にしてしまうのが良いですね。
《王家の眠る谷‐ネクロバレー》
《王家の眠る谷‐ネクロバレー》
フィールド魔法
①:フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
(引用:遊戯王公式データベース)
この辺りで墓地に関する効果への対策も挙げておきたいと思います。
《王家の眠る谷‐ネクロバレー》は、「墓守」モンスターの攻撃力、守備力を上げる効果と、墓地除外、または墓地へ及ぶカードの効果を無効にするフィールド魔法カードです。
墓地効果対策として割と認知されているカードとなっています。
先ほど挙げた「サブテラー」通常罠カード《Subterror Behemoth Burrowing》に対して、非常に有効になることでしょう。
また、自己蘇生効果を持つ《サブテラーの戦士》の効果を無封じることができます。
《サブテラーの戦士》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守1200
「Subterror Nemesis Warrior」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「Subterror」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 元々のレベルの合計が墓地へ送った「Subterror」モンスターのレベル以上になるように、 このカードと自分フィールドの他のモンスターを1体以上リリースし、 墓地へ送った「Subterror」モンスターを表側守備表示また裏側守備表示で特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、「Subterror Behemoth」モンスターがリバースした場合に発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。
(引用:遊戯王公式データベース)
《マクロコスモス》
《マクロコスモス》
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
(引用:遊戯王公式データベース)
《マクロコスモス》は、墓地に送られるカードを全て除外する永続罠カードです。
最近【メタファイズ】などに採用され、目にする機会の増えたカードですね。
「サブテラー」の墓地からの蘇生や、墓地へ送ることで発動する《Subterror Fiendess》の効果無効を止められるので、展開を阻止する目的でも採用しておきたい1枚になります。
全体的に、やはり表示形式を変えることを止めていくカードがメタとしてはピッタリなのですが、墓地効果なども油断していると厄介なので覚えておきたいところです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
よく目にするカードから、あまり聞きなれないカードも色々と挙げてみたのですが、個人的には《ダーク・シムルグ》が最も対「サブテラー」としては適任なのではないかと思います。
自分が使ってるデッキに、「このカードならサイドデッキに入れても使えるかも」と思っていただけるようなカードがあったら幸いです。
裏側守備表示と言ったら「ゴーストリック」が真っ先に思い浮かんだりもしたので、機会があれば、「サブテラー」と相性の良いカード・テーマも紹介していきたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
「サブテラー」デッキについては、こちらの記事にまとめています。
⇒【遊戯王】「サブテラー(Subterror)デッキ」とは?回し方・相性の良いカードまとめ!
⇒【遊戯王】『サブテラー』デッキ初日大会準優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
⇒【遊戯王】『サブテラー』デッキ大会優勝!「真竜皇」採用のデッキレシピを解説!
⇒【遊戯王】『サブテラー』デッキを強化する!相性の良いカード22枚まとめ!
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