【レベル9シンクロ】汎用モンスター・シンクロギミックまとめ！

遊戯王の汎用レベル9シンクロモンスターと、シンクロギミックをまとめたページです。

「レベル9シンクロ」汎用モンスター・シンクロギミック

こんにちは、「シェキナーガ」です。

今回は、レベル9の汎用シンクロモンスターとそのシンクロギミックを紹介します。

多くのデッキで使用できる汎用シンクロや、素材指定があるけれど出せれば強力なシンクロモンスターを紹介し、それらをシンクロ召喚するために使えるギミックを解説していきます。

レベル9シンクロを使うデッキをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

全レベルの汎用的なシンクロモンスターについては、こちらの記事にまとめています。

⇒ 【遊戯王初心者向け】汎用のシンクロモンスター13枚効果まとめ | レベル2~12まで

レベル9汎用モンスターの特徴
汎用レベル9シンクロモンスターまとめ
素材縛りありレベル9シンクロモンスターまとめ
レベル9シンクロギミックまとめ
- 《マスマティシャン》＋《超量士レッドレイヤー》など特殊召喚できるレベル5モンスター
- 《ブリリアント・フュージョン》＋《ジャンク・シンクロン》
まとめ

レベル9汎用モンスターの特徴

レベル9汎用モンスター

レベル9シンクロともなると、3枚以上のカードを要求されやすくなり、シンクロ召喚が難しくなってきます。

2枚のチューナーを必要とする「ダブルチューニング」モンスターも登場し、シンクロギミックもより戦略的に作っていく必要があるでしょう。

その分、複数枚の除去ができるカードが多く、効果が決まった時は爽快だと思います。

レベル9シンクロを活用し、一撃必殺を狙っていきましょう。

汎用レベル9シンクロモンスターまとめ

《幻竜星-チョウホウ》

《幻竜星－チョウホウ》
シンクロ・効果モンスター
星９/光属性/幻竜族/攻2800/守2200
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
(1)：Ｓ召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードのＳ素材とした「竜星」モンスターと
元々の属性が同じモンスターの効果を発動できない。
(2)：Ｓ召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからチューナー１体を手札に加える。
(3)：１ターンに１度、相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
そのモンスター１体と元々の属性が同じ幻竜族モンスター１体を
自分のデッキから守備表示で特殊召喚する。（引用：遊戯王公式データベース）

《幻竜星-チョウホウ》は、3つの効果を持っています。

①：シンクロ召喚したこのカードがフィールドに存在する限り、相手は素材とした「竜星」と同じ属性のモンスター効果を発動できなくする効果
②：シンクロ召喚したこのカードが破壊され墓地へ送られた時にデッキからチューナーを手札に加える効果
③：1ターンに1度相手フィールドのモンスターが破壊された時、そのモンスターと同じ属性の幻竜族モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する効果

素材とした「竜星」と同じ属性のモンスター効果を相手だけ発動できないのは、かなりの制圧力を持ちます。

特に、相手が1つの属性に特化している場合や特定のキーカードに依存している場合、完封することも可能でしょう。

少し前では地属性で統一された「十二獣」の対策として使用されていました。

「竜星」は好きな属性のモンスターを場に出しやすいので、相手によって素材となるモンスターを変えるのもありだと思います。

また、このカードが破壊されても、チューナーをサーチする効果でモンスターを確保できます。

この効果は特に「竜星」でなくても使えますし、シンクロ召喚がメインでないデッキでも《エフェクト・ヴェーラー》をはじめとする手札誘発モンスターをサーチすることもできます。

《鬼岩城》

《鬼岩城》
シンクロ・効果モンスター
星９/地属性/岩石族/攻2900/守2800
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードの攻撃力・守備力は、
このカードのシンクロ素材とした
チューナー以外のモンスターの数×２００ポイントアップする。（引用：遊戯王公式データベース）

《鬼岩城》は、チューナー以外の素材の数1枚につき攻撃力を200ポイントアップさせるモンスターです。

特にこれといった素材縛りはなく、シンクロ召喚しやすいモンスターです。

打点としては3100を確保できるので、十分な高打点と言えるでしょう。

遊戯王では攻撃力3000が切り札級のモンスターに多く、それに打点負けしないのは意外に大きな長所です。

地属性・岩石族というのも恵まれていますね。

《水晶機巧-グリオンガンド》

《水晶機巧－グリオンガンド》
シンクロ・効果モンスター
星９/水属性/機械族/攻3000/守3000
チューナー２体以上＋チューナー以外のモンスター１体
(1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、
そのＳ素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(2)：Ｓ召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。（引用：遊戯王公式データベース）

《水晶機巧-グリオンガンド》は、シンクロ召喚時に素材とした数まで相手のフィールドと墓地のモンスターを除外する効果と、破壊された場合に自分か相手の除外ゾーンからモンスターを特殊召喚する効果を持っています。

シンクロ召喚した時、素材の関係から最低3枚のカードを除外することができます。

墓地のモンスターも対象にできます。

破壊された場合の効果は、相手の除外ゾーンから盗む事もできるので、シンクロ時の除外効果ととても噛み合っています。

ただ「ダブルチューニング」モンスターなので、シンクロ召喚は少し難しめです。

《氷結界の龍トリシューラ》

《氷結界の龍トリシューラ》
シンクロ・効果モンスター（制限カード）
星９/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
(1)：このカードがＳ召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードを
それぞれ１枚まで選んで除外できる。（引用：遊戯王公式データベース）

《氷結界の龍トリシューラ》は、シンクロ召喚時に相手フィールド・墓地・手札から1枚ずつ対象を取らずに除外できます。

レベル9シンクロと言えばこのカードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

チューナー1体と複数のモンスターでレベルを合わせる必要があるものの、効果は超強力です。

墓地1枚だけ除外や、手札とフィールドだけ除外といった形で、必ずしも3枚除外しなくても良いので融通がききます。

対象を取らない除外効果として、耐性を持ったモンスターの多くを除去できます。

《ミスト・ウォーム》

《ミスト・ウォーム》
シンクロ・効果モンスター
星９/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
(1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、
相手フィールドのカードを３枚まで対象として発動する。
その相手のカードを持ち主の手札に戻す。（引用：遊戯王公式データベース）

《ミスト・ウォーム》は、シンクロ召喚時に相手フィールドのカードを3枚まで対象にして手札へ戻させる効果を持っています。

レベル9としては打点が低いですが、3枚のバウンス効果は強力です。

風属性のシンクロのため、「SR」「WW」のような風属性に縛ったテーマに対応しているのも魅力的です。

《浮鵺城》

《浮鵺城》
シンクロ・効果モンスター
星９/風属性/機械族/攻 0/守3000
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
(1)：このカードがＳ召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル９モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
召喚・特殊召喚されたレベル８以下のモンスターは、
そのターンには攻撃できない。（引用：遊戯王公式データベース）

《浮鵺城》は、シンクロ召喚成功時に墓地のレベル9モンスターを蘇生させる効果を持っています。

またモンスターゾーンに存在する限り、レベル8以下のモンスターは召喚・特殊召喚したターンに攻撃をできなくさせる効果の2つがあります。

レベル9のモンスターを蘇生させるのは強力で、即座にランク9エクシーズへ繋ぐことができます。

「真竜皇」「青眼」のようなデッキテーマで活用できるでしょう。

また、カード単体では《電撃壊獣サンダー・ザ・キング》が場に出しやすく、蘇生させる機会もあると思います。

場にいるだけでもレベル8以下のモンスターの攻撃を防ぐことができるので、高い守備力と相まって突破されにくいモンスターと言えます。

素材縛りありレベル9シンクロモンスターまとめ

《琰魔竜レッド・デーモン・アビス》（素材：ドラゴン族・闇属性Ｓモンスター）

《琰魔竜レッド・デーモン・アビス》
シンクロ・効果モンスター
星９/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
チューナー＋チューナー以外のドラゴン族・闇属性Ｓモンスター１体
「えん魔竜レッド・デーモン・アビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手フィールドの表側表示のカード１枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2)：このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
自分の墓地のチューナー１体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。（引用：遊戯王公式データベース）

《琰魔竜レッド・デーモン・アビス》は、1ターンに1度相手カードを無効にする効果と、相手に戦闘ダメージを与えた時に墓地のチューナーを蘇生する効果の2つを持っています。

対象を取る必要があるものの、モンスター効果・魔法・罠を問わず無効にできるのは非常に強力です。

ダメージを与えた時のチューナーを蘇生させる効果は、チューナーであればレベルを問わず、シンクロチューナーでも蘇生可能です。

展開途中に《フォーミュラ・シンクロン》や《瑚之龍》を使うことは多いので、覚えておくと役立つ時があります。

数少ない相手の展開を妨害できるシンクロモンスターで、先行でシンクロ召喚したいモンスターの1体でしょう。

《青眼の精霊龍》（素材：「ブルーアイズ」モンスター）

《青眼の精霊龍》
シンクロ・効果モンスター
星９/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー＋チューナー以外の「ブルーアイズ」モンスター１体以上
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに２体以上のモンスターを同時に特殊召喚できない。
(2)：１ターンに１度、墓地のカードの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(3)：Ｓ召喚したこのカードをリリースして発動できる。
エクストラデッキから「青眼の精霊龍」以外の
ドラゴン族・光属性のＳモンスター１体を守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
この効果は相手ターンでも発動できる。（引用：遊戯王公式データベース）

《青眼の精霊龍》は、以下の3つの効果を持っています。

①：お互いに2体以上のモンスターを特殊召喚できなくさせる効果
②：1ターンに1度墓地で発動する効果を無効にする効果
③：フリーチェーンで自身をリリースし、エクストラデッキから光属性のドラゴン族シンクロモンスターを守備表示で特殊召喚(エンドフェイズに破壊される)する効果

存在する限りお互いに2体以上のモンスターの特殊召喚ができなくさせ、相手のペンデュラム召喚や《ソウルチャージ》などの展開を封じることができます。

墓地効果を無効にするのも強力で、墓地で発動するカードが多い現環境では刺さるデッキも多いでしょう。

3つの効果の中では、フリーチェーンでエクストラデッキから光属性ドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚する効果が最も強力です。

《ライトロード・アークミカエル》なら除外効果、《月華竜ブラック・ローズ》なら特殊召喚されたモンスターを手札へ戻す効果が使用できます。

ただエンドフェイズに破壊されてしまうので、破壊されたくない場合《復活の福音》をあらかじめ墓地へ送っておくといった工夫が必要です。

《閃珖竜スターダスト》や《蒼眼の銀龍》を特殊召喚し、盤面を維持する戦略も有効です。

これらの効果を使えば、エンドフェイズの破壊を防ぐことができます。

1つ欠点があるとすれば、守備表示で特殊召喚するためバトルフェイズ中の追撃ができないことでしょうか。

《蒼眼の銀龍》（素材：通常モンスター）

《蒼眼の銀龍》
シンクロ・効果モンスター
星９/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー＋チューナー以外の通常モンスター１体以上
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2)：自分スタンバイフェイズ毎に自分の墓地の通常モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。（引用：遊戯王公式データベース）