遊戯王の新制限の環境情報です。大会優勝した【ヴェルズ】のデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
早いもので8月ももう終盤。みなさんは夏休みも遊戯王していますでしょうか?
7月から施行されたリミットレギュレーションの変更により、影響を受けたデッキは数多くあります。
そんな中、【ヴェルズ】デッキが見事大会優勝を果たしました。
『え、今更「ヴェルズ」?!』なんて思う方もいるかもしれません。
でも、使用された大会ではあの【ABC】を倒しているみたいですよ。
意外と侮れませんね。
ぜひ新制限での構築の参考にしてみてください。
もくじ
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【ヴェルズ】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【ヴェルズ】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【ヴェルズ】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- TSUTAYA 札幌琴似店(2018年10月環境)
- カードボックス天理店@23時まで営業中(2018年7月環境)
- カードボックス奈良本店@毎日23時まで営業中(2018年7月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【ヴェルズ】大会優勝デッキレシピ
新制限の大会で優勝した【ヴェルズ】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(21枚)
- 3《レスキューラビット》
- 3《ヴェルズ・ヘリオロープ》
- 3《ヴェルズ・カストル》
- 3《ヴェルズ・マンドラゴ》
- 3《ヴェルズ・ケルキオン》
- 3《灰流うらら》
- 3《幽鬼うさぎ》
◆ 魔法(15枚)
- 2《強欲で貪欲な壺》
- 1《死者蘇生》
- 1《増援》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 1《侵略の汎発感染》
- 3《スケープ・ゴート》
- 2《月の書》
- 1《ブラック・ホール》
◆ 罠(6枚)
- 1《虚無空間》
- 1《侵略の侵喰感染》
- 1《神の警告》
- 1《神の宣告》
- 2《神の通告》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 2《ヴェルズ・オピオン》
- 1《鳥銃士カステル》
- 1《ガガガガンマン》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《SNo.39 希望皇ホープONE》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 1《No.41 泥睡魔獣バグースカ》
- 1《励輝士 ヴェルズビュート》
- 1《星杯戦士ニンギルス》
- 1《電影の騎士ガイアセイバー》
- 1《リンク・スパイダー》
- 1《ミセス・レディエント》
- 1《デコード・トーカー》
- 1《ヴァレルロード・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 1《粘糸壊獣クモグス》
- 3《増殖するG》
- 3《スカル・マイスター》
- 3《アーティファクト-ロンギヌス》
- 1《システム・ダウン》
- 1《御前試合》
- 3《マクロコスモス》
https://twitter.com/meieki_193TCG/status/892738574566563844
※193名駅店 公認大会 個人戦 8月2日(水)
【ヴェルズ】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【ヴェルズ】デッキの解説をしていきます。
構成としては、採用しているモンスターのほとんどが「ヴェルズ」となっています。
《レスキューラビット》のギミックを取り入れた形になっているので、【兎ヴェルズ】と呼ばれるタイプですね。
別に、《幽鬼うさぎ》が入ってるからといって「兎」なわけじゃないですよw
そもそも『「ヴェルズ」ってなんぞや?』という方のために軽く説明します。
「ヴェルズ」はアーケード機として稼働していた「DUEL TERMINAL(デュエルターミナル)」の第13弾である「星の騎士団 セイクリッド!!」で登場した、闇属性のテーマになります(《励輝士 ヴェルズビュート》を除く)。
簡単に言えば、時代が時代なもので、エクシーズ次元な感じのデッキですね・・・
それでは、【ヴェルズ】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
【ヴェルズ】の基本展開
基本的な回し方としては、「ヴェルズ」モンスターを複数体ならべ、《ヴェルズ・オピオン》をエクシーズ召喚するという流れになります。
主に使っていくのがこちらの3種類です。
- 《ヴェルズ・カストル》:自身の召喚に成功したターンにヴェルズモンスターの召喚権を追加。
- 《ヴェルズ・マンドラゴ》:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、手札から特殊召喚可能。
- 《ヴェルズ・ケルキオン》:墓地の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を除外する事で、「ヴェルズ」モンスターをサルベージ+効果を適用したターンのメインフェイズ時に1度だけ「ヴェルズ」モンスター1体を召喚。自身が墓地へ送られたターンに1度だけ、「ヴェルズ」モンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする。
《ヴェルズ・カストル》は、召喚したターン召喚権を追加できますので、簡単に「ヴェルズ」モンスターを並べることができます。
見た目は禍々しいですが、こう見えて戦士族なので《増援》でのサーチが可能です。
《ヴェルズ・ケルキオン》は、墓地から「ヴェルズ」を回収しつつ、「ヴェルズ」の召喚権を追加することができます。
このように通常召喚権を追加したり、別に特殊召喚することで容易に「ヴェルズ」モンスターが2体並べ、すぐさま《ヴェルズ・オピオン》のエクシーズ召喚につなげることができます。
さて、主軸としてエクシーズ召喚を狙いたい《ヴェルズ・オピオン》は、X素材を持っている自身が存在する限り、お互いにレベル5以上のモンスターの特殊召喚を封じる効果を持っています。
最近の環境では【恐竜真竜皇竜星】や【ABC】などシンクロモンスターや融合モンスターの特殊召喚に頼るデッキが多く使用されています。
これらのデッキのキーカードを出させないというのは、かなりの打撃になるでしょう。
エクシーズモンスターに関しても、高ランクモンスターは自ずと素材に高レベルモンスターが必要となるので、素材となるモンスターの特殊召喚を封じられるので【青眼】のようなデッキでも痛手になりますね。
また《ヴェルズ・オピオン》は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで「侵略の」魔法・罠カードをサーチすることができます。
こちらのデッキでは「侵略の」魔法カードに《侵略の汎発感染》、「侵略」罠カードに《侵略の侵喰感染》を採用しています。
中でも《侵略の汎発感染》は非常に強力で、 自分フィールド上の全ての「ヴェルズ」モンスターは、発動ターン自身以外の魔法・罠カードの効果を受けなくなります。
《ブラック・ホール》などの全体除去系カードに対しチェーンして発動すれば、自分の「ヴェルズ」モンスターを守れ、そのままダイレクトアタックすることも可能です。
「侵略」魔法・罠カードがそれぞれピン挿しなことから、先手で《ヴェルズ・オピオン》をたて、効果でサーチしてからセットするまでが基軸となるでしょう。
終盤になるにつれ、他の強力なランク4エクシーズモンスターに置き換えるなどして、場合に応じた戦略も行えます。
《レスキューラビット》を使う
《レスキューラビット》は、自身を除外する事でデッキから同名の通常モンスター2体を特殊召喚する効果をもっています。
《ヴェルズ・ヘリオロープ》はレベル4通常モンスターなので、《レスキューラビット》の効果が活用できます。
効果で《ヴェルズ・ヘリオロープ》を2体出せれば、《ヴェルズ・オピオン》のエクシーズ召喚につなげられるわけです。
このギミックを利用したデッキでは《予想GUY》を採用することもありますが、通常モンスターの採用数も少ないですし、《強欲で貪欲な壺》を使うと出すものがいないなんてこともありますから、今回は見送られています。
残りのカードはメタビート寄り
罠カードのほとんどは、《神の警告》《神の宣告》といったいわゆる神系カードや特殊召喚メタである《虚無空間》となっています。
このデッキではエクシーズ召喚くらいでしか特殊召喚しないので、先に《ヴェルズ・オピオン》を出しておいてから《虚無空間》をセットなんて流れはかなり相手にとってはキツい場面になります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
高レベルの特殊召喚をベースにしているデッキには相手にしたくないデッキになっていますね。
【ABC】に勝ったというのもうなずけます。
気になった方はぜひ【ヴェルズ】デッキを作ってみてください。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。