遊戯王の新制限の環境情報です。大会優勝した【ガスタ】のデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
早いものでもう8月になりましたが、みなさんは新制限に慣れましたか?
7月から施行されたリミットレギュレーションの変更により、影響を受けたデッキは数多くあります。
そんな中、【ガスタ】デッキが見事大会優勝を果たしました。
『え、「ガスタ」ってなに?胃腸薬?』って思う方も多いはず。
ぜひ新制限での構築の参考にしてみてください。
もくじ
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【ガスタ】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【ガスタ】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【ガスタ】大会優勝デッキレシピ
新制限の大会で優勝した【ガスタ】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(34枚)
- 3《ガスタの巫女 ウィンダ》
- 3《ガスタ・ガルド》
- 3《ガスタ・イグル》
- 3《ガスタ・グリフ》
- 3《ガスタの神裔 ピリカ》
- 3《WW-アイス・ベル》
- 3《WW-グラス・ベル》
- 2《WW-スノウ・ベル》
- 2《シルフィード》
- 3《THE トリッキー》
- 1《グローアップ・バルブ》
- 3《音響戦士ギータス》
- 1《音響戦士マイクス》
- 1《音響戦士ベーシス》
◆ 魔法(6枚)
- 2《手札断殺》
- 1《緊急テレポート》
- 1《死者蘇生》
- 1《貪欲な壺》
- 1《ワン・フォー・ワン》
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《スターダスト・ドラゴン》
- 2《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》
- 1《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
- 1《瑚之龍》
- 2《ダイガスタ・スフィアード》
- 1《ダイガスタ・ガルドス》
- 1《HSRチャンバライダー》
- 1《HSRマッハゴー・イータ》
- 1《ダイガスタ・ファルコス》
- 1《古神ハストール》
- 1《霞鳥クラウソラス》
【サイドデッキ】(0枚)
【遊戯王】
本日の遊戯王非公認大会(ショートデュエル)優勝はメロン樣で
使用デッキは【ガスタ】でした!
コメント:スフィアード強い。
おめでとうございます!#遊戯王 pic.twitter.com/GWdCluWrWs— カードラボ八王子店 (@hachiouji_labo) July 12, 2017
※カードラボ八王子店 非公認大会 個人戦 7月12日(水)
【ガスタ】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【ガスタ】デッキの解説をしていきます。
構成としては、「ガスタ」を中心に「WW」と「音響戦士(サウンドウォリアー)」のギミックを取り入れたデッキになっています。
まず、『「ガスタ」ってなんぞや?』という方のために軽く説明します。
「ガスタ」はアーケード機として稼働していた「DUEL TERMINAL(デュエルターミナル)」の第10弾である「インヴェルズの侵略!!」で登場した風属性のテーマになります。
簡単に言えば、時代が時代なもので、シンクロ次元な感じのデッキですね・・・
それでは、【ガスタ】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
「ガスタ」の基本展開
基本的な回し方としては、効率よく「ガスタ」モンスターを墓地へ送って、デッキから「ガスタ」モンスターを特殊召喚するという流れになります。
主に使っていくのがこちらの3種類です。
- 《ガスタの巫女 ウィンダ》:相手モンスターの攻撃による戦闘破壊時に、「ガスタ」チューナーモンスターをリクルート
- 《ガスタ・ガルド》:フィールドから墓地へ送られた時に、レベル2以下の「ガスタ」モンスターをリクルート
- 《ガスタ・イグル》:戦闘破壊され墓地へ送られた時に、チューナー以外のレベル4以下の「ガスタ」モンスターをリクルート
たとえ不利な状況でも、このうち1体でもフィールドいれば、相手からの戦闘で《ガスタの巫女 ウィンダ》→《ガスタ・ガルド》→《ガスタ・イグル》とリクルート効果は途切れません。
壁としても有効ですし、ターンが帰ってきてからの展開の起点にすることができます。
しかし、時の任意効果なのでタイミングを逃しやすいので、発動には注意が必要です。
かなり受動的な発動条件なので、こちらから展開していく流れにはならないのも欠点ですね。
《ガスタの神裔 ピリカ》がかなり優秀
「ガスタ」カードのほとんどが「DUEL TERMINAL」で登場したものばかりですが、4年ほど経ってから新しく登場した《ガスタの神裔 ピリカ》もかなり優秀です。
召喚・特殊召喚成功時に風属性チューナー1体を蘇生する効果をもっているため、「ガスタ」に限らず、風属性の「WW」や「音響戦士」もテーマの壁を越えて利用可能です。
効果を発動したターンは風属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなりますが、その点も風属性メインの構築のため問題ありません。
《ガスタの神裔 ピリカ》は《ガスタ・イグル》の効果対象な上、レベル3・サイキック族モンスターなので《緊急テレポート》でもリクルートが可能なのです。使用頻度はかなり高いでしょう。
墓地に《ガスタ・ガルド》がいるだけで《ダイガスタ・スフィアード》のシンクロ召喚につなげられるのは非常にありがたいです。
《ダイガスタ・スフィアード》を用いた戦法
《ダイガスタ・スフィアード》は、「ガスタ」モンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受けるという効果を持っています。
これが「ガスタ」のリクルート効果と相性がいいです。
自爆特攻しつつ、こちらはデッキから「ガスタ」モンスターを特殊召喚していけば、1ターンキルも可能になります。
《ダイガスタ・スフィアード》自身は戦闘では破壊されないので安心して自爆特攻できますし、最悪戦闘時の壁にもなります。
「WW」の採用
「ガスタ」のみの構築だと今一つ展開力と攻撃力に欠けるので、それを補うために「WW」の採用が見られます。
どうしてもリクルーターの「ガスタ」モンスターを出すために通常召喚権を使ってしまうので、特殊召喚のみで《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》までつなげるコンボは邪魔しない上に、非常に強力です。
あまり多用すると【ガスタ】らしさがなくなってしまいがちですが、対処しきれないモンスター相手に使っていきましょう。
「ガスタ」も風属性テーマなので、効果使用後の制約にも引っかかりません。
シンクロ召喚をメインとする「ガスタ」ですが、レベル2チューナーを採用していないので、「ガスタ」のみでは《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出せないのがちょっと残念ですね。
特殊召喚モンスターで非チューナー枠を補う
上記で述べていますように、「ガスタ」に通常召喚権は必須です。
そのため、上級シンクロモンスターを出すためには別の方法でカバーしなくてはなりません。
このデッキでは《シルフィード》や《THE トリッキー》を取り入れてます。
《シルフィード》は墓地の風属性モンスター1体をゲームから除外することで特殊召喚できますし、《THE トリッキー》は手札を1枚捨てるだけで特殊召喚できるので、両者とも比較的簡単に呼び出すことが可能です。
しかし「ガスタ」シンクロモンスターはチューナー以外のモンスターを「ガスタ」に指定しているので、《スターダスト・ドラゴン》や《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》のシンクロ召喚に使うことになるでしょう。
《ガスタ・グリフ》をコストに!
「ガスタ」で能動的に動かせる数少ない手段として《ガスタ・グリフ》があります。
《ガスタ・グリフ》は、手札から墓地へ送られた場合に「ガスタ」をリクルートする効果があるので、手札コストなどでもタイミングを逃すことなく発動することができます。
この点を活かして様々なコンボに使われます。
①:《音響戦士ギータス》の効果コスト
《音響戦士ギータス》のペンデュラム効果により、手札1枚を捨てることで「音響戦士」モンスターをリクルートできます。
これにより、チューナーと非チューナーを出しやすい。
②:《THE トリッキー》の特殊召喚コスト
《THE トリッキー》の特殊召喚際にうまく捨てることができれば、それだけでシンクロ召喚につなげられます。
③:《手札断殺》で捨てる
本来なら3枚→2枚の手札交換になる《手札断殺》も、リクルート効果が発動すれば2.5くらいのアドバンテージにはなると思います。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
ひとくくりに【ガスタ】といってもうまい具合に相性のいいカードを合わせていたので、意外にも強力なデッキに仕上がっていましたね。
このデッキではエクシーズモンスターやリンクモンスターが採用されていないので、これらを導入するとまた違った展開になるかもしれません。
風属性のマーカーが「ハの字」になっているリンクモンスターが登場すればより強化されることは間違いないですね。
気になった方はぜひ【ガスタ】デッキを作ってみてください。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。