2017年4月15日、「コード・オブ・ザ・デュエリスト(CODE OF THE DUELIST)」が発売されます。
この「コードオブザデュエリスト」には、リンク召喚テーマ「星杯(せいはい)」が登場します。
「星杯」はどのようなデッキで、どのようなカードが存在するのでしょうか。
今回は、新規テーマ「星杯」をまとめて解説・考察していきます。
もくじ
スポンサーリンク
「星杯(せいはい)」とは
「星杯(せいはい)」は、遊戯王OCGオリジナルのテーマです。
通常モンスターを主体とする、リンク召喚テーマです。
種族・属性は統一されていませんが、攻撃力・守備力のどちらかが0という点は統一されています。
また、リンクモンスターは「フィールドから墓地に送られると、手札の「星杯」を特殊召喚できる」共通効果を持ちます。
「星杯」リンクモンスター共通効果
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果を活用することで、1ターンに何度もリンク召喚を行うことができます。
デッキ体験会が開催されるということで、「コード・オブ・ザ・デュエリスト」新規テーマではもっとも注目すべきテーマでしょう。
「星杯」カード一覧
現在判明している「星杯(せいはい)」の関連カードはこちらです。
◆ 「星杯」モンスター
- 《星杯の守護竜》[レベル1]
- 《星杯の妖精リース》[レベル2・効果]
- 《星杯を戴く巫女》[レベル2]
- 《星杯に選ばれし者》[レベル3]
- 《星杯に誘われし者》[レベル4]
- 《星遺物-『星杯』》[レベル5・効果]
- 《星遺物-『星鎧』》[レベル7・効果]
◆ 「星杯」リンクモンスター
- 《星杯竜イムデューク》[リンク1]
- 《星杯神楽イヴ》[リンク2]
- 《星杯剣士アウラム》[リンク2]
- 《星杯戦士ニンギルス》[リンク3]
◆ 「星杯」魔法・罠カード
- 《星遺物との邂逅》[フィールド魔法]
- 《星遺物の加護》[魔法]
- 《星遺物の導き》[罠]
それぞれ、解説・考察していきます。
《星杯の守護竜》
《星杯の守護竜》
効果モンスター
ドラゴン族 効果 風 レベル1 ATK 400 DEF 400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
《星杯の守護竜》は、レベル1の「星杯」モンスターです。
リンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスター効果を無効にし破壊する手札誘発効果と、墓地から除外し、通常モンスターを蘇生する効果を持っています。
両方の効果が「星杯」とマッチしています。
《星杯の妖精リース》
《星杯の妖精リース》
光属性 レベル2 天使族 ATK/ 100 DEF/2000
このカードの①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地に送って発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
《星杯の妖精リース》は、レベル2「星杯」効果モンスターです。
召喚・特殊召喚時「星杯」モンスターをサーチでき、墓地から自己サルベージできる効果も持ちます。
また、光属性ですので《ブリリアント・フュージョン》で墓地に送ることができます。
【星杯】デッキではこの効果を使い、「星杯」をどんどん集めていきます。
《星杯を戴く巫女》
《星杯を戴く巫女》
通常モンスター
水属性/ 星2/ 魔法使い族/ ATK 0/ DEF 2100
星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。
《星杯を戴く巫女》は、レベル2・水属性・魔法使い族の「星杯」通常モンスターです。
攻撃力が0です。イラストが非常に良いです。
《星杯に選ばれし者》
《星杯に選ばれし者》
通常モンスター
炎属性/ 星3/ サイキック族/ ATK 1600/ DEF 0
通常モンスター
機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。
星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。
“星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”
《星杯に選ばれし者》は、レベル3・炎属性・サイキック族「星杯」通常モンスターです。
守備力が0です。
レベル3・サイキック族なため《緊急テレポート》に対応します。
《星杯に誘われし者》
《星杯に誘われし者》
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 0
機怪との戦いに明け暮れる青年。森の周辺に生息する機怪蟲が突然凶暴化した際にも、一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。
《星杯に誘われし者》は、レベル4・地属性・戦士族「星杯」通常モンスターです。
守備力が0です。
レベル4・地属性・戦士族なため、《M.X-セイバー インヴォーカー》からリクルートできます。
《星遺物-『星杯』》
《星遺物-『星杯』》
闇属性 レベル5 機械族 ATK/0 DEF/0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、このカードをリリースして発動できる。そのモンスターを墓地へ送る。
②:通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
《星遺物-『星杯』》は、レベル5の「星杯」「星遺物」モンスターです。
通常召喚にはアドバンス召喚が必要ですが、「星杯」を2体も特殊召喚できるため、リンク召喚を一気に進めることができます。
墓地から「星遺物」サーチ効果も持っており、【星杯】デッキでは重要なモンスターとなります。
《星遺物-『星鎧』》
《星遺物-『星鎧』》
闇属性/ レベル7/ 機械族/ ATK 2500 DEF 2500
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:モンスターが~~~成功した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
③:通常召喚したこのカードが存在する場合、EXデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
《星遺物-『星鎧』》は、レベル7の「星杯」「星遺物」モンスターです。
召喚・特殊召喚に成功すると「星遺物」カードをサーチすることができます。
レベルが7と高レベルなため、《星杯剣士アウラム》 での蘇生がメインとなりそうです。
《星杯竜イムデューク》
《星杯竜イムドゥーク》
ドラゴン族 リンク 効果 水 LINK-1 ATK 800
トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
《星杯竜イムドゥーク》は、リンク1「星杯」リンクモンスターです。
トークン以外の通常モンスター1体でリンク召喚できます。
1ターンに1度「星杯」を召喚できる効果と、「星杯」リンクモンスター共通効果を持ちます。
「星杯」の連続リンク召喚展開はこのカードから始まります。
《星杯神楽イヴ》
《星杯神楽イヴ》
魔法使い族 リンク 効果 水 LINK-2 ATK 1800
種族と属性が異なるモンスター2体
①:リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
②:このカードのリンク先のモンスターが効果で破壊される場合、代わりにこのカードを墓地に送ることができる。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
《星杯神楽イヴ》は、リンク2「星杯」リンクモンスターです。
種族・属性が異なるモンスター2体でリンク召喚できます。
自身・リンク先を守る効果と「星杯」リンクモンスターの共通効果を持っています。
左右のリンクマーカーを持ち、【星杯】デッキでは《星杯剣士アウラム》からのリンクをつなげる役目をします。
《星杯剣士アウラム》
《星杯剣士アウラム》
リンク・効果モンスター
炎属性/サイバース族/攻2000
【LINK-2:左下/右下】
「星杯」モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。
(2):このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
《星杯剣士アウラム》 は、リンク2の「星杯」リンクモンスターです。
①:墓地の「星遺物」の種類によって攻撃力が上がる効果、②:リンク先の「星杯」をリリースし、モンスターを蘇生する効果、③:フィールドから墓地に送られた場合、手札から「星杯」を特殊召喚できる効果を持っています。
リンク2にしては効果が強力で、2つ目の蘇生効果は蘇生できるモンスターに制限がありません。
そして3つ目の効果で、墓地に送られても後続のリンク素材を特殊召喚できます。
また、リンクマーカーも2つあり、【星杯】デッキでは中心的なリンクモンスターになりそうです。
《星杯戦士ニンギルス》
《星杯戦士ニンギルス》
戦士族 リンク 効果 地 LINK-3 ATK 2500
リンクモンスター2体以上
このカードの①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
《星杯戦士ニンギルス》は、リンク3「星杯」モンスターです。
リンクモンスター2体でリンク召喚できます。
リンク召喚成功時ドローする効果と、自分・相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る効果を持ちます。
《星杯剣士アウラム》 の効果を使うことで、容易にリンク召喚でき、効果も強力です。
【星杯】デッキでは、このモンスターのリンク召喚を目指すことになります。
《星遺物との邂逅》
《星遺物との邂逅》
[フィールド魔法]
①:フィールドの「星杯」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「星杯」モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地の「星杯」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《星遺物との邂逅》は、「星杯」専用のフィールド魔法です。
①:「星杯」の攻守を300上げる効果と、②:相手の効果or戦闘で自分フィールドの「星杯」が墓地に送られた時、墓地の「星杯」を特殊召喚する効果を持ちます。
①の効果は攻撃力の低い「星杯」にはありがたい効果ですが、必須の効果ではありません。
②の墓地蘇生は強力ですが、どうしても相手に依存してしまい、特殊召喚したモンスターも壁くらいにしか使えません。
そのため、最近のフィールド魔法には珍しく、優先度が低いフィールド魔法です。
《星遺物の加護》
《星遺物の加護》
魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のカード名が異なる「星杯」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
②:自分フィールドのリンク状態のリンクモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
《星遺物の加護》は、「星杯」専用の通常魔法カードです。
①:墓地のカード名が異なる「星杯」2体を手札に加える効果と、②:墓地から除外し、リンク状態のリンクモンスターの戦闘の身代わりになる効果を持ちます。
①の効果のサルベージ対象は広く、「星杯」であれば通常・効果モンスターを問いません。
「星杯」は連続リンク召喚で手札が切れやすいので、非常に助かる効果です。
②の効果は、発動タイミングが限られるためあまり使い道はなさそうです。使えればラッキーくらいだと思います。
また、カード名に「星遺物」とつきますので、《星遺物-『星杯』》でサーチが可能です。
【星杯】デッキでは優先的に採用する魔法カードだと思います。
《星遺物の導き》
《星遺物の導き》
通常罠
①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「星遺物」モンスター1体を除外し、自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
《星遺物の導き》は、「星杯」専用の通常罠カードです。
手札or自分フィールドの「星遺物」モンスターを除外し、墓地のモンスターを2体特殊召喚する効果を持ちます。
今の所、「星遺物」は《星遺物-『星杯』》しかおらず、発動の機会は多くなさそうです。
ただ、蘇生対象には制限が全くなく、「星杯」以外のモンスターでも蘇生できます。
【星杯】デッキには0〜1枚くらいの採用になりそうです。
「星杯」回し方・展開方法
【星杯】デッキの回し方・展開方法については、こちらで解説しています。
「星杯」相性の良いおすすめカード
「星杯」と相性の良いおすすめ強化カードは、こちらにまとめています。
→『星杯(せいはい)』相性の良いオススメ強化カード18枚まとめ!
「星杯」デッキレシピ
「星杯」のデッキレシピは、こちらでまとめて紹介しています。
→『星杯(せいはい)』デッキレシピまとめ!「ブリリアント」型・「ジェネクス」型など
「星杯」大会優勝デッキレシピ
大会優勝・入賞した【星杯】デッキレシピはこちらで解説しています。
→『星杯(せいはい)』デッキ初日大会優勝!デッキレシピ・構築を解説!
→「代行星杯」デッキ: 大会優勝!《創造の代行者ヴィーナス》採用のデッキレシピ・回し方を解説!
「星杯」デッキ体験会
2017年4月6日より、「コナミフレンドリーショップ」で「リンク召喚体験会「星杯」デッキ編」が開催されます。
ショップから【星杯】デッキを貸してもらえ、実際にデュエルをしながら「リンク召喚」「星杯」について学ぶことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「星杯(せいはい)」に関するカードをまとめて解説・考察してみました。
皆さんは「星杯」にどのような感想をお持ちでしょうか。ぜひ、コメントで教えてくださいね。
引き続き「星杯」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「星杯」については、こちらの記事もオススメです。
→『星杯(せいはい)』相性の良いオススメ強化カード18枚まとめ!
→『星杯(せいはい)』デッキレシピまとめ!「ブリリアント」型・「ジェネクス」型など
→『星杯(せいはい)』デッキ初日大会優勝!デッキレシピ・構築を解説!
→「先行エクストラリンク」が『星杯』で達成できる!?展開ルートは?
【星杯】デッキを作ろうと考えている方へ
【星杯】デッキのキーカードは、「コード・オブ・ザ・デュエリスト」にほとんど収録されています。Amazonなら送料無料です。