遊戯王ライターの11番です。
【ヴァンパイア】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「ヴァンパイア」は、「セレクション10」で新規が登場する、アドバンス軸で戦いつつ相手モンスターを利用したエクシーズ召喚を得意とするテーマです。
このページでは、「ヴァンパイア」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【ヴァンパイア】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて初心者の方に向けて解説しました。
このページを読めば、【ヴァンパイア】デッキがどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
「セレクション10」をきっかけに、【ヴァンパイア】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「ヴァンパイア」とは
まずは、「ヴァンパイア」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
「ヴァンパイア」は、自身がリリースされることをトリガーとして効果を発動できるランク6テーマのデッキです。
リリースギミックを活かして展開を繋げ、汎用性の高い強力なモンスターを大量展開して戦っていきます。
「ヴァンパイア」に関連するモンスター・魔法・罠カードの効果を以下にまとめました。
《セレクション10 新規「ヴァンパイア」カード》
《既存「ヴァンパイア」カード》
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【ヴァンパイア】オリジナルサンプルデッキ
遊戯王ライター11番が考案した【ヴァンパイア】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター22枚・魔法13枚・罠5枚の合計40枚で構築した、アドバンズ軸構築の【ヴァンパイア】デッキです。
相手のカード活用しつつチャンスがあればエクシーズ召喚に繋げます。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《ヴァンパイアの眷属》3
- 《ヴァンパイアの使い魔》3
- 《ユニゾンビ》3
- 《不知火の陰者》2
- 《馬頭鬼》2
- 《牛頭鬼》1
- 《ヴァンパイア・フロイライン》2
- 《シャドウ・ヴァンパイア》1
- 《ヴァンパイア・レッドバロン》1
- 《ヴァンパイア・ソーサラー》2
- 《竜血公ヴァンパイア》2
◆ 魔法(13枚)
- 《ヴァンパイア・デザイア》3
- 《ヴァンパイアの領域》2
- 《精神操作》1
- 《死者蘇生》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《帝王の烈旋》1
- 《生者の書-禁断の呪術-》1
- 《アンデット・ネクロナイズ》1
◆ 罠(5枚)
- 《ヴァンパイアの支配》2
- 《ヴァンパイア・アウェイク》1
- 《大捕り物》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《ヴァンパイア・サッカー》2
- 《アドヴェンデット・セイヴァー》2
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《リンクリボー》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》3
- 《PSYフレームロード・Ω》1
- 《TG ワンダー・マジシャン》1
- 《月華竜 ブラック・ローズ》1
- 《フォーミュラ・シンクロン》1
【ヴァンパイア】Youtubeデッキレシピ
最後に、Youtubeの【ヴァンパイア】デッキのデッキレシピも紹介します。
【遊戯王ADS】最強のヴァンパイア降臨!竜血公ヴァンパイア【ゆっくり解説】
相手モンスター2体を(墓地から)奪う!【ヴァンパイア】【EDOpro】【遊戯王ADS】
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【ヴァンパイア】新規カードが与えた影響
今回「セレクション10」で登場する新規カードはメインデッキのモンスター1種類。
回し方が激的に変化することはなく、純構築での構築の幅が増えた印象です。
簡単に新規カードがどういった影響を与えたのかを解説します。
同名カードに対するメタ性能
新規の《竜血公ヴァンパイア》は、同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合にそのモンスター効果の発動を無効にできるモンスターです。
複数枚採用する相手のキーカードや、お互いに採用する確率の高い手札誘発モンスターの効果を止められます。
相手の墓地活用と妨害
《竜血公ヴァンパイア》は召喚時に相手墓地のモンスターを2体特殊召喚する効果を持ちます。
相手モンスターを素材にする時にレベル6として扱える《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》をそのままエクシーズ召喚できるので、一気に自分の盤面を横に広げられます。
【ヴァンパイア】デッキの回し方・動かし方
次は、【ヴァンパイア】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【ヴァンパイア】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ヴァンパイア】デッキは、優秀な罠カードで妨害しつつ、上級モンスターをアドバンス召喚しつつ墓地を活用して戦っていく戦術を取ります。
ライフコストを支払うカードと回復するカードの両方を備えており、ライフを支払うことで強力な効果が発揮できます。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【ヴァンパイア】デッキを動かしていくのか、簡単に紹介します。
◆ 【ヴァンパイア】デッキの回し方
- 回し方①:墓地肥やしをしながら手札を整える
- 回し方②:「ヴァンパイア」カードによるアドバンス召喚サポート
- 回し方③:相手モンスターを利用したエクシーズ召喚
回し方①:墓地肥やしをしながら手札を整える
【ヴァンパイア】デッキの序盤の展開は、墓地肥やしから展開準備を整えます。
「ヴァンパイア」下級モンスターの中でも《ヴァンパイアの使い魔》と《ヴァンパイアの眷属》は簡単に墓地蘇生、サーチ効果が使えるので積極的に墓地へ送りましょう。
《ユニゾンビ》
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
《ユニゾンビ》は、デッキからアンデット族モンスターを墓地へ送る効果を持つモンスターです。
「ヴァンパイア」デッキは、墓地から特殊召喚効果を持つモンスターが多いので、早めに墓地に送っておきましょう。
《ヴァンパイアの眷属》
星2/闇属性/アンデット族/攻1200/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。
デッキから「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
《ヴァンパイアの眷属》は、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送ることで墓地から特殊召喚できるモンスターです。
更に特殊召喚成功時、「ヴァンパイア」魔法・罠カードがサーチできるので、リンク召喚に繋げながら妨害罠カードを構えられます。
回し方②:「ヴァンパイア」カードによるアドバンス召喚サポート
「ヴァンパイア」デッキではアドバンス召喚による展開が1つの軸となっています。
アドバンス召喚のサポートカードが充実しているので、上手く活用して展開しましょう。
《ヴァンパイアの領域》
(1):1ターンに1度、500LPを払って発動できる。
このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ヴァンパイア」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の「ヴァンパイア」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
その数値分だけ自分のLPを回復する。
《ヴァンパイアの領域》は、召喚権を増やせる効果と、ライフ回復効果を持つ永続魔法カードです。
アドバンス召喚で戦うには召喚権が足らなくなることも多いため、早めにサーチして展開に活用しましょう。
ライフコストを必要とするカードが多い「ヴァンパイア」デッキでは、ライフ回復も重要な効果となっています。
《ヴァンパイア・サッカー》
リンク2/闇属性/アンデット族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
アンデット族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
特殊召喚したそのモンスターはアンデット族になる。
(2):自分・相手の墓地からアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分がモンスターをアドバンス召喚する場合、
自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのアンデット族モンスターをリリースできる。
《ヴァンパイア・サッカー》は、3つの効果を持つモンスターです。
相手の墓地から相手フィールドに特殊召喚する効果によって、②効果のドロー効果に繋げられます。
更に相手のアンデット族をアドバンス召喚のリリースコストにできるので、蘇生したモンスターを使って上級「ヴァンパイア」が展開可能です。
《アンデットワールド》と合わせることで相手モンスターを自由にアドバンス召喚のコストにできるようになります。
回し方③:相手モンスターを利用したエクシーズ召喚
【ヴァンパイア】デッキで新たに登場した《竜血公ヴァンパイア》を活用することで《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》が使いやすくなりました。
《竜血公ヴァンパイア》
レベル8/闇属性/アンデット族/ATK2800/DEF2100
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した場合、相手の墓地のモンスター2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
②:モンスターの効果が発動した時、その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合に発動できる。
その発動を無効にする。
③:相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合、自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
《竜血公ヴァンパイア》は、召喚に成功した場合に相手墓地のモンスター2体までを自分フィールドに特殊召喚できるモンスターです。
「ヴァンパイア」デッキでは、相手墓地から特殊召喚に反応して効果発動できるカードも多く、コンボカードとしても優秀ですね。
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》に繋げられるので、相手の盤面を崩壊させられます。
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》は、相手のカードを墓地へ送る効果と、フィールドのモンスターが効果か戦闘で相手の墓地へ送られた場合、自分フィールドに特殊召喚できるエクシーズモンスターです。
さらに相手モンスターをエクシーズ素材にする時にレベルを6として扱うため、コントロールを奪うカードとの相性が抜群。
自身の効果で墓地へ送ってそのまま自フィールドに展開、レベル6モンスターがいれば2体目の《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》にも繋げられます。
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【ヴァンパイア】デッキの強化/改造方法
最後に、【ヴァンパイア】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【ヴァンパイア】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマす。
◆ おすすめ強化カード
- 《馬頭鬼》
…相性の良いポイント:アンデット族では必須級のサポートモンスター - 《ヴァンパイア・ソーサラー》
…相性の良いポイント:リリースコストをなくせるので、アドバンス軸で行くなら強力 - 《精神操作》
…相性の良いポイント:コントロール奪取。エクシーズかリンク素材に。 - 《大捕り物》
…相性の良いポイント:コントロールを奪うことでエクシーズ召喚に繋げやすくなる
相性の良いおすすめ強化カード
《馬頭鬼》
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。
《馬頭鬼》は、自身を墓地から除外することで墓地のアンデット族モンスターを蘇生できるカードです。
「ヴァンパイア」下級モンスターを特殊召喚してサーチ効果を起動したり、上級モンスターを蘇生してエクシーズ素材に活用したりと、柔軟に使えます。
《ヴァンパイア・ソーサラー》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1500/守1500
(1):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから闇属性の「ヴァンパイア」モンスター1体または「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターンに1度だけ、
自分はレベル5以上の闇属性の「ヴァンパイア」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
《ヴァンパイア・ソーサラー》は、上級闇属性「ヴァンパイア」モンスターのリリースコストをなくす効果を持つ下級モンスターです。
《竜血公ヴァンパイア》の召喚が容易になるので、積極的に狙いたい人は採用してみましょう。
《精神操作》
通常魔法(準制限カード)
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。
《精神操作》は、相手モンスターのコントロールを奪えるカードです。
リリースと攻撃ができない制限があるものの、リンク素材やエクシーズ素材に活用できます。
《大捕り物》
永続罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
《大捕り物》は、相手モンスターのコントロールを奪える罠カードです。
こちらはリリースができるので、エンドフェイズに奪ってアドバンス召喚の素材にできます。
相手モンスターをエクシーズ素材にする時レベル6として扱う特性を活かし、エクシーズ召喚に繋げても強力です。
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まとめ:【ヴァンパイア】デッキは、シンプルなアドバンス召喚軸デッキ
今回は【ヴァンパイア】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
1種類だけではありますが、アドバンス召喚軸に新たな強力カードが登場し、珍しい同名カードメタが可能となりました。
気になる方は、ぜひ「ヴァンパイア」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。