【魔術師】デッキは、ペンデュラムを活用する魔法使い族テーマ「魔術師」のデッキです。
「魔術師」は、遊戯王ARC-Vの主人公「榊遊矢」が使用したことでも有名で、環境デッキとして大会でも活躍していました。
ただ、キーカードの徹底的な規制、相性の悪い新マスタールールが登場により、環境から退いていました。
このページでは、会で優勝した【魔術師】デッキの大会優勝デッキレシピや採用カードについてまとめて解説・考察していきます。
【魔術師】デッキに採用されているカードのシナジー、注目するところをあげていきます。
ぜひ、【魔術師】デッキのデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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【魔術師】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
大会環境での【魔術師】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
2019年4月制限
【EM魔術師】大会優勝/入賞デッキレシピ(4月)
- 浪漫遊金沢本店@カード担当
- カードキングダム川口駅前店
- カードキングダム米子店
- TBG枚方ベルパルレ
- カードボックス江坂店@オリジナル商品販売中!
- ホビーショップ かたつむり@TCG
- 関西大学 関大 遊戯王、デュエマサークル(非公認)
- カードボックス江坂店@オリジナル商品販売中!
- トレカエースTSUTAYA杉戸店
- TSUTAYA岡山西大寺店
- カードキングダム練馬春日店
- ホビーステーション大宮店
【EM魔術師】大会優勝/入賞デッキレシピ(3月)
【魔導獣エンディミオン魔術師】
2019年4月環境で大会優勝したデッキについては、「【遊戯王 2019年4月環境】最強デッキランキング: 大会優勝デッキレシピ500個以上まとめ」という記事にまとめています。
「遊戯王の環境が知りたい」「強いデッキを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
2019年1月制限
【EM覇王魔術師】大会優勝/入賞デッキレシピ
- 第6回クオリテ杯2位B
- 第七十九回オレたちトレカ部CS
- 第9回遊戯王金沢野々市CSベスト8
- 第七十八回オレたちトレカ部CS2位
- 第10回ヒノキ杯 3位
- 第4回 優CS in大森1位
- 第4回 優CS in大森2位
- 川崎csinホビーステーション1位
- 川崎csinホビーステーション4位
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~ベスト16
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~ベスト32
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~ベスト32
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~ベスト32
- ときわ書房本八幡スクエア店
- カードマックス羽曳野店
- ホビーステーション広島店
- ブックマーケット砺波店/CARD BOX
- マスターズスクウェア八王子カードショップ
- カードショップひかり
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【魔術師】デッキ:大会優勝デッキレシピ①
大会優勝した【EM魔術師】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(34枚)
- 3《調弦の魔術師》
- 2《EMペンデュラム・マジシャン》
- 3《虹彩の魔術師》
- 3《紫毒の魔術師》
- 1《黒牙の魔術師》
- 1《アストログラフ・マジシャン》
- 3《慧眼の魔術師》
- 1《EMドクロバット・ジョーカー》
- 3《EMセカンドンキー》
- 3《EMダグ・ダガーマン》
- 1《EMラディッシュ・ホース》
- 1《EMギタートル》
- 1《竜剣士ラスターP》
- 2《エキセントリック・デーモン》
- 3《灰流うらら》
- 3《増殖するG》
◆ 魔法(4枚)
- 3《デュエリスト・アドベント》
- 1《星霜のペンデュラムグラフ》
◆ 罠(2枚)
- 2《時空のペンデュラムグラフ》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《デコード・トーカー》
- 1《ミセス・レディエント》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 2《No.41 泥睡魔獣バグースカ》
- 1《覇王眷竜ダーク・リベリオン》
- 1《星刻の魔術師》
- 1《竜巻竜》
- 2《深淵に潜む者》
- 1《覇王眷竜クリアウィング》
- 1《PSYフレームロード・Ω》
- 1《爆竜剣士イグニスターP》
- 1《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》
【サイドデッキ】
- (不明)
【大会結果】
9月20日の遊戯王公認大会は【総会長】さんの【EM魔術師】デッキが優勝しました。
優勝者コメント【SPYRALウゼェ】#遊戯王 pic.twitter.com/u44d5C3bjX— CREATIVE STYLE (@CS_shiga) September 20, 2017
遊戯王公認大会(2017年7月制限) CREATIVE STYLE
【EM魔術師】大会優勝デッキ①解説
それでは、大会優勝した【EM魔術師】デッキを解説していきます。
「EM」は元々3年前に登場したテーマで、ペンデュラム初期のテーマとも言えます。
アニメ遊 戯 王ARC-Vの主人公が使用するテーマなため、ストラクチャーデッキや新規カードが大量に作られ、2015年には《EMモンキーボード》《Emヒグルミ》を中心とした【EMEm】という凶悪な環境トップデッキが開発されました。
その後、《EMモンキーボード》《Emヒグルミ》は共に禁止カードとなり、新マスタールールとの相性の悪さも合間って【EMEm】は消滅しました。
現在は、同じくペンデュラムテーマの「魔術師」と組み合わされ、大会でも活躍しています。
優秀な「魔術師」Pモンスター
《虹彩の魔術師》は、ペンデュラム効果を使用し自壊した後もモンスター効果を発動する事ができ、アドバンテージを効率よく稼ぐ事が出来ます。
自壊した後はペンデュラム召喚をする事により損失をカバーする事ができ、エクシーズ召喚に繋げられるなど多様な動きに繋がります。
《慧眼の魔術師》はとても強力なサーチカードとして働きます。
《灰流うらら》などに妨害されない点はとても評価できるでしょう。
優秀な永続魔法と永続罠
「魔術師」には、《星霜のペンデュラムグラフ》《時空のペンデュラムグラフ》という優秀なサポートカードが存在します。
《星霜のペンデュラムグラフ》
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
(2):表側表示の「魔術師」Pモンスターカードが自分のモンスターゾーン・Pゾーンから離れた場合に発動する。デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
《星霜のペンデュラムグラフ》は、主にサーチをする役目の永続魔法です。
「魔術師」モンスターが離れた場合なので除外などにも対応している点などが評価できます。
《時空のペンデュラムグラフ》
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は罠カードの効果の対象にできない。
(2):自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る事ができる。
《時空のペンデュラムグラフ》は、《星刻の魔術師》との相性は抜群で、同時に2枚のカードを除去する事が可能です。
サーチと除去をこなす、非常に優秀なサポートカードです。
「EM」との組み合わせ
「魔術師」は、同じキャラクターが使用していることもあり「EM」と親和性が高いです。
例えば、《EMドクロバット・ジョーカー》は「魔術師」カードもサーチする事が出来ます。
また、《EMペンデュラム・マジシャン》の破壊効果は、「魔術師」モンスターの効果発動トリガーとして使うことも出来ます。
このように親和性が高く、【EM魔術師】はかなり強力なデッキになっています。
エクストラの組み合わせ
《調弦の魔術師》の登場により、様々なシンクロモンスターを展開する事が出来ます。
《覇王眷竜クリアウィング》《PSYフレームロード・Ω》《爆竜剣士イグニスターP》などの強力なレベル7,8のシンクロモンスターを展開でき、盤面が制圧出来ます。
エクストラデッキのエクシーズモンスターとしては、強力な効果を持つ《覇王眷竜ダーク・リベリオン》が採用出来ます。
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【魔術師】デッキ:大会優勝デッキレシピ②
新制限適用の大会で優勝した【EM魔術師】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(43枚)
◆ モンスター(33枚)
- 1《EMドクロバット・ジョーカー》
- 2《EMペンデュラム・マジシャン》
- 1《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》
- 1《EMダグ・ダガーマン》
- 2《EMリザードロー》
- 1《EMギタートル》
- 2《EMセカンドンキー》
- 3《紫毒の魔術師》
- 3《調弦の魔術師》
- 3《虹彩の魔術師》
- 1《賤竜の魔術師》
- 3《慧眼の魔術師》
- 2《黒牙の魔術師》
- 2《アストログラフ・マジシャン》
- 3《灰流うらら》
- 3《増殖するG》
◆ 魔法(9枚)
- 2《デュエリスト・アドベント》
- 2《月の書》
- 2《コズミック・サイクロン》
- 1《星霜のペンデュラムグラフ》
- 1《ペンデュラム・コール》
- 1《強欲で貪欲な壺》
◆ 罠(1枚)
- 1《時空のペンデュラムグラフ》
【サイドデッキ】(15枚)
- 2《スカル・マイスター》
- 2《アーティファクト-ロンギヌス》
- 2《幽鬼うさぎ》
- 2《粘糸壊獣クモグス》
- 1《コズミック・サイクロン》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《聖なるバリア-ミラーフォース-》
- 1《神の警告》
- 1《虚無空間》
- 2《異次元グランド》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1 《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》
- 1《EMガトリングール》
- 1《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》
- 1《デコード・トーカー》
- 1《ミセス・レディエント》
- 2《星刻の魔術師》
- 1《No.41 泥睡魔獣バグースカ》
- 1《深淵に潜む者1キングレムリン》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 1《爆竜剣士イグニスターP》
- 1《PSYフレームロード・Ω》
- 1《魔王龍 ベエルゼ》
6月21日新制限非公認大会デッキ紹介
全勝者一人目
ぺこ(@peco_peco_pe)さんのEM魔術師いただいたのでご紹介させてもらいます!
3回戦の動画卓のぺこさん新制限一発目見事全勝ですhttps://t.co/PJoVoVY0PQ
全勝おめでとうございます! #遊戯王 pic.twitter.com/1HqoOMyFpV— ドラマ下北沢PART9店 (@dorama_p9_yugi) June 24, 2017
※ドラマ下北沢PART9店 06月21日 非公認大会 個人戦(32名)
大会の形式上、全勝者が2名いますが、今回はそのうちの1人が使用したデッキを優勝デッキとして紹介させていただきました。
【EM魔術師】大会優勝デッキ②を解説
さっそく、この【EM魔術師】デッキの解説をしていきます。
デッキタイプとしては「EM(エンタメイト)」と「魔術師」を混合させており、言うなれば『遊☆戯☆王ARC-V(アークファイブ)』の主人公”榊 遊矢”デッキそのもののコンセプトです。
登場した当初の「EM」「魔術師」は、ペンデュラム召喚が最盛期でサポートカードも充実し、さまざまなペンデュラムテーマと組み合わせることで採用率も上がり、一世を風靡していました。
最近ではキーカードの規制や新ルールに移行したことによるペンデュラム召喚自体の弱体化により、使用者も減っていきました。
そんな【EM魔術師】ですが新制限にて見事結果を残しました。
それでは、【EM魔術師】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
ペンデュラムゾーンで破壊(自壊)する
このデッキの要は何といってもペンデュラム召喚。
しかし普通に行うと手札の消費が激しいのが欠点ですが、それをカバーするのが「魔術師」の自壊時の効果です。
制限解除されました《慧眼の魔術師》は、もう片方のペンデュラムゾーンに「魔術師」カードまたは「EM」カードがある時、自身を破壊してデッキの「魔術師」Pモンスターをペンデュラムゾーンに置くことができます。
これだけでも《慧眼の魔術師》をエクストラデッキから特殊召喚できる状態になるので、1枚のアドバンテージを稼げます。
しかもターン1制限はありません。そりゃ以前は規制もかかりますよ。
また、手札に《調弦の魔術師》があればシンクロ召喚につなげることもできます。
このデッキでは《爆竜剣士イグニスターP》《PSYフレームロード・Ω》《魔王龍 ベエルゼ》とシンクロモンスターはレベル8のみ。
「魔術師」が基本レベル4なので比較的出しやすいのも採用の理由でしょう。もちろんランク4につないでいくこともアリです。
《慧眼の魔術師》からのサーチ候補としては《賤竜の魔術師》《紫毒の魔術師》《虹彩の魔術師》《黒牙の魔術師》が挙げられます。
それぞれのペンデュラム効果は以下のようになっており、どんどんアドバンテージを稼いでいくことができます。
- 《賤竜の魔術師》
→もう片方の自分のペンデュラムゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、エクストラデッキの表側表示の同名カード以外の「魔術師」Pモンスターまたは「オッドアイズ」Pモンスター1体を手札に加える。 - 《紫毒の魔術師》
→魔法使い族・闇属性モンスターの攻撃力をダメージステップ終了時まで1200アップ。その後、破壊。+破壊されたらフィールドのカードを破壊。 - 《虹彩の魔術師》
→魔法使い族・闇属性の戦闘ダメージを倍にする。その後、破壊。+破壊されたら「ペンデュラムグラフ」カード1枚をサーチ。 - 《黒牙の魔術師》
→相手モンスターの攻撃力を半分にする。その後、破壊。+破壊されたら魔法使い族・闇属性モンスターを蘇生。
なお、破壊なので《アストログラフ・マジシャン》の特殊召喚のトリガーとなり、破壊されたモンスターの同名カードをサーチすることで手札消費を軽減することが可能です。
エクストラデッキにペンデュラムモンスターが溜まって複数体出せなくなっても、リンク召喚でエクストラゾーンを拡張することで、同時に召喚が可能になります。
「EM」でサーチ、ドローソースの確保
一方、「EM」はどのように回るかというと、サーチとドローで手札を増やしていきます。
準制限になった《EMペンデュラム・マジシャン》は特殊召喚に成功した場合に自分フィールドのカードを2枚まで破壊して、同じ枚数の「EM」モンスターをサーチすることができるので、
ペンデュラム召喚→自身破壊→《EMドクロバット・ジョーカー》サーチとすれば更なるサーチへとつながります。
《EMリザードロー》《EMギタートル》がペンデュラムゾーンにそろえば最大で2枚のドローも行えます。
流石、主人公コンセプト。強すぎます。
《魔王龍 ベエルゼ》の採用
上記でも述べていますがレベルの関係上、レベル8シンクロモンスターが出しやすいです。
こちらも制限解除された《爆竜剣士イグニスターP》だったり、《PSYフレームロード・Ω》のような優秀なモンスターも容易に特殊召喚できるというわけです。
ここで注目したいのは《魔王龍 ベエルゼ》。最近採用率が上がっています。
戦闘・効果での破壊耐性を持っているため、《真竜剣皇マスターP》で除去される心配がありません。
元々の攻撃力も3000とかなりの高数値ですが、自身の効果で受けたダメージ分攻撃力をさらに上げることができるので、《ドラゴニックD》で上回れた場合でも2回目の攻撃で仕留めることができます。
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「魔術師」とは
「魔術師」とは、「ペンデュラムエボリューション」で大幅に強化されたペンデュラム・魔法使い族のテーマです。
基本的にはレベル4で構成されていますので、ペンデュラム召喚に加え、ランク4エクシーズを駆使して戦います。
また、新「魔術師」の破壊されると発動できる効果も活用します。
「魔術師」カード効果一覧
現在、多くの「魔術師」カードが存在しています。
それぞれ簡単に効果をまとめると、以下のようになります。
◆ 「魔術師」モンスター
- 《虹彩の魔術師》[星4]
[P] 闇・魔法使い戦闘ダメージ倍+自壊
[効果] 破壊された時「ペンデュラムグラフ」サーチ
- 《黒牙の魔術師》[星4]
[P] 相手モンスター攻撃力半減+自壊
[効果] 破壊された時、闇・魔法使い蘇生
- 《紫毒の魔術師》[星4]
[P] 闇・魔法使い攻撃力1200UP+自壊
[効果] 破壊された時、表側カード破壊
- 《調弦の魔術師》[星4・チューナー]
[効果] P召喚成功時、デッキから「魔術師」特殊召喚
- 《慧眼の魔術師》[星4]
[P] 自身を破壊し、デッキから「魔術師」Pセッティング
- 《賤竜の魔術師》[星6]
[P] エクストラの「魔術師」「オッドアイズ」P回収
[効果]召喚・特殊召喚時、墓地の「魔術師」P「オッドアイズ」回収
- 《竜穴の魔術師》[星7]
[P] 手札のPカードを捨て、フィールドの魔法・罠破壊
- 《竜脈の魔術師》[星4]
[P] 手札のPカードを捨て、フィールドのモンスター破壊
- 《星刻の魔術師》[ランク4]
「魔術師」Pをサーチorサルベージ、Pモンスター破壊耐性
◆「魔術師」魔法
- 《ペンデュラム・コール》[通常魔法]
手札を1枚捨て、「魔術師」P2枚サーチ
- 《星霜のペンデュラムグラフ》[永続魔法]
・魔法使い族は魔法の対象にならない
・「魔術師」Pがフィールドを離れると、「魔術師」Pサーチ
◆「魔術師」罠
- 《時空のペンデュラムグラフ》[永続罠]
・魔法使い族は罠の対象にならない
・「魔術師」Pと相手カードを破壊
《虹彩の魔術師》
ペンデュラム
レベル4/ 闇属性/ 魔法使い族/ ATK 1500/ DEF 1000
【Pスケール 8/8】
①:1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。このターンそのモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「ペンデュラム・ドラゴン」カードとしても扱う。
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ペンデュラム・グラフ」カード1枚を手札に加える。
レベル4「魔術師」Pモンスターです。
自壊効果を持ち、破壊されると「ペンデュラム・グラフ」カードをサーチします。
能動的に自壊でき、サーチ効果を持ちますので、【魔術師】デッキでは積極的に採用する「魔術師」です。
先行はバトルフェイズがないため自壊効果が使えないという公式裁定がありますので、注意が必要です。
また、「ペンデュラム・ドラゴン」としても扱いますので、《デュエリスト・アドベント》のサーチに対応します。
《黒牙の魔術師》
ペンデュラム
レベル4/ 闇属性/ 魔法使い族/ ATK 1700/ DEF 800
【Pスケール 8/8】
①:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「エクシーズ・ドラゴン」カードとしても扱う。
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
レベル4「魔術師」Pモンスターです。
自壊効果を持ち、破壊されると墓地の闇・魔法使い族モンスターを蘇生できます。
エクシーズモンスターの存在で墓地に「魔術師」存在は送られますが、「魔術師」はペンデュラムモンスターですので選択肢は多くはないです。
《紫毒の魔術師》
ペンデュラム
レベル4/ 闇属性/ 魔法使い族/ ATK 1200/ DEF 2100
【Pスケール 8/8】
①:1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスターが戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。そのモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで1200アップする。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「フュージョン・ドラゴン」カードとしても扱う。
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
レベル4「魔術師」Pモンスターです。
自壊効果を持ち、破壊されると表側表示カードを破壊できます。
破壊の適用範囲も広く、使い易い「魔術師」モンスターです。
《調弦の魔術師》
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分のエクストラデッキの表側表示の「魔術師」Pモンスターの種類×100アップする。
【モンスター効果】
このカードはエクストラデッキからの特殊召喚はできず、このカードを融合・S・X召喚の素材とする場合、他の素材は全て「魔術師」Pモンスターでなければならない。「調弦の魔術師」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札からのP召喚に成功した時に発動できる。デッキから「調弦の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に除外される。
レベル4「魔術師」Pチューナーです。
手札からP召喚に成功すると、デッキから「魔術師」を特殊召喚できます。
特殊召喚したモンスターを使って、ランク4エクシーズ、レベル8シンクロが特殊召喚できます。
《慧眼の魔術師》
ペンデュラム・効果モンスター(準制限カード)
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青5/赤5】
(1):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「EM」カードが存在する場合に発動できる。このカードを破壊し、デッキから「慧眼の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨て、自分のPゾーンの、Pスケールが元々の数値と異なるカード1枚を対象として発動できる。そのカードのPスケールはターン終了時まで元々の数値になる。
レベル4「魔術師」モンスターです。
Pゾーンの自身を破壊し、デッキから「魔術師」Pモンスターをセッティングできます。
必要なスケール・効果を持つ「魔術師」Pに変更できますので、最大限採用したい「魔術師」モンスターです。
《賤竜の魔術師》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/風属性/魔法使い族/攻2100/守1400
【Pスケール:青2/赤2】
「賤竜の魔術師」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合に発動できる。自分のエクストラデッキの表側表示の、「賤竜の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスターまたは「オッドアイズ」Pモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
「賤竜の魔術師」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の、「賤竜の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスターまたは「オッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
レベル6「魔術師」モンスターです。
エクストラの「魔術師」Pモンスターを回収するP効果と、召喚・特殊召喚成功時墓地の「魔術師」モンスターを回収するモンスター効果を持ちます。
使い易い回収効果を2つも持ちますので、採用順位の高い「魔術師」モンスターです。
《竜穴の魔術師》
星7/水属性/魔法使い族/攻 900/守2700
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
【モンスター情報】
若くして竜の魂を呼び覚ます神通力を体得した天才魔術師。その寡黙でストイックな魔術への姿勢から人付き合いは苦手だが、弟子の「竜脈の魔術師」にいつも振り回され、調子を狂わされている。
レベル7の「魔術師」Pモンスターです。
手札のPモンスターを捨て、フィールドの魔法・罠カードを破壊する効果を持ちます。
《竜脈の魔術師》
ペンデュラム・通常モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1800/守 900
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
【モンスター情報】
元気だけが取り得の駆け出しの少年魔術師。実は無意識のうちに大地に眠る竜の魂を知覚する能力を有しており、まだ半人前ながらその資質の高さには師匠の「竜穴の魔術師」も一目置いている。
レベル4の「魔術師」Pモンスターです。
手札のPモンスターを捨て、フィールドのモンスターを破壊する効果を持ちます。
《星刻の魔術師》
エクシーズ・効果
闇属性/ レベル4/ 魔法使い族/ ATK 2400/ DEF 1200
レベル4「魔術師」Pモンスター×2
このカードは上記のカードをX素材にしたX召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分のデッキ・墓地のモンスター及び自分のエクストラデッキの表側のPモンスターの中から、魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。
②:1ターンに1度、自分のモンスターゾーン・PゾーンのPモンスターカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分のデッキから魔法使い族モンスター1体を墓地に送ることができる。
ランク4の「魔術師」エクシーズモンスターです。
デッキ・墓地・エクストラの「魔術師」Pモンスターを手札に加える効果です。
また、Pモンスターが破壊される場合、デッキから魔法使い族モンスターを墓地に送ることができます。
《ペンデュラム・コール》
通常魔法(制限カード)
「ペンデュラム・コール」は1ターンに1枚しか発動できず、
「魔術師」PモンスターのP効果を発動したターンには発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。カード名が異なる「魔術師」Pモンスター2体をデッキから手札に加える。このカードの発動後、次の相手ターン終了時まで自分のPゾーンの「魔術師」カードは効果では破壊されない。
「魔術師」専用の魔法カードです。
手札を1枚捨て、デッキから「魔術師」Pモンスターを2枚サーチする効果を持ちます。
《星霜のペンデュラムグラフ》
永続魔法カード
「星霜のペンデュラムグラフ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
②:表側表示の「魔術師」Pモンスターカードが自分のモンスターゾーン・Pゾーンから離れた場合に発動する。デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
「魔術師」専用の永続魔法カードです。
「魔術師」Pモンスターがフィールドを離れた場合、デッキから「魔術師」Pをサーチする効果を持ちます。
また相手は、魔法カードを自分の魔法使い族モンスターを対象とできなくなります。
《時空のペンデュラムグラフ》
永続罠
「時空のペンデュラムグラフ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法使い族モンスターは相手の罠カードの効果の対象にならない。
②:自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る事ができる。
「魔術師」専用の永続罠カードです。
1ターンに1度「魔術師」Pモンスターと相手カードを破壊します。また、墓石に失敗した場合、フィールドのカードを墓地に送ることができます。
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【魔術師】デッキの構築・戦術
【魔術師】デッキの戦術は、ペンデュラム召喚を活用し、ランク4と「ペンデュラムグラフ」で戦います。
簡単な展開の流れを書くと、以下のになります。
- 《ペンデュラム・コール》《慧眼の魔術師》を活用し、Pスケールを揃える
- レベル4「魔術師」Pをフィールドに揃え、《星刻の魔術師》をX召喚
- 《虹彩の魔術師》を破壊し「ペンデュラムグラフ」サーチ
- ランク4と「ペンデュラムグラフ」で戦う
【魔術師】デッキの回し方は、こちらで解説しています。
→「ペンデュラムエボリューション」3箱合体『魔術師』デッキレシピと回し方を解説
【魔術師】デッキと相性の良いカード
相性のいいカードを紹介していきます。
まだまだあると思いますので、随時更新していきます。
- 《EMドクロバット・ジョーカー》
- 《EMペンデュラムマジシャン》
- 《EMトランプ・ガール》
- 「十二獣」
- 《幻想の見習い魔導師》
- 《ドラコニアの獣竜騎兵》《EMキングベアー》
- 《竜剣士ラスターP》
- 《スターシップ・スパイ・プレーン》
- 《天空の虹彩》
- 《デュエリスト・アドベント》
相性の良いモンスター
《EMドクロバット・ジョーカー》
ペンデュラム・効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加える。
召喚時、「EM」、「魔術師」P、「オッドアイズ」を手札に加える効果を持ちます。
サーチ範囲も、「ペンデュラムエボリューション」の「魔術師」Pモンスター全てに対応しており、【魔術師】デッキでは半ば必須カートとなります。
闇・魔法使い族モンスターですので、《星刻の魔術師》でサーチが可能です。
《EMペンデュラムマジシャン》
ペンデュラム・効果モンスター(制限カード)
星4/地属性/魔法使い族/攻1500/守 800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分フィールドに「EM」モンスターがP召喚された場合に発動する。自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
【モンスター効果】
「EMペンデュラム・マジシャン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊し、破壊した数だけデッキから「EMペンデュラム・マジシャン」以外の「EM」モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
レベル4「EM」モンスターです。
特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのカードを2枚まで破壊し、破壊した枚数分「EM」をサーチするモンスター効果を持ちます。
破壊効果が「魔術師」Pと相性が良いことに加え、サーチ効果まで持ちますので、「EM」を採用している【魔術師】デッキであれば、半ば必須カードです。
《星刻の魔術師》ではサーチできませんが、《EMドクロバット・ジョーカー》によりサーチ可能です。
《EMトランプ・ガール》
ペンデュラム・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 200
【Pスケール:青4/赤4】
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードがPゾーンで破壊された場合、自分の墓地のドラゴン族の融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
レベル2・闇属性・魔法使い族の「EM」ペンデュラムモンスターです。
フィールドから融合する効果を持つため、闇属性「魔術師」モンスターと融合することで、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》が融合召喚できます。
また、レベル2ペンデュラムモンスターであるため、レベル10の《涅槃の超魔導剣士》のシンクロ素材となることもできます。
《星刻の魔術師》《EMドクロバット・ジョーカー》《EMペンデュラム・マジシャン》でサーチが可能なため、1枚入れるだけで【魔術師】デッキの戦略が広がります。
→「魔術師」デッキ:《EMトランプ・ガール》ピン挿しが強い?「スターヴ」「涅槃」が出せる!
「十二獣」
「十二獣」は、《十二獣モルモラット》《十二獣の会局》《M.X-インヴォーカー》からランク4を立てることができます。
また、破壊されると効果が発動できる「魔術師」Pモンスターを、《十二獣の会局》《十二獣ドランシア》で破壊することもできます。
さらに、《十二獣ブルホーン》でPモンスター《ドラコニアの獣竜騎兵》《EMキングベアー》をサーチできます。
《幻想の見習い魔導師》
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ブラック・マジシャン」1体を手札に加える。
(3):このカード以外の自分の魔法使い族・闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ2000アップする。
手札・フィールドから墓地に送り、魔法使い族・闇属性モンスターの攻撃力を2000アップさせる《オネスト》です。
《星刻の魔術師》でサーチが可能です。
そして《星刻の魔術師》が闇属性ですので、攻撃力4400まで上昇させることができます。
「魔術師」は全体的に攻撃力が低めですので、サーチできる《オネスト》として非常に役立ちます。
《ドラコニアの獣竜騎兵》《EMキングベアー》
《ドラコニアの獣竜騎兵》《EMキングベアー》が採用されています。
これら2体は、《十二獣ブルホーン》からサーチできる獣戦士族ペンデュラムモンスターです。それぞれがスケール2・7を持ちますので、足りないスケールをサーチすることができます。
今後、「十二獣」出張のペンデュラムテーマでは、これらの獣戦士ペンデュラムが必須になってくるかもしれませんね。
《竜剣士ラスターP》
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター(制限カード)
星4/光属性/ドラゴン族/攻1850/守 0
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。そのカードを破壊し、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。
【モンスター効果】
このカードを素材として、「竜剣士」モンスター以外の融合・S・Xモンスターを特殊召喚する事はできない。
レベル4「竜剣士」ペンデュラムチューナーです。
もう一方のPゾーンのカードを破壊し、そのカードと同名のカードをサーチするP効果を持ちます。
Pゾーンのカードを破壊できますので、破壊されると効果が発動できる《虹彩の魔術師》《黒牙の魔術師》《紫毒の魔術師》の効果を能動的に使うことができます。
そしてエクストラデッキにPカードが増えますので、ペンデュラム召喚の威力を大きくすることができます。
また、このカードはレベル4のチューナーですので、レベル4「魔術師」たちとランク4エクシーズ、レベル8シンクロを行うことができます。
《剛竜剣士ダイナスターP》《爆竜剣士イグニスターP》もだせますので、【魔術師】デッキの戦略が広がるカードです。
《スターシップ・スパイ・プレーン》
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1100/守 500
相手フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。また、このカードが手札からの特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
レベル4の機械族モンスターです。
相手フィールドにエクシーズモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚でき、その後、相手の魔法・罠を1枚手札に戻す効果を持ちます。
現環境では「十二獣」が蔓延しており、先行をとられてしまうと、エクシーズモンスター《十二獣ドランシア》《フレシアの蟲惑魔》に加え、《神の通告》《次元障壁》《王宮の勅命》など非常に展開しづらい盤面を作られてしまいます。
手札に《スターシップ・スパイ・プレーン》を握っていれば、レベル4をフィールドに特殊召喚しつつ、伏せカードを1枚剥がす事ができます。
手札から特殊召喚すれば、《十二獣ドランシア》《神の通告》の効果を使ってくれるかもしれませんし、使われなければ、エクシーズやシンクロとして活用する事ができます。
また、伏せカードを剥がす効果を使えば、《神の通告》を使ってくれるかもしれませんし、《次元障壁》であればこの時点でモンスターの種類を選んでくれます、そして《王宮の勅命》はすぐ手札に戻す事ができます。
これらの理由から、エクシーズ召喚を多用する「十二獣」相手であれば、腐ることなく有効に使用することができます。
また、レベル4であることは、ランク4エクシーズ・レベル8シンクロを活用する【魔術師】と非常に相性がいいです。
→《スターシップ・スパイ・プレーン》が強い?「魔術師」デッキで「十二獣」対策!
相性の良い魔法カード
《天空の虹彩》
フィールド魔法
「天空の虹彩」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分のPゾーンの「魔術師」カード、「EM」カード、「オッドアイズ」カードは相手の効果の対象にならない。
(2):このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「オッドアイズ」カード1枚を手札に加える。
ペンデュラム専用のフィールド魔法です。
Pゾーンの「魔術師」カードは相手の効果対象にならなくなり、表側表示カードを破壊することで、デッキから「オッドアイズ」カードをサーチできます。
レベル4「魔術師」Pモンスターは破壊されると効果が発動できますので、【魔術師】デッキと相性が良いです。
「魔術師」は「オッドアイズ」とも相性がいいので、【オッドアイズ魔術師】を組む上では必須カードです。
《デュエリスト・アドベント》
通常魔法
「デュエリスト・アドベント」は1ターンに1度しか発動できない。
①:自分または相手のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。デッキから「ペンデュラム」Pモンスター1体または「ペンデュラム」魔法・罠カードを手札に加える。
Pゾーンにカードが存在すれば、「ペンデュラム」Pモンスターor「ペンデュラム」魔法・罠をサーチすることができます。
サーチ範囲が非常に広く、動画内では《ペンデュラム・マジシャン》《ペンデュラム・コール》《時空のペンデュラムグラフ》《星霜のペンデュラムグラフ》が紹介されています。
制限カードである《ペンデュラム・マジシャン》《ペンデュラム・コール》を簡単にサーチできますので、「魔術師」と非常に相性がいいです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
大会優勝した【EM魔術師】デッキのデッキレシピ・採用カードについて解説・考察しました。
「魔術師」というテーマは2014年から始まり、様々な変化を続けて行きました。
「オッドアイズ魔術師」や《霞の谷の巨神鳥》など様々なカードが採用され、「魔術師」型デッキなど様々なデッキタイプが登場しました。
そして、今後も進化を続ける「魔術師」がどんな変化を起こすのか楽しみです。
引き続き、遊戯王の大会優勝デッキレシピを解説していきます。
それでは、またお会いしましょう。
◆ 今回の記事は「くずもち」さんが書きました。ブログライター(記事投稿者)はこちらで募集しています。
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