「ティンダングル」は、遊戯王最新パック「エクストリーム・フォース」に収録される、最新デッキテーマです。
闇属性・悪魔族で統一されており、リバースに関する効果を持っています。
アニメ遊戯王VRAINS(ヴレインズ)では、ブルーエンジェルの兄「財前晃」が使用することで有名です。
このページでは、「ティンダングル」のカード効果・使い方、動かし方・回し方、おすすめの相性の良いカード、デッキレシピ、対策カードについて解説・考察していきます。
【ティンダングル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
◆ 合わせて読みたい記事
もくじ
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【ティンダングル】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【ティンダングル】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【ティンダングル】デッキ:デッキレシピ
- ティンダングル(2017年10月環境)
- ティンダングル(2017年10月環境)
- ティンダングル占術姫サブテラー(2017年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【ティンダングル】デッキレシピ
【ティンダングル】デッキのサンプルデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(19枚)
- 《ティンダングル・アポストル》 2
- 《ティンダングル・エンジェル》 3
- 《ティンダングル・ベース・ガードナー》 3
- 《ティンダングル・イントルーダー》 3
- 《ティンダングル・ハウンド》 2
- 《妖精伝姫‐ターリア》 3
- 《ゾンビキャリア》 2
- 《クリバンデッド》 1
◆ 魔法(14枚)
- 《ナーゲルの守護天》 3
- 《オイラーサーキット》 3
- 《浅すぎた墓穴》 2
- 《皆既日蝕の書》 2
- 《簡易融合》 1
- 《おろかな埋葬》 1
- 《おろかな副葬》 2
◆ 罠(7枚)
- 《ティンダングル・ドロネー》 2
- 《針虫の巣窟》 2
- 《砂漠の光》 2
- 《悪魔の嘆き》 1
【エクストラデッキ】(8枚)
- 《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》 3
- 《サブテラーマリスの妖魔》 2
- 《ダークエンド・ドラゴン》 1
- 《召喚獣ライディーン》 1
- 《氷結界の龍 ブリューナク》 1
【ティンダングル】デッキレシピの回し方
それでは、紹介した【ティンダングル】サンプルデッキの回し方を簡単に紹介していきます。
4つのポイントを解説していきます。
- 初手の動き
- 墓地肥やしからの展開、サーチ
- リバース効果に対するサポート
- 《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》でフィニッシュ
初手の動き
【ティンダングル】デッキを回す上で、まず一番初めにセットしたいモンスターは、《ティンダングル・エンジェル》もしくは《妖精伝姫‐ターリア》です。
モンスターをセットすることで、手札の《ティンダングル・ベース・ガードナー》が特殊召喚でき、場のモンスターを増やしていくことが可能です。
《ティンダングル・エンジェル》は相手バトルフェイズ時にリバースすることでバトルフェイズを終了させられるので、相手の攻撃を止めることができます。
また、《妖精伝姫‐ターリア》はリバースすれば手札からモンスターを特殊召喚できるので、上級「ティンダングル」モンスターをリリースなしで場に出すことができます。
「ティンダングル」裏守備モンスターを表にした枚数分サーチできる《ティンダングル・アポストル》も初手からセットできますが、効果をより活かすために「ティンダングル」モンスターがある程度セットされた状態からのほうが良いでしょう。
墓地肥やしからのサーチ・展開
【ティンダングル】デッキの序盤で握っておきたい永続魔法《ナーゲルの守護天》・フィールド魔法《オイラーサーキット》は、墓地から同名カードをサーチが可能です。
《テラ・フォーミング》が制限となった現環境では、デッキから直接墓地に送ってサーチするほうが早そうです。
墓地肥やしとして《おろかな埋葬》《おろかな副葬》《クリバンデッド》《針虫の巣窟》《悪魔の嘆き》を採用しました。
ピンポイントで魔法カードを送れる《おろかな副葬》で、「ティンダングル」モンスターに破壊耐性を持たせられる《ナーゲルの守護天》をまずサーチします。
《ナーゲルの守護天》は「ティンダングル」を戦闘・効果破壊から守る効果を持ちますので、フィールドに「ティンダングル」モンスターの守りで固めていくことができます。
《クリバンデッド》は効果の都合上、エンドフェイズでの発動になってしまいます。優先的には《針虫の巣窟》で肥やすと良さそうです。
紹介したデッキレシピでは採用していませんが、墓地肥やしギミックの多い「ライトロード」や《隣の芝刈り》を採用した60枚構築にし、墓地肥やしを中心にする構築もアリだと思います。
《悪魔の嘆き》は、相手の墓地のモンスターをデッキに戻し、自身のデッキから悪魔族モンスターを墓地へ送ることができます。
《SPYRAL‐ジーニアス》のような自己蘇生効果を持つモンスターをデッキバウンスしたうえで、自己蘇生効果のある《ティンダングル・イントルーダー》を墓地に送るといった、相手の展開を妨害しつつ、自身の展開につなげる戦術も可能です。
今回の【ティンダングル】デッキには、墓地肥やしと相性の良い《ゾンビキャリア》を採用しました。
墓地からの自己蘇生できるチューナーとして、エクストラデッキに《ダークエンド・ドラゴン》《氷結界の龍 ブリューナク》も採用しています。
どちらのモンスターも破壊耐性を持つモンスターに対して強いので、相手の体制を崩したいときに使うとことができます。
リバース効果に対するサポート
「ティンダングル」モンスターはリバース効果を有するものの、自身の効果で表示形式を変える効果を持ち合わせていないので、モンスターを表側にするカードは必須だと思います。
《砂漠の光》は自分モンスターを表側にできる罠カードで、「ティンダングル」のリバース効果を相手の攻撃を待つことなく、相手ターンでも能動的にリバース効果を発動させることができます。
また、リンク召喚・シンクロ召喚などの素材としてモンスターを使いたい場合も、反転召喚を待つよりカードの効果で反転させたほうが早そうです。
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》でフィニッシュ
【ティンダングル】デッキでは、最終的に攻撃力を4500まで上げられる《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》をフィニッシャーとします。
《ナーゲルの守護天》の効果により、「ティンダングル」モンスターの戦闘ダメージを倍に出来ます。
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の高打点に、貫通効果のある装備魔法を組み合わせれば、LPを打点で削っていく形のデッキも作れると思います。
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【ティンダングル】回し方・動き・展開
次は一般的な「ティンダングル」デッキの回し方・動き・展開について紹介・解説していきます。
優先的に使っていきたいカードを紹介し、序盤・中盤・終盤それぞれの展開について考察していきます。
- 優先的に使っていきたいカード
- 序盤の展開
- 中盤での展開
- 終盤での展開
優先的に使っていきたいカード
まずは「ティンダングル」の中でも、優先的に持ってきたいカードを紹介していきます。
初めのうちに手札に持ってきたいカードは、《ティンダングル・エンジェル》《ナーゲルの守護天》、あれば嬉しいのは《ティンダングル・ベース・ガードナー》、墓地に送っておきたいカードは《ティンダングル・イントルーダー》です。
あらかじめ《ナーゲルの守護天》を発動しておき、セットされた《ティンダングル・エンジェル》が相手によって攻撃されれば、《ティンダングル・エンジェル》を場に残しつつ、相手バトルフェイズを終了させられます。
更に《ティンダングル・エンジェル》の効果でリバースモンスターの特殊召喚ができるので、ここで「ティンダングル」モンスターを追加し、次のターンでの《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》のリンク召喚に繋げることができます。
その前に《ティンダングル・イントルーダー》を墓地へ送っておければ、自己蘇生につなげることも可能です。
序盤の展開
「ティンダングル」の序盤の展開では、初めに《ティンダングル・エンジェル》をセットしておけば、次の相手バトルフェイズを強制終了させることができます。
続いて、《ティンダングル・エンジェル》のリバース効果で、手札・墓地からリバースモンスターを特殊召喚します。
この際に「ティンダングル」モンスターである必要はないので、「サブテラーマリス」のような強力なリバースモンスターを特殊召喚するのもよさそうです。
手札に《ティンダングル・ベース・ガードナー》が存在していれば、《ティンダングル・エンジェル》セット後、《ティンダングル・ベース・ガードナー》を特殊召喚できます。
更に《ナーゲルの守護天》を場に出しておくことで、この2体に破壊耐性を持たせられます。
相手が「ティンダングル」の効果を知っていれば、セットされたモンスターと《ナーゲルの守護天》自体がブラフにもなり得る可能性がありそうですね。
また、大量墓地肥やしからの《ティンダングル・ドロネー》による3体蘇生は序盤を安定させると思います。
《隣の芝刈り》《針虫の巣窟》《クリバンデット》などの墓地肥やしカードで墓地へ送り、《ティンダングル・ドロネー》で相手ターンで「ティンダングル」モンスターを蘇生することが可能です。
序盤では、擬似的に永続魔法をサーチできる《おろかな副葬》が活躍します。
《ナーゲルの守護天》《ティンダングル・ドロネー》はどちらも《おろかな副葬》で墓地へ送ることができ、サーチ効果が使えます。
中盤での展開
「ティンダングル」の中盤の展開では、更に相手の攻撃を止めていきます。
続いて持ってきたいカードは、フィールド魔法の《オイラーサーキット》です。
《オイラーサーキット》は、自分の場に「ティンダングル」モンスターが3体以上いる場合、相手のモンスターの攻撃を封じることができます。
《ナーゲルの守護天》と合わせることで、破壊耐性を持ちつつ、攻撃もされない強固な布陣が作れます。
次は、《ティンダングル・アポストル》のリバース時の効果や、《砂漠の光》などの表示形式を変えられるカードを使い、能動的にリバース効果を発動していきます。
主に《ティンダングル・エンジェル》のリバース効果を発動させ、相手のバトルフェイズを終了させましょう。
《ナーゲルの守護天》《オイラーサーキット》で自分の「ティンダングル」モンスターを守りつつ、相手の攻撃を防ぎ、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》のリンク召喚につなげていきます。
終盤での展開
「ティンダングル」の終盤の展開では、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の高打点で大きく相手LPを削ります。
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の打点強化のため、最低1体は《ティンダングル・ベース・ガードナー》を墓地へ送る必要があります。
これを含む3種以上の「ティンダングル」モンスターが墓地に存在していることで、まずは攻撃力が3000アップします。
更にリンク先にいる「ティンダングル」モンスターの数×500攻撃力アップするので、自分フィールドだけでも攻撃力4000までは持っていくことが可能です。
さらに組み合わせていく例としては、《オイラーサーキット》の効果を使っていきます。
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》のリンク先は上にも向いているので、相手フィールドのモンスターも攻撃力アップの対象になります。
《オイラーサーキット》の効果で自分の「ティンダングル」モンスターのコントロールを移し、更なる強化につなげると良いかと思います。
ここで移したい「ティンダングル」モンスターは、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の効果で生成される「ティンダングル・トークン」です。
功・守ともに0のトークンを攻撃表示で送り付け、攻撃力4500の《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》で攻撃すれば、相手のLPを大きく削ることができます。
更に《ナーゲルの守護天》の効果で戦闘ダメージを倍にすれば、そのままワンキル(1kill)も可能です。
もう一つの手段は《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》を送り付ける戦術です。
相手が【ティンダングル】デッキでない限りは、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の攻撃力はもちろん0のままです。
しかも、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》はリンクモンスターなため、相手は守備表示にすることもできません。
《ティンダングル・ドロネー》から再度《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》を特殊召喚し、送りつけた《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》を攻撃するのも面白そうです。
相性の良いカード
「ティンダングル」と相性の良いカードは、こちらの記事にまとめています。
⇒【遊戯王】『ティンダングル』デッキ:相性の良いおすすめカード24枚まとめ!
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「ティンダングル」とは
「ティンダングル」は、「エクストリーム・フォース」にてテーマ化された闇属性・悪魔族で統一されたテーマです。
ほとんどの「ティンダングル」モンスターはリバース効果を持っています。
ただ、レベル5《ティンダングル・ベース・ガードナー》と、リンクモンスター《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》は除きます。
アニメ【遊☆戯☆王VRAINS(ヴレインズ)】で先行して登場しており、「トリックスター」の使い手でもある財前 葵の兄、財前 晃が使用しているテーマでもあります。
「ティンダングル」が闇属性・悪魔族に設計されているのは、「トリックスター」の光属性・天使族に対応しているのでしょう。
現在判明している「ティンダングル」カードは、メインモンスター5体、リンクモンスター1体、魔法2枚、罠1枚となっています。
◆「ティンダングル」メインモンスター
- 《ティンダングル・アポストル》
- 《ティンダングル・エンジェル》
- 《ティンダングル・べース・ガードナー》
- 《ティンダングル・イントルーダー》
- 《ティンダングル・ハウンド》
◆「ティンダングル」リンクモンスター
- 《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》
◆「ティンダングル」関連魔法
- 《ナーゲルの守護天》[永続魔法]
- 《オイラーサーキット》[フィールド魔法]
◆「ティンダングル」罠
- 《ティンダングル・ドロネー》[通常罠]
デッキの特徴と簡単な動き
まずは、【ティンダングル】デッキの特徴と簡単な動きについて解説していきます。
「ティンダングル」カードの特徴をまとめると、以下の3つに集約されます。
◆ 「ティンダングル」カードの特徴
- ①:「ティンダングル」のリバース効果により、「ティンダングル」カードのサーチ・特殊召喚・表示形式の変更が可能
- ②:相手の攻撃宣言自体を封じる、バトルフェイズを強制的に終了させる効果がある
- ③:リンクモンスターは攻撃力が最大4500まで上がり、「ティンダングル」罠カードで簡単に出せる
そのため、「ティンダングル」の回し方・動きとしては、以下の展開の流れになります。
◆「ティンダングル」回し方・動かし方
- 序盤①:《ティンダングル・エンジェル》で攻撃を止め、「ティンダングル」モンスターを場に出していく
- 序盤②:「ティンダングル」モンスターが3体以上並べ、フィールド魔法《オイラーサーキット》で更に攻撃封じ
- 中盤①:リンクモンスター《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》、戦闘ダメージを倍にする《ナーゲルの守護天》で、相手LPを削りフィニッシュ
一般的に、リバース効果をメインにしたデッキは受け身になることが多く、攻めに時間がかかりがちです。
しかし「ティンダングル」は、効果により相手の攻撃自体を止めたり、対象を取らない効果を持っていたりするため、耐性を持つ相手に対しても能動的に戦うことができます。
また、《ナーゲルの守護天》の効果によって「ティンダングル」モンスターに破壊耐性を持たせることもできるため、盤面も固めやすい特徴があります。
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カードの効果の解説・考察
続いて、「ティンダングル」モンスター・魔法・罠カードについて解説していきたいと思います。
それぞれ、カード画像・効果とその概要を紹介し、【ティンダングル】デッキでの役割・使い方・採用枚数について解説・考察していきます。
モンスター
「ティンダングル」モンスターには、下級モンスター2体・上級モンスター3体・リンクモンスター1体の合計6体が存在します。
《ティンダングル・べース・ガードナー》以外のメインモンスターはリバース効果を持ち、「ティンダングル」をサーチ・特殊召喚する効果が豊富です。
◆ 下級モンスター
- 《ティンダングル・アポストル》[星3]
…リバース:自分モンスター表に、枚数分「ティダングル」サーチ - 《ティンダングル・エンジェル》[星4]
…リバース:手札・墓地から「ティンダングル」特殊召喚+バトルフェイズ終了
◆ 上級モンスター
- 《ティンダングル・べース・ガードナー》[星5]
手札から特殊召喚可能 - 《ティンダングル・イントルーダー》[星6]
リバース:「ティンダングル」サーチ
召喚時「ティンダングル」デッキから墓地へ、裏守備で特殊召喚すると自己蘇生 - 《ティンダングル・ハウンド》[星7]
リバース:攻撃力アップ
破壊されると、モンスター1体裏守備に
◆ リンクモンスター
- 《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》[リンク3]
「ティンダングル」x3
攻撃力3000、最大4500、戦闘すると攻守0のトークン生成
《ティンダングル・アポストル》
《ティンダングル・アポストル》
効果モンスター・リバース
星3/ 闇属性/ 悪魔族/ ATK 800/ DEF 1600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。自分フィールドの裏側表示モンスターを3体まで選んで表側守備表示にする。この効果で表側守備表示にしたモンスターが全て「ティンダングル」モンスターだった場合、そのモンスターの数までデッキから「ティンダングル」カードを手札に加えることができる。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:リバース:自身の裏側表示モンスターを表側守備に、全て「ティンダングル」だった場合、その数までデッキから「ティンダングル」サーチ
《ティンダングル・アポストル》は、自身の「ティンダングル」モンスターを一度に複数枚、表側表示に変更できる「ティンダングル」低級モンスターです。
低級モンスターであるため、裏側守備表示での通常召喚もしやすいのですが、効果を有効に使うために何枚か「ティンダングル」モンスターをセットしておきましょう。
《ティンダングル・ドロネー》によって墓地から3体の「ティンダングル」モンスターを裏側守備表示で特殊召喚できるので、その際に特殊召喚することで、自身の効果を最大限に活かせられます。
デッキによっては多く積まなくてもよさそうですが、サーチ効果を持っているので、今後の「ティンダングル」カード次第で採用枚数は変わりそうです。
【ティンダングル】デッキでは2~3枚くらいの採用になりそうですね。
《ティンダングル・エンジェル》
《ティンダングル・エンジェル》
レベル4/闇属性/悪魔族/リバース/効果/ATK 500/DEF 1800/
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「ティンダングル・エンジェル」以外のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果が相手ターンのバトルフェイズに発動した場合、さらにそのバトルフェイズを終了する。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:リバース:リバースモンスターを手札・墓地から1体特殊召喚。相手バトルフェイズでリバースした場合、バトルフェイズを終了する。
《ティンダングル・エンジェル》は、相手バトルフェイズでリバースすることで、バトルフェイズを強制的に終了させることができる低級「ティンダングル」モンスターです。
リバースすることで、リバースモンスターを手札・墓地から特殊召喚できる効果もあります。
特殊召喚の指定がリバースモンスターと広いため、【ティンダングル】デッキだけでなく、「サブテラー」などリバースモンスターを有する他のデッキにも出張できそうです。
相手モンスターに干渉することがなくバトルフェイズを終了させることができるので、序盤で出していきたいモンスターになると思います。
《ナーゲルの守護天》を場に出しておくと、破壊耐性を持たせられるので、破壊されることなくバトルフェイズを終了させることも可能になります。
次のターンでの上級「ティンダングル」モンスターの召喚や、リンク召喚にもつなげられるので、「ティンダングル」デッキでは3枚積みたいカードになりそうです。
《ティンダングル・べース・ガードナー》
《ティンダングル・ベース・ガードナー》
レベル4/闇属性/悪魔族/効果/ATK 0/DEF 2300/
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 0/守2300
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに裏側守備表示モンスターが存在する場合、
このカードは手札から守備表示で特殊召喚できる。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
相手のリンクモンスターのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合、このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「ティンダングル」モンスター1体を表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:自フィールドに裏側守備表示モンスターが存在する場合、手札から守備表示で特殊召喚(ターン1)
- ②:相手リンクモンスターのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合、自身をリリースすることで、手札・デッキから「ティンダングル」を特殊召喚
《ティンダングル・べース・ガードナー》は、自分の場に裏側守備表示モンスターがいることで、手札から特殊召喚が可能なモンスターです。
レベル5で手札から特殊召喚が可能なモンスターであり、その召喚条件も容易に満たせます。
2つ目の効果は相手がリンクモンスターを使ってくることが前提となってしまうため、使いどころは限られてしまうでしょう。
また注意すべき点として、リバースモンスターでないため、各種サーチから外れてしまうことがあります。
【ティンダングル】デッキにおいては、素材確保と《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の打点アップのためにも3枚積んでおきたいモンスターです。
《ティンダングル・イントルーダー》
《ティンダングル・イントルーダー》
星6 闇属性 悪魔族・リバース ATK/2200 DEF/0
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから「ティンダングル」カード1枚を手札に加える。
②:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ティンダングル」カード1枚を墓地へ送る。
③:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが裏側守備表示で特殊召喚された場合に発動する。このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:リバース:「ティンダングル」サーチ
- ②:召喚成功時、デッキから「ティンダングル」カードを墓地へ
- ③:自分フィールドにモンスターが裏側守備表示で特殊召喚された場合、墓地から自己蘇生
《ティンダングル・イントルーダー》は、リバース・召喚時それぞれで展開力を高める効果を持つモンスターです。
リバースした場合には「ティンダングル」カードをサーチでき、召喚時にはデッキから墓地へ「ティンダングル」カードを送ることができます。
自己蘇生効果も持っているので、召喚時に同名の《ティンダングル・イントルーダー》を召喚時効果で送り、自己蘇生の布石にすることもできます。
裏側守備表示で自分の場にモンスターが特殊召喚がされることが自己蘇生のトリガーとなり、《ティンダングル・エンジェル》や《ティンダングル・ベース・ガードナー》、罠カードの《ティンダングル・ドロネー》の効果が活用できます。
名称指定があるサーチ効果なので、「ティンダングル」関連魔法カードはサーチ対象にできません。
サーチ・自己蘇生は強力な効果ですが、元々のレベルが6と通常召喚がしづらいです。
そのため、採用枚数は純構築でも2~3枚になるかと思います。
《ティンダングル・ハウンド》
《ティンダングル・ハウンド》
リバース・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守 0
(1):このカードがリバースした場合に、
このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
その後、対象モンスターを裏側守備表示にする。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
そのモンスターとリンク状態になっているモンスターの数×1000ダウンする。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:リバース:フィールドのモンスターを対象、その攻撃力分自己強化
- ②:相手モンスターの攻撃力を、そのモンスターのリンク状態の数×1000ダウン
- ③:戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、モンスター1体を裏側守備表示に
《ティンダングル・ハウンド》は、リバースした場合の自己強化と、リンクモンスターが存在する場合の相手モンスターの打点を削る効果を備えた「ティンダングル」上級モンスターです。
相手がリンク召喚を駆使するテーマの場合大きく力を発揮することができますが、星7の上級モンスターなため少々出しづらく、【ティンダングル】デッキにおいても腐りやすそうです。
モンスターを裏側守備表示にする効果も持ちますが、発動条件が破壊された時と、自発的に行うのも少し難しくなりそうです。
フィニッシャーとしては、リンクモンスターの《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》のほうがまだ出しやすく打点も高いので、このカードの採用枚数は少なくなりそうです。
《ティンダングル・ハウンド》を採用する場合も、墓地肥やし・手札コストくらいだと思います。
採用枚数は0~2枚程度でしょうか。
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》
闇属性/悪魔族/リンク/効果/ATK 0/LINK-3
「ティンダングル」モンスター3体
①:自分の墓地に「ティンダングル・ベース・ガードナー」を含む「ティンダングル」モンスターが3種類以上存在する場合、このカードの攻撃力は3000アップする。
②:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先に「ティンダングル」モンスターの数×500アップする。
③:このカードが攻撃宣言したバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドに「ティンダングル・トークン」(悪魔族・闇属性・レベル1攻守0)1体を特殊召喚する。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:《ティンダングル・ベース・ガードナー》を含む「ティンダングル」モンスターが墓地に3種類以上存在する場合、攻撃力3000アップ
- ②:リンク先の「ティンダングル」の数×500攻撃力アップ
- ③:攻撃宣言したバトルフェイズ終了時、自分フィールドに「ティンダングル・トークン」を特殊召喚
《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》は、自身の効果で打点を上げ、フィニッシャーとして活躍できる「ティンダングル」のリンクモンスターです。
リンク召喚する際の素材として、「ティンダングル」モンスターという縛りはあります。
墓特殊召喚しやすい《ティンダングル・ベース・ガードナー》を含む3種類の「ティンダングル」モンスターを素材としてリンク召喚を行えば、それだけで攻撃力を3000アップさせることができます。
元々の攻撃力が0なので、罠カード《ティンダングル・ドロネー》の効果で出す場合には墓地を肥やしてからのほうが扱いやすいでしょう。
また、自身の効果で「ティンダングル・トークン」を生成し、フィールド魔法《オイラーサーキット》の効果で相手フィールドのリンク先にトークンを移すことで、打点を4500まで引き上げることも可能です。
簡単に特殊召喚できるリンクモンスターであるので、【ティンダングル】デッキであれば2枚は積みたいモンスターです。
魔法・罠
「ティンダングル」魔法・罠カードには、フィールド魔法1枚・永続魔法1枚・永続罠1枚の合計3枚が存在します。
魔法は、「ティンダングル」モンスターに戦闘・効果破壊耐性をつけたり、相手の攻撃を封じたりする効果を持っており、「ティンダングル」を守る役割をもちます。
ただ、カード名に「ティンダングル」と付いていないため、サーチ対象に選ぶことはできません。
その代わりと言ってか、墓地から除外することで同名カードをサーチすることができます。
罠は、「ティンダングル」を特殊召喚する効果を持っており、発動条件は限られますが、決まれば非常に強力です。
こちらはカード名に「ティンダングル」とあるので、サーチに対応しています。
◆「ティンダングル」関連魔法
- 《ナーゲルの守護天》[永続魔法]
…「ティンダングル」戦闘・効果破壊耐性、戦闘ダメージ2倍、墓地から除外し同名サーチ - 《オイラーサーキット》[フィールド魔法]
…「ティンダングル」3体で相手の攻撃封印、コントロール譲渡、墓地から除外し同名サーチ
◆「ティンダングル」罠
- 《ティンダングル・ドロネー》[通常罠]
…戦闘ダメージ受けると《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》特殊召喚、墓地から除外し「ティンダングル」3体裏守備蘇生
《ナーゲルの守護天》
《ナーゲルの守護天》
永続魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分のメインモンスターゾーンの「ティンダングル」モンスターは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
②:自分の「ティンダングル」モンスターが相手に戦闘ダメージを与える場合、1ターンに1度だけそのダメージは倍になる。
③:墓地のこのカードを除外し、手札から「ティンダングル」カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ナーゲルの守護天」1枚を手札に加える。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:メインモンスターゾーンの「ティンダングル」モンスターに戦闘・効果破壊耐性
- ②:「ティンダングル」モンスターが与える戦闘ダメージ倍(ターン1)
- ③:墓地から除外し、同名カードをサーチ(名称ターン1)
《ナーゲルの守護天》は、「ティンダングル」モンスターに破壊耐性を持たせる効果と、LPを大きく削る効果を備えた永続魔法カードです。
セットした《ティンダングル・エンジェル》と合わせて使うことで、攻撃されても場のモンスターの数を減らすことなくバトルフェイズを終わらせることができます。
相手の攻撃を受けても戦闘破壊を避けられるうえ、破壊できないと分かれば相手の攻撃の抑制にも使えるカードだと思います。
また、このカードを墓地から除外し手札から「ティンダングル」カードを捨てることで、《ナーゲルの守護天》をサーチできます。
《おろかな副葬》などで墓地へ送ることで、サーチ効果を早めに発動することができます。
手札から捨てるコストとしては、自己蘇生効果のある《ティンダングル・イントルーダー》や、通常召喚しづらい《ティンダングル・ハウンド》、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の打点アップにつながる《ティンダングル・ベース・ガードナー》などが良いでしょう。
サーチ時に除外してしまうので、3枚は採用しておきたいカードになりそうです。
《オイラーサーキット》
《オイラーサーキット》
フィールド魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「ティンダングル」モンスターが3体以上存在する場合、相手モンスターは攻撃できない。
②:自分スタンバイフェイズに、自分フィールドの「ティンダングル」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールを相手に移す。
③:墓地のこのカードを除外し、手札から「ティンダングル」カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「オイラーサーキット」1枚を手札に加える。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:自分のフィールドに「ティンダングル」モンスターが3体以上いる場合、相手の攻撃を封じる
- ②:自分の「ティンダングル」モンスターのコントロールを相手に移す
- ③:墓地から除外し、同名カードをサーチ(名称ターン1)
《オイラーサーキット》は、自分フィールドに「ティンダングル」モンスターが3体以上いる場合、相手の攻撃を封じられるフィールド魔法カードです。
自分フィールドに「ティンダングル」モンスターを固め、相手の攻撃自体を封じてしまうことで、より優位にデュエルを進めることができるでしょう。
「ティンダングル」モンスターのコントロールを相手に移す効果は、リンクモンスター《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の打点アップにつながってきます。
相手フィールドに向いたリンク先に《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の効果で生成した「ティンダングル・トークン」を移すことができます。
また、《ナーゲルの守護天》の効果で戦闘ダメージを倍にし、相手に移した「ティンダングル・トークン」を《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》で攻撃すれば、一撃で相手LPを削りきることも可能です。
また、《ナーゲルの守護天》と同様に同名カードのサーチ効果もあります。
ただ、《オイラーサーキット》はフィールド魔法であるため、《メタバース》や《テラ・フォーミング》等でサーチの代用も可能です。
新制限では《テラ・フォーミング》が制限カードになってしまったので、墓地サーチ効果を使うかもしれません。
サーチ効果も併せて使いたい場合は3枚積んだほうが良さそうです。
《ティンダングル・ドロネー》
《ティンダングル・ドロネー》
通常罠
①:自分の墓地に「ティンダングル」モンスターが3体以上存在し、相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。その攻撃モンスターを破壊し、EXデッキから「ティンダングル・アキュート・ケルベロス」1体を特殊召喚する。
②:EXモンスターゾーンに自分のモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ティンダングル」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。(引用:遊戯王wiki)
【主な効果・役割・使い方】
- ①:相手モンスターの攻撃で戦闘ダメージを受けた時、そのモンスターを破壊し、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》をEXデッキから特殊召喚
- ②:墓地から除外し、自分の墓地の「ティンダングル」モンスター3種を裏側守備表示で特殊召喚
《ティンダングル・ドロネー》は、フィニッシャーである《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の特殊召喚効果と、墓地からの「ティンダングル」モンスターの特殊召喚効果を備えた通常罠カードです。
墓地に「ティンダングル」モンスターが3体以上いることを条件に、一つ目の効果を発動することができます。
デメリットとしては、相手にモンスターによる戦闘が必要なので、発動条件がかなり受け身になっていることです。
また、破壊耐性を持つ相手モンスターに対しても弱いので、注意が必要です。
しかし、リンク素材を揃えることなくEXデッキから《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》を特殊召喚できるのは、非常に強力です。
発動条件がそもそも「ティンダングル」モンスターが3体以上墓地にそろっていることなので、《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》の打点強化の効果にも噛み合っているのかと思います。
ただ、この効果で場に出した《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》は蘇生制限を満たせません。
この効果の際に《ティンダングル・アポストル》を含めておくとサーチ効果を活かすことができるかと思います。
また、「ティンダングル」関連魔法と違い、名称に「ティンダングル」と含まれるので、サーチ対象にもなります。
《ナーゲルの守護天》《オイラーサーキット》の手札コストとしても使うことも可能です。
リバース効果のない《ティンダングル・ベース・ガードナー》や、名称に「ティンダングル」を含まない魔法カードなど、サーチ対象などに含まれないカードも存在します。
サーチできるカード、できないカードなどは、覚えておいたほうが良いですね。
墓地に送る・捨てる効果も多いので、墓地に送るカードを展開に応じて選ぶことも【ティンダングル】デッキを回していく上では重要となりそうです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「ティンダングル」はアニメでも登場したテーマでもあるので、今後も確実にカードが追加されていくテーマでもあると思います。
《ティンダングル・エンジェル》は特に「ティンダングル」以外のリバーステーマ「サブテラー」や、「クローラー」、「シャドール」などとも相性が良さそうですね。
今後も目が離せないアニメの展開と同様に新規テーマも追っていただけると幸いです。
新デッキ構築の参考にしてみてください。
引き続き「ティンダングル」について記事を書いていきたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
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