【マスクHERO】デッキが大会優勝を果たしましたので、【マスクHERO】のデッキレシピ・回し方を解説をしていきたいと思います。
「HERO」と言えば昔からあるテーマの1つです。
2005年から登場して12年もたっているのに未だに活躍しているはすごいですね。
《M・HERO ダーク・ロウ》などの「HERO」モンスターを中心として戦っていく構築のようです。
【マスクHERO】は現環境トップの【SPYRAL】に強いとのことですが、どの点が強いのでしょうか。
それでは、【マスクHERO】を解説していきましょう。
◆ 【HERO】デッキ:おすすめ記事
⇒ 「HERO's STRIKE」3箱合体デッキ解説!デッキレシピ・回し方・強化案など
⇒ 【ネオス/ネオスペーシアンデッキ まとめ】デッキレシピ,回し方,相性の良いカードを簡単に解説,考察!
もくじ
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【HERO】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【HERO】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【HERO】大会優勝/入賞デッキレシピ
◆ 【HERO】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【V・HERO(ヴィジョンヒーロー)デッキ】デッキレシピ,カード効果11枚まとめ | 回し方,相性の良いカードも
⇒ 【E-HERO(イービルヒーロー)デッキ】カード効果16枚まとめ | デッキレシピ,回し方,相性の良いカードも
⇒ 【D‐HEROデッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,相性の良いカードも
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【マスクHERO】大会優勝デッキレシピ①
大会優勝した【マスクHERO】デッキのデッキレシピの1つ目はこちらです。
【メインデッキ】 (40枚)
◆ モンスター(19枚)
- 《E・HERO エアーマン》2
- 《E・HERO シャドー・ミスト》1
- 《V・HERO ヴァイオン》3
- 《E・HERO ブレイズマン》1
- 《E・HERO オネスティ・ネオス》2
- 《浮幽さくら》3
- 《幽鬼うさぎ》2
- 《灰流うらら》3
- 《増殖するG》2
◆ 魔法(15枚)
- 《ヒーローアライブ》3
- 《マスク・チェンジ》3
- 《マスク・チェンジ・セカンド》1
- 《E-エマージェンシーコール》2
- 《増援》1
- 《強欲で貪欲な壺》2
- 《死者蘇生》1
- 《闇の誘惑》2
◆ 罠(6枚)
- 《神の警告》1
- 《神の宣告》1
- 《神の通告》2
- 《戦線復帰》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《コード・トーカー》1
- 《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》1
- 《深淵に潜む者》1
- 《鳥銃士カステル》1
- 《恐牙狼 ダイヤウルフ》1
- 《励輝士 ヴェルズビュート》1
- 《SNo.39 希望皇ホープONE》1
- 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》1
- 《No.39 希望皇ホープ》1
- 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》1
- 《M・HERO ダーク・ロウ》2
- 《M・HERO カミカゼ》1
- 《M・HERO ブラスト》1
- 《M・HERO 闇鬼》1
https://twitter.com/TraCaMaster/status/909725332940374016
トレカマスター上新庄店 遊戯王非公認大会 優勝
【マスクHERO】大会優勝デッキレシピを解説
それでは、大会優勝した【マスクHERO】のデッキレシピを解説していきます。
- 環境を意識した手札誘発
- 豊富なサーチ手段
- 無駄の無い構築
環境を意識した手札誘発
今回の【マスクHERO】のデッキレシピの特徴は、やはりなんといっても手札誘発の採用枚数です。
《灰流うらら》と《浮幽さくら》が共に3積みされており、その他《幽鬼うさぎ》《増殖するG》と合わせて、合計10枚の手札誘発がメインから投入されています。
やはり、現環境では「SPYRAL」の存在が圧倒的に大きいですからそれを意識した構築だと言えますね。
先行を取られたターンでも、《浮幽さくら》により《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》に繋げる展開を止めることができます。
【エクストラデッキ】に《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》が投入されているのは、《浮幽さくら》が理由でしょう。
《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》は、対象を取ることなく相手の展開を妨害することができます。
《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》は、《SPYRAL RESORT》が貼られていると対象に取る事ができません。
だからこそ対象を取る《エフェクト・ヴェーラー》では無く、《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》などの対象を取らない手札誘発を採用しているのでしょう。
「SPYRAL」は、先行展開で相互リンク3の《トライゲート・ウィザード》と《SPYRAL GEAR-ラスト・リゾート》を装備した《SPYRAL-ボルテックス》をたてられます。
この状態が完成してしまえばほぼ相手は対抗する事はできないでしょう。
だからこそ、「SPYRAL」の先行展開を手札誘発で止める事を意識した構築になっているのだと考えられます。
豊富なサーチ手段
「HERO」テーマはサーチがかなり豊富です。
《E・HERO エアーマン》や《E・HERO シャドー・ミスト》、《E・HERO ブレイズマン》《V・HERO ヴァイオン》、これらのモンスターが全てサーチ効果に繋げられるという点が「HERO」最大の魅力でもあると考えています。
《E・HERO エアーマン》は言うまでもありませんが、《E・HERO ブレイズマン》の2番目の効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を落として好きな「HERO」モンスターをサーチするのも良いし、《V・HERO ヴァイオン》の効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を落としてサーチに繋げるのも良いです。
さらに、魔法カードは《ヒーローアライブ》や《E-エマージェンシーコール》など、好きな「HERO」を特殊召喚したり手札に持ってきたりするカードばかりです。
これによって、確実に《E・HERO オネスティ・ネオス》を回収したり《M・HERO ダーク・ロウ》に繋げたりすることが可能になります。
1ターン目から《M・HERO ダーク・ロウ》に簡単に繋げられ、相手より圧倒的に優位な立場に立つことができます。
最初のターンに《M・HERO ダーク・ロウ》を出せれば、当然「SPYRAL」の展開も妨害出来ますよね。
無駄の無い構築
「HERO」は、デッキの余った枠を手札誘発やドローソースに詰め込むことができます。
「HERO」というテーマ自体が、多様なサーチカードを活用し少ないモンスターで構築できるためです。
デッキレシピを見てみると、妨害札・ドローソース・手札誘発・「HERO」モンスターなど無駄が無いですね。
《M・HERO ダーク・ロウ》も2枚投入されていて、最初の1体が破壊されたとしても次に繋げられる構築になっています。
【HERO】環境デッキとの相性
現環境において、やはり《M・HERO ダーク・ロウ》の存在は強力です。
相手だけ墓地除外・ランダムハンデスという驚異的な能力は、環境トップの「SPYRAL」にも対抗できます。
「SPYRAL」は、サーチ効果・墓地から発動するカードが非常に多いです。
先行で《M・HERO ダーク・ロウ》を立て、手札誘発を数枚握っておけば、「SPYRAL」に対してかなり優位な立場を取ることができます。
現環境トップ「SPYRAL」を簡単に解説しておきます。
毎ターン0:2交換が可能な破壊耐性を持った《SPYRAL-ボルテックス》の存在や、サーチと蘇生能力に制限が無い《SPYRAL-ジーニアス》などが「SPYRAL」の中では驚異です。
さらに、相互リンク3の《トライゲート・ウィザード》の存在も大きいですね。
相手ターンにモンスター・魔法・罠の効果をどれか無効にして除外するという効果はかなり強力です。
先行盤面をまくるのは非常に困難となりますので、先行盤面を作らせないことが重要となるでしょう。
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【マスクHERO】大会優勝デッキレシピ②
大会で優勝した【マスクHERO】のデッキレシピの2つ目はこちらです。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(12枚)
- 1《V・HERO ヴァイオン》
- 2《E・HERO エアーマン》
- 1《E・HERO シャドー・ミスト》
- 1《E・HERO バブルマン》
- 1《E・HERO ブレイズマン》
- 1《召喚僧サモンプリースト》
- 2《E・HERO オネスティ・ネオス》
- 3《エフェクト・ヴェーラー》
◆ 魔法(22枚)
- 3《E-エマージェンシーコール》
- 1《強欲で貪欲な壺》
- 1《死者蘇生》
- 1《増援》
- 3《ヒーローアライブ》
- 2《ブラック・ホール》
- 1《融合》
- 2《禁じられた聖槍》
- 1《禁じられた聖杯》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 1《星遺物を巡る戦い》
- 3《マスク・チェンジ》
◆ 罠(7枚)
- 1《激流葬》
- 2《聖なるバリア -ミラーフォース-》
- 1《虚無空間》
- 2《リビングデッドの呼び声》
- 1《神の宣告》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 2《M・HERO ダーク・ロウ》
- 1《M・HERO ブラスト》
- 1《V・HERO アドレイション》
- 1《E・HERO アブソルートZero》
- 1《M・HERO アシッド》
- 1《M・HERO 闇鬼》
- 1《M・HERO カミカゼ》
- 1《深淵に潜む者》
- 1《鳥銃士カステル》
- 1《No.101 S・H・Ark Knight》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《No.85 クレイジー・ボックス》
- 1《H-C エクスカリバー》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
【サイドデッキ】(15枚)
- 3《速攻のかかし》
- 3《増殖するG》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 3《強制脱出装置》
- 2《次元障壁》
- 2《タイフーン》
- 1《醒めない悪夢》
※第36回デュエルオフ会 非公認大会 個人戦 7月17日(月)
【マスクHERO】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【マスクHERO】デッキの解説をしていきます。
構成としては「HERO」を主体としたデッキの融合召喚先に「M・HERO」を取り入れたタイプになります。
個人的には「どちらにせよ【HERO】デッキなのでは?」と思うところではありますが・・・
それでは、【マスクHERO】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
「HERO」の力で素材or融合魔法をサーチ
「HERO」モンスターで頻繁に採用されているカードはサーチ効果が優秀なものばかりです。
もちろん、このデッキでもそれらのカードが取り入れられているわけです。
主に使用するカードを紹介します。
- 《V・HERO ヴァイオン》
:召喚・特殊召喚に成功した場合に「HERO」モンスターを墓地へ送る+墓地の「HERO」モンスターを除外することで《融合》をサーチ。 - 《E・HERO エアーマン》
:召喚・特殊召喚成功時に自身以外の「HERO」モンスターの数まで、フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊or「HERO」モンスターをサーチ。 - 《E・HERO シャドー・ミスト》
:特殊召喚に成功した場合に「チェンジ」速攻魔法をサー+墓地へ送られた場合、自身以外の「HERO」モンスターをサーチ。 - 《E・HERO ブレイズマン》
:召喚・特殊召喚に成功した場合に《融合》をサーチ+デッキから「E・HERO」モンスター墓地へ送って、そのモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。
これらの効果により1体の召喚or特殊召喚から逆転につなげる可能性がでてくるわけです。
「HERO」モンスター自身の効果でサーチするほかに《E-エマージェンシーコール》を使用することで、欲しい「HERO」モンスターを持ってくることができます。
「E・HERO」モンスターを特殊召喚する
上記でピックアップして紹介した「E・HERO」モンスターは、召喚・特殊召喚することで効果が発動できます。
なので必然的に特殊召喚するカードの採用が多くなります。
専用魔法カードである《ヒーローアライブ》は、ライフポイントを半分失うも、好きな「E・HERO」モンスターをリクルートできるので、場がガラ空きの状態でも展開を進めていくことができます。
「E・HERO」モンスターを特殊召喚した際の展開例として
- ①:《ヒーローアライブ》で《E・HERO エアーマン》を特殊召喚。
- ②:《E・HERO エアーマン》効果で、《V・HERO ヴァイオン》をサーチ。
- ③:《V・HERO ヴァイオン》通常召喚、(1)効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を墓地に送る。
- ④:《E・HERO シャドー・ミスト》(2)効果で「HERO」サーチ。
- ⑤:《V・HERO ヴァイオン》(2)効果で墓地の《E・HERO シャドー・ミスト》を除外して《融合》をサーチ。
といった流れができるので、すぐさま融合召喚につなげていくことができます。
《E・HERO エアーマン》は通常召喚でも効果は発動できますが、どちらかと言えば特殊召喚された方が後の展開につなげやすいです。
《V・HERO ヴァイオン》はデッキからサーチ・リクルートできますので1枚のみ採用です。
また下級「HERO」モンスターは幸いにもすべてレベル4なので、《召喚僧サモンプリースト》で特殊召喚が可能です。
サーチ可能な《融合》や《マスク・チェンジ》は魔法カードなので複数枚手札に所持している場合、《召喚僧サモンプリースト》の効果コストとしても申し分ありません。
この場合、レベル4モンスターが2体並ぶのでランク4エクシーズモンスターにつなげるのも選択肢の1つになるでしょう。
ランク4では定番になっている《No.39 希望皇ホープ》からの《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》のほか、《鳥銃士カステル》《No.101 S・H・Ark Knight》といった強力なモンスターの採用もみられます。
メインデッキは戦士族モンスターでほとんど構築されているので、《H-C エクスカリバー》を出せるのもポイントですね。
《E・HERO オネスティ・ネオス》の採用
主に融合「HERO」モンスターを駆使して戦うスタイルですが、強力な効果を持つ代わりにちょっと攻撃力が物足りないところ。
そこを補ってくれるのが《E・HERO オネスティ・ネオス》です。
『20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE』で登場したばかりのこのカードですが、手札から捨てることで、フィールドの「HERO」モンスター1体の攻撃力をターン終了時まで2500ポイントもアップさせます。
まさに「E・HERO」版《オネスト》といったところ。
自身が「E・HERO」モンスターのため《E・HERO エアーマン》や《E-エマージェンシーコール》でサーチ可能です。
《E・HERO エアーマン》でサーチしてそのまま使用すると、それだけでATK4300にまで跳ね上がります。
これは採用するしかありませんね。
ちなみに、《オネスト》と併用することが可能なので、《E・HERO ネオス》のような光属性・「HERO」モンスターの攻撃力を爆発的に向上させることもできます。
《E・HERO バブルマン》の採用
《E・HERO バブルマン》も採用されています。
こちらは特殊召喚効果を活用しランク4エクシーズに繋げることができ、《E・HERO アブソルートZero》の融合素材である水属性要因としても活躍することができます。
【HERO】デッキについては、こちらの記事もおすすめです。
→「HERO's STRIKE」3箱合体デッキ解説!デッキレシピ・回し方・強化案など
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「HERO」はもう10年前のテーマですが、新規なども徐々に出てきて強化されていっています。
こういう風に過去テーマが今も残っているというのはとても嬉しいです。
今後は、さらに「SPYRAL」を意識した構築も増えてきそうです。
「HERO」のさらなる活躍に期待です!
引き続き、遊戯王の環境情報について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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【HERO】デッキを作ろうと考えている方へ
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