【遊戯王】「六武衆真竜皇」デッキ: 大会優勝デッキレシピ・展開方法

遊戯王の環境情報です。【六武衆真竜皇】デッキの大会優勝デッキレシピと回し方を解説したページです。

こんにちは、「鳩鷺（はとさぎ）」です。

早いものでもう9月。楽しい夏休みが終わり、そろそろ新たなリミットレギュレーションも気になるところですね。

8月11日に、「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ（DBSW）」が発売されました。

こちらのパックで強化された「六部衆（ろくぶしゅう）」ですが、そこに「真竜皇」のギミックを取り入れた【六武衆真竜皇】が見事大会優勝を果たしました。

そして今回のデッキはなんと、ワタクシ「鳩鷺」が構築し、自ら使用したデッキとなっています！

同パックでの「天気」や「魔弾」に追いやられ、新弾から「SPYRAL」が来日したりとあまり重視されたなかったテーマではありましたが、最近流行りの【天気真竜】や、環境では大御所の【恐竜真竜皇竜星】にも勝つことができたので、意外と侮れませんよ。

ぜひ【六武衆真竜皇】のデッキ構築の参考にしてみてください。

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【六武衆真竜皇】大会優勝デッキレシピ

大会で優勝した【六武衆真竜皇】のデッキレシピはこちらです。

https://twitter.com/hato_sagi/status/906504369696157698

※ホビーステーション大宮店　遊戯王の日　定員16名　9月9日（土）

【六武衆真竜皇】大会優勝デッキを解説

それでは、この【六部衆真竜皇】デッキの解説をしていきます。

構築としては文字通り、【六部衆】をメインに「真竜皇」のギミックを取り入れたデッキタイプになっています。

《影六武衆－フウマ》のテキストを見た瞬間、「これは真竜系と相性よくない？」と即時に判断し、第2の【恐竜真竜皇】チックな構成となりました。

大会の性質上、シングル戦のためサイドデッキの入れ換えはありませんでしたが、一応載せておきます。

どのあたりで相性が良いのかや展開について詳しく見ていきましょう。

基本となる「六部衆」の展開

早速、【六部衆真竜皇】の回し方について説明していきます。

大まかに「六部衆」とくくってはいますが、基本的に過労死するのは《影六武衆－フウマ》です。

《影六武衆－フウマ》は破壊されると「六武衆」モンスターをリクルートする効果を持っています。

もちろん効果破壊もトリガーになるので、効果破壊＝「真竜皇」という答えにたどり着いたわけです。

「六部衆」と聞くと、フィールドに自身以外の「六部衆」モンスターがいないと効果が発動できないイメージがありますが、「影六部衆」はそんなことお構いなしに効果が使えます。

なおかつ効果の発動にターン1制限もなく、墓地に送られる必要もありません。

《ドラゴニックD》＋《影六武衆－フウマ》の2枚からの《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》展開

展開の一例として、《ドラゴニックD》と《影六武衆－フウマ》の2枚のみで《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》をエクシーズ召喚するまでの流れを紹介していきます。

少ない手札枚数での展開が可能です。

• ①：《ドラゴニックD》で《影六武衆－フウマ》を破壊→《真竜凰マリアムネ》（or《真竜皇リトスアジムD》）をサーチ＋《影六武衆－キザル》をリクルート。
• ②：《影六武衆－キザル》効果で《影六武衆－フウマ》をサーチ。
• ③：《影六武衆－キザル》と《影六武衆－フウマ》を破壊して《真竜凰マリアムネ》（or《真竜皇リトスアジムD》）を特殊召喚→《影六武衆－フウマ》の効果で《影六武衆－ハツメ》をリクルート。
• ④：《影六武衆－ハツメ》効果で墓地の《影六武衆－フウマ》2体を除外して《影六武衆－キザル》を特殊召喚→《影六武衆－キザル》効果で《影六武衆－ゲンバ》をサーチ。
• ⑤：《影六武衆－ゲンバ》を通常召喚し召喚時効果で、除外されていた《影六武衆－フウマ》を回収し、《影六武衆－ハツメ》、《影六武衆－キザル》、《影六武衆－ゲンバ》で《氷結界の龍 トリシューラ》をシンクロ召喚→効果で相手のカードを除外。
• ⑥：《真竜凰マリアムネ》（or《真竜皇リトスアジムD》）と《氷結界の龍 トリシューラ》で《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》をエクシーズ召喚。

その他の「六武衆」の採用枚数については、《影六武衆－キザル》はトリガーが特殊召喚ですし、《影六武衆－ゲンバ》は初手に来ても、直接展開に結びつかないので、それぞれ2枚と1枚ずつの採用になっています。

またここに《六武の門》や他の「真竜皇」手札にある場合、《真六武衆－キザン》をサーチやサルベージすることで何度も使いまわすことで、相互リンク状態の《ファイアウォール・ドラゴン》2体＋《真六武衆－シエン》＋《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》といった展開が可能です。

布陣としては相手にとってかなり厄介な状況を作り出すことができます。

サーチの豊富さ

【六部衆真竜皇】の極めつけは何といってもサーチの多さにあります。

「六部衆」モンスターのサーチにはレベルに制限はあるものの、専用カードである《紫炎の狼煙》のほか、当然のように戦士族モンスターなので《増援》でのサーチが可能です。

展開の要である《影六武衆－フウマ》はレベル3モンスターのため、《紫炎の狼煙》のレベル制限には全くの無関係です。

また《ドラゴニックD》自身の効果や、《ドラゴニックD》をサーチする《テラ・フォーミング》といったようにサーチの手段が豊富にあります。

サーチに頼っているという意味では欠点ですが、これを逆手にとると豊富過ぎてどこを止めるべきなのかという相手側の問題が生じます。

各種サーチや《影六武衆－フウマ》のリクルート効果を止められる《灰流うらら》はターン1制限があるので、打ち所が悪いとそのまま気にすることなく展開できてしまうわけです。

どのタイミングで使わせるかも、デュエリストの腕の見せ所ですね。

罠カードの不採用

このデッキではメインデッキに罠カードを入れていません。

そもそも展開には全く必要ないので、展開の安定性を重視し、「六部衆」モンスターそれぞれの属性に対応した「真竜皇」を取り入れることを優先しました。

実際、先攻さえ取れてしまえば、最悪《真六武衆－シエン》か《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》のどちらかはフィールドに出せるので、変に対策を練って罠を入れるよりかは確実な展開を求めた結果ですね。

《真六武衆－シエン》なら魔法・罠カードを、《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》ならモンスター効果を無効化できるので、特に罠カードをこだわる必要もなかったというのが本音です。

それでもダメそうならと、対応できそうなカードをサイドデッキでは取り入れました。

《幽鬼うさぎ》にした理由

最近の環境では《灰流うらら》の方が《幽鬼うさぎ》と比べて採用率が高い傾向にあります。

確かにサーチ、リクルート、墓地送りと様々な展開の基盤を阻害していくのは優秀ですが、無効化するだけなので、モンスターや永続魔法・罠はその場に残っています。

基本的に危険視していたのは「真竜」系でしたので、フィールドに残ったままではリリース要因になりかねないと思い、それならば破壊した方がいいと判断し《幽鬼うさぎ》を採用しました。

実際【天気真竜】戦では「天気」モンスターの効果は許したものの、モンスター自体は破壊したことで、それ以上は展開することなく返しのターンでワンキルできました。

「鳩鷺」の勝手なイメージですけど、環境でのサーチ効果のほとんどがモンスター効果によるものが多い印象なので、「そもそも《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》で止まるじゃん」と思ったらこの構築になりましたｗ

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まとめ

いかがだったでしょうか。

自分のデッキだったので、いつもの解説記事と比べてぶっちゃけた感じの内容になっていると思います。

作るきっかけとしては、次のリミットレギュレーションで「恐竜」が引っかかりそうだなと見越して、それに類似したデッキを作れないかと模索していたからなんですが、思いのほか展開力のあるデッキに仕上がったと思います。

最近のブームではありませんが、気になった方は是非【六部衆真竜皇】ならびに【六部衆】デッキを作ってみてください。

引き続き、【六部衆】【真竜】「環境情報」について記事にしていきます。

それでは、またお会いしましょう。

「六武衆」デッキについては、こちらの記事にまとめています。

⇒【遊戯王】『影六武衆』デッキとは？デッキレシピ・回し方等を徹底解説！

⇒【遊戯王】『影六武衆』デッキを強化する！相性の良いカード18枚まとめ！

⇒【遊戯王】『六武衆』デッキが大会優勝！デッキレシピ・回し方解説！

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