遊戯王の新制限の環境情報です。大会優勝した【アンティークギア真竜】のデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
7月から新しくリミットレギュレーションが改変されました。
いままで環境に君臨していた多くのデッキが規制を受け、今後どのようなデッキを組めばいいのかと悩んでいる方も多いはず。
そんな中、多くのキーカードが規制を受けてしまった【真竜】ですが、そのデッキタイプの1つである【アンティークギア真竜】が大会で見事優勝を果たしました。
規制をされても【真竜】の強さは止まらない?
ぜひ新制限での構築の参考にしてみてください。
もくじ
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【アンティーク・ギア真竜】大会優勝デッキレシピ
新制限の大会で優勝した【アンティーク・ギア真竜】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(17枚)
- 1《真竜剣士マスターP》
- 3《真竜拳士ダイナマイトK》
- 1《真竜導士マジェスティM》
- 1《真竜戦士イグニスH》
- 2《古代の機械熱核竜》
- 3《灰流うらら》
- 2《増殖するG》
- 2《エフェクト・ヴェーラー》
- 2《海亀壊獣ガメシエル》
◆ 魔法(18枚)
- 3《歯車街》
- 1《チキンレース》
- 1《ドラゴニックD》
- 2《テラ・フォーミング》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 2 《古代の機械射出機》
- 3《盆回し》
- 3《真竜の継承》
- 2《真竜凰の使徒》
◆罠(7枚)
- 2《幽麗なる幻滝》
- 3《真竜皇の復活》
- 2《真竜の黙示録》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》
- 1《セイクリッド・トレミスM7》
- 2《真竜皇V.F.D.》
- 1《幻子力空母エンタープラズニル》
- 1《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
- 1《終焉の守護者アドレウス》
- 1《ABC-ドラゴン・バスター》
- 1《召喚獣メルカバー》
- 1《浮鵺城》
- 1《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《妖精竜 エンシェント》
- 1《ブラック・ローズ・ドラゴン》
- 1《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》
- 1《源竜星-ボウテンコウ》
【サイドデッキ】(不明)
https://twitter.com/TraCaMaster/status/882172474829361152
※トレカマスター上新庄店 公認大会 7月4日
【アンティークギア真竜】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【アンティーク・ギア真竜】デッキの解説をしていきます。
構成としては【真竜】デッキに「アンティーク・ギア」のギミックを取り入れたタイプになります。
昨今、様々なタイプの【真竜】デッキが誕生しましたが、あまり見かけない組み合わせなので、どう噛みあうのか想像もつかない構築ですね。
それでは、【アンティーク・ギア真竜】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
「アンティーク・ギア」ギミックの採用
このデッキの特徴と言えばズバリ、「アンティーク・ギア」カードを採用しているということです。
関連カードを含めて3種類のみの採用ですが、これだけでも充分展開を補えます。
ここで多く使用するのは《歯車街(ギア・タウン)》と《古代の機械射出機(アンティーク・ギアカタパルト)》のコンボになります。
《歯車街》自体のフィールドに及ぼす効果はガン無視で、主に②の効果である、破壊され墓地へ送られた時に手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を特殊召喚する効果を使います。
自分フィールドの《歯車街》を《古代の機械射出機》で破壊。
《古代の機械射出機》の効果で、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚。
破壊された墓地の《歯車街》効果により、手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を特殊召喚。
以上の展開から、このデッキでは最大で2体の《古代の機械熱核竜(アンティーク・ギア・リアクター・ドラゴン)》を特殊召喚できます。
ここまで通常召喚権を使っていないので、「真竜」モンスターのリリース要因にも使えますし、そのままでも自身が攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない効果を持っている上、3000と充分な攻撃力を誇っているので、アタッカーとしても優秀です。
また《古代の機械熱核竜》は自身が攻撃したダメージステップ終了時に、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊することができるので、《盆回し》で相手に送り付けておいた《歯車街》を破壊することで、もう1体《古代の機械熱核竜》を出すなんてことも可能です。
キーカードの規制を受けて
新制限が適応となり、キーカードであった《真竜剣士マスターP》と《ドラゴニックD》が制限カードになった上、《ドラゴニックD》をサーチしてくる《テラ・フォーミング》も準制限カードになってしまったため、【真竜】デッキの展開力が大幅に弱体化しました。
そのため代用カードの採用が多く見られます。
《テラ・フォーミング》の代わりに、フィールド魔法を2種類採用している点から《盆回し》もうまく活用できます。
《幽麗なる幻滝》は主に1枚しか入らない《真竜剣士マスターP》をサーチするのに使います。
罠カードのため《ドラゴニックD》と比べるとサーチのスピードが遅くなりますが、確実にもっと来れる点では重要なカードとなります。
実際、《ドラゴニックD》の枚数を補うかのように2枚の採用をしています。
エクストラデッキの採用
【真竜】デッキの特徴としてあまりエクストラデッキからの特殊召喚を使用しませんが、一応といった感じで同名カードが2体並んだ場合を踏まえての構築と思われます。
《セイクリッド・トレミスM7》や《終焉の守護者アドレウス》がいい例ですね。
上記でも紹介した《歯車街》+《古代の機械射出機》コンボで《古代の機械熱核竜》が2体並べることも可能なので《真竜皇V.F.D.》や《幻子力空母エンタープラズニル》も容易に出せます。
《真竜剣士マスターP》もレベル9なので素材に使えなくもないですが、そのままの方がぶっちゃけ強いので、墓地の永続魔法・罠カードが尽きたら使うかもしれませんね。
エクストラデッキを見てみると、《ABC-ドラゴン・バスター》や《召喚獣メルカバー》、《源竜星-ボウテンコウ》といった、明らかにこのデッキでは出せないモンスターが採用されています。
「なんで入っているの?」と疑問に思った方も多いはず。
あくまで想像ですが、サイドデッキに《浮幽さくら》が採用されているものと思われます。
相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てることで、自分のエクストラデッキのカード1枚を選んで、相手のエクストラデッキの選んだカードと同じカードを全て除外するので、相手のキーカードを排除するために入れていると考えれば納得がいきます。
効果の性質上、主にミラーマッチで相手の主力を封じる手段として使われることが多かったので、他の手札誘発系と比べると採用率は低いですが、相手によってはかなり強力な妨害カードに代わりますので、エクストラデッキが余っているようならば採用をオススメします。
まぁ、サイドデッキが不明なんであくまでもワタシ個人の想像ですが・・・
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まとめ
いかがだったでしょうか。
一見合わなそうなテーマでも、それぞれが邪魔することなく展開ができるので面白い構築だと思います。
イメージとしては召喚権を使わない「WW」と組み合わせた時と同じような印象を受けました。
「アンティークギア」とも組み合わせられるなんて、いろいろなテーマと合いますね、【真竜】って。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう
【アンティーク・ギア】デッキについては、こちらの記事で詳しく解説・考察しています。
⇒【アンティーク・ギア 徹底解説】新規カード,デッキレシピ,回し方,相性の良いカードまとめ!
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