遊戯王の新制限の環境情報です。大会優勝した【海皇水精鱗】のデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
7月から新しくリミットレギュレーションが改変されました。
いままで環境に君臨していた多くのデッキが規制を受け、今後どのようなデッキを組めばいいのかと悩んでいる方も多いはず。
そんな中、【海皇水精鱗(かいおうマーメイル)】デッキが見事優勝を果たしました。
最近の環境ではあまり見かけなかったカテゴリーですが、今後は活躍できるのか?
第9期あたりで辞めてしまっていたデュエリストにオススメです。
もくじ
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【海皇水精鱗】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【海皇水精鱗(かいおうマーメイル)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【海皇水精鱗】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- MARU
- イエローサブマリン姫路店(2018年10月環境)
- カードショップ竜星のPAO立川店(2018年10月環境)
- れい(零玲)(2018年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【海皇水精鱗】デッキ:大会優勝デッキレシピ
新制限適用の大会で優勝した【海皇水精鱗(かいおうマーメイル)】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(30枚)
- 3《灰流うらら》
- 3《水精鱗-メガロアビス》
- 2《水精鱗-ディニクアビス》
- 2《水精鱗-アビスパイク》
- 2《水精鱗-アビスグンデ》
- 3《増殖するG》
- 1《深海のディーヴァ》
- 3《海皇子 ネプトアビス》
- 2《海皇の竜騎隊》
- 2《海皇の狙撃兵》
- 3《海皇の重装兵》
- 2《水の精霊 アクエリア》
- 2《海亀壊獣ガメシエル》
◆ 魔法(9枚)
- 2《貪欲な壺》
- 1《死者蘇生》
- 2《月の書》
- 1《ワン・フォー・ワン》
- 1《マスク・チェンジ・セカンド》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《アビスケイルーケートス》
◆ 罠(3枚)
- 3《御前試合》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《M・HERO アシッド》
- 1《たつのこ》
- 1《水晶機巧-クオンダム》
- 1《氷結界の龍 ブリューナク》
- 1《氷結界の龍 グングニール》
- 1《氷結界の龍 トリシューラ》
- 1《鬼岩城》
- 1《神樹の守護獣-牙王》
- 1《キャット・シャーク》
- 1《深淵に潜む者》
- 1《ダイガスタ・エメラル》
- 1《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 1《水精鱗-ガイオアビス》
【サイドデッキ】なし
https://twitter.com/TraCaMaster/status/880013862992437249
※トレカマスター上新庄店 非公認大会 06月28日 個人戦
【海皇水精鱗】デッキ:大会優勝デッキレシピ・回し方を解説
さっそく、この【海皇水精鱗(かいおうマーメイル)】デッキの解説をしていきます。
デッキタイプとしては「水精鱗」を基盤に「海皇」を組み合わせたもので、【水精鱗】デッキではよく見かける構築です。
まず、そもそも「水精鱗」を知らないという方のために軽く説明します。
「水精鱗」は、第8期のパックである「ABYSS RISING(アビス・ライジング)」でカテゴリ化した、水属性で水族・魚族・海竜族のテーマです。
当初は大会での活躍も多く見られましたが、キーカードである《深海のディーヴァ》の規制により展開力が激減。
環境からしばらく遠ざかっていましたが、今回久々に結果を残しました。
それでは、【海皇水精鱗】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
コストで墓地に送られたときに発動する効果を活用
展開の流れを大まかに説明すると、「水精鱗」の効果を発動するためのコストとして必要な水属性モンスターの枠を、「海皇」で補うというイメージです。
「水精鱗」のコストと効果をまとめるとこのようになります。
- 《水精鱗-メガロアビス》
→手札の水属性モンスター2体をコストに自身を特殊召喚+特殊召喚成功時、デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚をサーチ。 - 《水精鱗-ディニクアビス》
→手札の水属性モンスター1体をコストに自身を特殊召喚+特殊召喚成功時、デッキからレベル4以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体をサーチ - 《水精鱗-アビスパイク》
→召喚・特殊召喚成功時、手札の水属性モンスターをコストにレベル3の水属性モンスター1体をサーチ。
また、コストになる《水精鱗-アビスグンデ》や「海皇」モンスターの効果をまとめるとこのようになります。
- 《水精鱗-アビスグンデ》
→手札から墓地へ捨てられた場合、同名カード以外の「水精鱗」モンスター1体を蘇生。 - 《海皇の竜騎隊》
→水属性モンスターの効果を発動する際のコストにされた時、同名カード以外の海竜族モンスターをサーチ - 《海皇の狙撃兵》
→水属性モンスターの効果を発動する際のコストにされた時、相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊。 - 《海皇の重装兵》
→水属性モンスターの効果を発動する際のコストにされた時、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊。
このように、コストが必要な「水精鱗」と、コストになると効果が発動する「海皇」を組みわせます。
これにより、蘇生・サーチ・除去を状況によって使い分けることもでき、更なる展開へとつなげていくことができます。
まさに、一石二鳥というわけです。
この時、注意しなくてはいけないのは、墓地に行かないとコストにされたモンスターの効果は発動されないので、《マクロコスモス》などの除外系にはとても弱いです。
《海皇子 ネプトアビス》が強い
このデッキの要になるのは、なんと言っても《海皇子 ネプトアビス》です。
パッと見、ステータスが低いモンスターですが、侮ってはいけません。
効果を2つ持っており、主に使うのは①の効果。
デッキから「海皇」モンスター1体を墓地へ送り、デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」カード1枚をサーチできます。
この時のコストに《海皇の竜騎隊》を使うことで《水精鱗-メガロアビス》といった上級モンスターもサーチしつつ、《海皇子 ネプトアビス》の効果で手札コストも確保していきます。
《海皇子 ネプトアビス》自身はレベル1の海竜族モンスターなので、《深海のディーヴァ》でのリクルートが可能であり、もちろん『レベル1と言えば』定番である《ワン・フォー・ワン》で特殊召喚することで容易にフィールドに出せます。
②の効果として、水属性モンスターの効果のコストとして墓地へ送られた場合には「海皇」を蘇生できます。
①の効果を使った後に《水精鱗-メガロアビス》の効果(2回攻撃可能)でリリースするのが得策と思います。
《M・HERO アシッド》の採用
このデッキでは、《マスク・チェンジ・セカンド》の特殊召喚先として《M・HERO アシッド》が採用されています。
デッキ内容としてあまり魔法・罠カードを除去する手段が入っていないので、こちらで破壊してしまいましょう。
《マスク・チェンジ・セカンド》の発動コストとして《水精鱗-アビスグンデ》を利用すれば、さらに蘇生効果も使えちゃいます。
《御前試合》との相性
このデッキでは、罠カードとして《御前試合》のみがガン積みされています。
なんとも潔い構築ですね。
《御前試合》の効果はこちらです。
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できず、お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない。
このような効果を持ちますが、「海皇」「水精鱗」は共に水属性であり全く影響がありません。
一方、最近環境を独占している【真竜】タイプや【恐竜竜星】デッキのようにな、多数属性が混合するデッキでは大いに刺さります。
サイドデッキに採用している方もいらっしゃいますが、メインデッキでの元々の属性が水属性に統一されているので、問題なく使えるというわけです。
【トリックスター】を相手にするには対応しきれませんけどね・・・
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まとめ
いかがだったでしょうか。
昔からのテーマが再び活躍できたので個人的にとてもうれしいです。
9期からのペンデュラム召喚、10期からのリンク召喚といった新しい召喚方法を一切使わないデッキなので、一度引退してしまった方も、また興味が湧いた方も是非つくってみてください。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「海皇水精鱗」については、こちらの記事もおすすめです。
→「水精鱗(マーメイル)」先攻リンク展開!ファイアウォールx2+バハシャ餅