遊戯王の大会情報です。大会優勝した【WW魔導真竜】のデッキレシピ・回し方を解説しています。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
ここ最近、環境を独占している【真竜】ですが、今回新たなギミックを搭載した【WW魔導真竜】デッキが大会優勝を果たしました。
このページでは、大会優勝した【WW魔導真竜】のデッキレシピ・回し方を解説していきます。
新ルールに移行してから様々なタイプの【真竜】デッキが誕生しています。
似たような名称のデッキを以前解説したような気もしますが、こちらはどのような構築になっているのでしょうか。
「真竜」デッキ: 大会優勝デッキレシピ解説 | ||
真竜 |
恐竜真竜 |
十二獣真竜 |
真竜Kozmo |
真竜メタルKozmo |
命削り真竜 |
召喚獣真竜 |
WW召喚獣真竜 |
WW魔導真竜 |
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【WW魔導真竜】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【WW魔導真竜】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(22枚)
- 2《増殖するG》
- 2《魔導書士 バテル》
- 3《WW-アイス・ベル》
- 1《真竜導士マジェスティM》
- 3《真竜拳士ダイナマイトK》
- 2《真竜剣皇マスターP》
- 1《WW-スノウ・ベル》
- 3《灰流うらら》
- 2《幽鬼うさぎ》
- 3《WW-グラス・ベル》
◆ 魔法(14枚)
- 2《グリモの魔導書》
- 2《テラ・フォーミング》
- 2《ルドラの魔導書》
- 1《ゲーテの魔導書》
- 1《真竜凰の使徒》
- 3《真竜の継承》
- 3《ドラゴニックD》
◆ 罠(6枚)
- 3《真竜皇の復活》
- 3《真竜の黙示録》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
- 2《WW-ウィンター・ベル》
- 1《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 2《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《スターダスト・ドラゴン》
- 1《神樹の守護獣-牙王》
- 1《源竜星-ボウテンコウ》
- 1《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》
- 1《十二獣ブルホーン》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《励輝士 ヴェルズビュート》
- 1《セイクリッド・トレミスM7》
- 1《ファイアウォール・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 1《増殖するG》
- 2《海亀壊獣ガメシエル》
- 3《浮幽さくら》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 2《禁じられた聖杯》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 3《異次元グランド》
※ 東京遊戯CS 4月23日開催 参加者数:48名
大会優勝【WW魔導真竜】デッキを解説
それでは、この「WW魔導真竜」デッキの解説をしていきます。
すでに名称から「WW」と「魔導」のカードが入っていると推測できるとは思いますが、どのように回していくのかを注目して見ていきましょう。
「WW」の採用
以前、【WW召喚獣真竜】デッキの解説ページにて「WW」モンスターの展開は紹介していますが、初めてこのブログを見る方もいらっしゃると思いますので。、改めて説明していきます。
「WW」の強みはやはり、《WW-アイス・ベル》1体で召喚権を使わずに《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をシンクロ召喚できるということです!
展開法としては、以下です。
手札の《WW-アイス・ベル》を①効果で特殊召喚し、効果で《WW-グラス・ベル》をリクルート
《WW-アイス・ベル》の②効果で500バーン→《WW-グラス・ベル》の①効果で《WW-スノウ・ベル》をサーチ
《WW-スノウ・ベル》の①効果で自身を特殊召喚→《WW-アイス・ベル》と《WW-グラス・ベル》でレベル7シンクロモンスターをシンクロ召喚。
レベル7シンクロモンスターと《WW-スノウ・ベル》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をシンクロ召喚
また、《WW-スノウ・ベル》を素材に風属性シンクロモンスターをシンクロ召喚すると、相手の効果では破壊されなくなります。
そのため手札1枚で、破壊耐性を持った最強の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が完成してしまうというわけです。
このデッキではレベル7シンクロモンスターの枠に《WW-ウィンター・ベル》《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》を採用しているようですね。
また、《WW-ウィンター・ベル》の効果で墓地の「WW」モンスター1体を選択し、レベル×200バーンができます。
この場合《WW-グラス・ベル》のレベル4が最大になるので、800ポイントの追加ダメージを与えることが可能です。
そして試合が長引くにつれ、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》まで展開しなくても、モンスター効果耐性付き《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》が活躍する場面も増えていくことでしょう。
「魔導書」の採用
このデッキ最大のポイントは、「魔導書」を採用している点でしょう。
【真竜】デッキの特徴として、サーチ効果が優秀な《ドラゴニックD》が手札に来ないと始まりません。
少なくとも《テラ・フォーミング》を握っていないと展開できないという弱点です。
そのため、ドローソースを増やすことで素早くキーカードを引き当てるということが重要になってきます。
実際、いろいろな【真竜】デッキを見てきましたが、《増殖するG》《強欲で貪欲な壺》《強欲で謙虚な壺》といったカードが採用されていることがほとんどでした。
今回こちらのデッキではその点を踏まえて「魔導書」のギミックを使っています。
何といっても《ルドラの魔導書》が優秀なんです。
《ルドラの魔導書》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚 または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、 自分はデッキから2枚ドローする。
おおまかに説明すると、「魔導書」を使った2:2の手札交換カードになります。
《魔導書士 バテル》を召喚し《ルドラの魔導書》をサーチすることで、《魔導書士 バテル》を墓地に送って2ドローという流れが基本となります。
この2枚を採用、また《ルドラの魔導書》のみの採用で【魔導~】というデッキタイプが流行っているわけです。
今回のデッキではサーチ効果を余すことなく使っていくため、《グリモの魔導書》《ゲーテの魔導書》といった他の「魔導書」カードも含まれています。
ちなみに、《魔導書士 バテル》自体「魔導書」カードになりますので、わざわざ召喚しなくても《ルドラの魔導書》のコストに使用できます。(この場合、サーチ効果が使えず勿体ないかもしれませんが)
また、「WW」モンスターが魔法使い族のテーマなので、最悪こちらをフィールドから墓地に送っても召喚権を使わずにドローソースを得られます。
ドローソースの拡張要因として《命削りの宝札》がここ最近の【真竜】デッキの要でしたが、《ルドラの魔導書》の場合《灰流うらら》に強いと言う特徴もあります。
「魔導書」・魔法使い族を墓地に送る行為は、コストではなく効果で墓地に送っているので、ドロー効果が阻害されても墓地に送るはずだったカードは温存でき、被害が最小限に抑えられます。
残った《魔導書士 バテル》も「真竜」モンスターのリリース要因に使えば、低い攻撃力をさらすなんてこともなくなります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
実際、いろいろな大会で【WW真竜】や【命削り魔導真竜】が結果も残している状況でしたが、まさか二つが組み合わさることでここまで強くなるとは思ってもみませんでした。
あくまでも【真竜】デッキなので、メインは《真竜剣皇マスターP》を出来るだけ早く召喚して相手を牽制していくことを忘れずにw
《命削りの宝札》を思い切って購入するよりかは、多少安く「魔導書」のパーツは揃えられると思いますので、気になった方は是非作ってみることをオススメします。
みなさまも様々なタイプの【真竜】デッキを生み出してみてください!
引き続き、【真竜】「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
(追記)2017年7月の新制限大会で、【WW魔導召喚獣真竜】が大会優勝しました。
→『WW魔導召喚獣真竜』大会優勝!「真竜」環境は終わらない?
「真竜」については、こちらの記事もオススメです。
→「真竜(しんりゅう)」:相性の良いカード24枚まとめました!
→『真竜』対策カード20枚まとめ!サイドデッキでメタりまくれ!