遊戯王の環境情報です。【代行星杯(だいこうせいはい)】の大会優勝デッキレシピを解説していきます。
先日、《創造の代行者ヴィーナス》を採用した【代行星杯】デッキが大会優勝しました!
《トランスターン》と言う珍しいカードも採用されており、新たな【星杯】デッキの構築となりそうです。
デッキ所有者の方に掲載許可をいただきましたので、今回はこの【代行星杯】のデッキレシピを解説していきます。
そして、【代行星杯】の回し方・展開方法も紹介します。
もくじ
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【代行星杯】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【代行星杯】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(26枚)
- 《灰流うらら》3
- 《増殖するG》3
- 《幽鬼うさぎ》2
- 《ジェムナイト・ラズリー》2
- 《星遺物-『星杯』》3
- 《星杯の妖精リース》3
- 《星杯の守護竜》2
- 《星杯に誘われし者》2
- 《創造の代行者 ヴィーナス》3
- 《神聖なる球体》3
◆ 魔法(16枚)
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《ブラック・ホール》1
- 《死者蘇生》1
- 《貪欲な壺》1
- 《トランスターン》3
- 《ブリリアント・フュージョン》3
- 《禁じられた聖杯》3
- 《おろかな埋葬》1
- 《予想GUY》1
- 《星遺物の加護》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《ファイアウォール・ドラゴン》2
- 《聖杯戦士ニンギルス》1
- 《星杯剣士アウラム》2
- 《星杯神楽イヴ》2
- 《星杯竜イムデューク》3
- 《デコード・トーカー》1
- 《プリキシー・ドラゴン》1
- 《ダイガスタ・エメラル》1
- 《深淵に潜む者》1
- 《ジェムナイト・セラフィ》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《幽鬼うさぎ》1
- 《浮幽さくら》3
- 《コズミック・サイクロン》3
- 《精神操作》2
- 《我が身を盾に》2
- 《醒めない悪夢》1
- 《神の宣告》1
- 《神の警告》1
- 《砂塵の大嵐》1
星杯の構築です(´⊙ω⊙`)
サイドは結構適当です。
一応非公認大会優勝しました。
まだまだ改良の余地があると思うので
質問やアドバイス等あればどうぞ! pic.twitter.com/H7JF9hkiqP— S (@Syp247) April 29, 2017
【代行星杯】デッキレシピの解説
この【代行星杯】デッキレシピのポイントはこの3つです。
- 《創造の代行者ヴィーナス》の採用
- 《ダイガスタ・エメラル》の採用
- 《トランスターン》の採用
それぞれ解説していきます。
《創造の代行者ヴィーナス》の採用
一番の特徴は、《創造の代行者ヴィーナス》の採用です。
《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation - Venus》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守 0
(1):500LPを払って発動できる。 手札・デッキから「神聖なる球体」1体を特殊召喚する。
《創造の代行者ヴィーナス》は、手札・デッキから《神聖なる球体》を特殊召喚できる天使族モンスターです。
ターン制限がありますので、1枚で3体の《神聖なる球体》が特殊召喚できます。
この《神聖なる球体》は通常モンスターですので、《星杯竜イムドゥーク》がリンク召喚でき、「星杯」の連続リンク召喚につなげることができます。
《ダイガスタ・エメラル》の採用
ランク4エクシーズ《ダイガスタ・エメラル》が採用されています。
《ダイガスタ・エメラル/Daigusto Emeral》
エクシーズ・効果モンスター ランク4/風属性/岩石族/攻1800/守 800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を選択して発動できる。 選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。 その後、デッキからカードを1枚ドローする。
●効果モンスター以外の 自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
《ダイガスタ・エメラル》は、墓地のモンスター3体をデッキに戻し、1ドローする効果を持ちます。
リンク召喚に使用した《神聖なる球体》3体をデッキに戻すことで、《創造の代行者ヴィーナス》の効果をさらに発動することができます。
《ダイガスタ・エメラル》はランク4エクシーズですので、《星杯に誘われし者》2体でエクシーズ召喚が可能です。
《トランスターン》の採用
そして、《トランスターン》も採用されています。
《トランスターン/Transmodify》
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。 墓地へ送ったモンスターと種族・属性が同じで レベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。 「トランスターン」は1ターンに1枚しか発動できない。
《トランスターン》は、自分フィールドのモンスターを墓地に送り、そのモンスターと同種族・同属性のレベルが1つ高いモンスターをデッキから特殊召喚する魔法カードです。
「代行星杯」では、《星杯の妖精リース》をリリースし、《創造の代行者ヴィーナス》を特殊召喚することができます。
【代行星杯】では《創造の代行者ヴィーナス》がキーとなりますので、このカードが採用されているようです。
【代行星杯】の回し方・展開方法
【代行星杯】の回し方・展開方法は、こちらの動画が参考になります。(14:25〜)
《創造の代行者ヴィーナス》と《星遺物-『星杯』》から、4枚ドロー+《ファイアウォール・ドラゴン》x2+ランク4を立てる展開例です。
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【壊獣代行星杯】大会優勝デッキレシピ
新制限の大会で優勝した【壊獣代行星杯】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆モンスター(27枚)
- 3《神聖なる球体》
- 1《ジェムナイト・ガネット》
- 2《星杯に誘われし者》
- 1《ジェムナイト・ラズリー》
- 2《星杯の守護竜》
- 3《星杯の妖精リース》
- 3《創造の代行者 ヴィーナス》
- 3《星遺物-『星杯』》
- 2《海亀壊獣ガメシエル》
- 3《灰流うらら》
- 3《PSYフレームギアγ》
- 1《PSYフレーム・ドライバー》
◆ 魔法(15枚)
- 1《ソウル・チャージ》
- 1《おろかな埋葬》
- 1《死者蘇生》
- 1《星遺物の加護》
- 2《テラ・フォーミング》
- 3《トランスターン》
- 1《貪欲な壺》
- 3《ブリリアント・フュージョン》
- 2《KYOUTOUウォーターフロント》
◆罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《ジェムナイト・セラフィ》
- 1《深淵に潜む者》
- 1《ダイガスタ・エメラル》
- 3《星杯竜イムドゥーク》
- 1《リンク・スパイダー》
- 2《星杯神楽イヴ》
- 1《星杯剣士アウラム》
- 1《プロキシー・ドラゴン》
- 1《星杯戦士ニンギルス》
- 1《トライゲート・ウィザード》
- 2《ファイアウォール・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 3《増殖するG》
- 2《ドロール&ロックバード》
- 2《スカル・マイスター》
- 1《粘糸壊獣クモグス》
- 2《コズミック・サイクロン》
- 3《精神操作》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《ツインツイスター》
遊戯王夜のミニあらし杯で優勝したのは空騎士さんです!
使用したデッキは壊獣星杯!戦績は
壊獣シャドール×○○
トリックスター×○○
DDD○○おめでとうございます!
次回大会は8日午後7時からの夜のミニあらし杯です。
気軽に遊びに来てください♪ pic.twitter.com/pbBJj1nIlB— まるふぉい@竜星のあらし(香川) (@foi7523) July 2, 2017
※竜星のあらし(香川店)非公認大会 個人戦 7月2日(日)
【壊獣代行星杯】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【壊獣代行星杯】デッキの解説をしていきます。
構成としては【星杯】デッキに「壊獣」のギミックを取り入れたタイプになります。
【星杯】自体いろいろなカードを採用することで展開の幅を広げていますが、「壊獣」と組み合わせることでどのような動きがみられるのでしょうか。
それでは、【壊獣代行星杯】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。
基本の【星杯】の展開
こちらの【星杯】は《ブリリアント・フュージョン》を採用したタイプのデッキです。
このカードを使った展開の一例を説明します。
- ①:《ブリリアント・フュージョン》発動
→デッキの《星杯の妖精リース》と「ジェムナイト」モンスター1体で《ジェムナイト・セラフィ》融合召喚 - ②:墓地の《星杯の妖精リース》(2)の効果で、手札のモンスター1体を墓地に送り自身を回収
→《ジェムナイト・セラフィ》の効果で、《星杯の妖精リース》を召喚
→成功時(1)の効果で《星遺物ー『星杯』》サーチ - ③:《ジェムナイト・セラフィ》リリース、《星遺物ー『星杯』》アドバンス召喚
- ④:《星杯の妖精リース》《星遺物ー『星杯』》で《星杯剣士アウラム》リンク召喚
- ⑤:《星遺物ー『星杯』》(2)効果で、《星杯の守護竜》と「星杯」通常モンスター1体リクルート
- ⑥:《星杯の守護竜》「星杯」通常モンスターで《星杯神楽イヴ》リンク召喚
- ⑦:墓地の《星杯の守護竜》(2)効果で、「星杯」通常モンスターを《星杯剣士アウラム》のリンク先に蘇生
→「星杯」通常モンスターで《星杯竜イムドゥーク》リンク召喚
→《星杯剣士アウラム》《星杯竜イムドゥーク》で《星杯戦士ニンギルス》を《星杯神楽イヴ》のリンク先にリンク召喚
この展開により、以下の盤面が完成します。
そして、《星杯戦士ニンギルス》のドロー効果発動する時、手札に「星杯」モンスターがいる場合、
- チェーン①:《星杯戦士ニンギルス》のリンク召喚成功時、このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする効果
- チェーン②:《星杯竜イムドゥーク》のフィールドから墓地へ送られた場合に手札から「星杯」モンスターを特殊召喚する効果
の順番で効果を発動すれば、《星杯戦士ニンギルス》の隣に《星杯神楽イヴ》と《星杯竜イムドゥーク》で特殊召喚した「星杯」モンスターが並ぶので、2枚ドローすることできます。
この「星杯」の回し方・展開は、こちらにまとめています。
→「星杯(せいはい)デッキ」はどう動く?回し方・展開方法を徹底解説!
また、【星杯】ではよく見かける《創造の代行者 ヴィーナス》も優秀です。
単体の効果だけでもライフポイントの消費がありますが、《神聖なる球体》を最大3体までリクルートできます。
《神聖なる球体》自体を《リンク・スパイダー》にするのも良いですし、これだけで《ファイアウォール・ドラゴン》を出すこともできます。
「壊獣」と「星杯」の相性は?
まずこの2つのテーマが果たして相性が良いのかと気になる方も多いと思います。
ぶっちゃけるとお互いが助け合う形の相性の良さではないです。
「壊獣」が入っている理由も、単に「星杯」カードでは除去しきれない破壊・効果耐性持ちのモンスターを除去するために入っているだけなんですよね。
ですが安心してください、意外にもシナジーはあります!
この両者を結び付けているのは、ズバリ《KYOUTOUウォーターフロント》です。
簡単に効果を説明すると、フィールドのカードが墓地へ送られる度に壊獣カウンターを置き、3つ以上のっていれば「壊獣」モンスター1体をサーチできるというもの。
【星杯】のテーマ自体がリンク召喚を多用しますし、《創造の代行者 ヴィーナス》で大量にリクルートした《神聖なる球体》を使うことで更なるリンク召喚へとつなげていけるので、おのずとフィールドから墓地に送られていき、3つなんてすぐにたまります。
サーチした「壊獣」モンスターで、相手フィールドに存在する厄介な《真竜剣皇マスターP》や《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などを除去していきましょう。
また、複数の「壊獣」を採用している場合、《海亀壊獣ガメシエル》を自分フィールドに特殊召喚し、カウンターを使って《海亀壊獣ガメシエル》の無効効果を活用することもできます。
余談ですが、《KYOUTOUウォーターフロント》の『自分はデッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える』効果は、《KYOUTOUウォーターフロント》を発動しているコントローラーのみが使用する事ができる効果なので、相手プレイヤーは使用する事はできません。
これなら相手が「壊獣」を採用していても安心して発動できますね。
罠カードの不採用
このデッキをみてわかるように、罠カードがメインデッキにもサイドデッキにも採用されていません。
【星杯】は展開力を重視するタイプのデッキなので、こっちが相手の動きを止めていくというよりも、こちらが止められないように対策をしていく必要が出てきます。
そのため、妨害系の罠カードを入れるより、自身の展開を補う魔法カードの採用が優先されています。
最悪、相手の《スキルドレイン》1枚で普通に展開がストップするので、《ハーピィの羽根帚》や《ツインツイスター》のような除去系の魔法カードはサイドデッキに採用することで対処しています。
最近ではこのように罠カードを入れない構築もけっこう流行ってきていますね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、大会で優勝した【代行星杯】のデッキレシピを解説し、回し方・展開方法を紹介しました。
「星杯」は時間が経つにつれ、どんどんデッキ構築が洗練されていますね。
この調子で研究が進み、新規カードが登場していけば、環境入りも夢ではないかも知れません。
引きつづき、「星杯」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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→【星杯(せいはい)】デッキ初日大会優勝!デッキレシピ・構築を解説!
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