2017年3月25日、10期最初のストラクチャーデッキ「スターターデッキ2017」が発売されます。
そしてこの発売日をもって、「新マスタールール」「リンク召喚」が公式に施行されます。
そこで今回は、「リンク召喚」で特殊召喚される「リンクモンスター」と相性の良いカードをまとめてみたいと思います。
「リンク召喚」「リンクモンスター」のデッキを組む際の参考にしてみてください。
もくじ
スポンサーリンク
『リンクモンスター』と相性の良いカードとは
「リンクモンスター」は、リンク数(LINK数)に応じたモンスターをフィールドから墓地に送ることで「リンク召喚」できます。
《デコード・トーカー》なら効果モンスター3体、《ミセスレディエント》なら地属性モンスター2体、《リンク・スパイダー》なら通常モンスターを1体墓地に送ることでリンク召喚できます。
そのため、①:フィールドにモンスターを並べられるカード、または墓地に送られると効果が発動できるモンスターと相性が良いです。
また、「リンクモンスター」はレベル・ランクが存在しません。
そのため、②:レベル・ランクに応じて全体にデメリットを与えるカードと相性が良いです。
また、「リンクモンスター」は守備力を持たず守備表示が存在しません。
そのため、③:モンスター全体を守備表示にするカードと相性が良いです。
また、「リンクモンスター」の素材には「トークン」を使用することができます。
そのため、④:トークンを特殊召喚するカードと相性が良いです。
それでは、①②③④について相性が良いカードをあげていきます。
『リンクモンスター』と相性の良いカード①
まずは、『リンクモンスター』と相性の良いカード①を紹介していきます。
フィールドにモンスターを並べられる、または墓地に送られると効果が発動できるモンスターです。
- 《イービル・ソーン》
- 《創造の代行者 ヴィーナス》《神聖なる球体》
- 《雲魔物-タービュランス》《雲魔物-スモークボール》
- 《魔界発現世行デスガイド》
- 《深海のディーヴァ》
- 《ブンボーグ003》
- 《レスキューラビット》
- 《レスキューキャット》
- 《クリッター》
- 《黒き森のウィッチ》
- 《輪廻天狗》
- 「彼岸」
《イービル・ソーン》
《イービル・ソーン/Evil Thorn》
効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 100/守 300
このカードをリリースして発動する。 相手ライフに300ポイントダメージを与え、 自分のデッキから「イービル・ソーン」を 2体まで表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚した「イービル・ソーン」は効果を発動する事ができない。
《イービル・ソーン》は、自身をリリースし同名モンスターをデッキから2体特殊召喚できるモンスターです。
1枚でリンク2召喚ができ、他のカードを入れる必要もないので、リンクモンスターと相性が良いです。
《創造の代行者 ヴィーナス》《神聖なる球体》
《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation - Venus》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守 0
500ライフポイントを払って発動する。 自分の手札またはデッキから「神聖なる球体」1体を 自分フィールド上に特殊召喚する。
《創造の代行者 ヴィーナス》はLP500を払う毎に、手札・デッキから《神聖なる球体》を特殊召喚できます。
LP1500払えば《神聖なる球体》を3体特殊召喚でき、1枚でリンク4召喚が可能です。
《雲魔物-タービュランス》《雲魔物-スモークボール》
《雲魔物-タービュランス/Cloudian - Turbulence》
効果モンスター
星4/水属性/天使族/攻 800/守 0
このカードは戦闘では破壊されない。 このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、このカードを破壊する。 このカードが召喚に成功した時、フィールド上の「雲魔物」と名のついた モンスターの数だけこのカードにフォッグカウンターを置く。 また、このカードに乗っているフォッグカウンターを1つ取り除く事で、 自分のデッキまたはお互いの墓地から「雲魔物-スモークボール」1体を選んで特殊召喚する。
《雲魔物-タービュランス》は、カウンターの数だけ《雲魔物-スモークボール》をデッキ・墓地から特殊召喚できます。
カウンターは召喚時最低1つのるので、1枚でリンク2召喚が可能です。
また、《雲魔物-スモークボール》を墓地から特殊召喚できる点も魅力です。
《魔界発現世行デスガイド》
《魔界発現世行きデスガイド/Tour Guide From the Underworld》
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。
《魔界発現世行デスガイド》は、召喚時、手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスターを特殊召喚できます。
後ほど紹介する《クリッター》「彼岸」モンスターを特殊召喚すれば、リンク2召喚をしつつ、墓地に送られた時のモンスター効果が使用できます。
特殊召喚できるモンスターの選択肢も多く、「リンクモンスター」と相性が良いと言えます。
《深海のディーヴァ》
《深海のディーヴァ/Deep Sea Diva》
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する。
《深海のディーヴァ》は、召喚成功時、デッキからレベル3以下の海竜族モンスターを特殊召喚できます。
1体でリンク2召喚ができますので、リンクモンスターと相性が良いです。
《ブンボーグ003》
《ブンボーグ003/Deskbot 003》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 500/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「ブンボーグ003」以外の「ブンボーグ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ブンボーグ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、 自分フィールドの「ブンボーグ」カードの数×500アップする。 この効果は相手ターンでも発動できる。
《ブンボーグ003》は、召喚成功時、デッキから「ブンボーグ」モンスターを特殊召喚できます。
レベル1チューナーである《ブンボーグ001》を特殊召喚することで、リンク2召喚に加えて、レベル4シンクロも行えます。
「ブンボーグ」は地属性であるため、汎用的なリンクマーカーを持つ《ミセス・レディエント》のリンク召喚が行えます。
《レスキューラビット》
《レスキューラビット/Rescue Rabbit》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。 デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
《レスキューラビット》は、自身を除外することで、デッキから同名の通常モンスターを2体特殊召喚することができます。
今まで紹介してきたモンスター同様、モンスターを2体特殊召喚できますので、「リンクモンスター」と相性が良いです。
《レスキューキャット》
《レスキューキャット/Rescue Cat》
効果モンスター(制限カード)
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。 デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
《レスキューキャット》は自身を墓地に送り、デッキからレベル3以下の獣族を2体特殊召喚できます。
今まで紹介してきたモンスター同様、モンスターを2体特殊召喚できますので、「リンクモンスター」と相性が良いです。
獣族には地属性のモンスターも多く、汎用リンクモンスターである、《ミセス・レディエント》もリンク召喚できます。
《クリッター》
《クリッター/Sangan》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
「クリッター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。 このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
《クリッター》は、フィールドから墓地に送られた場合、デッキから攻1500以下のモンスターをサーチできます。
エクシーズ召喚では効果は使えませんでしたが、リンク召喚の素材にすれば効果が発動できます。
リンク召喚の登場で、能動的に墓地に送れるようになり、かなり使いやすくなったモンスターです。
《黒き森のウィッチ》
《黒き森のウィッチ》
星4 闇 魔法使い族 1100/1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
《黒き森のウィッチ》は、フィールドから墓地に送られた場合、デッキから守1500以下のモンスターをサーチできます。
《クリッター》同様、リンク召喚の素材にすれば効果が発動できます。
《輪廻天狗》
《輪廻天狗/Reborn Tengu》
効果モンスター(準制限カード)
星4/風属性/獣戦士族/攻1700/守 600
このカードがフィールド上から離れた時、 デッキから「輪廻天狗」1体を特殊召喚する。
《輪廻天狗》は、フィールドを離れるとデッキから別の《輪廻天狗》を特殊召喚できます。
1体で2体分のリンク素材になることができるため、「リンク召喚」「リンクモンスター」と相性が良いです。
「彼岸」モンスター
「彼岸」共通効果
「彼岸」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外の モンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 (固有効果)
「彼岸」モンスターは、墓地の送られると効果が発動する共通効果を持っています。
「リンクモンスター」登場により「彼岸」モンスターを能動的に墓地に送れるようになり、【彼岸】デッキが強化されたと言えます。
『リンクモンスター』と相性の良いカード②
次は、『リンクモンスター』と相性の良いカード②を紹介していきます。
レベル・ランクに応じて全体にデメリットを与えるカードです。
- 《イルミラージュ》
《イルミラージュ》
《イルミラージュ/Al-Lumi'raj》
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/幻竜族/攻1600/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、 そのモンスターのレベルまたはランク×300ダウンする。
《イルミラージュ》は、フィールドのモンスターの攻守をレベル・ランクx300下げる効果を持ちます、
多くのモンスターは攻撃力が1000以下に下がってしまいますが、「リンクモンスター」はレベル・ランクを持ちませんので、攻撃力が下がりません。
有利に戦闘を進めることができ、「リンクモンスター」と相性が良いです。
『リンクモンスター』と相性の良いカード③
次は、『リンクモンスター』と相性の良いカード③を紹介していきます。
モンスター全体守備表示にする効果を持つカードです。
- 《一回休み》
《一回休み》
《一回休み/Lose 1 Turn》
永続罠
特殊召喚されたモンスターが自分フィールドに存在しない場合にこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターは、 そのターン終了時まで効果が無効化される。
(2):効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合にこの効果を発動する。 そのモンスターを守備表示にする。
《一回休み》は、特殊召喚された効果モンスターを守備表示にする効果を持ちます。
「リンクモンスター」は守備表示になりませんので、特殊召喚したターンにそのまま攻撃することができます。
そのため、「リンクモンスター」と相性が良いと言えます。
『リンクモンスター』と相性の良いカード④
最後に、『リンクモンスター』と相性の良いカード④を紹介していきます。
「トークン」を特殊召喚するカードです。
「トークン」を特殊召喚するカードはこちらのページにまとめています。
スポンサーリンク
まとめ
いかがだったでしょうか。
「リンクモンスター」と相性の良いカードをまとめてみました。
「リンクモンスター」は、融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムと召喚方法が異なるため、また違ったカードと相性が良いようですね。
引き続き、「リンクモンスター」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「リンク召喚」「新ルール」については、こちらの記事もおすすめです。
→「代行サイバースデッキ」新ルール大会優勝デッキレシピ・回し方を解説!