「20th アニバーサリーパック2nd wave」で《甲虫装機ダンセル》が再録されました。
その影響からか《甲虫装機ギガマンティス》が値上がりしたりと、密かに「甲虫装機(インゼクター)」ブームが起こっています。
そして先日、ある大会で【インゼクター】デッキが優勝を果たしたようです。
今回は、「インゼクター」と相性の良いカードをまとめました。
デッキ構築の参考になれば嬉しいです。
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『甲虫装機(インゼクター)』と相性の良いカードとは
「甲虫装機(インゼクター)」は、レベル3・昆虫族モンスターのテーマです。
「インゼクター」を装備し合い、外し合うことで、効果を発動していきます。
特に《甲虫装機ダンセル》が強力で、装備カードが外れるとデッキから「インゼクター」を特殊召喚する効果を持ちます。
そのため、【インゼクター】デッキでは「インゼクター」をいかに装備するか・外すかが鍵になってきます。
「インゼクター」と相性の良いモンスター
「インゼクター」と相性の良いモンスターはこちらのモンスターです。
- 「メタルフォーゼ」
- 「アーティファクト」
- 《カブトロン》
- 《ダーク・アームド・ドラゴン》
- 《シャーク・フォートレス》
「メタルフォーゼ」
「メタルフォーゼ」共通P効果
(1):1ターンに1度、このカード以外の 自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、デッキから 「メタルフォーゼ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
「メタルフォーゼ」は、自分フィールドのカードを破壊できる共通のP効果を持ちます。
この効果を活用し「インゼクター」の装備カードを破壊することで、「インゼクター」の効果を発動することができます。
また、P召喚により「インゼクター」を呼び出す回数が増えるのも好相性です。
「アーティファクト」
「アーティファクト」共通効果
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。
《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》
通常罠
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
「アーティファクト」は、レベル5のテーマです。
「インゼクター」は《甲虫装機グルフ》の効果を使用することで、レベルを5に上げることができます。
その為、「アーティファクト」とランク5エクシーズが可能ですので、相性が良いです。
《カブトロン》
《カブトロン/Beetron》
効果モンスター
星4/闇属性/昆虫族/攻1600/守 900
自分フィールド上に表側表示で存在する 魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。 自分の墓地のレベル4以下の昆虫族モンスター1体を選択して 表側守備表示で特殊召喚する。 「カブトロン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
《カブトロン》は、自分フィールドの魔法・罠カードを墓地に送り、墓地から昆虫族を特殊召喚する効果を持ちます。
装備カードとなった「インゼクター」を墓地に送ることで「インゼクター」の効果を発動させつつ、墓地の「インゼクター」も蘇生することができます。
効果としては好相性なのですが、「インゼクター」の召喚権を使用してしまう為、召喚方法を工夫する必要があります。
《ダーク・アームド・ドラゴン》
《ダーク・アームド・ドラゴン/Dark Armed Dragon》
特殊召喚・効果モンスター(制限カード)
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分の墓地の闇属性モンスター1体を除外し、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
《ダーク・アームド・ドラゴン》は、墓地の闇属性が3体の場合手札から特殊召喚できます。
「インゼクター」は全て闇属性モンスターであり、墓地のモンスター数も調整できることから相性が良いです。
制限カードでありサーチ手段は乏しいので、引けたらラッキーくらいのカードです。
《シャーク・フォートレス》
《シャーク・フォートレス/Shark Fortress》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/魚族/攻2400/守1800
レベル5モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、 自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
《シャーク・フォートレス》は、自分モンスターの攻撃回数を増やせるランク5エクシーズモンスターです。
「インゼクター」は総じて攻撃力が低いですが、《シャーク・フォートレス》の2回攻撃効果を活用することで、総攻撃力を8000に届かせることが可能です。
また、「インゼクター」はランク5が容易にできますので、相性が良いです。
「インゼクター」と相性の良い魔法
「インゼクター」と相性の良いモンスターはこちらの魔法です。
- 《孵化》
- 《おろかな埋葬》
- 《闇の誘惑》
- 《十二獣の会局》
- 《サイクロン》
- 《ドラゴニックD》
- 《次元の裂け目》
《孵化》
《孵化/Insect Imitation》
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動する。 リリースしたモンスターよりレベルが1つ高い 昆虫族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
《孵化》は、自分モンスターをリリースし、そのモンスターよりレベルが1つ高い昆虫族をデッキから特殊召喚する魔法カードです。
レベル2モンスターをリリースすれば、キーカードである《甲虫装機ダンセル》が、レベル3モンスターをリリースすれば、《甲虫装機ホッパー》が特殊召喚できます。
「インゼクター」を墓地に送りつつ、「インゼクター」を特殊召喚できるため、【インゼクター】デッキとかなり相性が良いカードです。
《おろかな埋葬》
《おろかな埋葬/Foolish Burial》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
《おろかな埋葬》は、デッキからモンスターを墓地に送る魔法カードです。
「インゼクター」の初動には、墓地に《甲虫装機ホーネット》or《甲虫装機グルフ》が必要ですので、これらを墓地に直接送ることができます。
《闇の誘惑》
《闇の誘惑/Allure of Darkness》
通常魔法
(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。 手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
《闇の誘惑》は、2枚ドローし手札から闇属性を除外する魔法カードです。
「インゼクター」は闇属性で統一されていますので、容易に活用することができます。
また、除外した「インゼクター」モンスターはランク3《虚空海竜リヴァイエール》で特殊召喚でき、無駄がないです。
《十二獣の会局》
《十二獣の会局/Zoodiac Barrage》
永続魔法
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。 そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、 自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。 墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
《十二獣の会局》は、フィールドのカードを破壊し、発動できる「十二獣」魔法カードです。
装備状態の「インゼクター」を破壊しつつ、現環境最強テーマ「十二獣」を特殊召喚できます。
《サイクロン》
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
《サイクロン》は、フィールドの魔法カードを破壊できる速攻魔法です。
装備状態の「インゼクター」を破壊することができ、相性が良いです。
もちろん、相手のカードを破壊する目的でも使用できます。
《ドラゴニックD》
《ドラゴニックD》
フィールド魔法
(1):フィールドの「真竜」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 アドバンス召喚した「真竜」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、 デッキから「真竜」カード1枚を手札に加える。
《ドラゴニックD》は、手札・フィールドのカードを破壊し、「真竜」カードをサーチできます。
装備状態の「インゼクター」を破壊できますので、相性が良いです。
《テラ・フォーミング》でサーチできますので、手札に非常に加えやすいカードです。
《次元の裂け目》
《次元の裂け目/Dimensional Fissure》
永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 お互いの墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
《次元の裂け目》は、墓地に送られるモンスターを除外する永続魔法カードです。
装備状態から墓地に送られる「インゼクター」モンスターは、魔法・罠カードとして扱われるので、除外されません。
そのため、「インゼクター」の展開を阻害することなく、相手の展開を妨害することができます。
現環境で非常に活躍する魔法カードです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
【甲虫装機(インゼクター)】デッキと相性が良いカードをまとめました。
「インゼクター」は独特な効果を持つため、様々なカードと相性が良いようですね。
引き続き、「インゼクター」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「甲虫装機(インゼクター)」についてはこちらもオススメです。
→『甲虫装機(インゼクター)』デッキ大会優勝!レシピと回し方を解説!