【トラミッド】は、9期のパック「THE DARK ILLUSION（ザ・ダーク・イリュージョン）」に収録された、エジプトやピラミッドをイメージしたイラストが特徴のデッキです。
「トラミッド」モンスターは地属性・岩石族で統一され、相手ターンに「トラミッド」フィールド魔法カードを別の「トラミッド」フィールド魔法カードに置き換える共通効果を持っています。
このページでは、大会優勝した【トラミッド】デッキのデッキレシピを紹介し、動かし方・回し方について解説・考察していきます。
【トラミッド】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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【トラミッド】デッキ：大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【トラミッド】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【トラミッド】デッキ：大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム川口駅前店
- TCバトロコ高田馬場（2018年4月環境）
- カードボックス横浜西口店（2017年10月環境）
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい？180テーマの特徴まとめ！」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【トラミッド】デッキ：大会優勝デッキレシピ
大会で優勝した【トラミッド】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】（40枚）◆ モンスター（23枚）
- 《トラミッド・ダンサー》2
- 《トラミッド・ハンター》3
- 《トラミッド・マスター》3
- 《トラミッド・スフィンクス》2
- 《干ばつの結界像》2
- 《フォッシル・ダイナ パキケファロ》2
- 《灰流うらら》3
- 《幽鬼うさぎ》3
- 《ドロール＆ロックバード》3
◆ 魔法（14枚）
- 《トラミッド・キングゴレム》3
- 《トラミッド・クルーザー》3
- 《トラミッド・フォートレス》3
- 《強欲で謙虚な壺》3
- 《チキンレース》1
- 《テラ・フォーミング》1
◆ 罠（3枚）
- 《メタバース》3
【エクストラデッキ】（15枚）
- 《TG ワンダー・マジシャン》1
- 《浮鵺城》1
- 《No.39 希望皇ホープ》1
- 《SNo.39 希望皇ホープONE》1
- 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》1
- 《ゴルゴニック・ガーディアン》1
- 《リンクリボー》1
- 《アカシック・マジシャン》1
- 《アンダークロックテイカー》1
- 《水晶機巧－ハリファイバー》1
- 《プロキシー・ドラゴン》1
- 《アロマセラフィ－ジャスミン》1
- 《トライゲート・ウィザード》1
- 《ファイアウォール・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】（15枚）
- 《増殖するＧ》2
- 《スカル・マイスター》3
- 《ツインツイスター》2
- 《拮抗勝負》3
- 《群雄割拠》2
- 《醒めない悪夢》3
本日13時より開催遊戯王公認大会の結果になります！
優勝はじゅきさんのトラミッドでした。
一言コメントはトラミッドの新規くださいだそうです。
次回の開催は4日19時からとなりますのでよろしくお願いします！ pic.twitter.com/ppewNDfI4P— カードボックス横浜西口店 (@CARDBOXYOKOHAMA) December 2, 2017
※カードボックス横浜西口店 公認大会 個人戦 12月2日（土）
【トラミッド】デッキ：大会優勝デッキレシピ・回し方を考察
さっそく、大会優勝した【トラミッド】デッキレシピの解説・考察をしていきます。
構築としては、「トラミッド」を中心に、《干ばつの結界像》や《フォッシル・ダイナ パキケファロ》を取り入れた、【メタビート】寄りなデッキタイプになっています。
リンクモンスターも多く採用しているようです。
それでは、どのように展開していくのか詳しく見ていきましょう。
採用されている「トラミッド」カード
大会優勝した【トラミッド】デッキで採用されている「トラミッド」関連カードはこちらです。
◆ 「トラミッド」モンスター
- 《トラミッド・ダンサー》
…1ターンに1度、墓地の「トラミッド」カード1枚をデッキに戻し、自分の岩石族モンスターの攻撃力・守備力を500アップ。 - 《トラミッド・ハンター》
…フィールド魔法カードが存在する場合、岩石族モンスターの通常召喚権を追加。 - 《トラミッド・マスター》
…1ターンに1度、自分の「トラミッド」カード１枚を墓地へ送ることで、セットカード１枚を破壊。 - 《トラミッド・スフィンクス》
…「トラミッド」カードの効果でのみ特殊召喚可。同名カード以外の自分の「トラミッド」カードが戦闘・効果で破壊された場合に、手札から特殊召喚。他の「トラミッド」カードが存在する場合、自身の攻撃力・守備力は自分の墓地のフィールド魔法カードの種類×500アップ＋相手は「トラミッド・スフィンクス」のみ攻撃可。
◆ 「トラミッド」フィールド魔法
- 《トラミッド・キングゴレム》
…岩石族モンスターの攻撃力は500アップ。「トラミッド」モンスターが戦闘を行う場合、ダメージステップ終了時まで相手はカード効果を発動不可。表側表示の自身が墓地へ送られた場合、手札から「トラミッド」モンスター1体を特殊召喚。 - 《トラミッド・クルーザー》
…岩石族モンスターが召喚される毎に、500LP回復。「トラミッド」モンスターが召喚された場合、1枚ドローし、その後手札を1枚を捨てる。表側表示の自身が墓地へ送られた場合、「トラミッド」モンスター1体をサーチ。 - 《トラミッド・フォートレス》
…岩石族モンスターの守備力は500アップ。「トラミッド」モンスターに効果破壊耐性付与。表側表示の自身が墓地へ送られた場合、「トラミッド」モンスター1体をサルベージ。
【トラミッド】デッキの戦略
【トラミッド】デッキの基本的な戦略としては、下級「トラミッド」モンスターの「相手ターンにフィールド魔法を張り替える」共通効果を使い、サーチやサルベージを駆使し展開していきます。
自分のターンで《トラミッド・キングゴレム》を発動すれば、攻撃面を強化でき、相手のターンで《トラミッド・フォートレス》を発動すれば、防御面を強化できます。
「トラミッド」フィールド魔法の500ポイントの強化は地味ですが、《トラミッド・マスター》は攻撃力が2300まで、《トラミッド・ダンサー》は守備力が2400まで上昇し、優秀なアタッカー・壁モンスターとして充分に機能します。
《トラミッド・ハンター》はフィールド魔法カードが存在する場合、岩石族モンスターの通常召喚権を増やせます。
岩石族を複数体並べるのに効果的で、岩石族レベル3モンスターを体並べれば、ランク3《ゴルゴニック・ガーディアン》のエクシーズ召喚につなげることが可能です。
また、あくまで召喚なので、《強欲で謙虚な壺》の特殊召喚不可のデメリットも回避できます。
《トラミッド・ハンター》の召喚権追加効果の発動条件は、フィールド魔法カードであれば指定は無いため、《チキンレース》も採用されています。
「トラミッド」には、専用罠カードである《古代遺跡の目覚め》があります。
《古代遺跡の目覚め》は、墓地の岩石族またはフィールド魔法を除外して除去or蘇生orドローする効果もつ強力なカードです。
しかし、効果の使用にかなりの墓地肥やしが必要となり、「トラミッド」は墓地のカードを利用する機会が多いため、採用は見送られています。
メタビート要素を追加
「トラミッド」単体では相手の展開を妨害する手段が乏しく、高打点のモンスターを大量展開された場合、耐えることができません。
そこで、《干ばつの結界像》や《フォッシル・ダイナ パキケファロ》で特殊召喚を封じていきます。
幸いなことに《干ばつの結界像》《フォッシル・ダイナ パキケファロ》は岩石族なので、《トラミッド・ハンター》で追加召喚が可能で、さらに「トラミッド」フィールド魔法のステータスアップも反映されます。
《フォッシル・ダイナ パキケファロ》の守備力が1800まで上昇すれば、並みのアタッカーでは倒せないので非常に厄介です。
また、《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》といった手札誘発系のカードもふんだんに取り入れられています。
展開に困ったら、まず相手をメタることを優先し、相手を妨害しつつ自分の有利な状況に持っていくまで耐えることをオススメします。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は【トラミッド】大会優勝デッキのデッキレシピを解説・考察しました。
「トラミッド」自体は爆発的な展開力を持っていませんが、メタビートによる妨害で、地味な戦法ながらも着実に勝利を目指すことができます。
「トラミッド」カードの効果もちゃんと活かしているので、上手くかみ合っているデッキだと思います。
引き続き、遊戯王の「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
