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昨日、ショップ「竜星のあらし(香川)」で行われた、「十二獣（じゅうにしし）」デッキ体験会が行われました。
その際、店舗スタッフが使用した【十二獣】デッキのレシピが3つ公開されました。
そこで今回は、スタッフが使用した3つの【十二獣】デッキレシピを参考に、【十二獣】デッキの構築を考えてみました。
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スタッフが使用した【十二獣】デッキレシピ
まずはじめに、ショップ「竜星のあらし(香川)」のスタッフが使った【十二獣】デッキのレシピを紹介します。
スタッフA （14勝0敗）
スタッフB （10勝2敗）
スタッフC （10勝1敗）
合計34勝3敗とは、凄まじい勝率ですね。。。
それでは【十二獣】デッキの構築を、以下の順に考察していきます。
①モンスター
②魔法
③罠
④エクストラデッキ
【十二獣】デッキ構築考察 ①モンスター
【十二獣】デッキのモンスターです。
大きく「十二獣」とそれ以外に分けて解説します。
◆ 「十二獣」モンスター
効果モンスター
星４/地属性/獣戦士族/攻0/守0
①：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「十二獣」カード１枚を墓地へ送る。
②：このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族Ｘモンスターは以下の効果を得る。
●１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。手札・デッキから「十二獣モルモラット」１体を特殊召喚する。
３人とも、「十二獣」モンスターの内容は同じでした。
- 《十二獣モルモラット》 3
- 《十二獣ラビーナ》 0
- 《十二獣ヴァイパー》 3
- 《十二獣サラブレード》 3
- 《十二獣ラム》 2
なるべく「十二獣」を積みたいと言う考えから、この内容になったようです。
《十二獣モルモラット》は連続エクシーズの要です。
《十二獣ヴァイパー》は便利X素材＋戦闘補助の役目を担っています。
《十二獣サラブレード》は攻撃力＋ドロー効果が便利です。
《十二獣ラム》は罠耐性をつけられます。
《十二獣ラビーナ》を採用していない理由は、警戒すべき「対象を取る魔法」が存在しないからでしょう。
◆ それ以外のモンスター
《ＳＲベイゴマックス/Speedroid Terrortop》効果モンスター
星３/風属性/機械族/攻1200/守 600
「ＳＲベイゴマックス」の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「ＳＲベイゴマックス」以外の 「スピードロイド」モンスター１体を手札に加える。
「十二獣」以外のモンスターの内容も、３人とも同じでした。
- 《SRベイゴマックス》3
- 《SRタケトンボーグ》1
- 《熱血獣王ベアーマン》1
- 《暗炎星-ユウシ》1
《SRベイゴマックス》《SRタケトンボーグ》は「十二獣」エクシーズコンボの要です。
《熱血獣王ベアーマン》は《十二獣ブルホーン》からサーチができるため、1枚入れるだけで良いようですね。
《熱血獣王ベアーマン》を入れることで《SRベイゴマックス》1枚から《十二獣ドランシア》＋《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の盤面を作ることができます。
《暗炎星-ユウシ》も《十二獣ブルホーン》からサーチができるため、1枚で良いようです。
《暗炎星-ユウシ》は《炎舞-「天枢」》《炎舞-「天キ」》の両方をサーチできるため、使い勝手が良さそうです。
【十二獣】デッキ構築考察 ②魔法
[永続魔法]
「十二獣の会局」の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分フィールドの表側表示のカード１枚を対象としてこの効果を発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター１体を特殊召喚する。
②：このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの「十二獣」Xモンスター１体を対象として発動できる。墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
【十二獣】デッキの魔法です。
使われていた魔法カードは以下です。ほとんど同じ内容ですね。
- 《十二獣の会局》3
- 《炎舞-「天キ」》3
- 《炎舞-「天枢」》2
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《ツインツイスター》2
- 《死者蘇生》1
- 《ソウルチャージ》1
- 《貪欲な壺》1
- 《強欲で貪欲な壺》0〜1
- 《月の書》0〜2
《十二獣の会局》《炎舞-「天キ」》はサーチカードですので、3積み確定。
《炎舞-「天枢」》は召喚権付与で便利ですが、フィールドに1枚で十分なので2枚。
《貪欲な壺》はエクストラデッキの「十二獣」モンスターを戻すため採用しているようです。
中盤に1枚引きたいカードですので、1枚くらいが丁度良さそうです。
《ツインツイスター》は、相手の伏せを割るために採用されているようです。
「十二獣」の弱点は連続エクシーズの展開を妨害されることのようで、伏せカードは積極的に破壊したいようですね。
《月の書》も相手の妨害モンスターを封じるためでしょう。
《強欲で貪欲な壺》の採用は0〜1枚と消極的のようです。
要の《十二獣モルモラット》が除外されると展開が難しくなるためのようです。
【十二獣】デッキ構築考察 ③罠
[通常罠]
①：自分フィールドの「十二獣」Xモンスター１体を対象として発動できる。デッキから「十二獣」モンスター１体を選び、そのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
②：墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「十二獣」カード５枚を対象として発動できる（同名カードは１枚まで）。そのカード５枚をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから１枚ドローする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
【十二獣】デッキの罠です。こちらの内容もほぼ同じです。
- 《神の通告》3
- 《神の宣告》1
- 《神の警告》1
- 《十二獣の方合》1
- 《狡猾な落とし穴》《底なし落とし穴》《時空の落とし穴》0〜1
《神の通告》《神の宣告》《神の警告》は「十二獣」の盤面を守るため、フル採用されています。
《狡猾な落とし穴》《底なし落とし穴》《時空の落とし穴》は型によるでしょうが、ランク4が立ちやすいという特徴から、採用も一考できそうです。
【十二獣】デッキ構築考察 ④エクストラデッキ
【十二獣】デッキのエクストラデッキです。
こちらは、「十二獣」とそれ以外に分けて解説します。
◆ 「十二獣」エクシーズモンスター（6~7枚)
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/地属性/獣戦士族/攻？/守？
レベル４モンスター×２
「十二獣ブルホーン」は１ターンに１度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてＸ召喚する事も出来る。
①：このカードの攻撃力・守備力は、このカードがＸ素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
②：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。デッキから通常召喚可能な獣戦士族モンスター１体を手札に加える。
ほぼ固定のようですね。
- 《十二獣ブルホーン》2
- 《十二獣タイグリス》1〜2
- 《十二獣ドランシア》2
- 《十二獣ワイルドボウ》1
回収もできますので同じカード2枚で十分なようです。
《十二獣ワイルドボウ》はX素材の踏み台として、1枚採用されています。
◆ それ以外のエクシーズモンスター（8~9枚）
《Ｍ.Ｘ－セイバー インヴォーカー/M-X-Saber Invoker》エクシーズ・効果モンスター
ランク３/地属性/戦士族/攻1600/守 500 レベル３モンスター×２
(1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。 デッキから、戦士族または獣戦士族の地属性・レベル４モンスター１体を守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
ランクごとに分けると以下のようになります。
ランク0
- 《FNo.0 未来皇ホープ》0〜1
ランク3
- 《M.X－セイバー インヴォーカー》1
- 《幻影騎士団ブレイクソード》1
ランク4
- 《魁炎星王－ソウコ》1
- 《フレシアの蟲惑魔》0〜1
- 《恐牙狼 ダイヤウルフ》0〜1
- 《ダイガスタ・エメラル》0〜1
- 《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》0〜1
- 《No.39 希望皇ホープ》0〜1
- 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》0〜1
ランク8
- 《熱血指導王ジャイアントレーナー》1
- 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》1
3人とも入れていた必須エクシーズは《M.X－セイバー インヴォーカー》《幻影騎士団ブレイクソード》《魁炎星王－ソウコ》《熱血指導王ジャイアントレーナー》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の5枚です。
残り3〜4枚は各自お好みでといったところでしょうか。
幾つか補足をしておくと、
《ダイガスタ・エメラル》はモンスターをデッキに戻せるランク4です。
そのため、「十二獣」とは非常に相性が良いです。
《No.39 希望皇ホープ》《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》はランク4では筆頭ですが、【十二獣】ではエクストラッキがカツカツなので見送られることもあるようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実際に【十二獣】のデッキレシピを見ると、具体的なイメージが湧いてきますね。
大まかな動きとしては、《ツインツイスター》《月の書》で相手の妨害札を除去し、連続エクシーズ、そして《十二獣ドランシア》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》＋《神の通告》という盤面を作る動きができます。
【十二獣】デッキを考えている、または【十二獣】デッキの対策を考えている方は、ぜひこれらのレシピを参考にしてください。
「十二獣」はなかなか手強そうなテーマですね。
「十二獣」の登場が今から楽しみです。
