遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
【ラヴァル】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「ラヴァル」は、「セレクション10」で新規カードが収録される、炎属性で統一されたシンクロ・エクシーズテーマです。
このページでは、「ラヴァル」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【ラヴァル】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【ラヴァル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
スポンサーリンク
新規「ラヴァル」カードまとめ
こちらでは、「セレクション10」に収録される「ラヴァル」新規カード、計2種の効果・画像をまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
---|---|
《ラヴァル・アーチャー》 効果モンスター 星4/炎属性/炎族/攻1000/守 200 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ラヴァル」モンスター1体を召喚できる。 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの炎属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、このカードを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。 |
|
《ラヴァルバル・サラマンダー》 シンクロ・効果モンスター 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守 200 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローし、その後手札から炎属性モンスターを含むカード2枚を墓地へ送る。 手札に炎属性モンスターが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。 (2):1ターンに1度、自分の墓地から炎属性モンスター1体を除外して発動できる。 自分フィールドの「ラヴァル」モンスターの数まで相手フィールドの表側表示モンスターを選んで裏側守備表示にする。 |
スポンサーリンク
【ラヴァル】:デッキレシピまとめ
次は、【ラヴァル】デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【ラヴァル】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター20枚・魔法17枚・罠3枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【ラヴァル】デッキです。
魔法使い族に関連して特殊召喚しやすいレベル4モンスターも多数採用しました。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(21枚)
- 《ラヴァル・アーチャー》3
- 《ラヴァルのマグマ砲兵》3
- 《ラヴァル・キャノン》3
- 《ラヴァル炎火山の侍女》3
- 《ラヴァル・コアトル》3
- 《ラヴァルバーナー》2
- 《レッド・リゾネーター》3
- 《シンクローン・リゾネーター》1
◆ 魔法(19枚)
- 《炎熱伝導場》3
- 《紅蓮の炎壁》3
- 《真炎の爆発》3
- 《コール・リゾネーター》3
- 《EMポップアップ》3
- 《一撃必殺!居合いドロー》3
- 《おろかな埋葬》1
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《ラヴァルバル・サラマンダー》1
- 《ラヴァルバル・ドラグーン》2
- 《ラヴァルバル・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《リンクリボー》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《I:Pマスカレーナ》1
- 《ユニオン・キャリアー》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《アクセスコード・トーカー》1
- 《閉ザサレシ世界ノ冥神》1
スポンサーリンク
【ラヴァル】デッキの回し方・動かし方
次は、【ラヴァル】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【ラヴァル】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ラヴァル】デッキは、「ラヴァル」固有効果を活かし、墓地効果or発動条件を満たすための墓地肥やしを狙います。
直接的な墓地効果以外にも、墓地の「ラヴァル」の枚数を参照する効果も多く見られます。
最終的には、高打点のシンクロモンスターをたてることで、戦闘ダメージによる勝利を決めます。
次に【ラヴァル】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
◆ 【ラヴァル】デッキの回し方
- ポイント①:「ラヴァル」をおさらい
- ポイント②:新規「ラヴァル」カードで目指すこと
- ポイント③:シンクロ召喚を狙う!
回し方①:「ラヴァル」をおさらい
【ラヴァル】デッキで軸となる、「ラヴァル」の効果をおさらいしていきましょう。
こちらでは、メインデッキに採用した「ラヴァル」モンスターの効果をまとめました。
◆ 「ラヴァル」効果まとめ
- 《ラヴァルのマグマ砲兵》
…手札の炎属性モンスターを墓地へ送ることで、1ターンに2度まで相手に500ダメージ - 《ラヴァル・キャノン》
- …召喚・反転召喚成功時、「ラヴァル」を帰還
- 《ラヴァル炎火山の侍女》
…墓地に他の「ラヴァル」モンスターが存在する場合、墓地へ送られた時にデッキから「ラヴァル」モンスター1体を墓地送り - 《ラヴァル・コアトル》
…墓地にラヴァルが3種類存在すれば手札から特殊召喚 - 《ラヴァルバーナー》
…墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上の場合、手札から特殊召喚
「ラヴァル」は、墓地効果や墓地を参照とする効果を駆使して戦うテーマになっています。
墓地肥やしを重視して、《ラヴァルのマグマ砲兵》のように、手札を能動的に捨てる手段がデッキの要と言えるでしょう。
幸いなことに特殊召喚にも恵まれているテーマなので、《ラヴァル・コアトル》《ラヴァルバーナー》が出せる状況下なら、即座にシンクロ召喚にもつながります。
《真炎の爆発》
通常魔法
(1):自分の墓地から守備力200の炎属性モンスターを可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。
《真炎の爆発》は、守備力200の炎属性モンスターを可能な限り蘇生する効果を持ちます。
《ラヴァルのマグマ砲兵》《ラヴァル炎火山の侍女》などの「ラヴァル」が蘇生対象で、最大で5体並べることができます。
エンドフェイズに除外されるデメリットも、リンク召喚やシンクロ召喚を介することで回避できます。
回し方②:新規「ラヴァル」カードで目指すこと
【ラヴァル】デッキでは、新規「ラヴァル」カードを2種採用しています。
新規「ラヴァル」カードの登場で、どのような展開が可能になったのかみていきましょう。
新規「ラヴァル」カードの登場で大きく変わった点は、召喚権の追加と手札交換の強化です。
召喚権を行使するモンスター効果もあるので、特殊召喚効果だけに頼らず、テーマ単体での展開力はプラスになっていると言えます。
《ラヴァル・アーチャー》
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1000/守 200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「ラヴァル」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
《ラヴァル・アーチャー》は、「ラヴァル」の召喚権を追加する効果を持ちます。
《ラヴァル・キャノン》のような召喚時に発揮する効果を存分に生かすことができます。
チューナーを続けて召喚する事でそのままシンクロ召喚につなげることも可能です。
また、炎属性モンスター1体を破壊することで、自己蘇生できます。
「ラヴァル」である必要もないので、他の炎属性との混合デッキでも問題なく蘇生可能です。
守備力200なので《真炎の爆発》に対応しているのもポイントです。
回し方③:シンクロ召喚を狙う!
【ラヴァル】デッキでは、「ラヴァル」を素材にシンクロ召喚を行い、デッキを回転しつつ、打点面を向上させ勝利を目指します。
メインデッキの火力が今一つなので、展開したチューナー・非チューナーとで強力なシンクロモンスターを呼び出しましょう。
《ラヴァルバル・ドラグーン》
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守1200
チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ラヴァル」モンスター1体を手札に加える。
その後、手札から「ラヴァル」モンスター1体を選んで墓地へ送る。
《ラヴァルバル・ドラグーン》は、「ラヴァル」限定の手札交換効果を持ちます。
墓地肥やしとサーチが同時に行え、《ラヴァル炎火山の侍女》をサーチして墓地へ送れば、一気に墓地を肥やせます。
ピンポイントで対応できるという強みがありますが、より扱いやすい効果になったのが「セレクション10」で登場する《ラヴァルバル・サラマンダー》です。
《ラヴァルバル・サラマンダー》
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守 200
チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札から炎属性モンスターを含むカード2枚を墓地へ送る。
手札に炎属性モンスターが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から炎属性モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドの「ラヴァル」モンスターの数まで相手フィールドの表側表示モンスターを選んで裏側守備表示にする。
《ラヴァルバル・サラマンダー》は、炎属性限定の2枚の手札交換効果を持ちます。
ダイレクトに「ラヴァル」を確保するわけではありませんが、単純な墓地肥やしとデッキ圧縮にもなります。
炎属性がない状態からでも空打ちが可能なのも利点です。
「ラヴァル」シンクロモンスターは最大でもレベル7と少々物足りないクラスですが、特殊召喚しやすいチューナーも多いので、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》のシンクロ召喚を狙うのもオススメです。
遊戯王OCG クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ホログラフィックレア SHVI-JP049-HR 遊戯王アーク・フ...
回し方を解説した動画
【ラヴァル】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【遊戯王ADS】 ラヴァルバル・サラマンダー
【YGOPRO】LAVAL NEW SUPPORT DECK 2020
スポンサーリンク
【ラヴァル】デッキの強化/改造方法
最後に、【ラヴァル】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【ラヴァル】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマです。
◆ おすすめ強化カード
- 《真竜皇アグニマズドV》
…炎属性を能動的に墓地送り - 《転生炎獣アルミラージ》
…通常召喚した「ラヴァル」からの変換で疑似的な墓地送り - 《一撃必殺!居合いドロー》
…ランク4からの変換先 - 《EMポップアップ》
…「ラヴァル」のエクシーズ素材に
◆ 相性の良いテーマ
- 【リゾネーター】
…シンクロ召喚のサポート - 【炎王】
…属性でシナジー
相性の良いおすすめ強化カード
《真竜皇アグニマズドV》
効果モンスター
星9/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
炎属性モンスターを含むモンスター2体を選んで破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
炎属性モンスター2体を破壊した場合、
相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
(2):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで手札に加える。
《真竜皇アグニマズドV》は、手札・フィールドの炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊することで、手札から特殊召喚する効果を持ちます。
手札消費は激しいものの、2900の打点は高く、かつ手札の「ラヴァル」を積極的に墓地に送る手段として利用できます。
炎属性2体を破壊した場合、相手モンスター1体を除外する追加効果も強力です。
《転生炎獣アルミラージ》
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:右下】
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
《転生炎獣アルミラージ》は、通常召喚された攻撃力1000以下のモンスターを素材とするリンク1モンスターです。
下級「ラヴァル」の変換先として利用でき、召喚してそのまま墓地に送るのに有効です。
炎属性なので《ラヴァル・アーチャー》の自己蘇生効果のための破壊対象にするのもいいでしょう。
《一撃必殺!居合いドロー》
遊戯王 一撃必殺!居合いドロー(スーパーレア) コレクターズパック 2018 CP18-JP020 Collectors Pack 2018
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、
その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、
それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。
違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、
自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。
《一撃必殺!居合いドロー》は、相手フィールドのカードの数だけデッキトップからカードを墓地へ送り、1枚ドローする通常魔法です。
追加効果はいろいろありますが、メインは墓地肥やしです。
相手依存ではあるものの、「ラヴァル」が大量に送られればベストです。
最悪欲しているカードはデッキに戻せるので、再利用することも可能です。
《EMポップアップ》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を3枚まで墓地へ送って発動できる。
自分はその数だけデッキからドローする。
その後、この効果でドローした数まで、
自分のPゾーンのカード2枚のPスケールでP召喚可能なレベルを持つ、
「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターを手札から特殊召喚できる(同名カードは1枚まで)。
このカードの効果で特殊召喚しなかった場合、自分は自分の手札の数×1000LPを失う。
《EMポップアップ》は、手札コストの数だけドローし、ペンデュラム召喚できる「EM」「魔術師」「オッドアイズ」を手札から特殊召喚する効果を持ちます。
もちろんメインは墓地肥やしです。
手札を最大3枚まで墓地に送れるので、全て捨てる必要がある《手札抹殺》とは異なり自由度があります。
お互いにではなく、自分のみなのも扱いやすい点の1つです。
問題は確実にペンデュラム召喚しないので、ライフを大きく失うということだけですね。
相性の良いおすすめテーマ
【リゾネーター】
「リゾネーター」は、「STORM OF RAGNAROK」でカテゴリ化された、悪魔族の下級チューナーのテーマです。
大元がシンクロテーマなので、特殊召喚しやすいチューナーがそろっています。
中でも《レッド・リゾネーター》は容易な特殊召喚効果の他、《真炎の爆発》に対応しているチューナーとして注目を浴びています。
【炎王】
【炎王】は、「ストラクチャーデッキ 炎王の急襲」で登場した、炎属性のテーマです。
主に破壊を中心とした回転方法をとり、手札を能動的に送れる点は「ラヴァル」に活かせます。
「ラヴァル」の数種と同様に守備力200が多いので、《真炎の爆発》に対応している共通点があります。
《炎王神獣 ガルドニクス》をアイコンにしているくらいなので、ここは盛大に推していきたいと思いますw
遊戯王の最新情報を「きりぶろLINE」で毎朝配信中です。 自分で情報を調べる必要がないので、とってもラクチンですよ。
今だけ参加特典として、きりぶろLINE限定情報をプレゼント中。 すでに6,000人以上のデュエリストが参加しています。
まとめ:【ラヴァル】デッキは、新規も活かしデッキ回転を加速させる!
【ラヴァル】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
召喚権と手札交換効果が増えたことで、展開力が向上しています。
気になる方は、ぜひ「ラヴァル」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。