【機皇 デッキ】2020年4月新制限デッキレシピ | 回し方,採用カード,相性のいいカードも

「機皇」は、6期のパック「Vジャンプ（2011年2月号）」でカテゴリ化された特殊召喚モンスター主体のデッキテーマです。

「機皇帝」を中心に、シンクロモンスターへのメタ効果持っているのが特徴です。

長らく再録に恵まれなかったテーマですが、「デュエリストパック 冥闇のデュエリスト編」で登場した新規カードにより大幅に強化されました。

 

このページでは、「機皇」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。

このページを読めば、【機皇】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。

【機皇】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

 

 

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「機皇」関連カード23枚まとめ

 

 

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「機皇」とは

 

「機皇」特殊召喚モンスターの多くは、『シンクロモンスターを装備』することで自己強化が可能です。

ほとんどは相手フィールドのシンクロモンスターを指定しているので、現環境では扱いにくい効果ですが、非装備状態でも元々のステータスは侮れません。

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「デュエリストパック 冥闇のデュエリスト編」で登場した新規カードで、サーチ・リクルート面が大幅に強化されました。

こちらでは「デュエリストパック 冥闇のデュエリスト編」で新規収録される「機皇」カード7種の効果・画像をまとめました。

 

カード画像	ステータス・効果
	《機皇神龍トリスケリア》 特殊召喚・効果モンスター 星１０/闇属性/機械族/攻3000/守 0 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地から「機皇」モンスター３種類を１体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。 (1)：１ターンに１度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。 相手のＥＸデッキを確認し、その内のモンスター１体を選んで 装備カード扱いとしてこのカードに装備する。 (2)：このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。 (3)：Ｓモンスターを装備したこのカードは １度のバトルフェイズ中に３回までモンスターに攻撃できる。
	《機皇帝ワイゼル∞－S・アブソープション》 特殊召喚・効果モンスター 星１/闇属性/機械族/攻2500/守2500 このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。 このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：相手ターンに、自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスター１体を墓地へ送って発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2)：このカードが特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは攻撃できない。 (3)：フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、 このカードをリリースして発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
	《機皇枢インフィニティ・コア》 効果モンスター 星１/闇属性/機械族/攻 0/守 0 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「機皇」魔法・罠カード１枚を手札に加える。 (2)：このカードは１ターンに１度だけ戦闘では破壊されない。 (3)：このカードが効果で破壊された場合に発動できる。 同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター１体を 手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター１体でしか攻撃宣言できない。
	《機皇兵廠オブリガード》 効果モンスター 星４/光属性/機械族/攻1200/守1800 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分メインフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の 「機皇兵」モンスター２体を守備表示で特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。 (2)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 このターンのエンドフェイズに、 自分フィールドの「機皇」モンスターの数×１００ダメージを相手に与える。
	《機皇創出》 永続魔法 このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：このカードの発動時の効果処理として、 デッキから「機皇」モンスター１体を手札に加える事ができる。 (2)：手札を１枚捨て、自分フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 (3)：自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、 このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
	《機皇統制》 速攻魔法 このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。 (1)：自分フィールドの「機皇」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「機皇」モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になり、 ターン終了時までそのモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは０になる。 (2)：自分フィールドの「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに墓地のこのカードを除外できる。
	《根絶の機皇神》 通常罠 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分の墓地の「機皇」モンスター３体を対象として発動できる（同名カードは１枚まで）。 そのモンスターを手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。 このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。 (2)：自分フィールドに「機皇神」モンスターが存在する場合、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 相手フィールドのＳモンスター１体を選んで破壊し、 その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 

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【機皇】：デッキレシピまとめ

 

オリジナルサンプルデッキレシピ

 

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【機皇】デッキの回し方・動かし方

 

【機皇】デッキは、さまざまな召喚方法を活用し、展開力を軸に高打点でのフィニッシュを狙います。

《機皇神龍トリスケリア》の登場で、「機皇」の確保が容易になり、展開力が大幅に向上しました。

最終的には、リンク召喚を多用し、打点を向上させて戦闘ダメージで勝利します。

 

まず【機皇】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

 

回し方①：《機皇枢インフィニティ・コア》を確保

効果モンスター
星１/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「機皇」魔法・罠カード１枚を手札に加える。
(2)：このカードは１ターンに１度だけ戦闘では破壊されない。
(3)：このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター１体を
手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター１体でしか攻撃宣言できない。

 

【機皇】デッキで採用した《機皇枢インフィニティ・コア》の確保手段をまとめました。

 

《機皇創出》

永続魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「機皇」モンスター１体を手札に加える事ができる。
(2)：手札を１枚捨て、自分フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(3)：自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、
このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

《機皇創出》は、「デュエリストパック 冥闇のデュエリスト編」で登場した新規カードの「機皇」永続魔法です。

発動時の効果処理で「機皇」モンスターをサーチする効果を持ちます。

サーチした《機皇枢インフィニティ・コア》をそのまま通常召喚する事で、更なる「機皇」魔法・罠カードのサーチにつなげられます。

相互サーチが可能なので、実質機皇カード全てにアクセスできるのがポイントです。

 

手札を消費しますが、《機皇枢インフィニティ・コア》を破壊することで、「機皇帝」のリクルート効果を発揮できます。

 

《ワン・フォー・ワン》

通常魔法（準制限カード）
(1)：手札からモンスター１体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル１モンスター１体を特殊召喚する。

《ワン・フォー・ワン》は、万能なレベル1モンスターリクルートカードです。

手札コスト1枚で召喚権を使わずに「機皇帝」の特殊召喚が可能です。

コストで「機皇」モンスターを墓地に送れれば、《機皇神龍トリスケリア》の召喚条件を満たしやすくなります。

 

今回採用している《ブンボーグ001》《ジェット・シンクロン》にも対応し、《水晶機巧－ハリファイバー》のリンク召喚も容易につなげられます。

 

回し方②：「機皇兵」で展開

 

【機皇】デッキで採用した「機皇兵」の効果をまとめました。

 

《機皇兵廠オブリガード》

効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の
「機皇兵」モンスター２体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分フィールドの「機皇」モンスターの数×１００ダメージを相手に与える。

《機皇兵廠オブリガード》は、自身を破壊することで、「機皇兵」2体をリクルートする効果を持ちます。

残念ながら守備表示での特殊召喚なので攻撃することはできませんが、効果は無効化されないので「機皇兵」の固有効果を活かせます。

しいて言えば《機皇兵グランエル・アイン》の半減効果を使えないのが難点ですね。

 

また、「機皇兵」はすべてレベル4のため、即座にランク4につなげられるのが最大の利点です。

《ギアギガント X》ならレベル4以下の機械族をサーチ・サルベージでき、「機皇帝」の確保も行えます。

リクルートした《機皇兵グランエル・アイン》2体から《古代の機械弩士》のリンク召喚につなげるのも面白いでしょう。

 

回し方③：機械族の展開力でサポート

 

こちらでは手札の《機動要塞フォルテシモ》《機皇兵廠オブリガード》、手札コスト1枚の計3枚からの展開例を紹介します。

若干のネタ展開ですがあくまで一例として紹介させていただきます。

《機皇兵廠オブリガード》の制約で機械族しか特殊召喚できなくなりますが、《HSRカイドレイク》のシンクロ召喚なども狙いやすいです。

この展開なら墓地に「機皇」が3種類そろうので、手札に《機皇神龍トリスケリア》を握っていれば、特殊召喚条件も満たせます。

 

《機皇神龍トリスケリア》

特殊召喚・効果モンスター
星１０/闇属性/機械族/攻3000/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「機皇」モンスター３種類を１体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1)：１ターンに１度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手のＥＸデッキを確認し、その内のモンスター１体を選んで
装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2)：このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
(3)：Ｓモンスターを装備したこのカードは
１度のバトルフェイズ中に３回までモンスターに攻撃できる。

《機皇神龍トリスケリア》は、墓地の「機皇」モンスター3種類を除外した場合に特殊召喚できる「機皇神」モンスターです。

攻撃宣言時に相手のエクストラデッキのモンスターを自身に装備できます。

「機皇帝」や「機皇神」と違い、シンクロモンスターに限らず装備可能で、装備モンスターの攻撃力分ステータスも向上します。

元々の攻撃力も3000と高く、エクストラデッキを採用していないデッキは少ないので、先攻から相手のエースを奪うのもいいでしょう。

 

また、シンクロモンスターを装備すれば、モンスターに連続攻撃が可能になります。

《トラックブラック》を採用して連続ドローにつなげてみるのも面白そうですね。

 

回し方を解説した動画

 

【遊戯王ADS】 機皇神龍トリスケリア 【YGOPRO】

 

【遊戯王ADS】相手のEXから装備！機皇神龍トリスケリア【ゆっくり解説】

 

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【機皇】デッキの強化/改造方法

 

相性の良いおすすめ強化カード

《アームズ・エイド》

シンクロ・効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻1800/守1200
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力は１０００ポイントアップする。
また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

《アームズ・エイド》は、自分モンスターに装備可能なシンクロモンスターです。

《機皇神龍トリスケリア》に装備することでステータス向上と共に連続攻撃を可能にします。

 

また、装備モンスターが戦闘破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える効果も強力です。

攻撃表示モンスター2体を破壊できれば、その時点でワンキルを狙えます。

 

《盆回し》

速攻魔法（制限カード）
(1)：自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード２枚を選び、
その内の１枚を自分フィールドにセットし、もう１枚を相手フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、
お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

《盆回し》は、お互いのフィールドに自分のフィールド魔法をセットする速攻魔法です。

「機皇」では優秀なフィールド魔法が多数存在するので、2枚目の《テラ・フォーミング》として採用してみるのもいいでしょう。

破壊とシナジーがあるので、《歯車街》を採用して「アンティーク・ギア」と組み合わせてみるのも面白そうですね。

 

《強欲で金満な壺》

通常魔法
(1)：自分メインフェイズ１開始時に、自分のＥＸデッキの
裏側表示のカード３枚または６枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード３枚につき１枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

《強欲で金満な壺》は、エクストラデッキを消費することでドローできる効果を持ちます。

「機皇」はエクストラデッキに頼らずとも展開が可能で、手札消費も激しいため、ドローソースはあった方が良いです。

《ギアギガント X》など必須なカードや汎用リンクモンスターをガン積みして、ドローコストで除外されても差し支えない状況にしておきましょう。

 

《マシン・デベロッパー》

永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の機械族モンスターの攻撃力は２００ポイントアップする。
フィールド上の機械族モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊される度に、
このカードにジャンクカウンターを２つ置く。
また、ジャンクカウンターが乗っているこのカードを墓地へ送って発動できる。
このカードに乗っていたジャンクカウンターの数以下のレベルを持つ
機械族モンスター１体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。

《マシン・デベロッパー》は、機械族モンスターが破壊される度にジャンクカウンターを置く永続魔法です。

乗っているカウンター数に応じたレベルの機械族モンスターを蘇生できます。

「機皇」は自壊しやすく、カウンターも容易に貯められます。

自壊した「機皇」をそのまま蘇生してもいいですし、補充して最上級機械族モンスターの蘇生につなげるのもいいでしょう。

 

相性の良いおすすめテーマ

【マシンナーズ】

「マシンナーズ」は、「PREMIUM PACK 9（プレミアムパック9）」で登場した、地属性・機械族デッキテーマです。

容易に特殊召喚できる最上級モンスターや、装備効果を持つユニオンを駆使して展開が可能です。

「ストラクチャーデッキR マシンナーズ・コマンド」の発売からそこまで経過していないので、比較的手に入れやすいのも利点でしょう。

「機皇」は機械族なのでシナジーがあり、最上級モンスターからランク10を狙うことも視野に入りやすい構築となりそうです。

 

【ヴァレット】

【ヴァレット】は、「CIRCUIT BREAK（サーキット・ブレイク）」でカテゴリ化された闇属性・ドラゴン族のデッキテーマです。

自壊効果や破壊効果を持っていることから「機皇帝」と相性が良く、タイミングを見計らって特殊召喚が可能です。

《機皇城》など自主的に破壊したいカードの効果を活かす際にも効果的です。

「機皇」自体の展開力はそれほど大きくないので、こちらでサポートし、打点面を向上させてみるのもいいでしょう。

 

 

まとめ：【機皇】デッキは、機械族と組み合わせて展開をサポート！

【機皇】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。

新規カードの登場で、テーマ単体でも構築しやすいテーマになりました。