遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
【イグナイト】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「イグナイト」は、「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場した、ペンデュラム召喚主体のデッキテーマです。
ペンデュラムゾーンで発動する効果を使い、独自のサーチを活かした展開が特徴です。
名前が似ているブースターパック「イグニッション・アサルト」に収録されたカードで強化されました。
また、新登場の炎属性・戦士族の「聖騎士(焔聖騎士)」の共有が注目を浴びています。
このページでは、「イグナイト」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【イグナイト】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【イグナイト】デッキをどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【イグナイト】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「イグナイト」関連カード14枚まとめ
現在OCG化されている「イグナイト」関連カード14枚の画像・効果をまとめました。
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「イグナイト」とは
「イグナイト」は、「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場した、炎属性・戦士族で統一されたペンデュラムのデッキテーマです。
「イグナイト」モンスターは、通常モンスターかつペンデュラムモンスターと、効果モンスターに大別されます。
ペンデュラムスケールは2or7で統一されており、共通のペンデュラム効果を持つもポイントです。
まずは、「イグナイト」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
ペンデュラム「イグナイト」モンスターは、もう一方のペンデュラムゾーンに「イグナイト」カードが存在する場合、ペンデュラムゾーンのカードを全て破壊することで、戦士族・炎属性モンスター1体をサーチorサルベージする効果を持ちます。
主にサーチ効果でペンデュラム要因を確保し、最終的にペンデュラム召喚からリンク召喚につなげ、戦闘ダメージで勝利します。
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【イグナイト】デッキ:デッキレシピまとめ
次は、【イグナイト】デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【イグナイト】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター24枚・魔法16枚・罠0枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【イグナイト】デッキです。
墓地効果で除外につながるカードを多数採用することで、下級「イグナイト」の召喚条件を満たしやすくした構築にしています。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(30枚)
- 《イグナイト・マグナム》3
- 《イグナイト・イーグル》3
- 《イグナイト・マスケット》3
- 《イグナイト・ドラグノフ》 3
- 《イグナイト・ライオット》2
- 《イグナイト・ウージー》2
- 《イグナイト・キャリバー》2
- 《イグナイト・デリンジャー》2
- 《チューン・ナイト》1
- 《焔聖騎士-リナルド》2
- 《昇華騎士-エクスパラディン》1
- 《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》1
- 《アストログラフ・マジシャン》1
- 《レスキューラビット》2
- 《屋敷わらし》2
◆ 魔法(10枚)
- 《イグナイト・リロード》2
- 《増援》1
- 《召喚師のスキル》3
- 《黄金色の竹光》1
- 《折れ竹光》1
- 《妖刀竹光》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
◆ 罠(0枚)
- なし
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《爆竜剣士イグニスターP》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》1
- 《No.86 H-C ロンゴミアント》1
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》1
- 《I:Pマスカレーナ》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《天威の龍拳聖》1
- 《アクセスコード・トーカー》1
- 《召命の神弓-アポロウーサ》1
- 《双穹の騎士アストラム》1
- 《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》1
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【イグナイト】デッキの回し方・動かし方
次は、【イグナイト】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【イグナイト】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【イグナイト】デッキは、ペンデュラム効果を活用し、豊富なサーチ方法で展開をサポートしていく戦法をとります。
自壊のデメリットは手札の消費を伴いますが、結果的に「イグナイト」モンスターがエクストラデッキへ溜まっていくことにつながります。
最終的には、リンク召喚を多用し、《双穹の騎士アストラム》《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》による戦闘ダメージで勝利します。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【イグナイト】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【イグナイト】デッキの回し方
- 回し方①:豊富なサーチ・リクルートで「イグナイト」を確保
- 回し方②:「イグナイト」で炎属性・戦士族をサーチ
- 回し方③:優秀なリンク2モンスターから展開を補助
- 回し方④:高リンクモンスターでフィールドを制圧
回し方①:豊富なサーチ・リクルートで「イグナイト」を確保
【イグナイト】デッキの序盤の展開は、豊富なサーチ・リクルートで「イグナイト」を確保していきます。
確保した「イグナイト」はペンデュラムスケールの他、後々のリンク召喚に使用します。
【イグナイト】デッキで採用した「イグナイト」のサーチ・リクルート方法をまとめました。
下級「イグナイト」モンスターは、除外されている同名カード以外のモンスターをデッキに戻すことで、手札から特殊召喚する共通効果を持ちます。
◆メインデッキに採用した「イグナイト」のサーチ・リクルート方法
- 《増援》(通常魔法)
…レベル4以下の戦士族モンスターをサーチ - 《召喚師のスキル》(通常魔法)
…レベル5以上の通常モンスターをサーチ - 《レスキューラビット》(レベル4)
…自身を除外し、同名の通常モンスターを2体をリクルート
紹介したサーチ・リクルートカードを簡単に解説していきます。
《増援》《召喚師のスキル》《レスキューラビット》の3枚です。
《増援》
遊戯王 SR09-JP031 増援 (日本語版 ノーマルパラレル) STRUCTURE DECK R -ウォリアーズ・ストライク-
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
《イグナイト・マスケット》は、レベル4以下の戦士族モンスター1体をサーチできます。
レベルに指定はあるものの、採用している「イグナイト」モンスターのうち4種に対応しています。
下級「イグナイト」全般がサーチ可能ですが、制限カードのため確保が難しいところが欠点です。
条件があえば他の戦士族もサーチできるので、【イグナイト】デッキに必須な1枚です。
《召喚師のスキル》
通常魔法
(1):デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。
《召喚師のスキル》は、レベル5以上の通常モンスターをサーチする効果を持ちます。
レベルに指定はあるものの、上級「イグナイト」モンスターの4種に対応しています。
ターン1制限なく使用可能で、《増援》と異なり複数枚採用できることから、デッキ圧縮にもつながります。
デッキの安定性に大きく貢献する1枚です。
「イグナイト」のペンデュラム効果ではスケールは関係ないので、同名カードでも気にせずサーチしていきましょう。
《レスキューラビット》
遊戯王カード TRC1-JP020 レスキューラビット スーパーレア 遊戯王アーク・ファイブ [THE RARITY COLLECTION]
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
《レスキューラビット》は、自身を除外することでレベル4以下の同名通常モンスター2体をリクルートする効果を持ちます。
下級「イグナイト」はフル投入しているので、どれかしらの組み合わせは特殊召喚可能です。
レベル3ならリンク素材に、レベル4ならエクシーズ素材として活用するのが扱いやすいでしょう。
また《レスキューラビット》は、デッキからの特殊召喚制限はありますが、他からの特殊召喚は難なく可能です。
手札からペンデュラム召喚し、リクルートにつなげるのもいいでしょう。
回し方②:「イグナイト」で炎属性・戦士族をサーチ
【イグナイト】デッキでは、ペンデュラム効果でサーチした炎属性・戦士族でリンク召喚につなげます。
「イグナイト」の自壊によるサーチ対象は、「イグナイト」に限定されず、レベル指定が無い使いやすさがあります。
【イグナイト】デッキに採用した、主なサーチ対象の効果を簡単にまとめました。
◆展開に除外を有するモンスター
- 《焔聖騎士-リナルド》(レベル1)
…炎属性・戦士族が存在する場合、チューナー扱いで特殊召喚、特殊召喚に成功した場合、墓地・除外ゾーンから炎属性・戦士族or装備魔法をサルベージ - 《昇華騎士-エクスパラディン》(レベル3)
…召喚・特殊召喚に成功した場合、手札・デッキから戦士族・炎属性orデュアル自身に装備、(デュアルモンスターを装備した状態で相手に破壊された場合、装備モンスターを蘇生) - 《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》(レベル9)
…フィールド・墓地から装備魔法を除外して特殊召喚、表側表示モンスターを装備可能、装備カードをコストにモンスター効果発動無効にして破壊
次は、サーチに対応した炎属性・戦士族モンスターについて、使い方を簡単に解説していきます。
「イグナイト」のペンデュラム効果から、爆発な展開力につなげるものと容易に特殊召喚可能なモンスターを採用しています。
こちらでは《焔聖騎士-リナルド》《昇華騎士-エクスパラディン》《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を紹介します。
《焔聖騎士-リナルド》
効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/攻 500/守 200
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
《焔聖騎士-リナルド》は、戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる効果を持ちます。
この方法で特殊召喚した際はチューナーとして扱うので、《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚や《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のシンクロ召喚に活かせます。
また、特殊召喚に成功した場合の墓地or除外ゾーンの戦士族・炎属性モンスター1体か装備魔法カード1枚のサルベージ効果も優秀です。
相性のいい《聖騎士の追想 イゾルデ》と組み合わせていきましょう。
《昇華騎士-エクスパラディン》
遊戯王 SR09-JP002 昇華騎士-エクスパラディン (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK R -ウォリアーズ...
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1300/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を選び、
攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):デュアルモンスターを装備したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
その装備していたデュアルモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
《昇華騎士-エクスパラディン》は、召喚・特殊召喚に成功した場合、手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を装備する効果を持ちます。
《チューン・ナイト》との相性がよく、装備を解除することでフィールドに2体のモンスターを確保できます。
《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク召喚につなげるのがいいでしょう。
リンク召喚を介した「イグナイト」展開に大きく貢献する1枚なので、デッキ採用は必須です。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
遊戯王 SR09-JP001 ゴッドフェニックス・ギア・フリード (日本語版 ウルトラレア) STRUCTURE DECK R -ウォ...
効果モンスター
星9/炎属性/戦士族/攻3000/守2200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、
攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(3):モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》は、フィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外することで手札から特殊召喚可能な最上級。炎属性・戦士族モンスターです。
展開に直接貢献するわけではありませんが、「イグナイト」で容易にサーチできる1枚です。
モンスターの装備効果、モンスター無効破壊効果は強力なので、1体添えておくだけでもかなりの妨害になります。
回し方③:優秀なリンク2モンスターから展開を補助
【イグナイト】デッキでは、展開を補助しやすいリクルート効果を持つリンクモンスターを採用しています。
「イグナイト」の自壊で消費する手札を補える展開力が重要になってきます。
「イグナイト」では補えない打点を、高リンクモンスターに委ねることでカバーしていきます。
こちらではリクルート効果を持つリンクモンスターの効果を簡単にまとめました。
◆リクルート効果を持つリンクモンスター
- 《水晶機巧-ハリファイバー》(リンク2)
…リンク召喚に成功した場合、レベル3以下のチューナーを手札・デッキから特殊召喚 - 《聖騎士の追想 イゾルデ》(リンク2)
…リンク召喚に成功した場合、戦士族をサーチ。デッキから装備魔法を墓地に送った数と同じレベルの戦士族をリクルート
次はリクルート効果を持つリンクモンスターについて、使い方を簡単に解説していきます。
「イグナイト」で使わずに余ったに召喚権を、リンク2の素材にまわしたいので、つなげていくカードも合わせて紹介していきます。
こちらでは《水晶機巧-ハリファイバー》《聖騎士の追想 イゾルデ》を紹介します。
《水晶機巧-ハリファイバー》
リンク・効果モンスター(制限カード)
リンク2/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
チューナー1体以上を含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。
EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
《水晶機巧-ハリファイバー》は、チューナーを含むモンスター2体でリンク召喚できるリンク2モンスターです。
この【イグナイト】デッキではチューナーの採用率は低いですが、《チューン・ナイト》《焔聖騎士-リナルド》のようにチューナーとして扱えるモンスターを使用することで特殊召喚が可能です。
リンク召喚に成功した場合のリクルート効果は、その後のリンク召喚につなげやすいです。
《聖騎士の追想 イゾルデ》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
《聖騎士の追想 イゾルデ》は、デッキから墓地へ送った装備魔法カードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をリクルートする効果を持ちます。
《焔聖騎士-リナルド》と相性抜群で、コストにした装備魔法を即座にサルベージできます。
《妖刀竹光》をコストにすることで、サーチした《黄金色の竹光》からの2ドローも可能です。
また、リンク召喚に成功した場合、戦士族モンスター1体をサーチできます。
発動ターンには召喚・効果使用はできませんが、ペンデュラムスケールとしては使用可能です。
そろってない方のスケールの「イグナイト」を確保し、ペンデュラム召喚につなげていきましょう。
回し方④:高リンクモンスターでフィールドを制圧
【イグナイト】デッキでは、エクストラデッキに肥やしたで「イグナイト」をペンデュラム召喚、高リンクモンスターでフィールドを制圧していきます。
ペンデュラム効果、リンク召喚を多用することで、自然とエクストラデッキに肥えていき、召喚コストを容易に確保できます。
高リンクモンスターで一掃し、充分な戦闘力で相手を倒しましょう。
次に、【イグナイト】の最終盤面で使用する高リンクモンスターの効果を簡単にまとめました。
◆ 高リンクモンスター
- 《アクセスコード・トーカー》(リンク4)
…リンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数で自己強化する誘発効果、フィールド・墓地のリンクモンスターを除外してフィールドのカードを破壊 - 《召命の神弓-アポロウーサ》(リンク4)
…リンク素材にしたモンスターの数に比例し元々の攻撃力が×800、自身の攻撃力を下げて相手モンスター効果の発動無効 - 《双穹の騎士アストラム》(リンク4)
…自身への効果耐性付与、他のモンスターを攻撃対象から回避、特殊召喚したモンスターとの戦闘時に自己強化、相手によって墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚をデッキバウンス - 《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》(リンク6)
…リンク素材の数に応じて自身の元々の攻撃力を上昇、他のカードの効果を受けない、モンスター1体を破壊しトークン生成
【イグナイト】デッキの回し方の最後に、最終盤面で使用する《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》のリンク召喚までの展開方法を解説していきます。
《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》
リンク・効果モンスター
リンク6/闇属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:上/左/右/左下/下/右下】
属性が異なるモンスター3体以上
(1):「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×1000になる。
(3):このカードは他のカードの効果を受けない。
(4):1ターンに1度、このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードのリンク先となる自分フィールドに
「@イグニスタートークン」(サイバース族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の元々の攻撃力は、リンク素材としたモンスターの数×1000になります。
リンク素材を使えば使うほど、自身のカード効果耐性もあるので強大な打点を誇れますが、それに応じた召喚コストが必要です。
リンク数とリンク素材の縛りの重さは否めませんが、「イグナイト」モンスター3枚からの展開でリンク召喚が可能です。
◆「イグナイト」モンスター3枚からの《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》リンク召喚
①:「イグナイト」A・Bペンデュラム効果で《昇華騎士-エクスパラディン》
②:《昇華騎士-エクスパラディン》召喚時に《チューン・ナイト》をデッキから装備→《チューン・ナイト》装備解除し特殊召喚
③:《昇華騎士-エクスパラディン》《チューン・ナイト》で《聖騎士の追想 イゾルデ》リンク召喚→「イグナイト」Dをサーチ
④:《聖騎士の追想 イゾルデ》効果で《妖刀竹光》をコストに《焔聖騎士-リナルド》リクルート→《妖刀竹光》効果で《黄金色の竹光》サーチ、《焔聖騎士-リナルド》効果で《妖刀竹光》サルベージ
⑤:《焔聖騎士-リナルド》に《妖刀竹光》を装備し、《黄金色の竹光》で2ドロー
⑥:「イグナイト」C・Dでペンデュラムスケール→「イグナイト」A・Bをペンデュラム召喚
⑦:「イグナイト」A・Bで《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》リンク召喚→《アストログラフ・マジシャン》をエクストラデッキに加える
⑧:《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》で《焔聖騎士-リナルド》を破壊し《アストログラフ・マジシャン》を回収→《妖刀竹光》で《折れ竹光》サーチ、《アストログラフ・マジシャン》特殊召喚効果で2体目の《焔聖騎士-リナルド》をサーチ
⑨:「イグナイト」C・Dペンデュラム効果で《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》サーチ→《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》で1ドロー
⑩:《妖刀竹光》を除外して《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》特殊召喚、《折れ竹光》を装備
⑪:手札からチューナー化して《焔聖騎士-リナルド》特殊召喚
⑫:《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》《焔聖騎士-リナルド》で《水晶機巧-ハリファイバー》リンク召喚→《水晶機巧-ハリファイバー》で《屋敷わらし》リクルート
⑬:《聖騎士の追想 イゾルデ》《アストログラフ・マジシャン》《水晶機巧-ハリファイバー》《屋敷わらし》で《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》リンク召喚
《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の打点は4000となりまずまずな攻撃力を誇れます。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の1妨害が構えられるので、少し安心感があります。
1ターンでも温存できれば、ペンデュラム召喚から効果モンスターを介して《アクセスコード・トーカー》につなげられる点も優秀です。
相手の状況次第では、《焔聖騎士-リナルド》《アストログラフ・マジシャン》で《爆竜剣士イグニスターP》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のシンクロ召喚を狙ってみるのもいいでしょう。
遊戯王 LGB1-JP046 ヴァレルロード・S・ドラゴン (日本語版 ノーマルパラレル) LEGENDARY GOLD BOX
回し方を解説した動画
【イグナイト】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【遊戯王】イグナイトで制圧が今熱い!リナルドありがとう【対戦】
【#遊戯王】新ストラクで超進化!『イグナイト』デッキ紹介:Igknight【#ガチネタ】#SR09-D2
【遊戯王ADS】「プロキシー・F・マジシャン」搭載【イグナイト】/「Proxy F Magician」【Igknight】【ygopro】
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【イグナイト】デッキの強化/改造方法
最後に、【イグナイト】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【イグナイト】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマす。
◆ おすすめ強化カード
- 《チューン・ナイト》
…疑似リクルートのしやすさ - 《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》
…「戦士族」の妨害・アタッカー - 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
…ペンデュラムテーマ必須な1枚 - 《簡易融合》
…レベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚 - 《ペンデュラム・パラドックス》
…容易に蓄積するエクストラデッキのペンデュラムモンスター回収
◆ 相性の良いテーマ
- 「魔導獣」
…魔力カウンターを貯めやすい - 「聖騎士(焔聖騎士)」
…属性・種族が共通。装備カードを活かせる。
相性の良いおすすめ強化カード
《チューン・ナイト》
ユニオン・効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/攻 500/守 500
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、このカードをチューナーとして扱う。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
《チューン・ナイト》は、炎属性・戦士族のユニオンモンスターです。
チューナー化も優秀ですが、《昇華騎士-エクスパラディン》による擬似的なリクルートが可能です。
「イグナイト」のペンデュラム効果でサーチした《昇華騎士-エクスパラディン》を通常召喚することで、装備・解除して特殊召喚ができます。
一度装備カードを経由するので、《灰流うらら》に妨害されないのが利点です。
《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2700/守1600
属性が異なる戦士族モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカードを1枚を選んで破壊する。
(2):フィールドのモンスターのみを素材として融合召喚したこのカードは
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
自分の墓地から魔法カード1枚を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、このカードの守備力の半分アップする。
《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》は、自身を対象とする効果の発動を無効にし、フィールドのカードを1枚を対象に取らず破壊する効果を持ちます。
除去対策になり、攻撃力上昇効果も備わっているので、アタッカーとしても優秀です。
融合素材の属性が共有しにくいですが、《聖騎士の追想 イゾルデ》と別にもう1体確保できればそれほど苦ではありません。
《プロキシー・F・マジシャン》の効果で融合召喚できれば、連続攻撃も可能です。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
リンク・効果モンスター(制限カード)
リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を選び、自分のEXデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの
表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
(3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》は、リンク召喚に成功した場合、デッキからペンデュラムモンスター1体をエクストラデッキに加える効果を持ちます。
《アストログラフ・マジシャン》を加える事で、②の破壊効果からの疑似サーチ→《アストログラフ・マジシャン》の特殊召喚からの更なるサーチへとつながります。
ペンデュラムテーマなら必須な1枚と言えます。
《簡易融合》
遊戯王 20TH-JPC90 簡易融合 (日本語版 シークレットレア) 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION
通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《簡易融合》は、ライフポイントをコストに素材を使用せずに融合召喚できる通常魔法です。
レベル5以下の制約はありますが、融合素材・「融合」魔法カードを介さずに特殊召喚が可能です。
《チューン・ナイト》《焔聖騎士-リナルド》などで《焔聖騎士導-ローラン》のシンクロ召喚につなげたり、《水晶機巧-ハリファイバー》《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク素材に使っていきましょう。
《ペンデュラム・パラドックス》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
Pスケールが同じでカード名が異なるモンスター2体を選んで手札に加える。
《ペンデュラム・パラドックス》は、エクストラデッキのペンデュラムスケールが同じで、同名以外のモンスター2体を手札に加える通常魔法です。
【イグナイト】のデッキ展開では、サーチするたびにおのずとエクストラデッキが肥えていきます。
「イグナイト」のペンデュラム効果はスケールが同じでも発動でき、案外《ペンデュラム・パラドックス》で回収しやすいです。
回収した2体で再度サーチしていくことも可能です。
相性の良いおすすめテーマ
「魔導獣」
「魔導獣」は、「エクストリーム・フォース」でカテゴリ化されたテーマで、魔法使い族で統一された、魔力カウンターを駆使するペンデュラムテーマです。
「イグナイト」のペンデュラムスケールは永続魔法扱いなので、発動する度に魔力カウンターとして蓄積します。
わざわざペンデュラム召喚しなくても《魔導獣 マスターケルベロス》の特殊召喚も可能です。
ペンデュラムスケールの範囲内で《魔導獣 キングジャッカル》をペンデュラム召喚することもでき、意外にも組み合わせやすいテーマです。
「聖騎士(焔聖騎士)」
【聖騎士(焔聖騎士)】は、「エクストラパック ソード・オブ・ナイツ」でカテゴリ化された、戦士族のテーマです。
装備魔法を展開に使用するので、当然のことながら《聖騎士の追想 イゾルデ》との組み合わせやすさがあります。
また、「ライズ・オブ・ザ・デュエリスト」で新たに登場する「焔聖騎士」は、炎属性も共有でき、サーチ・サルベージを活かせます。
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まとめ:【イグナイト】デッキは、素材を確保しリンク召喚を狙う!
「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場した【イグナイト】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
炎属性・戦士族モンスターが増えたことで、展開の幅が大きくなりました。
「焔聖騎士」との組み合わせも楽しみですね。
気になる方は、ぜひ「イグナイト」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。