「第3回いのpCSwithD~香るキッチン杯2018ラスト~」が開催されました。
「第3回いのpCS」は、2018年12月16日に福岡県で行われた、遊戯王の非公認大会です。
このページでは、「第3回いのpCS」の概要と、大会入賞デッキの紹介をします。
大会で活躍できるデッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「いのpCS」とは
「いのpCS」は、福岡県で開催される、個人戦の遊戯王非公認大会です。
いのp(@piro_no06)さんを主催とし、イタリア料理店「香るキッチン」にて、2018年12月16日(日)に開催されました。
大会当日には、カレーがふるまわれたとのことで、なんともユニークな大会ですw
大会概要はこちらにまとめました。
◆第3回いのpCSwithD~香るキッチン杯2018ラスト~
- 対戦形式:個人戦
- 定員:64名
- 参加費:大人1000円(中学生以下500円)
- 大会方式について
予戦:2ブロック制32人スイスドロー(予選4回)
本戦:16人トーナメント(予戦では各ブロック上位8名が本戦)
※その他、大会のルール説明、サブイベントの詳細などはこちらでまとまっています。
https://pirono06.hatenablog.com/entry/2018/12/01/220833
「第3回いのpCS」大会入賞デッキまとめ
「第3回いのpCS」大会入賞デッキはこちらです。
- 1位:【サンダー・ドラゴン】(O.D.A さん)
- 2位:【恐竜サンドラ】(猫丸さん)
- 3位:【ジャックナイツパラディオン】佐川さん
- 4位:【魔術師】(みーりょーさん)
1位:【サンダー・ドラゴン】デッキ
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(30枚)
- 《サンダー・ドラゴン》3
- 《雷源龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷電龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷劫龍-サンダー・ドラゴン》1
- 《孤高除獣》3
- 《太陽電池メン》3
- 《エフェクト・ヴェーラー》2
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》2
- 《幽鬼うさぎ》1
◆ 魔法(7枚)
- 《雷龍融合》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《封印の黄金櫃》1
- 《闇の誘惑》1
- 《墓穴の指名者》3
◆ 罠(3枚)
- 《無限泡影》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷神龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《捕食植物ドラゴスタペリア》1
- 《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》1
- 《リンクリボー》1
- 《常夏のカミナリサマー》1
- 《見習い魔嬢》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》3
- 《電光-雪花-》2
- 《D.D.クロウ》1
- 《ツインツイスター》2
- 《超融合》2
- 《王宮の勅命》1
- 《次元障壁》2
- 《闇のデッキ破壊ウイルス》2
「第3回いのpCS」1位のデッキは【サンダー・ドラゴン】です。
流行りの「恐竜族」と組み合わせたものとは違い、混じりけのない"純"構築になっています。
「サベージ・ストライク」で登場した《孤高除獣》を採用し、安定性が増しています。
《孤高除獣》
効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻1700/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、手札からモンスター1体を除外して発動できる。
デッキからそのモンスターと同じ種族のモンスター1体を除外する。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
《孤高除獣》は、召喚成功時、手札からモンスター1体を除外することで、デッキから除外したモンスターと同じ種族のモンスター1体を除外できます。
同じ種族を手札とデッキから除外でき、「サンダー・ドラゴン」なら2体それぞれの効果が発動するので、相性は抜群です。
2位:【恐竜サンドラ】デッキ
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(26枚)
- 《究極伝導恐獣》1
- 《怒炎壊獣ドゴラン》1
- 《オーバーテクス・ゴアトルス》2
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》1
- 《幻創のミセラサウルス》1
- 《魂喰いオヴィラプター》1
- 《ジャイアント・レックス》1
- 《雷電龍-サンダー・ドラゴン》3
- 《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》2
- 《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》1
- 《終末の騎士》3
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《ジュラック・アウロ》1
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》2
- 《屋敷わらし》1
◆ 魔法(15枚)
- 《おろかな埋葬》1
- 《化石調査》2
- 《究極進化薬》2
- 《封印の黄金櫃》1
- 《闇の誘惑》3
- 《増援》1
- 《死者蘇生》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《墓穴の指名者》3
◆ 罠(0枚)
- なし
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》1
- 《雷神龍-サンダー・ドラゴン》2
- 《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》1
- 《捕食植物ドラゴスタペリア》1
- 《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》1
- 《ブラック・ローズ・ドラゴン》1
- 《TG ワンダー・マジシャン》1
- 《リンクリボー》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《見習い魔嬢》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》1
- 《幻創龍ファンタズメイ》2
- 《スカル・マイスター》2
- 《精神操作》2
- 《ツインツイスター》2
- 《超融合》2
- 《虚無空間》1
「第3回いのpCS」2位のデッキは【恐竜サンドラ】です。
【サンドラ】の派生デッキとしてはメジャーな、「恐竜族」と組み合わせた構築になっています。
【恐竜サンドラ】に、最も勢いのある【サラマングレイト】デッキへの対策として、《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》を採用しているのもポイントです。
《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
「サラマングレイト」モンスター+リンクモンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
(2):このカードが元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ倍になる。
(3):「転生炎獣ヴァイオレットキマイラ」を素材として融合召喚したこのカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ0になる。
《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》は、「サラマングレイト」モンスターとリンクモンスターを融合素材にします。
《超融合》を使えば、対【サラマングレイト】デッキなら相手フィールドのモンスターのみでも融合可能です。
《超融合》
速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
3位:【ジャックナイツパラディオン】
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(24枚)
- 《機界騎士アヴラム》1
- 《蒼穹の機界騎士》3
- 《紅蓮の機界騎士》1
- 《黄華の機界騎士》1
- 《紺碧の機界騎士》1
- 《紫宵の機界騎士》3
- 《星辰のパラディオン》2
- 《天穹のパラディオン》1
- 《神樹のパラディオン》2
- 《幻銃士》2
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》2
- 《屋敷わらし》1
- 《幽鬼うさぎ》1
◆ 魔法(12枚)
- 《星遺物の機憶》3
- 《簡易融合》2
- 《強欲で貪欲な壺》1
- 《精神操作》2
- 《ツインツイスター》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《墓穴の指名者》2
◆ 罠(5枚)
- 《星遺物に眠る深層》2
- 《無限泡影》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《明星の機械騎士》2
- 《星痕の機界騎士》1
- 《マギアス・パラディオン》2
- 《アークロード・パラディオン》1
- 《リンク・スパイダー》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《サウザンド・アイズ・サクリファイス》1
- 《テセウスの魔棲物》1
- 《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》2
- 《幻創龍ファンタズメイ》2
- 《ラーの翼神竜-球体形》2
- 《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》1
- 《超融合》2
- 《ツインツイスター》1
- 《虚無空間》1
- 《次元障壁》3
- 《魔女の一撃》1
「第3回いのpCS」3位のデッキは【ジャックナイツパラディオン】です。
メインデッキは、ほぼ「機界騎士(ジャックナイツ)」と「パラディオン」で構成されています。
【ジャックナイツパラディオン】では、《幻銃士》を採用しています。
《幻銃士》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1100/守 800
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した時に発動できる。
自分フィールドのモンスターの数まで、自分フィールドに「銃士トークン」(悪魔族・闇・星4・攻/守500)を特殊召喚する。
(2):自分スタンバイフェイズに発動できる。
自分フィールドの「銃士」モンスターの数×300ダメージを相手に与える。
この効果を発動するターン、自分の「銃士」モンスターは攻撃宣言できない。
《幻銃士》は、召喚時に自分フィールドのモンスターの数まで、「銃士トークン」を生成する効果を持ちます。
後攻なら「ジャックナイツ」で召喚権を使うことなく、モンスターを複数体並べられます。
余った召喚権を利用して、《幻銃士》で効率よく「銃士トークン」を生成していきます。
「銃士トークン」は《リンク・スパイダー》を経由して、リンク素材に使用可能です。
4位:【魔術師】
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(34枚)
- 《PSYフレーム・ドライバー》1
- 《PSYフレームギア・γ》3
- 《EMドクロバット・ジョーカー》1
- 《EMペンデュラム・マジシャン》3
- 《EMオッドアイズ・シンクロン》1
- 《調律の魔術師》1
- 《調弦の魔術師》1
- 《賤竜の魔術師》2
- 《慧眼の魔術師》3
- 《虹彩の魔術師》1
- 《黒牙の魔術師》2
- 《紫毒の魔術師》3
- 《時読みの魔術師》1
- 《星読みの魔術師》1
- 《クロノグラフ・マジシャン》1
- 《アストログラフ・マジシャン》1
- 《覇王眷竜ダークヴルム》1
- 《覇王門零》1
- 《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》3
- 《竜剣士ラスターP》1
- 《灰流うらら》2
◆ 魔法(5枚)
- 《デュエリスト・アドベント》 3
- 《ペンデュラム・コール》1
- 《星霜のペンデュラムグラフ》1
◆ 罠(1枚)
- 《時空のペンデュラムグラフ》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》2
- 《覇王眷竜クリアウィング》1
- 《フォーミュラ・シンクロン》1
- 《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》1
- 《シューティング・ライザー・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《爆竜剣士イグニスターP》1
- 《PSYフレームロード・Ω》1
- 《深淵に潜む者》1
- 《星刻の魔術師》1
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》1
- 《PSYフレームロード・Λ》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《見習い魔嬢》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》3
- 《増殖するG》3
- 《ツインツイスター》2
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《次元障壁》3
- 《レッド・リブート》3
「第3回いのpCS」4位のデッキは【魔術師】です。
構築としては「魔術師」に「EM」と「覇王」のギミックを取り入れた【EM覇王魔術師】のデッキタイプになります。
【魔術師】では、《PSYフレームギア・γ》を採用しています。
《PSYフレームギア・γ》
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻1000/守 0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
《PSYフレームギア・γ》は、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、相手モンスターの効果発動を無効にし破壊します。
ペンデュラムゾーンでの効果から展開をスタートする場合の手札誘発ケアに使えます。
リンクモンスターの《PSYフレームロード・Λ》が登場したことで、フィールドにモンスターがいる場合でも使用可能となり、使い勝手がよくなりました。
《PSYフレームロード・Λ》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイキック族/攻1700
【リンクマーカー:左下/右下】
トークン以外のモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は手札の「PSYフレームギア」モンスターの効果を自分フィールドにモンスターが存在する場合でも発動できる。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、このカード以外の自分フィールドの表側表示のサイキック族モンスターが除外された場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、デッキから「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
「第3回いのpCS」デッキ分布
「第3回いのpCS」のデッキ分布をまとめました。
「リンク・ヴレインズ・パック2」で強化された、「六武衆」や「RR」のほか、ストラクチャーデッキが発売されたばかりの「サラマングレイト」も多く見られた大会になったようです。
◆「第3回いのpCS」デッキ分布
予選分布(参加者59名)
- 【サンドラ】:9名(恐竜:3、壊獣カグヤ:1)
- 【サブテラー】:8名
- 【サラマングレイト】:5名
- 【オルタ―ガイスト】:5名
- 【魔術師】:3名
- 【閃刀姫】:3名
- 【セフィラ】:3名(メタルセフィラ:1)
- 【ジャックナイツ】:3名(ジャックナイツパラディオン:1)
- 【アンデット】:2名
- 【インフェルノイド】:2名
- 【六武衆】:2名
- 【シャドール】:2名
- 【竜星】:1名
- 【帝】:1名
- 【彼岸】:1名
- 【マドルチェ】:1名
- 【メタルフォーゼ】:1名
- 【プランキッズ】:1名
- 【RR】:1名
- 【青眼】:1名
- 【アンブラル】:1名
- 【ガンドラワンキル】:1名
- 【トリックスター】:1名
- 【影霊衣】:1名
本選分布(16名)
- 【サンドラ】:3名(恐竜:2、壊獣カグヤ:1)
- 【サブテラー】:2名
- 【サラマングレイト】:2名
- 【魔術師】:2名
- 【閃刀姫】:2名
- 【ジャックナイツ】:1名
- 【オルタ―ガイスト】:1名
- 【インフェルノイド】:1名
- 【シャドール】:1名
- 【トリックスター】:1名
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まとめ
今回は、「第3回いのpCS」の大会結果をまとめ、大会入賞デッキレシピを簡単に解説しました。
「いのpCS」は、『地元を盛り上げたい』意味合いもあるので、今後もつづいてほしいと思います。
《超融合》や《次元障壁》をサイドデッキに組み込む戦法が流行っているのも面白い環境ですね。
気になる方は、ぜひ環境デッキを組んでみてください。
引き続き、遊戯王の大会情報を紹介していきます。