【F.A.(フォーミュラアスリート)】は、「EXTRA PACK 2018(エクストラパック 2018)」にて強化される海外先行のテーマです。
「F-1」をモチーフとした機械族モンスターで統一されています。
「EXTRA PACK 2017」で来日した際は種類も少なく、注目度は低かったのですが、「EXTRA PACK 2018」ではメインテーマとして収録されるため、デッキを作りたい方も増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、【F.A.】デッキの解説として、大会優勝デッキレシピ・回し方・相性の良いカードについてまとめていきます。
ぜひ、【F.A.】デッキ構築の参考にしてみてください。
◆ 【F.A.】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【F.A.優勝デッキレシピ】大会採用カードと回し方を考察!メタビートとの混合構築!
もくじ
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【F.A.】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【F.A.(フォーミュラアスリート)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【F.A.】デッキ:大会優勝デッキレシピ
まずは、【F.A.(フォーミュラアスリート)】の大会優勝デッキレシピを紹介します。
「F.A.」カードを中心とした、相手の展開を妨害する【メタビート】的なデッキレシピです。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(10枚)
- 《インスペクト・ボーダー》3
- 《F.A.ハングオンマッハ》3
- 《F.A.ウィップクロッサー》3
- 《F.A.ダークネスマスター》1
◆ 魔法(15枚)
- 《強欲で謙虚な壺》3
- 《命削りの宝札》3
- 《F.A.シティGP》2
- 《F.A.ダウンフォース》2
- 《F.A.シェイクダウン》3
- 《王家の眠る谷ネクロバレー》2
◆罠(16枚)
- 《一回休み》3
- 《神の通告》2
- 《無限泡影》3
- 《群雄割拠》3
- 《神の宣告》2
- 《砂塵の大嵐》2
- 《虚無空間》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》1
- 《召喚獣メルカバー》1
- 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》1
- 《ナチュル・エクストリオ》1
- 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《F.A.ライトニングマスター》1
- 《サイバー・ドラゴン・インフェルニティ》1
- 《RR-アルティメット・ファルコン》1
- 《リンクリボー》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《ヴァレルソード ・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード ・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ライオウ》2
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》2
- 《ラーの翼神竜-球体形》2
- 《スケープ・ゴート》2
- 《やぶ蛇》2
- 《御前試合》2
- 《拮抗勝負》3
https://twitter.com/caE693ttrPEFXwh/status/1038699614457671680
【F.A.】デッキの大会優勝デッキレシピについては、「【F.A.優勝デッキレシピ】大会採用カードと回し方を考察!メタビートとの混合構築!」という記事で考察してます。
強い【F.A.】デッキを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【F.A.】参考デッキレシピ
【F.A.】デッキ2つ目は、Youtubeに投稿されている「SNOO GAME」さんが構築したデッキレシピです。
「F.A.」モンスターを中心とした構築で、《SRベイゴマックス》《亡龍の戦慄-デストルドー》の採用や、シンクロモンスターの選択肢が多いのが特徴となっています。
大会環境を意識した構築ではないので、初心者でも組みやすいと思います。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(18枚)
- 《F.A.ダークネスマスター》1
- 《F.A.ターボチャージャー》1
- 《F.A.ハングオンマッハ》3
- 《F.A.ウィップクロッサー》3
- 《F.A.ソニックマイスター》3
- 《F.A.カーナビゲーター》3
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《SRベイゴマックス》2
- 《SRタケトンボーグ》1
◆ 魔法(17枚)
- 《F.A.シェイクダウン》3
- 《F.A.ピットストップ》3
- 《F.A.ダウンフォース》1
- 《F.A.シティGP》3
- 《F.A.オフロードGP》2
- 《F.A.サーキット》2
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《テラ・フォーミング》1
- 《死者蘇生》1
◆罠(5枚)
- 《F.A.Overheat》2
- 《F.A.デッド・ヒート》1
- 《醒めない悪夢》2
【エクストラデッキ】(14枚)
- 《F.A.ホームトランスポーター》1
- 《F.A.ライトニングマスター》2
- 《F.A.シャイニングスターGT》2
- 《浮鵺城》1
- 《鬼動武者》1
- 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《月華竜 ブラック・ローズ》1
- 《ブラック・ローズ・ドラゴン》1
- 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》1
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《グレートフライ》1
【サイドデッキ】(0枚)
- なし
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【F.A.】デッキの回し方
次は、【F.A.(フォーミュラアスリート)】デッキの回し方・動かし方について簡単に解説していきます。
【F.A.】デッキの大枠の流れは、「F.A.」モンスターを展開し、「F.A.」魔法・罠でレベルアップ、そして「F.A.」モンスターのレベルを下げて相手の動きを妨害する流れです。
◆ 【F.A.】デッキの基本の回し方
- 「F.A.」モンスターを展開
- 「F.A.」魔法・罠を使ってレベルアップ
- 「F.A.」モンスターのレベルを下げて相手を妨害
序盤で出したい「F.A.」モンスター
【F.A.】デッキは、まず「F.A.」モンスターの展開から始まります。
「F.A.」モンスターの多くは、攻撃力がレベル×300アップする効果を持っており、レベルを上げることで固有効果を発動・適用できます。
◆ 「F.A.」メインモンスター共通効果
- (1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップし、
- (~):このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低い(相手)モンスター~(固有効果)。
- (3):このカードのレベルが7以上の場合、(固有効果)。
序盤に出したい「F.A.」モンスターをいくつか紹介していきます。
《F.A.ウィップクロッサー》
新規「F.A.」モンスターの《F.A.ウィップクロッサー》は、自身よりもレベルの低いモンスターが効果を発動する際に、相手にLPを払わせる効果を持っています。
さらに、《F.A.ウィップクロッサー》のレベルが7以上となった場合、相手は手札を捨てる・墓地に送ることをコストとして発動する効果を封じます。
発動する際に手札を捨てる《ツインツイスター》や、《灰流うらら》などの手札誘発モンスターに対して、非常に強力なメタカードとなります。
《F.A.カーナビゲーター》
《F.A.カーナビゲーター》は、「F.A.」モンスターの中の唯一のチューナーモンスターです。
《F.A.ライトニングマスター》と《F.A.ホームトランスポーター》がシンクロモンスターであるため、純構築の【F.A.】デッキを組む場合ほぼ必須となります。
また《F.A.カーナビゲーター》は、フィールドに元々のレベルより高いレベルを持つ「F.A.」モンスターが存在する場合に、手札・墓地から特殊召喚できます。
特殊召喚した後シンクロモンスターにつなげることもできますが、モンスターの効果を無効化できる《F.A.シャイニングスターGT》や、チューナーを素材として必要とする《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク素材にも利用できます。
《水晶機巧-ハリファイバー》と《F.A.カーナビゲーター》は同じ機械族であるため、《水晶機巧-ハリファイバー》から《F.A.カーナビゲーター》を特殊召喚し、《サモン・ソーサレス》までつなげる展開も可能です。
「F.A.」魔法・罠を使ってレベルアップ
「F.A.」モンスターを展開した後は、「F.A.」魔法・罠を使い、「F.A.」モンスターのレベルを上げていきます。
「F.A.」モンスターはレベルによって攻撃力が変動し、固有効果を獲得できます。
「F.A.」魔法・罠カードの効果を発動することで、「F.A.」モンスターの自身のレベルを1つあげる共通効果を使い、「F.A.」モンスターのレベルをどんどん上げていきましょう。
(リンクモンスターの《F.A.シャイニングスター》は、「F.A.」魔法・罠の効果が発動すると、自身に「アスリートカウンター」を置きます)
《F.A.ピットストップ》
また「F.A.」の速攻魔法・通常罠カードは、墓地で発動できる効果も備えています。
例えば《F.A.ピットストップ》は、墓地から除外することで、墓地から「F.A.」モンスターを特殊召喚できます。
墓地効果を使用した場合でも効果の発動にあたるため、「F.A.」モンスターのレベルアップにつなげることができます。
《F.A.シティGP》
「F.A.」フィールド魔法は、それぞれフェイズの指定はありますが、「F.A.」モンスターのレベルを上げる効果を備えています。
例えば《F.A.シティGP》は、メインフェイズ及びバトルフェイズの間、「F.A.」モンスターのレベルを2つ上げます。
さらに、「F.A.」モンスターは相手の効果の対象にならなくなります。
レベルと打点の向上・対象に取らせないことができるため、優先的に使っていきたい「F.A.」魔法カードです。
「F.A.」モンスターのレベルを下げて相手を妨害
「F.A.」モンスターのレベルを上げた後は、《F.A.ライトニングマスター》《F.A.ダークネスマスター》のレベルを下げ、相手の展開を妨害していきます。
《F.A.ライトニングマスター》は魔法・罠の発動を無効・破壊でき、《F.A.ダークネスマスター》はフィールドのカード1枚を破壊できます。
《F.A.ライトニングマスター》
《F.A.ライトニングマスター》は、相手が魔法・罠カードを発動した際、自身のレベルを2つ下げることでその発動を無効にし破壊します。
早めにシンクロ召喚しておくことで、相手の魔法・罠による展開を妨害できます。
《F.A.ダークネスマスター》
《F.A.ダークネスマスター》は、自身のレベルを3つ下げることで、フィールドのカードを1枚選択して破壊できます。
起動効果であるため、自分のターンのみになりますが、破壊できるカードには種類の制限がありません。
《F.A.シャイニングスターGT》
またリンクモンスターの《F.A.シャイニングスターGT》は、相手がモンスターの効果を発動した際に、自身の「アスリートカウンター」を一つ取り除くことで、その発動を無効にし破壊します。
《F.A.ライトニングマスター》と並べることで、魔法・罠・モンスター全てに対応できます。
カウンター罠などの妨害札を、メインデッキに必要以上積まずに済む構築ができそうです。
【F.A.】デッキのデュエル動画
【F.A.】デッキの回し方については、以下のデュエル動画が役立ちます。
「爆アド.com」と「ガチネタ!Freeデュエル」が投稿した、【F.A.】デッキと【ヴェンデット】デッキの対戦動画です。
【ヴェンデット】デッキのデッキレシピ・回し方については、「【ヴェンデットデッキとは】大会優勝デッキレシピ,回し方,相性の良いカードを簡単に解説,考察!」という記事で解説しています。
同じ「エクストラパック2018」の収録テーマということで、合わせて参考にしてください。
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「F.A.」相性の良いカード
最後に、【F.A.(フォーミュラアスリート)】デッキを強化できる、相性の良いカードを紹介していきます。
モンスター・魔法・罠の順番に、「F.A.」と相性の良いポイントを解説します。
相性の良いモンスター
《亡龍の戦慄-デストルドー》
《亡龍の戦慄-デストルドー》は、LPを半分払い、手札・墓地から特殊召喚できるチューナーです。
特殊召喚時にレベル6以下のモンスターを対象とし、対象としたモンスターのレベル分だけ、自身のレベルを下げます。
《亡龍の戦慄-デストルドー》の元々のレベルが7であるため、対象としたモンスターと特殊召喚した《亡龍の戦慄-デストルドー》で、すぐにレベル7シンクロモンスターをシンクロ召喚できます。
これにより、《F.A.ライトニングマスター》を簡単にシンクロ召喚できます。
《ゴールド・ガジェット》
《ゴールド・ガジェット》は、召喚・特殊召喚に成功した際に、手札から機械族・レベル4モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
「F.A.」モンスターは機械族で統一されており、レベル4モンスターが多く存在するため、《ゴールド・ガジェット》の効果で特殊召喚できます。
《シルバー・ガジェット》
《シルバー・ガジェット》は、《ゴールド・ガジェット》同様に、召喚・特殊召喚した際に手札から機械族・レベル4モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
《ゴールド・ガジェット》《シルバー・ガジェット》をリンク素材とすれば、比較的簡単に《F.A.シャイニングスターGT》はリンク召喚できます。
《ジェット・シンクロン》
《ジェット・シンクロン》は、手札を1枚墓地に送ることで、墓地から特殊召喚できる機械族のチューナーです。
最近使われる頻度の高い、《水晶機巧-ハリファイバー》からの《サモン・ソーサレス》の流れを、「F.A.」でも組み込むことができます。
《サモン・ソーサレス》のリンク先に機械族の《ジェット・シンクロン》を特殊召喚し、《サモン・ソーサレス》の効果によって機械族である「F.A.」モンスターをデッキから特殊召喚できます。
レベル6の《F.A.ターボチャージャー》を使えば、《ジェット・シンクロン》と合わせてレベル7シンクロがシンクロ召喚可能です。
《F.A.ライトニングマスター》がさらにシンクロ召喚をしやすくなります。
相性の良い魔法
《盆回し》
カード画像 カード効果 速攻魔法(制限カード)
(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、その内の1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。
《盆回し》は、デッキからカード名の異なるフィールド魔法を2枚選び、自分・相手のフィールドゾーンにセットする速攻魔法です。
「F.A.」フィールド魔法は3種類存在するため発動しやすく、「F.A.」モンスターのレベルを上げる効果は、フィールド魔法が相手側に存在する場合でもこちらに適用されます。
そのため、《盆回し》は「F.A.」と非常に相性が良いと言えるでしょう。
《ツインツイスター》
カード画像 カード効果 速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。
《ツインツイスター》は、手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで破壊できる速攻魔法です。
「F.A.」フィールド魔法は、効果で破壊された場合にデッキから「F.A.」カードをサーチできます。
《盆回し》で、自分・相手フィールドにセットし、どちらも破壊することで、2枚の「F.A.」カードがサーチ可能です。
《リミッター解除》
カード画像 カード効果 速攻魔法(制限カード)
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
《リミッター解除》は、ターン終了時までフィールドの機械族モンスターの攻撃力を倍にする速攻魔法です。
「F.A.」モンスターが機械族であるため、《リミッター解除》によって打点を上げ、ワンターンキルも狙えるようになります。
相性の良い罠
《マーシャリング・フィールド》
《マーシャリング・フィールド》は、レベル5~9を宣言し、場のレベル5以上の機械族モンスターのレベルを宣言したレベルにする永続罠カードです。
「F.A.」モンスターの打点の強化と、効果のサポートに使うことができます。
《F.A.ライトニングマスター》など、レベルを下げて効果を発動できるモンスターのレベルを、再び回復することもできます。
1ターンに1度使えるところも強力です。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「エクストラパック2018」で登場する【F.A.】デッキのデッキレシピ・回し方・相性の良いカードについて簡単にまとめました。
「F.A.」モンスターは、魔法・罠カードを使い、レベルアップとともに打点も上げる共通効果を持っています。
レベルの計算がややこしくなりそうなため、使いたい方は、カウンターやダイスの用意も必要ですね。
攻撃力の上昇でビートダウンができ、《F.A.ライトニングマスター》のようなレベルを下げて魔法・罠を止めることができるメタ要素も備えています。
状況に応じて攻め方を変えることもできそうであるため、なかなかの強さになるのではないでしょうか
引き続き、遊戯王の最新テーマについて記事にしていきます。
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