【墓守デッキ(新規採用型)】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも

【墓守】デッキの大会優勝デッキレシピ・回し方・採用カードなどを解説・考察したページです。

「墓守」は、モンスターのほとんどが闇属性・魔法使い族で統一された、メタビートに特化したデッキテーマです。

最新パック「ソウル・フュージョン」で新規カードが登場したことで大幅に強化され、融合召喚も活用するようなりました。

 

このページでは、新規カードを採用した【墓守】デッキの大会優勝デッキレシピを紹介し、デッキの回し方・採用カードをなどを解説・考察しました。

【墓守】デッキを作りたい方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

 

◆ 【墓守】デッキ：おすすめ記事

⇒ 【遊戯王】「墓守」デッキ強化: 相性の良いカード/テーマ10枚まとめ！

 

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【墓守】デッキ：大会優勝/入賞デッキレシピまとめ

【墓守（はかもり）】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。

リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。

 

遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい？180テーマの特徴まとめ！」という記事にまとめています。

「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

 

【墓守】デッキ：大会優勝デッキレシピ（新規採用型）

【墓守】デッキの大会優勝デッキレシピはこちらです。

「ソウル・フュージョン」で登場した「墓守」「ネクロバレー」新規カードを多数採用しています。

遊戯王新弾発売後大会、優勝は墓守デッキでした！
今回で少し新規が入った墓守、意地でも王家の生贄か異能者、もしくは両方決めるデッキですね！ pic.twitter.com/SE8XNdel1i

— ボードゲーム＆TCG喫茶すのめろ＠ライター見習い（旧カードショップ喫茶すのめろ） (@tenchouhayato) July 16, 2018

※カードショップ喫茶すのめろ 非公認大会 個人戦 7月16日（月）

本記事では、この【墓守】デッキの構築や採用カードについて考察していきます。

 

その他：優勝デッキレシピ

考察するデッキレシピ以外にも、大会優勝した【墓守】デッキをいくつか紹介します。

手札誘発やカウンター罠を多めにした【墓守】デッキと、「墓守」新規モンスターを採用せず魔法・罠カードで固めた【墓守メタビート】デッキです。

本日の遊戯王公認大会の優勝は「墓守」を使用したReitoさんでした❗️
普段見ないアーキタイプが勝つと面白いですね❗️
次回もお待ちしております〜

一言：墓守強いです pic.twitter.com/w7m1ma99rY

— カードショップあかもん (@akamon_card) August 5, 2018

 

【#遊戯王 大会情報】
本日の遊戯王ショートデュエルは11名での開催でした！
優勝は、くしゃの様で、準優勝は、ゆー様でした！
おめでとうございます！！
くしゃの様の『墓守メタビ』デッキのお写真を頂きました！ pic.twitter.com/4Ca68tzkDk

— カードラボ八王子店 (@hachiouji_labo) July 23, 2018

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【墓守】デッキ：大会優勝デッキレシピ①考察

それでは、大会優勝した【墓守】デッキのデッキレシピを解説・考察していきます。

構築としては、デッキのほとんどを「墓守」カードで占めており、純【墓守】デッキとなっています。

融合モンスターが加わることで、どのような展開が可能になったのか、詳しく見ていきましょう。

 

採用されている「墓守」カード

大会優勝した「墓守」デッキに採用されている「墓守」「ネクロバレー」関連カードの効果を、簡単にまとめました。

 

《王家の眠る谷－ネクロバレー》

フィールド魔法
(1)：フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は５００アップする。
(2)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。

【墓守】デッキの動きは、《王家の眠る谷－ネクロバレー》をいかに早く発動できるかにかかっています。

《王家の眠る谷－ネクロバレー》はフィールド魔法なので、《テラ・フォ―ミング》でのサーチが可能なほか、《墓守の司令官》を経由することで《ネクロバレーの玉座》でも実質サーチ可能です。

《王家の眠る谷－ネクロバレー》は「墓守」のステータス強化と、墓地除外の禁止、墓地に及ぶ効果を無効化が主体ですが、【墓守】では《墓守の霊術師》などの効果の発動条件として必須になります。

 

《王家の眠る谷－ネクロバレー》の存在が必要となるカードの中でも、《王家の生け贄》が特に強力です。

 

《王家の生け贄》

通常魔法
「王家の眠る谷－ネクロバレー」が自分フィールド上に存在している時に発動する事ができる。お互いの手札にあるモンスターカードを全て墓地に捨てる。

《王家の生け贄》は、お互いの手札のモンスターカードを全て墓地に捨てることができます。

デッキの展開をモンスターにゆだねることが多い現環境では、手札に存在しない状況は致命的で、さらに《王家の眠る谷－ネクロバレー》で墓地での効果が縛られるため、大幅にデッキパワーを失わせることが可能です。

 

新規「墓守」モンスター

次は、「ソウル・フュージョン」で登場した「墓守」の新規モンスターを紹介していきます。

《墓守の霊術師》《墓守の異能者》の2枚です。

 

《墓守の霊術師》

効果モンスター
星４/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：フィールドに「王家の眠る谷－ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。魔法使い族の融合モンスターによって決められた、フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター１体をＥＸデッキから融合召喚する。

《墓守の霊術師》は最新パック「ソウル・フュージョン」で登場した、フィールドの自身を素材に含めて、魔法使い族融合モンスターを融合召喚できる「墓守」モンスターです。

《王家の眠る谷－ネクロバレー》存在下で通常の融合より出費を抑えて、《墓守の異能者》の融合召喚が可能となりました。

融合素材も《墓守の召喚師》を使用することで、「墓守」モンスターのサーチにつなげることができます。

 

《墓守の異能者》

融合・効果モンスター
星７/闇属性/魔法使い族/攻2000/守2000
「墓守」モンスター×２
このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードの攻撃力・守備力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×１００アップする。
(2)：フィールドに「王家の眠る谷－ネクロバレー」が存在する限り、このカード及び自分のフィールドゾーンのカードは効果では破壊されない。
(3)：自分メインフェイズに発動できる。このターンのエンドフェイズに、デッキから「墓守」モンスター１体または「ネクロバレー」カード１枚を手札に加える。

《墓守の異能者》は、「墓守」モンスター2体で融合可能な融合モンスターです。

自身の攻・守は融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップするため、大会優勝デッキでの構築では最大値が2800まで上昇します。

また、フィールドに「王家の眠る谷－ネクロバレー」が存在する限り、自分のフィールドゾーンのカードは効果では破壊されません。

「壊獣」でリリースなどされない限り有効なので、かなり優秀な破壊耐性と言えます。

 

その上、エンドフェイズに「墓守」モンスター1体か「ネクロバレー」カード1枚をサーチできます。

発動タイミングにやや難がありますが、《幽鬼うさぎ》で破壊される心配もなく、次ターンの展開につなげることが可能です。

 

今までの【墓守】デッキではメタ要素重視な構築が多く、特殊召喚に頼ることは少なかったですが、《墓守の霊術師》《墓守の異能者》の登場で融合召喚が行いやすくなり、打点面の向上効果にもつながりました。

 

メタビート寄りな構築

大会優勝した【墓守】デッキでは、《神の宣告》といったメタカードや、メタビートに採用される《強欲で謙虚な壺》などのドローソースが採用されています。

まず、専用カウンター罠カードの《ネクロバレーの王墓》が強力です。

 

《ネクロバレーの王墓》

カウンター罠
フィールド上に「墓守」と名のついたモンスター及び「王家の眠る谷－ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。「ネクロバレーの王墓」は１ターンに１枚しか発動できない。

《ネクロバレーの王墓》は、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊するカウンター罠です。

フィールドに「墓守」モンスター及び《王家の眠る谷－ネクロバレー》が存在する場合に発動可能で、実質コストなしで妨害できます。

タイミングは遅いものの、《墓守の異能者》によるサーチが可能なのも魅力的です。

 

《命削りの宝札》

通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1)：自分は手札が３枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは０になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。

そして、大会優勝した【墓守】デッキでは、《命削りの宝札》や《強欲で謙虚な壺》のような特殊召喚を制限するドローソースの活用が見られます。

展開の主軸がメタビート寄りで、特殊召喚による大量展開に頼る必要がないためでしょう。

また、サーチできない《王家の生け贄》を引き当てるべく、採用カードを必要最小限の枚数に絞ることで、《強欲で貪欲な壺》や《闇の誘惑》を活かすことができます。

《強欲で貪欲な壺》で除外したカードを《百万喰らいのグラットン》の打点向上に活かせるのも魅力的です。

 

【墓守】デッキの回し方（新規採用型）

新規カードを採用した【墓守】デッキの回し方は、こちらの動画が参考になります。

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ここから先の内容は、「墓守」新規カードが登場する以前に作成した記事です。

解説内容が若干被っていることがあります。ご了承ください。

 

【墓守】デッキ：大会優勝デッキレシピ（旧型）

次は、大会で優勝した【墓守】のデッキレシピを紹介します。

「ソウル・フュージョン」で新規カードが登場する以前のカードプールでのデッキレシピです。

【#遊戯王】
7/22に行われた遊戯王公認大会の優勝者は「くしゃの」さんの【墓守】デッキでした！
おめでとうございます！ pic.twitter.com/ZVbgYMpPuv

— カードラボ八王子店 (@hachiouji_labo) July 22, 2017

※カードラボ 八王子店　非公認大会　個人戦　7月22日（土）

 

【墓守】デッキ：大会優勝デッキレシピ② 考察

さっそく、この【墓守】デッキの解説をしていきます。

構成としては、「墓守」を中心にしているというよりは、かなり魔法・罠カード重視なデッキになっています。

最近では、あまり活躍が見られなかった【墓守】デッキなので興味がある方も多いはず。

それでは、【墓守】デッキをどのように回していくのか、詳しく見ていきましょう。

 

【墓守】と言いつつも・・・

このデッキ、【墓守】と銘打っていますが、さほど「墓守」関連カードが入っていません。

メインデッキで採用されている「墓守」モンスターも《墓守の司令官》と《墓守の暗殺者》の2種類のみ。

２体の「墓守」モンスターの効果はそれぞれこちらです。

• 《墓守の司令官》：手札から捨てることで《王家の眠る谷－ネクロバレー》をサーチ。
• 《墓守の暗殺者》：自身の攻撃宣言時、表側表示モンスターの表示形式を変更可（《王家の眠る谷－ネクロバレー》がフィールドに存在下でのみ）。

両者とも《王家の眠る谷－ネクロバレー》ありきの効果なので、基本的にこのデッキは《王家の眠る谷－ネクロバレー》を活かした構築となっています。

 

《王家の眠る谷－ネクロバレー》は

• （1）：フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力を500ポイントアップさせる
• （2）：お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない

という効果を持っています。

（1）のステータスアップは地味に強力ですが、「墓守」モンスターの採用数が少ないので、主に使用するのは（2）の効果ですね。

《死者蘇生》などの蘇生カードも封じることができ、環境クラスでは【恐竜】や【インフェルノイド】といった墓地のカードを利用するデッキに対してかなりの打撃になります。

とは言え、自分にも効果は及ぶのが難点です。

 

そのため、蘇生系として「墓守」専用カードの《降霊の儀式》を採用しています。

《墓守の司令官》で《王家の眠る谷－ネクロバレー》をサーチする際、自ずと墓地に行くので容易に蘇ることができますね。

 

その他、関連カードでは《王家の生け贄》があります。

《王家の眠る谷－ネクロバレー》がある時、お互いの手札のモンスターを全て墓地へ捨てる効果を持っており、《王家の眠る谷－ネクロバレー》の（2）の効果と相まって実質捨てられたカードが使えなくなる、非常に強力なコンボです。

 

構築は【メタビート】？

構築のほとんどが魔法・罠カードになっています。

魔法カードはドローソース、罠カードは妨害系が多く見られます。

これはもう「墓守」を軸にした【メタビート】といえるでしょう。

相手の展開を妨害したり、ロックして相手のしたいことをやらせない戦法は、かなりいやらしい戦術です。

ただ、今の環境では特殊召喚を基軸にしているデッキがほとんどなので、決まるとかなり強いですね。

 

《ライオウ》は特殊召喚モンスター対策としてかなり有名ですね。

《王家の眠る谷－ネクロバレー》で墓地効果を封じ、さらに特殊召喚・サーチ効果も封じることができます。

相手モンスターは、《次元幽閉》や《奈落の落とし穴》で除外してしまえば心配事も減ります。

 

特殊召喚する機会があまりないので、《命削りの宝札》《強欲で貪欲な壺》《強欲で謙虚な壺》といったドローソースも採用されています。

これらのドローカードは、【メタビート】ではよく見られますね。

【メタビート】は《命削りの宝札》のデメリット防止や、罠カードの枚数の関係上、かなりの数をセットするでしょう。

そのため、このデッキは《ハーピィの羽根箒》や《ツインツイスター》に弱いところがあります。

 

これらの除去魔法の対策として、《マジック・ドレイン》《スターライト・ロード》を採用しています。

《マジック・ドレイン》は手札から魔法カードを捨てなかった場合、魔法カードの発動を無効にして破壊し、《スターライト・ロード》は複数枚破壊する効果を無効化し、エクストラデッキから《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚する効果があります。

それぞれノーコストで発動できますし、《ブラック・ホール》や《ハーピィの羽根箒》といった全体除去系対策としても優秀なカードです。

ただ、《スターライト・ロード》でエクストラデッキから特殊召喚した《スターダスト・ドラゴン》は蘇生制限を満たしていないため、蘇生や帰還ができません。

自身の効果で、フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスター効果の発動時、自身をリリースすることでその発動を無効にし破壊することはできますが、リリースしてもエンドフェイズに自己再生できない点は注意が必要です。

 

優秀なランク4エクシーズモンスターの採用

基本の展開が妨害なので頻繁に使われることはありませんが、どうしても打点が少ないのでアタッカーとし、てランク4エクシーズモンスターを採用していると考えられます。

採用しているモンスターは「墓守」も《ライオウ》もレベル4モンスターなので、2体並べることができればすぐに出せますね。

魔法使い族モンスターを複数枚採用していることから、出しにくい部類ではある《アルケミック・マジシャン》や《アカシック・マジシャン》を取り入れている点も面白いですね。

 

 

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まとめ

このページでは、【墓守】デッキの大会優勝デッキレシピを紹介し、デッキの回し方・採用カードをなどを解説・考察しました。

【墓守】デッキは、従来のメタビート要素を含みながら、融合召喚によって打点面を補うことが可能となりました。

この記事を参考になりましたら、ぜひ【墓守】デッキを組んでみてください。

引き続き、遊戯王の環境情報として、大会優勝デッキレシピを考察していきます。

 

◆ 【墓守】デッキ：おすすめ記事

⇒ 【遊戯王】「墓守」デッキ強化: 相性の良いカード/テーマ10枚まとめ！