【アンティークギア(古代の機械)デッキ】大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも

「古代の機械（アンティークギア）」は、「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2」に新規カードが追加され強化された最新テーマです。

アニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」のクロノス・デ・メディチが使用する、地属性・機械族の融合テーマで、根強くファンに支持され続けています。

今回は、新規カードを採用した【アンティークギア】デッキが大会で優勝したようなので、大会優勝デッキレシピ・採用カード・回し方を解説・考察していきます。

新しく登場した「アンティークギア」新規カードの使い方なども解説していきます。

皆さんの【アンティークギア】デッキの構築の参考になれば幸いです。

 

 

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【アンティークギア】大会優勝デッキレシピ①

大会で優勝した【アンティークギア】デッキのレシピを紹介していきます。

【アンティークギア】デッキの純構築となっており、「アンティークギア」カード以外には、相手の展開を止めるカードを多く採用し、様々なデッキに対応できるようになっています。

「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2」で登場した新規カードを採用しています。

https://twitter.com/bm_tonami/status/931785326401544192

 

【アンティークギア】大会優勝デッキレシピ解説・考察

それでは、大会優勝した【アンティークギア】デッキの動きや構築について解説・考察していきます。

採用する「アンティークギア」モンスター、カードは基本的に無駄のないような選別をされています。

そのため、いち早く「アンティークギア」融合モンスターにつなげることができ、自分の盤面を整えることができるでしょう。

 

空いた枠には《灰流うらら》など手札誘発モンスターや、相手のモンスター効果・特殊召喚を止める《神の通告》などが採用されています。

そのため、ほとんどのテーマに対して、効果的で無駄のない構築になっています。

 

また、新規カードの《古代の機械超巨人》の登場により、相手の除去に対しても対応できるようになりました。

《古代の機械超巨人》の効果を踏まえながら、まずは展開について解説していきます。

 

「アンティークギア」新規カードで構築はどう変わる？

大会優勝デッキで採用された新規「アンティークギア」カードは、以下の通りです。

 

《古代の機械素体》は、《古代の機械箱》の手札に加わった時に発動できる効果によってサーチし、手札に加えることができます。

これにより、《古代の機械猟犬》の効果による融合素材の確保にもつなげられます。

 

《古代の機械融合》は、フィールドの《古代の機械巨人》または《古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド》を融合素材とする場合、デッキの「アンティークギア」モンスターを素材とすることができます。

これにより、手札・フィールドのディスアドバンテージを最小限に抑えた融合召喚が可能です。

カード名に「アンティークギア」とついているため、《古代の機械飛竜》によるサーチも可能です。

 

そして、今回最も注目すべきは《古代の機械超巨人》です。

《古代の機械超巨人》は、融合素材によって連続攻撃が可能になる効果を備えていますが、それ以上に強力なのが、召喚条件を無視して《古代の機械究極巨人》を特殊召喚できる効果です。

この効果は、相手の効果によってフィールドから離れた場合に発動できます。

戦闘破壊で除去された場合効果は発動できませんが、攻撃力が3300と高打点であるため、装備魔法などない限り、基本的に戦闘破壊されることはありません。

効果で除去されると、更に上位の「アンティークギア」融合モンスター《古代の機械究極巨人》を呼び出せるので、同時に複数体の除去ではなく、連続で除去を重ねていかないと突破ができないようになっています。

 

さらに、《古代の機械究極巨人》が破壊されても、《古代の機械究極巨人》の効果により、攻撃力3000の《古代の機械巨人》が召喚条件を無視して特殊召喚できます。

ここまで突破するとなると、対策していないデッキでは難しいでしょう。

 

「アンティークギア」以外の採用カード

今回の【アンティークギア】デッキには、必要以上の「アンティークギア」カードは積まず、代わりに手札誘発モンスターや、魔法・罠カードを破壊するカードが採用されています。

《増殖するG》は、ドローソースにはもちろん、《ミセス・レディエント》のリンク召喚の素材にも使用できます。

 

罠カードに採用されている《砂塵の大嵐》は、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで破壊できます。

相手のカードはもちろん、自分フィールドのカードも破壊できるため、《歯車街》や《古代の機械要塞》を破壊し、「アンティークギア」モンスターの特殊召喚につなげられます。

 

困ったときのエクシーズモンスター

融合モンスターを素材とする「アンティークギア」においては、《次元障壁》などの融合召喚を封じるカードが弱点となります。

これらの対策として、今回のエクストラデッキには汎用性の高いエクシーズモンスターが採用されています。

《古代の機械飛竜》《古代の機械箱》《古代の機械素体》はレベル４であり、ランク4エクシーズがX召喚をしやすいです。

 

《歯車街》と《古代の機械射出機》からのコンボにより2体のレベル4モンスターを揃え、《No.39 希望皇ホープ》から《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》につなげて攻撃力5000まで引き上げて戦闘を行うこともできます。

《励輝士 ヴェルズビュート》や《鳥銃士 カステル》ならば効果によるモンスターの除去も可能です。

上記コンボの際、こちらが《古代の機械射出機》を発動したタイミングでチェーンして《次元障壁》を使われてしまうと、特殊召喚した《古代の機械飛竜》で《古代の機械融合》をサーチしても、次のターンまで使えません。

そこで、エクシーズモンスターを採用していれば、融合召喚からエクシーズ召喚に攻め手を切り替えられます。

フィールドに出した「アンティークギア」モンスターを無駄にすることもなく、攻め方を変えることができます。

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【アンティークギア】大会優勝デッキレシピ②

次に紹介する【アンティークギア】の大会優勝デッキレシピはこちらです。

「デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2」発売前のカードプールで、「ストラクチャーデッキR 機械竜叛乱」のカードを中心に構築しています。

【遊戯王】こんにちはカードキングダムイオンタウン周南店です。 本日の遊戯王公認大会優勝者は古代の機械デッキを使用されたカズキさんでした。おめでとうございます。 pic.twitter.com/lwC5qDTsuv

— カードキングダムイオンタウン周南店 (@ck_syunan) August 26, 2017

カードキングダムイオンタウン周南店 公認大会優勝

【アンティークギア】とは?

【アンティークギア】デッキは、《古代の機械混沌巨人》などの融合モンスターや《古代の機械熱核竜》などの上級モンスターを主力とし、相手の魔法・罠を封じながら戦うハイビートのデッキです。

《歯車街》を破壊することでデッキから「アンティークギア」モンスターを呼び出したり、《古代の機械飛竜》でデッキから「アンティークギア」カードを加えたりして展開し、上級モンスターである《古代の機械熱核竜》《古代の機械巨人》や、融合モンスター《古代の機械究極巨人》《古代の機械混沌巨人》を出して後攻で1キルすることを目指します。

召喚権を使っていない動きなので、この後に《歯車街》の効果でリリースコストを減らしてアドバンス召喚することもできます。

「アンティークギア」モンスターの共通効果として、「このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで〇〇を発動できない」という強力な効果を持っており、《オネスト》《聖なるバリア-ミラーフォース》などといった攻撃時に発動するカードを封じることができます。

 

「アンティークギア」カードは、「ストラクチャーデッキR 機械竜叛乱」に多数収録されています。

 

【アンティークギア】大会優勝デッキレシピ解説

今回の大会優勝デッキレシピには、2つの気になる点がありました。これらを解説していきます。

 

《手札抹殺》《手札断殺》の採用

デッキレシピ1つ目の特徴は、《手札抹殺》が1枚、《手札断殺》が3枚採用されていることです。

この2種類のカードの採用には、2つの理由があります。

 

理由①：手札誘発カードを打たせない

1つ目は、手札誘発カードを相手の任意のタイミングで打たせないためです。

《古代の機械射出機》のデッキから特殊召喚する効果は《灰流うらら》の効果を、《歯車街》の効果は《スカル・マイスター》の効果をもろに受けます。

しかし、《手札抹殺》や《手札断殺》を発動することによって、手札に握っているそれらを墓地に送ってしまうことができます。

《灰流うらら》であればこれらのカードに対して効果を発動することはできますが、1ターンに1度の制約があるために《歯車街》や《古代の機械射出機》は効果の無効を免れることができます。

 

理由②：「アンティークギア」モンスターを墓地に送る

2つ目は、手札の「アンティークギア」モンスターを墓地に送るためです。

このデッキには、墓地のモンスターを融合素材として使用することのできる《オーバーロード・フュージョン》が採用されています。

手札の「アンティークギア」モンスターを墓地に送ってデッキからカードをドローし、墓地に送ったモンスターを融合素材として利用することができるという点で、この2種類のカードの採用は合理的であると考えられます。

 

《ダブル・サイクロン》の採用

デッキレシピ2つ目の特徴は、《ダブル・サイクロン》が採用されていることです。

《ダブル・サイクロン》は、速攻魔法で自分の場と相手の場の魔法・罠カードを破壊することのできるカードです。

通常のデッキであれば「自分の場の魔法・罠を破壊する効果」はデメリットとなりますが、【アンティークギア】デッキにおいてはその効果がメリットとなります。

《古代の機械要塞》は、破壊されると手札・墓地から「アンティークギア」モンスターを、《歯車街》はデッキ・手札・墓地から同じく「アンティークギア」モンスターを特殊召喚することができるからです。

しかも、この特殊召喚する効果には両方ともターン1度の制限がありません。

破壊すれは破壊するだけ盤面にモンスターを並べることができるということです。

相手の場に魔法・罠カードがなければそもそも発動することはできないという欠点はありますが、【アンティークギア】デッキにおいてはそれでも採用したいカードでしょう。

 

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

新規カードを採用した【アンティークギア】の大会優勝デッキレシピを解説・考察しました。

高打点で相手モンスターを戦闘破壊できる【アンティークギア】デッキはとても豪快な戦い方ができ、こねくり回した戦い方は苦手だ、という方にもオススメできるデッキです。

今回はエクシーズ召喚を取り入れた構築としても解説させていただきましたが、別の構築もできそうですね。今回の解説では触れなかった《アカシック・マジシャン》、《ミセス・レディエント》を始め、リンク召喚にも今後は絡めていくことができるのではないでしょうか？

「アンティークギア」はアニメでも度々登場するテーマでもあるため、今後も追加されていきそうですね。大会での活躍も期待できます。

引き続き記事にしていきます。

それでは、またお会いしましょう。

 

 

 

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