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このパックの「Kozmo」が大会で続々入賞しているようですね。
こちらについては以下の記事で紹介しています。
http://www.yugioh-resaler.com/2016/09/11/post-3248/
【Kozmo】は見事環境入りを果たしたようです。
さて、環境デッキとなると話題になるのが「対策カード(メタカード)」です。
「Kozmo」はどのように対策すればいいのでしょうか。まとめてみました。
【関連記事】
http://www.yugioh-resaler.com/2016/09/02/post-3071/
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【Kozmo】の対策カードまとめました。対策の方針は5つ。
それでは、【Kozmo】の対策カードを考えていきましょう。
まず「Kozmo」のおさらいですが、「Kozmo」は大きく下級サイキック族と上級機械族に分かれます。
そしてそれぞれ以下の共通効果を持ちます。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。 手札から自身よりレベルの高い「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードは相手の効果の対象にならない。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキからレベル7以下の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。
また、「Kozmo」には強力なフィールド魔法が存在します。
フィールド魔法
(1):1ターンに1度、除外されている自分の「Kozmo」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に戻し、自分はそのモンスターの元々のレベル×100LPを失う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札の「Kozmo」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。 その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。
(3):フィールドゾーンのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「Kozmo」カード1枚を手札に加える。
以上により、対策としては以下の方針が考えられます。
- 下級サイキック族
→ ① チェーンを組むことなく除去する - 上級機械族
→ ② 対象を取らずに除外orバウンスする - フィールド魔法
→ ③ 墓地に送らず除外する - Kozmo全体
→ ④ 除外を封じる
→ ⑤ モンスター効果を封じる
それでは、具体的にどのような対策カードが考えられるのか、紹介していきます。
Kozmo対策その①「下級サイキック族」
1つ目は、下級サイキック族対策です。
下級サイキック族たちは、あらゆるタイミングで自身を除外・エスケープが可能です。
そのため、チェーンブロックを作らず除去する必要があります。
すると対策カードは以下になるでしょう。
- 《溶岩魔神ラヴァゴーレム》
- 「壊獣」全般
特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。 相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に 相手フィールドに特殊召喚できる。このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける
効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2200/守3000
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、 手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、 このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、 自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。 その発動を無効にし除外する。
相手モンスターのリリースはチェーンブロックを作らないため、安心して下級サイキック族を除去することが可能です。
また「Kozmo」では、《Kozmo-ダーク・エルファイバー》《Kozmo-ダーク・プラネット》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》などのモンスターも召喚されるので、相手リリースは下級サイキック族以外でも活用できそうです。
Kozmo対策その②「上級機械族 対象を取らない除外orバウンス」
2つ目は、上級機械族対策です。
上級機械族は対象に取ることができず、破壊され墓地に送られると自身を除外し新たな「Kozmo」をリクルートします。
そのため、対象を取ることなく除外orバウンスする必要があります。
対策カードは以下の3枚です。
- 《システムダウン》
- 《混沌の落とし穴》
- 《波紋のバリア-ウェーブフォース-》
通常魔法
1000ライフポイントを払う。 相手フィールド上と相手の墓地の機械族モンスターを 全てゲームから除外する。
上級機械族「Kozmo」を根こそぎ除外できます。
ただ、「Kozmo」は除外されたモンスターを特殊召喚するギミックがありますので、過信は禁物です。
カウンター罠
2000ライフポイントを払って発動できる。 光属性または闇属性モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし ゲームから除外する。
「Kozmo」は全て光・闇属性ですので、全てのモンスターに対して発動することができます
そして、ゲームから除外するため上級機械族は効果を使うことができません。
またカウンター罠ですので、下級サイキック族「Kozmo」がエスケープできない点も注目です。
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。 相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
相手攻撃表示モンスターを全てデッキに戻すことができます。
下級サイキック族はエスケープ,上級機械族はリクルートがありますので、「Kozmo」は伏せカードがあってもガンガン攻撃を仕掛けてきます。
そのため、意外と発動できる機会も多そうです。
Kozmo対策その③「フィールド魔法」
3つ目は、フィールド魔法対策です。
《Kozmo-エメラルドポリス》を破壊すると「Kozmo」をサーチされてしまいますので、破壊以外の方法でフィールドから離す必要があります。
そこで対策カードとなりうるのが、《コズミック・サイクロン》です。
速攻魔法
(1):1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
このカードを使えば、《Kozmo-エメラルドポリス》を容易に除外できます。
ただ、「Kozmo」はフィールド魔法に依存しきっているわけではありませんので、油断はできません。
Kozmo対策その④「Kozmo全体(1)-除外を封じる」
4つ目は、Kozmo全体対策その(1)-除外を封じるです。
下級サイキック族はフィールドの自身を除外することで、上級機械族は墓地の自身を除外することで効果を発動します。
そのため、除外を封じれば「Kozmo」はほとんど動くことができなくなります。
そこで対策カードは以下の3枚です。
- 《王宮の鉄壁》
- 《カオス・ハンター》
- 《アーティファクト-ロンギヌス》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにカードを除外できない。
お互いの除外を封じるカードです。
除外を封じると、「Kozmo」は途端に動けなくなります。
ただ、自分のデッキが除外を活用するデッキの場合、採用できないのが弱点です。
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守1600
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、 このカード以外の手札を1枚捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手はカードを除外できない。
《王宮の鉄壁》同様、除外を封じることができます。
こちらは相手のみですので、どんなデッキでも採用することができます。
また、相手ターンにも特殊召喚ができますので「Kozmo」の動きを積極的に封じることができます。
サイドデッキには是非とも入れておきたいカードです。
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。
(3):手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。 このターン、お互いにカードを除外できない。 この効果は相手ターンにのみ発動できる。
こちらも除外を封じるカードです。
《アーティファクトの神智》でリクルートが可能ですので、呼び込みやすい点が強みです。
ただ、自分のターンには効果が使えませんので、注意が必要です。
Kozmo対策その⑤「Kozmo全体(2)-モンスター効果を封じる」
5つ目は、Kozmo全体対策その(2)-モンスター効果を封じるです。
「Kozmo」モンスターは様々な効果を持っていますが、モンスターであることには変わりはありません。
そのため、モンスター効果を発動できなくさせれば良いのです。
対策カードとなりうるのは以下の4枚です。
- 《虚無魔人》
- 《威光魔人》
- 《スカル・マイスター》
- 《キャッシュ・バック》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1200
このカードは特殊召喚できない。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 お互いにモンスターを特殊召喚できない。
言わずと知れた特殊召喚を封じるモンスターです。
このカードに弱いデッキは多いですが、【Kozmo】もそのうちの一つです。
【Kozmo】でこのカードを突破できるのは、《Kozmo-エナジーアーツ》くらいではないでしょうか。
通常罠
「Kozmo-エナジーアーツ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「Kozmo」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、相手のフィールド・墓地のカード1枚を選んで除外する。
効果モンスター
星6/光属性/悪魔族/攻2400/守1000
このカードは特殊召喚できない。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 お互いに効果モンスターの効果を発動できない。
モンスター効果の発動を封じるモンスターです。
《虚無魔人》同様、【Kozmo】でこのカードの突破は難しいでしょう。
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 400
相手の墓地で魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、 このカードを手札から墓地へ送る事で、その効果を無効にする。 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
墓地の魔法・罠・モンスター効果を無効にする手札誘発モンスターです。
《カオス・ハンター》と比べ封じる範囲は狭いですが、手札コストが必要なく確実に効果を無効にすることができます。
またレベルが4ですので、いざとなれば召喚することができるのも強みでしょう。
カウンター罠
相手がライフポイントを払って発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、 そのカードを持ち主のデッキに戻す。
LPを必要とするカード効果を無効にするカウンター罠です。
「Kozmo」のカード効果はLPを必要とする効果が多く、ほとんどの効果を無効・デッキバウンスすることが可能です。
ただ、下級サイキック族のエスケープ効果だけは許してしまいます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「Kozmo」は様々な動きがある分、対策できるカードも多いようですね。
今後「Kozmo」が環境を侵食するにつれて様々な対策カードが注目されます。
引き続き情報は得られるようにしていきたいものです。
「Kozmo」のさらなる活躍に期待です。
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