遊戯王のデッキ解説記事です。「破壊剣(バスターブレイダー、バスブレ)」のデッキレシピ・回し方・効果を解説したページです。
こんにちは、「破壊軒」です。
毎月新たなパックが発売され、様々なテーマが新規参入し、色々頭を悩ませられる今日この頃かと思います。
中でも個人的に強いと感じたテーマが、アニメ『遊戯王VRAINS』でも猛威を振るっていた「リボルバー」の使う「ヴァレット」です。
ただ今回は、ドラゴン族テーマに絶対的な強さを誇る「破壊剣(バスブレ)」を紹介していきたいと思います。
もくじ
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【破壊剣】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【破壊剣(はかいけん)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【破壊剣】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム名古屋野並店(2018年10月環境)
- カードボックス奈良本店@毎日23時まで(2017年10月環境)
- コスモキング 滝井駅前店(2017年7月環境)
- MiCun@雑食系カードゲーマー(2017年1月環境)
【守護竜破壊剣】
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【破壊剣】デッキ:デッキレシピ
今回紹介させていただくデッキレシピは、【巨神竜破壊剣】です。
早速紹介していきたいと思います。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《バスター・ブレイダー》3
- 《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》2
- 《破壊剣士の伴竜》3
- 《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》3
- 《破壊剣‐アームズバスターブレード》2
- 《破壊剣‐ウィザードバスターブレード》1
- 《巨神竜フェルグラント》1
- 《アークブレイブドラゴン》2
- 《巨竜の聖騎士》2
- 《雷仙神》1
- 《増殖するG》2
◆ 魔法(11枚)
- 《破壊剣士融合》2
- 《破壊剣士の宿命》1
- 《竜の渓谷》2
- 《竜の交感》1
- 《ツインツイスター》2
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《復活の福音》2
◆ 罠(9枚)
- 《破壊剣の追憶》3
- 《破壊剣士の揺籃》3
- 《破壊剣一閃》1
- 《メタバース》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》3
- 《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》3
- 《No.17 ビッグ・アイ》1
- 《真紅眼の鋼炎竜》1
- 《聖刻神龍‐エネアード》1
- 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》1
- 《ミセス・レディエント》2
- 《デコード・トーカー》1
- 《琰魔竜 レッド・デーモン》1
- 《スターダスト・ドラゴン》1
【破壊剣】デッキ:デッキレシピの解説
基本的には、早い段階で《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》をシンクロ召喚して蘇生制限を満たしておきます。
その後融合素材などにし、一度墓地へ送ってから《アークブレイブドラゴン》《復活の福音》などで蘇生すれば、新マスタールール(マスタールール4)にも対応した盤面が組みやすくなるかと思います。
そうすることで、融合召喚でしか特殊召喚出来ない《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を出すタイミングも調節しやすくなってきます。
《竜の渓谷》を使えば、自発的に手札・デッキからドラゴン族のモンスターを送ることができます。
《巨神竜フェルグラント》を墓地に送っておけば、墓地から特殊召喚するとで相手モンスターを除去でき、序盤を安定させることもできます。
またエクストラデッキには、レベル8シンクロモンスターと、ランク7・8エクシーズモンスターを採用しています。
レベル8シンクロとして《琰魔竜 レッド・デーモン》《スターダスト・ドラゴン》、ランク7エクシーズとして《No.17 ビッグ・アイ》《真紅眼の鋼炎竜》、ランク8エクシーズとして《聖刻神龍‐エネアード》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を入れています。
《雷仙神》も比較的出しやすいレベル7モンスターということで採用しています。
LP3000を払うことで、手札から特殊召喚することができます。
《増殖するG》はドローソースとしても活用できるうえ、《バスター・ブレイダー》と《増殖するG》2体で《ミセス・レディエント》をリンク召喚することもできます。
そのように持っていくことで、エクストラデッキから2体出せる状況も作りやすいかと思います。
「破壊剣」最高の展開
一番美味しい状況としては、《破壊剣士の揺籃》セット状態、《破壊剣士の伴竜》《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》が手札にある状態で、《デコード・トーカー》《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》を揃えることができます。
展開の流れは、以下のようになっています。
- 1:《破壊剣士の揺籃》がセットされていて、発動できるタイミング
- 2:《破壊剣士の伴竜》《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の二枚が手札にある
- 3:《破壊剣士の伴竜》召喚し、効果でデッキから《破壊剣士の追憶》を手札に加える
- 4:《破壊剣士の揺籃》発動、デッキから《破壊剣士の伴竜》と《バスター・ブレイダー》を墓地へ送り、《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》を特殊召喚
- 5:《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》の(2)効果、先ほど墓地に送った《バスター・ブレイダー》をフィールド上に特殊召喚。
- 6:墓地の《破壊剣士の伴竜》の(3)効果、上記(3)で手札に加えた《破壊剣の追憶》を捨て、墓地から《破壊剣士の伴竜》を特殊召喚
- 7:手札の《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の(1)効果、フィールドの《バスター・ブレイダー》に装備
- 8:装備されている《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の(2)効果、装備を解除してフィールドに特殊召喚
ここまでの盤面で、モンスター5体がそろっています。
◆ エクストラモンスターゾーン
- 《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》
◆ メインモンスターゾーン
- 《破壊剣士の伴竜》2体
- 《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》
- 《バスター・ブレイダー》
さらにここから以下のように展開し、《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を揃えます。
- 9:《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》《破壊剣士の伴竜》2体で《デコード・トーカー》をリンク召喚
- 10:《バスター・ブレイダー》《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の2体で《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》を《デコード・トーカー》のリンク先にシンクロ召喚
- 11:墓地の《破壊剣の追憶》の(2)効果、墓地から《破壊剣の追憶》《バスター・ブレイダー》《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》を除外、エクストラデッキから《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を《デコード・トーカー》のリンク先に融合召喚
組み合わせ方ではまだやりようはありますが、やりやすい方法を紹介させていただきました。
その他の方法としては、《DNA改造手術》等で単純にモンスターの種族を変えてしまい、《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》で戦うか、《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》と《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》の2体で効果破壊を狙ったやり方もあります。
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2019年4月時点:【破壊剣】デッキレシピの紹介
リンク召喚もかなり普及した、2019年4月時点での【破壊剣(バスブレ)】デッキの紹介もしていきたいと思います。
先攻展開型の【守護竜バスブレ】デッキを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(20枚)
- 《バスター・ブレイダー》2
- 《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》1
- 《破壊剣士の伴竜》3
- 《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》2
- 《ドラコネット》3
- 《星杯の守護竜》2
- 《守護竜ユスティア》2
- 《ガード・オブ・フレムベル》1
- 《嵐征竜-テンペスト》1
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》2
◆ 魔法(14枚)
- 《破壊剣士融合》1
- 《星遺物の守護竜》3
- 《調和の宝札》2
- 《墓穴の指名者》3
- 《サイバネット・マイニング》2
- 《貪欲な壺》1
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
◆ 罠(6枚)
- 《破壊剣の追憶》2
- 《破壊剣士の揺籃》3
- 《破壊剣一閃》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》1
- 《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》2
- 《守護竜ピスティ》1
- 《守護竜エルピィ》1
- 《守護竜アガーペイン》1
- 《星杯の神子イヴ》1
- 《リンクリボー》1
- 《天球の聖刻印》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《鎖龍蛇-スカルデット》1
- 《スリーバースト・ショット・ドラゴン》1
- 《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
《ドラコネット》からの展開によって体制を整える
【守護竜バスブレ】デッキでは、《ドラコネット》1枚から展開することが可能です。
展開例を簡単に紹介します。
1.《ドラコネット》召喚、効果でデッキから《守護竜ユスティア》を特殊召喚。
2.2体でレベル5・シンクロモンスターの《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚。効果により《星遺物の守護竜》をサーチ。
3.《星遺物の守護竜》発動、墓地から《守護竜ユスティア》を蘇生。
4.《星杯の神子イヴ》と《守護竜ユスティア》の2体で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚。
5.それぞれチェーンを組み《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚時効果により、デッキから《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を特殊召喚。さらに墓地に送られた《星杯の神子イヴ》の効果によりデッキから《星杯の守護竜》を特殊召喚。
6.《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》によって《守護竜エルピィ》を、《星杯の守護竜》によって《守護竜ピスティ》をそれぞれリンクマーカーが向き合うように、《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク先にリンク召喚。
7.《守護竜エルピィ》効果、向き合ったリンク先にデッキから《嵐征竜-テンペスト》を特殊召喚。
8.《水晶機巧-ハリファイバー》と《嵐征竜-テンペスト》の2体で《スリーバースト・ショット・ドラゴン》をリンク召喚。
9.《守護竜ピスティ》効果、《スリーバースト・ショット・ドラゴン》と向き合ったリンク先に、墓地から《嵐征竜-テンペスト》を特殊召喚。
10.《スリーバースト・ショット・ドラゴン》と《嵐征竜-テンペスト》の2体で《守護竜アガーペイン》を特殊召喚。
ここまでの流れで、「守護竜」による展開を行うことができます。
《守護竜アガーペイン》によって、EXデッキから相手の効果を毎ターン無効にできる《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》を出すもよし、畳み掛けるなら《ヴァレルソード・ドラゴン》を出すのも良いでしょう。
効果を使い終わった「守護竜」モンスターは、まとめて《鎖龍蛇-スカルデット》のリンク素材にすることで、リンク先の確保をしつつ、「ドラゴン族しか特殊召喚できない」という縛りも解消できます。
墓地に存在する《星杯の守護竜》を除外することで、墓地の《守護竜ユスティア》を蘇生することもできます。
《守護竜ユスティア》もまとめて《鎖龍蛇-スカルデット》のリンク素材にすれば、リンク素材4体でリンク召喚した際の《鎖龍蛇-スカルデット》の効果を使い、手札交換を行うこともできます。
そうすることで、この後の展開に必要な《破壊剣士の揺籃》を手札に引き寄せることもやりやすくなります。
《破壊剣士の揺籃》から盤面を固める
先ほどの展開から《鎖龍蛇-スカルデット》などにつなげ、墓地にドラゴン族が存在し、空いているリンク先が2つ以上あることで、相手スタンバイフェイズに《破壊剣士の揺籃》を使用することでより強固な盤面を作れます。
《破壊剣士の揺籃》は、まずコストとしてデッキから「破壊剣」カードと「バスター・ブレイダー」モンスターを墓地へ送り、効果でEXデッキ・墓地から《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》を特殊召喚できます。
ポイントは、効果でメインデッキに触れることはないため《灰流うらら》によって止められることがないところです。
(墓地からの特殊召喚を含むため、《屋敷わらし》によっては無効にされてしまいます。)
コストとして、罠カードの《破壊剣の追憶》と《バスター・ブレイダー》を送り、その後チェーンを組みコストで送った《破壊剣の追憶》の墓地効果を発動することが可能です。
相手がチェーンを組まなければ、
- チェーン1《破壊剣士の揺籃》
- チェーン2《破壊剣の追憶》
で効果処理を行うことができ、一連のチェーンで《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》と《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》を立てることができます。
《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》によって、相手フィールドのモンスターをドラゴン族にし、《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》によって相手のドラゴン族モンスターの効果の発動を封じることができます。
また《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》は、相手ターンにフィールドの「バスター・ブレイダー」モンスターに、「破壊剣」カードを墓地から装備させることができます。
この効果で、《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》に《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備させます。
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》が装備されている間は、相手はEXデッキからモンスターを特殊召喚できなくなります。
EXデッキを多用する相手には特に刺さる盤面となります。
「守護竜」によって先攻での展開が行いやすくなったうえ、リンク先やドラゴン族の素材の確保がしやすくなりました。
《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》と同じ条件で、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をシンクロ召喚することも可能です。
より妨害策を強いておきたい場合には、優先して出しておくと良いでしょう。
「破壊剣」とは?
「破壊剣」とは、2015年発売のブースターパック「ブレイカーズ・オブ・シャドウ」にてテーマ化されたデッキです。
武藤遊戯のエースモンスター「バスター・ブレイダー」をメインとして、相手モンスターを制圧していくメタ系のテーマとなっています。
「バスター・ブレイダー」と聞くと、初代『遊戯王』のイメージから「ドラゴンだけじゃないの?」と思われるでしょうが、そんなことはありません。
もちろんドラゴン族に対してはめっぽう強いのですが、相手フィールドのモンスターを無理やりドラゴン族に変えたり、他種族のモンスターも効果破壊することもできるのです。
また、「破壊剣」魔法・罠カードは墓地効果も有していたりと、意外と展開力もあるので、組み合わせの幅も広く考えられるのです。
【青眼】【ブラマジ】【レッドアイズ】に次ぐ初代テーマを早速解説していきたいと思います。
「破壊剣」カードの紹介、解説
それでは、「破壊剣」に関するカードを紹介、解説していきます。
「バスターブレイダー(バスブレ)」「破壊剣」カードとしては、以下の13枚が登場しています。
◆ モンスターカード(8種類)
- 《バスター・ブレイダー》
- 《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》
- 《破壊剣士の伴竜》
- 《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》
- 《破壊剣‐ウィザードバスターブレード》
- 《破壊剣‐アームズバスターブレード》
- 《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》
- 《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》
◆ 魔法カード(2種類)
- 《破壊剣士融合》
- 《破壊剣士の宿命》
◆ 罠カード(3種類)
- 《破壊剣一閃》
- 《破壊剣の追憶》
- 《破壊剣士の揺籃》
目指すべき盤面
最も理想的な盤面としては、《竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー》《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》の2体が並べます。
《竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー》は、相手のドラゴン族モンスターを強制的に守備表示にし、効果の発動を阻止し、高い打点プラス貫通ダメージを与えることができます。
そして《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》は、相手モンスターを全てドラゴン族に変えます。
この2体が揃うことにより、相手を制圧していきます。
(引用:遊戯王公式データベース)
《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》の融合召喚サポート
次は、《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を融合召喚できるサポートカードを紹介していきます。
《破壊剣士融合》
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣士融合》の利点はいくつかあります。
- 速攻魔法なので、相手ターンにも発動可能
- 相手フィールド上のモンスターも素材に出来る
- 任意で送りたい手札のカードを墓地へ送ることが出来る
相手モンスターがこちらの《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》の効果でドラゴン族になっていれば素材にしてしまうことも可能ですし、仮に相手が《ブラック・マジシャン》を使ってくるデッキであれば、《超魔導剣士‐ブラック・パラディン》を融合召喚することもできます。
(2)の効果を用いて、墓地効果のあるカードを送ってしまうのも一つの戦術になります。
《破壊剣の追憶》
《破壊剣の追憶》 通常罠 (1):手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。 デッキから「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」によって決められた 融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 |
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣の追憶》は、「破壊剣」カードを捨てることで、デッキから《バスター・ブレイダー》or《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》を特殊召喚することが出来ます。
ターン制限もないので、1ターンに2体召喚し、そのままランク7エクシーズ、なんてのも面白いです。
さらに(2)の効果で墓地から素材を除外し、《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を融合召喚することが可能です。
《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》のシンクロ召喚サポート
続いて、《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》のシンクロ召喚をサポートする方法を紹介します。
《破壊剣士の揺籃》
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣士の揺籃》は、⑴の効果で比較的容易に《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》をフィールド上に特殊召喚することが可能です。
この召喚に関して、注意しておきたい点を先に挙げておきます。
- 特殊召喚なので蘇生制限を満たせない
- 発動ターンの次のターンのエンドフェイズに破壊されてしまうため、その後の展開も考えた上でのタイミングで発動したほうが良い
非常に有効な点としては、
- コストとして、デッキから使いたい「破壊剣」カードと「バスター・ブレイダー」モンスターを墓地へ送ることが出来る
- 相手ターンに《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》を出すことで種族に指定のある効果を妨害できる
例:相手の《ルドラの魔導書》のカードの発動にチェーンして《破壊剣士の揺籃》を発動。
また、上記の効果で《破壊剣の追憶》を墓地へ送れば、《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》を融合召喚する体制が整えられます。
《破壊剣士の揺籃》の効果で破壊された《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》は、《破壊剣の追憶》の(2)の効果で素材にしてしまえば、無駄にすることもありません。
また、《復活の福音》などが墓地にある状態であれば、その破壊も防ぐことが出来るので、おススメです。
その他「破壊剣」キーカード
ここで更に、【破壊剣】デッキを回す上でキーとなるカードも紹介していきます。
《破壊剣士の伴竜》
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣士の伴竜》は、「破壊剣」カードの重要なサーチ要因です。
(2)(3)の効果は状況に応じて、チューナーがほしい時や、《バスター・ブレイダー》がフィールドに欲しい時で使い分けると良いと思います。
《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の利点もいくつかあります。
- 《バスター・ブレイダー》がフィールド上に存在していれば手札からも装備可能
- (3)の効果で上記効果と併用し、そのまま特殊召喚も可能
- 装備状態によって相手のエクストラデッキからの特殊召喚も妨害
《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》の誘発即時効果を使い、相手ターンに《バスター・ブレイダー》に装備すれば、相手ターンでの妨害も可能です。
また、召喚権を使わずに場にレベル1チューナーを出せるのも魅力的ですね。
《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》
(引用:遊戯王公式データベース)
《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》は、従来の《バスター・ブレイダー》とは違い、ドラゴン族の数で攻撃力アップという効果は持っていません。
あちらが打点で突破するタイプであれば、こちらは効果破壊で突破していくタイプになります。
(2)(3)の効果はどちらもターン制限がなく、また装備できるカードも自分フィールドに空きがある限りは可能なので、相手フィールドのモンスターが破壊されたら装備していき、墓地効果のあるモンスターを封じてしまうのも良いでしょう。
自分が破壊せずとも、相手が自発的に破壊したカードもタイミングを逃さず発動できます。
現環境で台頭している【真竜】【恐竜】などは破壊をキーとして動いてきますので、そこに便乗して装備し、自分のターンで(3)の効果で一掃することもできます。
また、《破戒蛮竜‐バスター・ドラゴン》が自分フィールドに存在していれば、《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》とも組み合わせて全破壊に繋げられます。
- ①:相手フィールドをドラゴン族にする
- ②:《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》の効果で手札からフィールドの《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》に装備
- ③:《破壊剣の使い手‐バスター・ブレイダー》の(3)の効果で上記で装備した《破壊剣‐ドラゴンバスターブレード》を墓地へ送り、相手フィールドのモンスターを全破壊
なんという横暴さでしょう(笑)
相手モンスターが魔法使い族or機械族であれば、残り2枚の「破壊剣」モンスターを使い、破壊効果が発動できます。
対象を取らずに一掃できるのも非常に効果的です。
《竜破壊の剣士‐バスター・ブレイダー》は貫通ダメージは与えられるのですが、デメリットとして直接攻撃ができないので、相手が警戒してモンスターを出してこないようになれば、こちらで攻めていく動きも良いですね。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
原作、アニメ、またはアプリでは登場するものの、目立って活躍させてもらえない不遇なヒーロー「バスター・ブレイダー」をフィーチャーした内容を紹介させていただきました。
正直なところ、原作でもそんなにドラゴン倒してません(そもそも、オシリスは神ですし…)。
しかし、秘めたる力も色々あるのではないかと常に研究しております。
墓地肥やしギミックの多い【ライトロード】、《降竜の魔術師》を用いた【魔術師】、武藤遊戯の【ブラマジ】デッキなど、様々なデッキとも組み合わせることも可能なので、機会があれば今後も紹介していきたいです。
それでは、またお会いしましょう。
遊戯王のデッキテーマは、こちらの記事にまとめています。
⇒【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?各テーマの特徴まとめました!