「聖刻(せいこく)」は、「ギャラクティック・オーバーロード(GALACTIC OVERLORD)」で登場したレベル6・8を中心とするドラゴン族テーマです。
同時期に登場した「甲虫装機(インゼクター)」と共に、第7期を象徴するエクシーズ黎明期の一時代を築いていた、歴史的なデッキです。
「リンクヴレインズパック」で新規リンクモンスター《天球の聖刻印》が判明し、新マスタールールが適用されたリンク召喚環境で、「聖刻」がどの程度力を発揮できるのか注目が集まっています。
そこで、今回は【聖刻】デッキについて、デッキレシピ・回し方について解説していきます。
【聖刻】デッキを作ろうと考えている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
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【聖刻】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【聖刻(せいこく)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【聖刻】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム練馬春日店(2018年4月環境)
【真紅眼聖刻】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- 【公式】遊戯王OCG(2018年4月環境)
【聖刻リチュア】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- 遊戯王ドラフト会@毎週木曜開催(2012年3月制限)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【聖刻】デッキ:デッキレシピ
【聖刻】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
《聖刻龍王-アトゥムス》を中心とした、純構築の【聖刻】デッキです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(20枚)
- 《BF-朧影のゴウフウ》1
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《聖刻龍-ウシルドラゴン》1
- 《聖刻龍-アセトドラゴン》3
- 《聖刻龍-トフェニドラゴン》3
- 《聖刻龍-シユウドラゴン》3
- 《聖刻龍-ネフテドラゴン》3
- 《龍王の聖刻印》1
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》1
- 《神龍の聖刻印》1
- 《エメラルド・ドラゴン》2
◆ 魔法(14枚)
- 《コズミック・サイクロン》3
- 《ブラック・ホール》2
- 《竜の霊廟》3
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《召集の聖刻印》3
- 《貪欲で無欲な壺》1
- 《復活の福音》1
◆ 罠(6枚)
- 《神の宣告》1
- 《神の通告》2
- 《神風のバリア -エア・フォース-》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《デコード・トーカー》1
- 《電影の騎士ガイアセイバー》1
- 《プロキシー・ドラゴン》1
- 《セイクリッド・トレミスM7》1
- 《神竜騎士フェルグラント》1
- 《迅雷の騎士ガイアドラグーン》2
- 《月華竜 ブラック・ローズ》1
- 《No.107 銀河眼の時空竜》1
- 《聖刻龍王-アトゥムス》3
- 《聖刻神龍-エネアード》1
- 《フォトン・ストリーク・バウンサー》1
- 《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》1
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【聖刻】デッキ:回し方解説
それでは、《聖刻龍王-アトゥムス》軸の「聖刻」の回し方を見ていきます。
一番簡単な回し方は、手札に《聖刻龍-トフェニドラゴン》と《聖刻龍-シユウドラゴン》(足りない場合は《召集の聖刻印》でサーチ)がある場合です。
相手フィールド上にモンスターが1体以上存在する場合、さらに展開できまs。
《召集の聖刻印》で《聖刻龍-トフェニドラゴン》もしくは《聖刻龍-シユウドラゴン》を手札に加えます。
そして、手札から《聖刻龍-トフェニドラゴン》を特殊召喚します。
さらに、《聖刻龍-トフェニドラゴン》をリリースして、《聖刻龍-シユウドラゴン》を特殊召喚します。
リリースされた《聖刻龍-トフェニドラゴン》の効果で、手札・デッキ・墓地からドラゴン族の通常モンスターを、攻撃力0・守備力0で特殊召喚します。
ボードアドバンテージを稼ぐため、《聖刻龍-トフェニドラゴン》の効果を発動する際には、できればデッキもしくは墓地から特殊召喚するようにします。
この効果で、《エメラルド・ドラゴン》などレベル6のドラゴン族の通常モンスターを守備表示で特殊召喚して、《聖刻龍王-アトゥムス》などランク6のエクシーズ召喚に繋げられれば理想的です。
また、相手フィールド上にモンスターが存在しない時には、《聖刻龍-アセトドラゴン》をリリース無しで通常召喚して、さらに《聖刻龍-アセトドラゴン》をリリースして《聖刻龍-シユウドラゴン》を特殊召喚することで、《聖刻龍-アセトドラゴン》のリリース時効果で手札・デッキ・墓地からドラゴン族の通常モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚できます。
ここで、《エメラルド・ドラゴン》などレベル6のドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚すれば、《聖刻龍王-アトゥムス》のエクシーズ召喚につなげることができます。
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「聖刻」デッキの強化法(あると嬉しい)
ここまで、《聖刻龍王-アトゥムス》軸の「聖刻」の回し方を見てきましたが、ここからはデッキをさらに強化する方法について見ていきます。
ありきたりではありますが、《灰流うらら》3枚がサイドデッキにあると良いです。
相手ターンに手札から発動して、テンポアドバンテージを稼ぎ、次の自分ターンで《聖刻龍-トフェニドラゴン》もしくは《聖刻龍-アセトドラゴン》→《聖刻龍-シユウドラゴン》の展開につなげます。
今回のデッキは、できるだけ「聖刻」をメインとして構築しているため、メインデッキへのカテゴリ外のモンスターの採用は極力控えています。
また、「聖刻」モンスターは光属性で統一されているので、攻撃力不足を補う《オネスト》を採用するのも良いです。
自分フィールド上の「聖刻」モンスターの攻撃力の底上げになるとともに、相手プレイヤーのワンターンキル抑制にもなります。
《竜の霊廟》で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地へ送ることで、レベル1扱いの《亡龍の戦慄-デストルドー》とレベル6「聖刻」モンスターでレベル7の《月華竜 ブラック・ローズ》をシンクロ召喚でできます。
《月華竜 ブラック・ローズ》の代わりに同じくレベル7の《ライトロード・アーク ミカエル》をシンクロ召喚できる構築にして、除外による除去に対応させるのも面白いです。
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「聖刻」とは
まず、「聖刻」がどのようなテーマ・デッキなのか詳しく紹介していきます。
「聖刻」は、レベル6及びレベル8のドラゴン族を中心とするビートダウンデッキです。
「聖刻」の主な展開方法としては、1ターンキルに近い動きが特徴です。
《聖刻龍王-アトゥムス》などの効果でフィールド上にモンスターを複数展開しつつ、《フォトン・ストリーク・バウンサー》や《ガントレット・シューター》や《セイクリッド・トレミスM7》や《迅雷の騎士ガイアドラグーン》などの高ランクのXモンスターで一気に畳みかける方法があります。
他には、レベル4の聖刻モンスターである《聖刻龍-ドラゴンヌート》と《青き眼の乙女》の効果で《青眼の白龍》を自分フィールド上に特殊召喚していく、【乙女ヌート】と呼ばれる派生デッキもあります。
《召集の聖刻印》が制限カードとなっていた時期がありましたが、10期環境のリミットレギュレーションでは《召集の聖刻印》はデッキに3枚入れられます。
《召集の聖刻印》でデッキからサーチするモンスターは、主に《聖刻龍-トフェニドラゴン》か《聖刻龍-シユウドラゴン》ですが、場合によっては《聖刻龍-アセトドラゴン》の時もあります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
高い展開力と高レベルXモンスターによる制圧を狙う「聖刻」は、同時期に発表された「甲虫装機」と共に、X召喚黎明期における一時代を築いています。
今後、「聖刻」がリンク環境で活躍していくためには、「聖刻」リンクモンスターが必須だと考えています。
個人的に、11月25日発売予定の「LINK VRAINS PACK」で、「聖刻」を含むOCGオリジナルカテゴリが強化されることをとても期待しています。
引き続き、遊戯王のデッキを解説・考察していきます。
それでは、またお会いしましょう。
今回の記事は「イングス」さんが書きました。ブログライター(記事投稿者)はこちらで募集しています。
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