遊戯王のデッキ紹介です。 【グレイドル】デッキのデッキレシピと回し方を解説したページです。
こんにちはシェキナーガです。
今回は、少しいやらしい戦い方をする【グレイドル】デッキ を紹介します。
このテーマは「相手のモンスターを奪う」というのが大きな特徴です。
聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はサイドデッキ要員として大会環境で活躍した強力なテーマなんです。
それでは 【グレイドル】デッキのデッキレシピ・回し方 を解説していきます
是非デッキ構築の参考にしてみて下さい。
もくじ
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【グレイドル】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【グレイドル】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【グレイドル】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- トキソラ@地雷
- シーガル泉バイパス店(2018年7月環境)
【カエルグレイドル】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- 死霊提督決闘者や稀に絵師(2018年7月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【グレイドル】デッキレシピ
【グレイドル】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆モンスター(24枚)
- 3《グレイドル・イーグル》
- 2《グレイドル・コブラ》
- 3《グレイドル・アリゲーター》
- 3《グレイドル・スライムJr》
- 1《冥府の使者ゴーズ》
- 1《バトルフェーダー》
- 3《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》
- 3《増殖するG》
- 1《メタモルポッド》
- 3《百万喰らいのグラットン》
- 1《エフェクト・ヴェーラー》
◆魔法(9枚)
- 3《強制転移》
- 3《グレイドル・インパクト》
- 2《ブラック・ホール》
- 1《死者蘇生》
◆罠(7枚)
- 1《和睦の使者》
- 1《奈落の落とし穴》
- 1《激流葬》
- 1《ブレイクスルー・スキル》
- 1《強制脱出装置》
- 1《リビングデッドの呼び声》
- 1《好敵手の記憶》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《星態龍》
- 1《神樹の守護獣-牙王》
- 1《氷結界の龍トリシューラ》
- 1《グレイドル・ドラゴン》
- 1《スターダスト・ドラゴン》
- 1《メンタルスフィア・デーモン》
- 1《ブラックフェザー・ドラゴン》
- 1《氷結界の龍トリシューラ》
- 1《ブラックフェザー・ドラゴン》
- 1《氷結界の龍 ブリューナク》
- 1《ブラック・ローズ・ドラゴン》
- 1《瑚之龍》
- 1《アームズ・エイド》
- 1《水晶機巧-アメトリクス》
- 1《リンクリボー》
【グレイドル】デッキの回し方を解説
それでは、この【グレイドル】デッキの解説をしていきます。
「グレイドル」レベル3モンスターは、戦闘もしくは各固有の条件で破壊された場合、相手モンスターに装備しコントロールを奪います。
1枚で完結した効果なのでとりあえずセットしておくだけで戦線維持を出来ます。
自爆特攻しても良いでしょう。
《心変わり》《強奪》が禁止カードであることからわかるように相手のカードを奪う効果は超強力です。
そんな【グレイドル】デッキの特徴を詳しくみていきましょう。
①:モンスターに対する対応力が高い
「グレイドル」はほとんどのモンスターを奪うことが出来ます。
さらに、効果が通用できないモンスターに対しては《溶岩魔神ラヴァゴーレム》《強制転移》《百万喰らいのグラットン》で除去が可能です。
おそらく、上記の方法で処理出来ないモンスターはほぼいないと言って良いのではないでしょうか。
《溶岩魔神ラヴァゴーレム》を出した後は通常召喚が出来ないので、各種罠や《冥府の使者ゴーズ》でのケアが有効となります。
②:《百万喰らいのグラットン》との連続攻撃
現在モンスター効果や強力モンスターの対処として、《神の通告》をはじめとする無効・破壊が流行っています。
また、2枚カードを使ってのエクシーズ召喚等にも、《神の通告》などカウンター罠が使われています。
これらはとても厄介なのですが、このデッキでは比較的突破しやすいです。
というのも「グレイドル」と《百万喰らいのグラットン》での2段構えが可能だからです。
また、このデッキではあまりエクストラデッキのモンスターを活用しないため、下級モンスターに対してカウンター罠を使わせる事が出来、効率が良いです。
③:不意打ちの《百万喰らいのグラットン》
最近流行りの《究極伝導恐獣》や《真竜の復活》のアドバンス召喚効果といった動きに対しても、やはりこの2段構えが強いです。
まず「グレイドル」レベル3モンスターを攻撃表示で出し、メインフェイズ終了宣言をします。
このままバトルフェイズに入ると自爆特攻からコントロール奪取されてしまうので、《究極伝導恐獣》の裏側にする効果や《真竜の復活》のアドバンス召喚効果で自身をリリースし、「グレイドル」モンスターの破壊を狙われます。
しかし、その後メインフェイズに戻り、《百万喰らいのグラットン》を特殊召喚し、改めてバトルフェイズに入り裏側除外効果を発揮出来ます。
【グレイドル】改良案
次は、【グレイドル】デッキの改良案・強化案を紹介します。
このデッキでは相手から奪ったモンスターとのシンクロというパターンが多く受動的ですが、能動的にエクストラデッキからの展開をするという策もあります。
展開例として、《おろかな埋葬》から《グレイドル・スライムJr》を落とし、同じく《グレイドルスライム・Jr》を通常召喚して効果で釣り上げます。
これでレベル2水族モンスターが並ぶので、《餅カエル》がエクシーズ召喚出来ます。
他にも、《グレイドル・スライムJr》の通常召喚時の効果で墓地と手札からレベル3《グレイドル》を出せば、《グレイドル・ドラゴン》《白闘気白鯨》などの強力なシンクロモンスターを出す事が出来ます。
【グレイドル】デッキはエクストラモンスターをあまり活用しないため、エクストラデッキの枠に余裕があります。
展開だけでなく、サイドデッキに《浮幽さくら》を入れてメタを貼るというのも良いでしょう。
《溶岩魔神ラヴァゴーレム》でなく「壊獣」を採用するというのも考えられます。
やはり通常召喚可能というのは捨てがたいメリットですからね。
この場合、敵モンスターのリリース数が減るので、その分アドバンテージを稼ぐ策が重要になってきます。
アドバンテージを稼ぐ方法としては、《強欲で貪欲な壺》が適役と言えます。
このデッキは特にこれがないと回らないというカードは無いので相性は良いでしょう。
《百万喰らいのグラットン》の攻撃力が上がるシナジーもあります。
【グレイドル】はただでさえ自爆特攻でライフポイントを減らし易いのですが、更に減ることを恐れなければ《スキルドレイン》といった超強力カードも採用して良いでしょう。
このデッキでは《百万喰らいのグラットン》《溶岩魔神ラヴァゴーレム》が主力ですので採用は難しいですが、「壊獣」を採用する場合、効果的だと思います。
【グレイドル】デッキの個人成績
一応参考までに、私が戦ったデッキとの対戦成績を乗せます。
全てシングル戦です。
対 【アドバンス真竜】系 (5戦中 4勝)
相性は比較的良いと思います。
最強戦力である《真竜剣皇マスターP》は「グレイドル」モンスターで奪うことができるので、そう困ることはありません。
除去の方法もモンスター・魔法・罠の全て備えているので耐性はあまり困りませんでした。
上級モンスターに対しても同様です。
ダメージステップに効果を使えないのでそこを突くと良いと思います。
対【芝刈りシラユキノイド】 (5戦中 2勝)
やはり《隣の芝刈り》が強く、多少相手のモンスターを奪った程度ではどうにもなりませんでした。
《百万喰らいのグラットン》は強かったです。
勝利した2戦はどちらも《隣の芝刈り》を使用されていませんし、相手の事故に漬け込んだ末の勝利が多かった印象です。
旧ルールの【WW召喚獣】(AI)(10戦中5勝5敗)
とにかくエンドフェイズの《ツインツイスター》が厳しかったです。
印象的な勝ちパターンは、《溶岩魔神ラヴァゴーレム》で相手の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》と《召喚獣ライディーン》を除去した後に、《死者蘇生》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を盗むという動きです。
勝敗は魔法罠が機能するか否かによるところが大きいと思います。
対 〈恐竜〉系デッキ(5戦中 2勝)
基本的に先行を取られた時点で厳しいです。
セットした「グレイドル」で《真竜皇V・F・D》を奪った時がよく勝てたという印象です。
こうしてみると、思いの外勝てていると思う方が多いのではないでしょうか?
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まとめ
いかがだったでしょうか。
【グレイドル】は現状環境デッキとはいえませんが、相手の主力カードを奪って大逆転という事があるのでとても面白いです。
特にこのデッキは安いのでとても組み易いです。
デッキ紹介とは関係ありませんが、奪取したカードを直接机の上に置く事を嫌がる方がいるかもいるかもしれないので、大会で使う際はプレイマットを使用する事が必須です。割と重要だと思います。(笑)
ご覧頂きありがとうございました。
引き続き、遊戯王のデッキレシピを解説していきます。
それではまたお会いしましょう。