遊戯王の環境情報です。 【ブラック・マジシャン(ブラマジ)】デッキの大会優勝デッキレシピと回し方を解説したページです。
今回は、なんと遊戯王界を代表すると言っても過言ではないデッキが結果を出しました。
それは【ブラック・マジシャン】デッキ!
今回は、大会優勝した【ブラック・マジシャン】デッキのデッキレシピ・回し方、採用カードを解説・考察していきます
ぜひ、【ブラック・マジシャン】のデッキ構築の参考にしてみて下さい。
もくじ
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【ブラック・マジシャン】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【ブラック・マジシャン(ブラマジ)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【ブラック・マジシャン】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム川口駅前店(2018年10月環境)
- プレイショップ ロケットパンチ(2018年10月環境)
- 遊戯王TM(2018年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
「ブラック・マジシャン」とは、カード効果22枚まとめ
「ブラック・マジシャン」に関連するモンスター・魔法・罠カードの効果を以下にまとめました。
【ブラック・マジシャン】大会優勝デッキレシピ
大会で優勝した【ブラック・マジシャン(ブラマジ)】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(43枚)
◆ モンスター(15枚)
- 3 《ブラック・マジシャン》
- 2 《増殖するG》
- 3 《マジシャンズ・ロッド》
- 3 《幻想の見習い魔導師》
- 1 《ナイトエンド・ソーサラー》
- 3 《灰流うらら》
◆ 魔法(16枚)
- 2 《グリモの魔導書》
- 2 《強欲で謙虚な壺》
- 2 《強欲で貪欲な壺》
- 1 《ハーピィの羽根帚》
- 2 《ルドラの魔導書》
- 1 《イリュージョン・マジック》
- 1 《黒魔術の継承》
- 2 《コズミック・サイクロン》
- 3 《黒の魔導陣》
◆ 罠(12枚)
- 3 《マジシャンズ・ナビゲート》
- 3 《永遠の魂》
- 2 《スキルドレイン)
- 2 《神の通告》
- 1 《大革命返し》
- 1 《魔宮の賄賂》
【エクストラデッキ】(14枚)
- 1 《ABC-ドラゴン・バスター》
- 1 《召喚獣メルカバー》
- 1 《HSRチャンバライダー》
- 1 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1 《スターダスト・ドラゴン》
- 1 《ダークエンド・ドラゴン》
- 1 《蒼眼の銀龍》
- 1 《源竜星-ボウテンコウ》
- 1 《マジマジ☆マジシャンギャル》
- 1 《幻想の黒魔導師》
- 1 《虚空の黒魔導師》
- 1 《No.11 ビッグ・アイ》
- 1 《真紅眼の鋼炎竜》
- 1 《プロキシー・ドラゴン》
【サイドデッキ】(14枚)
- 2 《アーティファクト-ロンギヌス》
- 2 《海亀壊獣ガメシエル》
- 3 《浮幽さくら》
- 2 《幽鬼うさぎ》
- 1 《強欲で謙虚な壺》
- 1 《精神操作》
- 1 《虚無空間》
- 1 《大革命返し》
- 1 《魔宮の賄賂》
https://twitter.com/ryuseikokura/status/886882215770046464
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【ブラック・マジシャン】大会優勝デッキの回し方を考察
それでは、この【ブラック・マジシャン(ブラマジ)】デッキの回し方を解説・考察をしていきます。
【ブラック・マジシャン】デッキの基本的な勝ち筋は、《黒の魔導陣》がある状態で《永遠の魂》《マジシャンズ・ナビゲート》を使い、《ブラック・マジシャン》を呼び出し、《黒の魔導陣》の除外効果を繰り返し発動するというものです。
そのため、上のシステムを作るカードと守るカード、そしてドローソースがメインデッキの大半を占めます。
しかし、《永遠の魂》にはデメリット効果があり、守り通せなかった場合一瞬で劣勢になりがちですし、《マジシャンズ・ナビゲート》では、繰り返し《黒の魔導陣》の効果を使用できません。
そこで、大会優勝した【ブラック・マジシャン】デッキでは、様々な工夫が施されています。
それでは【ブラック・マジシャン】デッキの回し方を詳しくみていきましょう
①:《マジシャンズ・ナビゲート》は攻防一体
まず、手札に《ブラック・マジシャン》を持った状態で《マジシャンズ・ナビゲート》をセットします。
これだけで相手の墓地利用の妨害、返しのターンでのエクシーズ召喚、次のターン以降の相手の魔法罠の無効化ができます。
墓地利用の妨害の場合は、デッキから《ナイトエンド・ソーサラー》を特殊召喚します。
《ナイトエンド・ソーサラー》の効果で相手の墓地のカードを2枚まで除外出来るので、【恐竜】デッキの《源竜星-ボウテンコウ》や【ABC】デッキの《ABC-ドラゴン・バスター》を妨害出来ます。
ただ、カードの発動に《マジシャンズ・ナビゲート》をチェーンして発動した場合、《ナイトエンド・ソーサラー》の効果はタイミングを逃しますので、注意が必要です。
返しのターンでは、《ブラック・マジシャン》を2枚出すことでランク7のエクシーズ召喚が可能です。
ランク7エクシーズには、《幻想の黒魔導師》《虚空の黒魔導師》《No.11 ビッグ・アイ》《真紅眼の鋼炎竜》がいます。
どれも強力ですが、この中で目を引くものは《虚空の黒魔導師》です。
《虚空の黒魔導師》があれば、手札からカウンター罠や永続罠が発動可能になります。
《スキルドレイン》《永遠の魂》や各種カウンター罠を手札から不意打ち気味に発動でき、相手はかなり対処しにくいでしょう。
エクシーズ召喚以外の展開では、単純に《ブラック・マジシャン》2枚で戦闘を行なったり、《幻想の見習い魔導師》を使い攻撃力を一時的に4500に上げたりといった動きも出来ます。
②:徹底的な環境メタ
エクストラデッキを見るとわかるように、大会優勝した【ブラック・マジシャン】デッキでは、EXデッキに到底出せないようなモンスターが多数投入されています。
これらのエクストラモンスターは、2戦目以降から相手のデッキに合わせて、サイドデッキから《浮幽さくら》を投入するためです。
《浮幽さくら》の効果を活用することで、相手の主軸となるカードや、【ブラック・マジシャン】デッキが苦手とするエクストラモンスターの機能を止めることができます。
また、《アーティファクト-ロンギヌス》《海亀壊獣ガメシエル》もサイドデッキに入っており、環境デッキ対策がしっかりされています。
③:《命削りの宝札》の代わりに
大会優勝した【ブラック・マジシャン】デッキではドローソースとして、よく採用される《命削りの宝札》ではなく、《ルドラの魔導書》が採用されていました。
《ルドラの魔導書》を採用することで、ドローソースを補うだけでなく《ブラック・マジシャン》を墓地に送る事が出来ます。
そして墓地に送った《ブラック・マジシャン》は、《永遠の魂》などで蘇生させ《黒の魔導陣》の効果へ繋げらきます。
手札と墓地に《ブラック・マジシャン》がいない時に有効な戦術ですね。
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【WWブラックマジシャン】大会優勝デッキレシピ
次に紹介するのは、【WWブラックマジシャン】デッキの大会優勝デッキレシピです。
「WW(ウィンドウィッチ)」を出張した混合構築となっっています。
【メインデッキ】(40枚)
◆モンスター(24枚)
- 3《ブラック・マジシャン》
- 3《マジシャンズ・ロッド》
- 3《幻想の見習い魔導師》
- 3《WW-アイス・ベル》
- 2《WW-グラス・ベル》
- 1《WW-スノウ・ベル》
- 3《灰流うらら》
- 3《幽鬼うさぎ》
- 3《増殖するG》
◆ 魔法(10枚)
- 1《イリュージョン・マジック》
- 3《黒の魔導陣》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 3《ルドラの魔導書》
◆ 罠(6枚)
- 3《マジシャンズ・ナビゲート》
- 3《永遠の魂》
【エクストラデッキ】不明
【サイドデッキ】不明
https://twitter.com/spiral_kameari/status/875309480254160898
※カードショップすぱいらる亀有店 非公認大会(新制限)個人戦 06月15日
【WWブラック・マジシャン】大会優勝デッキを解説
それでは、この【WWブラック・マジシャン】デッキの解説をしていきます。
「ブラック・マジシャン」は「WW」と同じ魔法使い族のテーマではありますが、シナジーはあるのでしょうか?
そのあたりも詳しく見ていきましょう。
強化された【ブラマジ】
基本的な展開は、《ブラック・マジシャン》関連サポートカードを活かしていきます。
初代『遊☆戯☆王』の主人公が使っているだけあって、なんの効果も持たない通常モンスター《ブラック・マジシャン》ですが、最近になって専用サポートカードが増えたためかなり強化されました。
キーカードはズバリ《黒の魔導陣》
①の効果で、発動時にデッキトップ3枚の中に《ブラック・マジシャン》のカード名が記された魔法・罠カードか《ブラック・マジシャン》があった場合、手札に加えることができ、非常に優秀です。
サポートカードは基本、《ブラック・マジシャン》のカード名が記されているので、よっぽどのことがない限り加えられないということはないと思います。
加える対象指定に制限がないので、同名カードがあっても加えられますし、このカード自体は《マジシャンズ・ロッド》の召喚時効果でサーチすることも可能です。
②の効果で、自分フィールドに《ブラック・マジシャン》が召喚・特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を対象にとって除外することができます。
この効果は《ブラック・マジシャン》が出て来さえすれば相手ターンでも発動できるので、高頻度で使っていくことでしょう。
そのために、《マジシャンズ・ナビゲート》や《永遠の魂》といった《ブラック・マジシャン》を特殊召喚できるカードをガン済みで採用しています。
攻撃力2500を誇っている《ブラック・マジシャン》でも、それを相手モンスターが上回り倒せないようなら、除去してしまえばこっちのものです。
サポートカードのサーチも豊富で、《幻想の見習い魔導師》や《イリュージョン・マジック》で《ブラック・マジシャン》をサーチおよびサルベージしていくことも重要なポイントになります。
どの効果をつかってもデッキからの特殊召喚にどれも対応していないので、なんとかして手札に加えるか墓地にいてもらう必要があるわけです。
ちなみに、デッキからリクルートしてくる《黒魔術のカーテン》がありますが、発動したターンは召喚・反転召喚・特殊召喚ができなくなるというかなりの制約が生じるので、不採用になります。
「WW」との相性は?
このデッキでは「WW(ウィンド・ウィッチ)」モンスターが採用されています。
「同じ魔法使い族だから相性いいのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
正直に言いますけど、これと言って何かするわけじゃないです。
特になくても【ブラック・マジシャン】デッキ自体は回るんですよね・・・
されど、採用しているのにはわけがあります。
それは召喚権を使わないで《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が出せるということ。
もともとこのデッキは高打点の《ブラック・マジシャン》で殴っていくスタイルのデッキなので、エクストラデッキを多用しないタイプのデッキとなります。
それに《ブラック・マジシャン》自身は通常モンスターのため、全く耐性がないので攻撃力を上回るだけで確実に負けます。
《青眼の白龍》クラスの攻撃力を持っているモンスターなんて、もはやインフレですからね。
そのため、3000の壁を越えていくための高打撃要員として、かつ破壊耐性持ちの《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が必要になります。
今回の紹介ではエクストラデッキが全くもって不明のため、何が採用されているのか定かではありませんが、「WW」モンスター3種類の枚数からして《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》あたりはまず入っていると断言できるでしょう。
他の使い道として、《ルドラの魔導書》のコストとして活用します。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に《WW-アイス・ベル》を特殊召喚→《ルドラの魔導書》のコストにし2ドローと言う動きが可能です。
その他、自分フィールドの3体のうち、2体をリリースして《ブラック・マジシャン》を通常召喚ということも一応できます。ほぼやりませんが。
「WW」は召喚権は使わないですが、そもそも【ブラック・マジシャン】デッキの方も召喚権を使わないのでむしろ余るくらいです。
逆に言えば特殊召喚がメインのデッキとなるので、《虚無空間》は天敵になります。
エクストラデッキ、サイドデッキの考察
エクストラデッキでは、上記でも述べたように《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》は確実に採用されていることでしょう。
【ブラック・マジシャン】デッキ関連では《幻想の黒魔導師》《虚空の黒魔導師》《マジマジ☆マジシャンギャル》などを入れてみるのもいいかと思います。
サイドデッキでは、やはり環境デッキの対策が基本となりますが、メインデッキの段階で手札誘発系御三家の《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》《増殖するG》はガン済みなのは無難といったところですし、魔法・罠除去カードを《コズミック・サイクロン》にしているあたり、少なくとも【真竜】を意識しています。
下手に入れ替えると【ブラック・マジシャン】枠が回らなくなるので、サイドチェンジしなくてもいいかもしれませんね。
※それそれ何を入れているのか不明なので、あくまで鳩鷺の独断と偏見です。
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まとめ
今回は、大会優勝した【ブラック・マジシャン】デッキのデッキレシピ・回し方、採用カードを解説・考察しました。
このように、「ブラック・マジシャン」は通常モンスター・闇属性・魔法使い族という非常に恵まれたカテゴリーに属しており、構築次第で環境に十分適応できます。
デッキの派生も多いので、好みの構築にしやすいというのもとても大きなポイントですね。
「ブラック・マジシャン」は初代主人公「武藤遊戯」のエースカードなので、今後も強化を期待して良いでしょう。
ぜひ一度、【ブラック・マジシャン】デッキを構築してみてはいかがでしょうか。
引き続き、遊戯王の環境情報として大会優勝デッキレシピを記事にしていきます。