遊戯王の環境情報です。 【植物デブリダンディ】デッキの大会優勝デッキレシピと回し方を解説したページです。
こんにちはシェキナーガです。
時が経つのは早いものでもう8月となってしまいました。
規制やルール変更に加え新カードも続々と増えている現代ですがそんな中で、懐かしいデッキがリニューアルされて結果を出したようです。
その名も、【植物デブリダンディ】デッキ!
今回は、大会優勝した【植物デブリダンディ】デッキのデッキレシピ・回し方を解説していきます
是非デッキ構築の参考としてみて下さい。
もくじ
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【植物デブリダンディ】大会優勝デッキレシピ
大会で優勝した【植物デブリダンディ】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】60枚
◆ モンスター(36枚)
- 2《薔薇恋人》
- 3《クレーンクレーン》
- 2《ダンディライオン》
- 3《バオバブーン》
- 3《マスマティシャン》
- 3《ローンファイア・ブロッサム》
- 1《にん人》
- 3《紅姫チルビメ》
- 3《桜姫タレイア》
- 3《姫葵マリーナ》
- 3《椿姫ティタニアル》
- 1《グローアップ・バルブ》
- 1《コピー・プラント》
- 1《スポーア》
- 3《デブリ・ドラゴン》
◆ 魔法(15枚)
- 1《おろかな埋葬》
- 1《死者蘇生》
- 1《貪欲な壺》
- 3《トレード・イン》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 2《ブラック・ホール》
- 2《ツインツイスター》
- 1《ワン・フォー・ワン》
- 3《超栄養太陽》
◆ 罠(9枚)
- 1《虚無空間》
- 1《王宮の勅命》
- 1《神の警告》
- 1《神の宣告》
- 2《神の通告》
- 3《ポリノシス》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《ナチュル・ビースト》
- 1《ナチュル・パルキオン》
- 2《月華竜 ブラック・ローズ》
- 2《ブラック・ローズ・ドラゴン》
- 1《氷結界の龍 トリシューラ》
- 1《虚空海竜リヴァイエール》
- 1《彼岸の旅人 ダンテ》
- 1《幻影騎士団ブレイクソード》
- 3《メリアスの木霊》
- 1《ミセス・レディエント》
- 1《デコード・トーカー》
◆ サイドデッキ(15枚)
- 2《増殖するG》
- 3《薔薇の聖弓手》
- 2《灰流うらら》
- 1《ツインツイスター》
- 1《増援》
- 3《拮抗勝負》
- 3《醒めない悪夢》
第37回デュエルオフ会 1位 07/24(月)
【植物デブリダンディ】大会優勝デッキの回し方を解説
それでは、この【植物デブリダンディ】デッキの解説をしていきます。
このデッキの特徴を挙げるとするならばとにかく多彩です。お姫様もいます!
新マスタールールの影響で、エクストラデッキを多用するデッキはリンク召喚に頼るか、泣く泣く解体するかになってしまいました。
しかしこのデッキは、メイン・エクストラデッキ両方での戦闘制圧・除去展開が可能です。
制圧モンスターや永続・カウンター罠のような最新の動きから、単純に打点で押すだけといった古代の戦い方まで無理なく可能な万能デッキです。
テーマデッキとその派生が主流の現代では、考えられない凄まじいデッキ構築能力ですね。
それでは【植物デブリダンディ】デッキの回し方を詳しくみていきましょう
①:究極の植物《ローンファイア・ブロッサム》
やはり植物族の主役は、《ローンファイア・ブロッサム》です。
自分フィールドの植物族をリリースする事で、デッキからレベルを問わず植物族をリクルート出来ます。
展開時には《スポーア》や《薔薇恋人》、打点が必要な場合は《椿姫ティタニアル》《桜姫タレイア》《姫葵マリーナ》を特殊召喚します。
事実上デッキ内全ての植物族にアクセスでき、《ローンファイア・ブロッサム》自身も《超栄養太陽》《メリアスの木霊》で簡単に特殊召喚出来ます。
一方、ここまで容易く展開が出来るとなると、自分のモンスターが邪魔になる場合があります。
そんな時も《ローンファイア・ブロッサム》は大活躍します。
効果のコストは自身だけでなく自分の場の植物族で良いので、《薔薇恋人》《ダンディライオン》の墓地効果を使用したい時やエクストラモンスターゾーンの《メリアスの木霊》を退けることが出来ます。
《にん人》を特殊召喚し、リンク召喚等で墓地に送れば、手札のモンスターも処理出来るようになります。
この様に、《ローンファイア・ブロッサム》には無限大の可能性があることがお分かり頂けたと思います。
②:小型モンスターは過労死?
このデッキには主に小型のモンスターを墓地から蘇生、除外から帰還といった再利用の方法が多々あります。
モンスターでは《デブリ・ドラゴン》《クレーンクレーン》《メリアスの木霊》《虚空海竜リヴァイエール》、魔法カードでは《死者蘇生》等です。
これらのカードの効果を活用し、手札・墓地・除外全てから戦力を供給する事が出来ます。
その中でも《ダンディライオン》は、方法を問わず墓地へ送られた時点で効果が発動、シンクロ・リンク・エクシーズ召喚全てで有効活用出来ます。
生み出されたトークンはシンクロやリンク召喚に使うも良しですし、《ローンファイア・ブロッサム》《ポリノシス》のコストとするも良いです。
制限改訂で準制限に復帰したのもあり、活躍の幅が広がりましたね。
③:《デブリ・ドラゴン》《ダンディライオン》のコンボ
そして、デッキ名の由来である《デブリ・ドラゴン》《ダンディライオン》にはこの様なコンボがあります。
コンボその1
墓地に《ダンディライオン》がいる状態で《デブリ・ドラゴン》を召喚、《ブラック・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚
その後、チェーン1《ダンディライオン》、チェーン2《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体破壊効果とする事で、トークンが残しつつ全体除去ができます。
これらのトークンはリンク召喚にも活用できますし、トークンのままでも次の相手ターンにダイレクトアタックされるリスク大幅に減ります。
コンボその2
《おろかな埋葬》で《ダンディライオン》を落としてトークン生成、デブリドラゴンを召喚し《ダンディライオン》を蘇生
この時点で合計のレベルは9となり、《氷結界の龍 トリシューラ》がシンクロ召喚できます。
オマケでシンクロ後もトークンが残るので、壁としてもとても優秀な「ライオン」ですね。
このコンボは《ダンディライオン》が墓地に送られる方を問わず、なおかつターン1制限が無い、という性能を活かしている古き良きテクニックです。
④:現代遊戯王の必須テクニック 盤面制圧が可能
さてここまでで、【植物デブリダンディ】が簡単にモンスターの展開が出来るという事がお分かり頂けたと思います。
展開後の仕上げは、やはり盤面制圧です。
このデッキには《月華竜 ブラック ローズ》《ナチュル・パルキオン》《ナチュル・ビースト》と、モンスター・罠・魔法と全ての対策ができるシンクロモンスターが特殊召喚できます。
相手によって使い分ける事が重要でしょう。
また、このデッキの罠カードは全てが妨害カードとなっています。
中でも《ポリノシス》は、墓地利用をする植物族デッキとの相性が抜群に良く、まるでこのデッキの専用カードと言える気さえしてきます。
これを1度見せてしまえば、伏せカードと適当な植物族がいるだけで相手プレイヤーは迂闊に効果発動が出来ません。
手札で腐った《トレード・イン》などをブラフとするのも悪くないですね(笑)
【植物デブリダンディ】環境デッキに対しての強さ
次に、対環境としての強さを考察していきます。
【植物デブリダンディ】は、展開が万能で多彩かつ完成度が高いため、明確な弱点はありません。
強いて挙げるとすれば墓地利用の多さが目立ちます。
この為それを阻害するカテゴリーが苦手と言えるでしょう。
現環境で墓地利用を妨害するデッキと言えば、【インフェルノイド】【HERO】【召喚獣】が挙げられます。
ただ、現在主流の【魔導召喚獣】デッキは通常魔法の《召喚魔術》でしか墓地除外が出来ず、こちらのターンには妨害出来ないので、そこまで脅威ではないでしょう。
この為【インフェルノイド】と【HERO】の《M・HERO・ダーク・ロウ》が脅威となりますが、このデッキはしっかりと対策がされています。
【インフェルノイド】対策
ズバリ、デッキ枚数を60枚していることです。
以前の【インフェルノイド】は、「十二獣」のシステムを使い《武神帝-カグツチ》の効果での墓地肥やしが機能した為、デッキ枚数が40枚でも問題ありませんでした。
一方現在の【インフェルノイド】は、《隣の芝刈り》を使用した60枚構築が主流です。
しかも、ほぼ唯一の対策とされる《灰流うらら》に対し、《PSYフレームギア・γ》を当ててレベル8シンクロをしつつ墓地を肥やすという展開も持っています。
そんな【インフェルノイド】に対し、【植物デブリダンディ】はデッキ枚数を60枚にし、《隣の芝刈り》を使用出来なくしています。
《M・HERO・ダーク・ロウ》対策
《M・HERO・ダーク・ロウ》の対策は、《ローンファイア・ブロッサム》《ブラック・ホール》の2つです。
《ローンファイア・ブロッサム》を召喚し、効果で《椿姫ティタニアル》《桜姫タレイア》《姫葵マリーナ》のいずれかを特殊召喚します。
これだけで《M・HERO・ダーク・ロウ》は戦闘破壊出来ます。
また、《ブラック・ホール》も《M・HERO・ダーク・ロウ》対策として有効で、制限改訂で準制限となったためしっかり2枚入っていますね。
【植物デブリダンディ】疑問点
最後に、【植物デブリダンディ】の疑問点を考察していきます。
その疑問点とは、「60枚構築で墓地利用が多いのに、何故《隣の芝刈り》が不採用なのか?」ということです。
それは、今まで散々メリットを挙げてきた《ローンファイア・ブロッサム》《ダンディライオン》の性質にあります。
《ローンファイア・ブロッサム》は自分の場の植物族モンスターをリリースし、デッキ内の植物族モンスターを特殊召喚という超強力な効果です。
ただ「あくまでもデッキにある」というのが条件なので、必要なカードがデッキから墓地に落ちてしまうというのが《隣の芝刈り》を採用しない理由の1つでしょう。
このカード自体が墓地に落ちてしまうリスクがあるというのも理由としてあるかもしれません。
《強欲で貪欲な壺》の不採用も同じ理由と思われます。
また《ダンディライオン》は強制効果ですので、墓地へ送られた時点で自分の意思に関係無く効果が発動されます。
この性質上展開の邪魔になる事が多いのでしょう。
あまり見ないかもしれませんが2枚落ちるというのもあり得ますね。
2枚とも効果が発動するので自分の場に4体もトークンが出てしまいます。
しかし、これはリンク召喚でどうにか処理出来るので、上の方が理由としては強いでしょう。
パワーカードに頼らなくても十分戦える良いデッキと考える事ができますね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
【植物デブリダンディ】ではメイン・エクストラ・罠というあらゆる方向から仕掛けられまるデッキですので、相手としてhかなり対策がしにくいと思われます。
基本的には並べてシンクロという懐かしい流れになる事が多いので、昔プレイしていた方が復帰するにはかなりオススメのデッキですね。
ここまで書いていて私も使いたくなってしまいました。
引き続き、遊戯王の大会優勝デッキレシピを解説していきます。
それではまたお会いしましょう。