遊戯王の【天気(てんき)】デッキについてまとめたページです。カード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなど解説・考察しています。
2017年8月11日に、遊戯王の最新パック「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ」が発売されました。
このパックにて OCGオリジナルテーマ『天気(てんき)』が登場します。
このページでは、新規テーマ「天気」のカード効果をまとめて紹介し、「天気」がどのようなテーマなのか解説・考察します。
そして、「天気」とサンプルデッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどを解説していきます。
今後、「天気」の弱点・対策カードなども追記していきます。
ぜひ、【天気】デッキの構築の参考にしてください。
「スピリット・ウォリアーズ」収録テーマ解説 | ||
影六武衆 |
魔弾 |
天気 |
もくじ
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【天気】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【天気(てんき)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【天気】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム練馬春日店
- ちょこ(2018年10月環境)
- 【公式】遊戯王OCG(2018年10月環境)
- カードボックス天理店@23時まで営業中(2018年7月環境)
【スキドレ天気】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- ヤツ@遊戯王垢(2018年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【天気】デッキ:大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【天気】のデッキレシピがこちらです。
「真竜」と組み合わせた構築となっており、【真竜天気】デッキと呼べそうです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(16枚)
- 《灰流うらら》3
- 《雷天気ターメル》3
- 《晴天気ベンガーラ》3
- 《曇天気スレット》2
- 《雪天気シエル》2
- 《真竜拳士ダイナマイトK》2
- 《真竜剣皇マスターP》1
◆ 魔法(12枚)
- 《真竜凰の使徒》3
- 《雪の天気模様》3
- 《曇りの天気模様》2
- 《雨の天気模様》2
- 《晴れの天気模様》1
- 《おろかな埋葬》1
◆ 罠(12枚)
- 《オーロラの天気模様》3
- 《真竜皇の復活》3
- 《真竜の黙示録》3
- 《スキルドレイン》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》1
- 《機装天使エンジネル》1
- 《氷結界の龍トリシューラ》1
- 《源竜星ボウテンコウ》1
- 《ABC ドラゴン・バスター》1
- 《虹天気アルシエル》2
- 《星刻の魔術師》1
- 《No.39 希望皇ホープ》1
- 《虚空海竜リヴァイエール》1
- 《幻影騎士団ブレイクソード》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
- 《デコード・トーカー》1
- 《ファイアウォール・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《浮幽さくら》3
- 《増殖する G》3
- 《コズミック・サイクロン》3
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《拮抗勝負》3
- 《醒めない悪夢》2
竜のしっぽ公認優勝
構築練り直し後の天気
フィニッシャーがほしかったのでマスpを、恐竜に対して場が空くのが怖かったのでKを採用
継承、ドラDは以前と同じように真竜枚数少なめでそこまで強くないので不採用 pic.twitter.com/N8g5l5bnkV— カガワ (@abell70939036) August 13, 2017
竜のしっぽ 公認大会 優勝
「天気」デッキとは?簡単に解説!
「天気(てんき)」とは、「スピリット・ウォリアーズ」で登場したレベル3・天使族のテーマです。
元ネタはその名の通り「天気」で、虹色を中心に7つの色を持つモンスター「○○天気」と、サポート魔法・罠「○○の天気模様」が存在しています。
「天気」モンスターは、除外されると次のスタンバイに帰還するという共通効果を持っており、「天気」魔法・罠は、「天気」モンスターに自除外効果を与えるという共通効果を持っています。
そして、切り札であるリンク3モンスター《虹天気アルシエル》は、「天気」モンスターを自除外させ、カード効果を無効・破壊する効果を持っています。
このように「天気」は、「天気」魔法・罠で「天気」モンスターを除外・帰還させつつ、《虹天気アルシエル》のリンク召喚を目指すテーマになっています。
パーミッションを得意とする「天使族」のイメージとも合っていますね。
【天気】デッキ:大会優勝デッキレシピ解説
それでは、大会優勝した【天気】のデッキ解説・回し方をしていきます。
今回の【天気】デッキの特徴はこの3つです。
- 特徴①:「真竜」の採用
- 特徴②:《オーロラの天気模様》の3積み
- 特徴③:《スキルドレイン》の採用
それぞれ解説していきます。
特徴①:「真竜」の採用
大会優勝した【天気】デッキの1つ目の特徴は、「真竜」カードを採用していることです。
《真竜拳士ダイナマイトK》2枚、《真竜剣皇マスターP》1枚、《真竜凰の使徒》3枚、《真竜皇の復活》3枚、《真竜の黙示録》3枚の合計12枚を採用しています。
「真竜」モンスターは、永続魔法・永続罠をリリースしアドバンス召喚できるため、「天気」永続魔法・罠もリリース要員として活用でき、相性が良いです。
また「天気」としても、《雷天気ターメル》《晴天気ベンガーラ》はフィールドの永続魔法・罠を墓地に送る効果を発動させるので、「真竜」永続魔法・罠の墓地効果を能動的に発動させることができます。
一方、ともによく出張される《ドラゴニックD》は、「天気」とシナジーが薄いため採用されていないようです。
特徴②:《オーロラの天気模様》の3積み
大会優勝した【天気】デッキの2つ目の特徴は、《オーロラの天気模様》が3積みされていることです。
《オーロラの天気模様》は、カード1枚が手札に加わった時、そのカードを除外し、そのプレイヤーに1ドローさせる効果を持っています。
相手のサーチ等を妨害できる一方、ドローさせてしまうため基本決め手にかけますが、《雪の天気模様》の余ったサーチをドローに変換させることもでき、そのほかの「天気模様」より優先的に採用しているようです。
戦闘を「真竜」に任せており、《雷の天気模様》の優先度が下がっているのも影響しているかもしれません。
特徴③:《スキルドレイン》の採用
大会優勝した【天気】デッキの3つ目の特徴は、《スキルドレイン》を採用していることです。
《スキルドレイン》は、フィールドのモンスター効果を無効にする永続罠カードです。
一見「天気」とは相性が悪そうですが、「天気」モンスターはコストで自身を除外するため、効果が適用されるときにはフィールドを離れており、問題なく効果を適用させることができます。
また、《晴天気ベンガーラ》は墓地からフィールドの永続罠を墓地に送ることができるので、好きなタイミングで《スキルドレイン》を墓地に送ることができます。
一方、「真竜」モンスターは《スキルドレイン》で効果が無効化されてしまいますが、「真竜」モンスターは攻撃力が高く、《スキルドレイン》適用下でも相手より優位に立てることが多いです。
しかもこの《スキルドレイン》は、「真竜」のアドバンス召喚にリリースできるので、こちらも好きなタイミングで外すこともできます。
そのため、《スキルドレイン》と「天気」「真竜」は相性がそれほど悪くなく、むしろ相性が良いと言えそうです。
「天気」カード効果解説・使い方
それでは、「天気」モンスター・魔法・罠の効果・使い方を1枚ずつ解説していきます。
現在、下級モンスター5体・上級モンスター1体・リンクモンスター1体・魔法4枚・罠2枚が登場しています。
◆「天気」下級モンスター
- 《雪天気シエル》[地・レベル3]
- 《雨天気ラズラ》[水・レベル3]
- 《曇天気スレット》[風・レベル3]
- 《晴天気ベンガーラ》[炎・レベル3]
- 《雷天気ターメル》[光・レベル3]
◆「天気」上級モンスター
- 《極天気ランプラ》[闇・レベル6]
◆「天気」リンクモンスター
- 《虹天気アルシエル》[リンク3]
◆「天気」魔法
- 《雪の天気模様》[永続]
- 《雨の天気模様》[永続]
- 《曇りの天気模様》[永続]
- 《晴れの天気模様》[永続]
◆「天気」罠
- 《オーロラの天気模様》[永続]
- 《雷の天気模様》[永続]
「天気」モンスター
「天気」下級モンスターは、レベル3・種族「天使族」が統一されていますが、属性はバラバラです。
レベル6の上級モンスター・リンク3のリンクモンスターも1体ずつ存在しています。
共通効果として、以下の効果を持っています。
◆「天気」モンスター共通効果
フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。除外されているこのカードを特殊召喚する。
固有効果は、まとめると以下のようになっています。
◆「天気」モンスター固有効果
- 《雪天気シエル》[地・レベル3]
・・・召喚成功時、デッキの「天気」魔法・罠をフィールドに置く - 《雨天気ラズラ》[水・レベル3]
・・・特殊召喚成功時、手札の「天気」魔法・罠をフィールドに置く - 《曇天気スレット》[風・レベル3]
・・・「天気」が墓地に送られると、墓地「天気」魔法・罠2枚をフィールドに置く - 《晴天気ベンガーラ》[炎・レベル3]
・・・フィールドの永続魔法・罠を墓地に送り、自己蘇生、+手札から「天気」魔法・罠を置く - 《雷天気ターメル》[光・レベル3]
・・・フィールドの永続魔法・罠を墓地に送り、デッキの「天気」魔法・罠魔法・罠をフィールドに置く - 《極天気ランプラ》[闇・レベル6]
・・・召喚成功時、手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠を置く - 《虹天気アルシエル》[リンク3]
・・・リンク先モンスターは、カード効果無効化効果を持つ。自身を除外し、モンスターの特殊召喚無効
それでは、それぞれ効果を解説し簡単に考察していきます。
《雪天気シエル》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:召喚成功時、デッキの「天気」魔法・罠を表側で置く
- ②:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
召喚するだけで「天気」魔法・罠がデッキから発動できる、【天気】デッキの起点モンスター
召喚すると「天気」魔法・罠をフィールドに置くことができ、すぐさまアドバンテージを獲得できます。
基本的に《雪の天気模様》でさらなるサーチに繋げるか、《雷の天気模様》で「天気」モンスターの銭湯補助をを行います。
サーチではなく「置く」なので、罠カードを伏せることなく発動することもできます。
攻撃力が0と非常に貧弱なため、攻撃を受け前に「天気」魔法・罠で除外・帰還させ、守備表示にしましょう。
【天気】デッキでは、文句なしの3積みです。
《雨天気ラズラ》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:特殊召喚成功時、手札の「天気」魔法・罠を表側で置く
- ②:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《雨天気ラズラ》は、特殊召喚すると手札の「魔弾」魔法・罠が発動できる、「天気」モンスター
自身の帰還効果か、《晴れの天気模様》で特殊召喚可能です。
《雪の天気模様》で相手ターンにサーチした「天気」魔法・罠を、相手ターン発動するという使い方ができます。
ただ、特殊召喚に成功したとしても、手札から「天気」カードを発動したい場面は多くなく、攻撃力・守備力も高くないため、あまり採用しないモンスターです。
【天気】デッキでは0-1枚の採用になります。
《曇天気スレット》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドの「天気」カードが墓地に送られると、墓地の「天気」魔法・罠2枚までフィールドに置く
- ②:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《曇天気スレット》は、墓地の「天気」魔法・罠を2枚置くことでアドバンテージを取れる「天気」モンスター
《晴天気ベンガーラ》《雷天気ターメル》は「天気」魔法・罠を墓地に送ることで効果を発動するので、これらの効果を発動し、能動的に効果を使っていきましょう。
特に《晴天気ベンガーラ》は、墓地から「天気」魔法・罠を墓地に送れるので、相性が良いです。
ただ、墓地に「天気」魔法・罠が必要なので、序盤は若干使いづらいです。
【天気】デッキでは、1-2枚の採用になりそう。
《晴天気ベンガーラ》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドの永続魔法・罠を墓地に送り自己蘇生、その後、手札から「天気」魔法・罠を置く
- ②:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《晴天気ベンガーラ》は、フィールドの「天気」魔法・罠を墓地に送ることで、墓地から特殊召喚できる「天気」モンスターです。
「天気」というテーマは、モンスターを並べることで展開していくので、緩い発動条件は非常に使いやすい。
《虹天使アルシエル》のリンク素材にも使えますし、《虹天使アルシエル》の無効効果のリソース措定も活用できます。
墓地に送る永続魔法・罠は「天気」カードである必要はないので、墓地に送る永続魔法・罠によってはアドバンテージを取ることもできます。
また、前述した《曇天気スレット》とのコンボが強力です。
ただ、「天気」モンスターはあまり墓地にモンスターが落ちませんので、少し噛み合っていない印象もあります。
【天気】デッキでは、1-2枚の採用になりそう。
《雷天気ターメル》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:永続魔法・罠を墓地に送り、デッキの「天気」魔法・罠を表側で置く
- ②:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《雷天気ターメル》は、永続魔法・罠を「天気」魔法・罠に変える光属性「天気」モンスター
【天気】デッキは、サーチ効果を持つ《雪の天気模様》が非常に重要となるため、このカードを使って積極的にサーチしたい。
《雪の天気模様》がすでにある場合は、戦闘を補助する《雷の天気模様》をサーチしよう。
墓地に送る永続魔法・罠は「天気」カードである必要はなく、幅広いカードから「天気」カードをサーチできる。
《雷天気ターメル》の効果を活用するべく、【天気】デッキでは、永続魔法・罠を多めに採用すると良いだろう。
攻撃力が1700となかなか高いので、単純にアタッカーとしても活躍できる。
【天気】デッキでは、2-3枚の採用になるだろう。
《極天気ランブラ》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:召喚成功時、手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠を置く
- ②:「天気」魔法・罠は相手の対象にならず、効果で破壊されない
- ③:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《極天使ランブラ》は、アドバンス召喚成功することで「天気」魔法・罠をどこからでも発動できる上級「天気」モンスター
フィールドにモンスターを並べたい「天気」としては、アドバンス召喚のリリースは惜しいが、「天気」魔法・罠をすぐに置けるためアドバンテージは失わない。
また、「天気」魔法・罠を守る効果も持っており、中盤以降なかなか厄介だろう。
特殊召喚も可能なため、《晴れの天気模様》で手札・墓地から特殊召喚することもできる。
これらを活用すれば、《晴れの天気模様》がある状態で《ハーピィの羽根箒》が発動された場合、《極天使ランブラ》を特殊召喚する事で、「天気」魔法・罠の破壊を防ぐこともできる。
アドバンス召喚のリリースとしては、《晴天気ベンガーラ》が使いやすそう。
《虹天気アルシエル》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:リンク先の「天気」モンスターは、自身を除外することで魔法・罠・モンスター効果を無効にし破壊できる
- ②:相手がモンスターの特殊召喚に成功すると、自身を除外しそのモンスター破壊
- ③:[共通効果]「天気」カード効果発動のために除外されると、次のスタンバイフェイズ帰還
《虹天気アルシエル》は、相手の展開を徹底に妨害していく、「天気」のフィニッシャー
無効効果を2つも持ち、1つめの効果は、「天気」モンスターの数だけカードの発動を無効にすることができる。
そして、除外されたモンスターは、「天気」カードの効果で除外されたことになるため、次のスタンバイフェイズに帰還する。
2つ効果は、自身を除外するため、1枚で完結しており使いやすい。
ただ一度除外すると、帰還後はメインモンスターゾーンに戻ってしまい、①の無効効果が使えなくなる。
また、リンク召喚での特殊召喚でもなくなるため②の効果も使えない。そのため、②の効果の使いどころはうまく考えたい。
非常に強力なリンクモンスターではあるが、「天気」は特殊召喚のギミックに乏しく、リンク召喚がなかなか難しい。
《地獄の暴走召喚》や《ソウルチャージ》を使って、うまくリンク召喚を狙いたいところ。
「天気」魔法
「天気」魔法は、永続魔法4枚が登場しています。
共通効果として、フィールドに1枚しか存在できない効果、縦3列の「天気」モンスターに効果を付与する効果を持っています。
「天気」モンスターに付与する効果は、自身の除外をトリガーとしており、除外されると次のターンに帰還できる「天気」モンスターと噛み合っています。
◆「天気」永続魔法共通効果
①:「○○の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
● 〜〜固有効果〜〜
固有効果は、まとめると以下のようになっています。
どれも相手ターンに発動することができ、「サクリファイス・エスケープ」のようなトリッキーな動きが可能となっています。
◆「天気」永続魔法固有効果
- 《雪の天気模様》
・・・自身を除外し、「天気」カードサーチ、発動ターンサーチ不可(誘発即時)
《雨の天気模様》
・・・自身を除外し、相手の魔法・罠を手札に戻す(誘発即時) - 《曇りの天気模様》
・・・自身を除外し、モンスター1体の攻撃力半分・直接攻撃可(誘発即時) - 《晴れの天気模様》
・・・自身を除外し、モンスターをリリースし、「天気」1体を手札・墓地から特殊召喚(誘発即時)
《雪の天気模様》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●「天気」カードサーチ(誘発即時)、発動ターンサーチできない
《雪の天気模様》は、「天気」モンスターを除外し、「天気」カードをサーチできる「天気」永続魔法
サーチ効果を発動したターン、それ以上のサーチはできないが、相手ターンでも発動できるため、1度の発動で2枚は「天気」がサーチできる。
サーチ対象も、モンスター・魔法・罠全てに対応している。
【天気】デッキの展開を支える非常に重要なカードなため、《雪天気シエル》《雷天気ターメル》で真っ先にサーチしたい。
【天気】デッキでは文句なしの3積み確定だろう。
《雨の天気模様》
《雨の天気模様》
永続魔法
①:「雨の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●自身を除外し、相手魔法・罠1枚バウンス(誘発即時)
《雨の天気模様》は、「天気」モンスターを除外し、魔法・罠をバウンスできる「天気」永続魔法
魔法・罠を手札に戻すことができるが、発動されたカードを手札に戻しても際発動されてしまう。
伏せたカードをエンドサイクの要領で手札に戻すか、永続罠の除去にとしてなら活用できそう。
ただ、全体的に使いづらさがあり、採用優先度は高くなさそう。
【天気】デッキでは、0-1枚の採用になりそう。
《曇りの天気模様》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●自身を除外し、モンスター1体の攻半減+直接攻撃可能に(誘発即時)
《曇りの天気模様》は、「天気」モンスターを除外し、モンスターの戦闘をサポートする「天気」永続魔法
攻撃力を下げるモンスターは自分・相手を問いませんので、相手モンスターの攻撃力を下げることもできます。
また、自分モンスターに使用し、相手に直接ダメージを狙うのも良いでしょう。
ただ、こちらも使えるタイミングが限られるため、【天気】デッキでは、0-1枚の採用になりそう。
《晴れの天気模様》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●自身を除外し、自分モンスターリリースし、手札・墓地から「天気」1体特殊召喚(誘発即時)
《晴れの天気模様》は、「天気」モンスターを除外し、モンスター1体を手札・墓地の「天気」モンスターと入れ替える「天気」永続魔法
特殊召喚できる「天気」モンスターに制限がないため、上級モンスターである《極天使ランブラ》を特殊召喚できるのは強力です。
相手の《ハーピィの羽根箒》などにチェーンして、《極天使ランブラ》を特殊召喚すれば、「天気」魔法・罠を破壊から守ることもできます。
また、モンスターの追撃としても使えます。
ただ、フィールドに「天気」モンスターが2体必要なので、序盤は使いづらいです。リリースに《晴天気ベンガーラ》を使うと使いやすくなります。
【天気】デッキでは、1-2枚の採用になりそう。
「天気」罠
「天気」罠は、永続罠が2枚登場しています。
共通効果として、永続魔法と同じく以下の効果を持っています。
◆「天気」永続罠共通効果
①:「○○の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
● 〜〜固有効果〜〜
固有効果は、まとめると以下のようになっています。
◆「天気」永続罠固有効果
- 《雷の天気模様》
・・・戦闘を行うダメージステップ開始時、自身を除外し、相手モンスターバウンス - 《オーロラの天気模様》
・・・カード1枚が加わった時、そのカード除外・1ドロー
《雷の天気模様》
《雷の天気模様》
永続罠
①:「雷の天気模様」は、自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分メインモンスターゾーン及びその両隣の自分メインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを除外して発動できる。その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●戦闘開始時、自身を除外し相手モンスターバウンス
《雷の天気模様》は、「天気」モンスターを除外し、ダメージ計算前に相手モンスターをバウンスする永続罠
モンスターのバウンスは強力で、このカードが存在すれば、相手はモンスターでの攻撃がしづらくなる。
エクストラモンスターのシンクロ・エクシーズ・リンクなどを手札に戻せれば、アドバンテージも取れます。
このバウンス効果はターン制限がないため、「天気」モンスターの数だけ効果が発動できます。
「天気」魔法・罠の中では《雪の天気模様》に次ぐ汎用性があり、採用優先度は高い。
【天気】デッキでは、2-3枚の採用になります。
《オーロラの天気模様》
【主な効果・使い方・役割】
- ①:フィールドに1枚のみ
- ②:同じ縦列+その隣の「天気」の効果付与
●カード1枚が手札に加わった時、自身を除外しそのカード除外+1ドロー
《オーロラの天気模様》は、サーチ効果をドローに変換する永続魔法
カードが1枚手札に加わったのであれば、ドロー・サーチを問わず効果を発動することができます。
相手がサーチした厄介なカードを除外することもできますし、自分のサーチをドローに変換することもできます。
サーチを妨害する役割ですが、結局ドローさせてしまうので、決め手に欠けます。
さらに、この効果で除外した「天気」モンスターは除外された時に効果を使えないので注意が必要です。
【天気】デッキでは、0-1枚の採用数になります。
【天気】デッキ:サンプルデッキレシピ
デッキレシピ①:【真竜天気】大会優勝デッキ
【天気】のデッキレシピ1つ目は、「真竜」と組み合わせた【真竜天気】デッキです。
永続魔法・罠を活用する「真竜」と見事に組み合わせ、大会で優勝を果たした強い【天気】デッキです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(16枚)
- 《灰流うらら》3
- 《雷天気ターメル》3
- 《晴天気ベンガーラ》3
- 《曇天気スレット》2
- 《雪天気シエル》2
- 《真竜拳士ダイナマイトK》2
- 《真竜剣皇マスターP》1
◆ 魔法(12枚)
- 《真竜凰の使徒》3
- 《雪の天気模様》3
- 《曇りの天気模様》2
- 《雨の天気模様》2
- 《晴れの天気模様》1
- 《おろかな埋葬》1
◆ 罠(12枚)
- 《オーロラの天気模様》3
- 《真竜皇の復活》3
- 《真竜の黙示録》3
- 《スキルドレイン》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》1
- 《機装天使エンジネル》1
- 《氷結界の龍トリシューラ》1
- 《源竜星ボウテンコウ》1
- 《ABC ドラゴン・バスター》1
- 《虹天気アルシエル》2
- 《星刻の魔術師》1
- 《No.39 希望皇ホープ》1
- 《虚空海竜リヴァイエール》1
- 《幻影騎士団ブレイクソード》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
- 《デコード・トーカー》1
- 《ファイアウォール・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《浮幽さくら》3
- 《増殖する G》3
- 《コズミック・サイクロン》3
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《拮抗勝負》3
- 《醒めない悪夢》2
大会優勝した【真竜天気】【宣告者真竜】デッキは、こちらのページで解説しています。
⇒【遊戯王】『天気』デッキが大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
⇒【遊戯王】『宣告者天気』デッキ大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
デッキレシピ②:【天気】メタビート軸
【天気】のデッキレシピ2つ目は、メタビート軸の【天気】デッキです。
純構築の【天気】デッキに、メタビートの要素を追加したデッキ構築になっています。
相手の展開を永続罠で妨害しながら、フィールドに「天気」モンスターを並べ、《虹天気アルシエル》のリンク召喚を目指します。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(11枚)
- 《雪天気シエル》3
- 《雷天気ターメル》3
- 《曇天気スレット》2
- 《雨天気ラズラ》1
- 《晴天気ベンガーラ》1
- 《極天気ランブラ》1
◆ 魔法(14枚)
- 《雪の天気模様》3
- 《雨の天気模様》1
- 《曇りの天気模様》1
- 《晴れの天気模様》1
- 《地獄の暴走召喚》3
- 《強欲で謙虚な壺》3
- 《ソウルチャージ》1
- 《死者蘇生》1
◆ 罠(15枚)
- 《雷の天気模様》3
- 《オーロラの天気模様》1
- 《スキルドレイン》3
- 《マクロコスモス》3
- 《王宮の勅命》1
- 《神の宣告》1
- 《神の警告》1
- 《神の通告》1
- 《波紋のバリア -ウェーブ・フォース-》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《虹天気アルシエル》3
- 《幻影騎士団ブレイクソード》2
- 《超量機獣グランパルス》2
- 《蟻岩土ブリリアント》1
- 《リンクスパイダー》1
- 《アカシック・マジシャン》1
- 《プロキシー・ドラゴン》2
- 《デコード・トーカー》1
- 《ファイアウォール・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》1
【天気】デッキの回し方・動き
次に、【天気】デッキの回し方・動きを解説していきます。
【天気】デッキは以下の流れで展開していきます。
- 展開①:《雪天気シエル》《雷天気ターメル》《雪の天気模様》でキーカードを集める
- 展開②:《雪の天気模様》《雷の天気模様》を揃え、戦う
- 展開③:《虹天気アルシエル》をリンク召喚する
それでは、展開を1つずつ解説していきます。
展開①:《雪天気シエル》《雷天気ターメル》《雪の天気模様》でキーカードを集める
始めの展開は、《雪天気シエル》《雷天気ターメル》《雪の天気模様》を使って、キーカードを集めていきます。
手札にこれら3種類のどれかがあれば、「天気」は回すことができます。
《雪天気シエル》がある場合
《雪天気シエル》は召喚成功時、デッキから「天気」魔法・罠をフィールドに置く効果を持っています。
この効果でデッキから《雪の天気模様》をフィールドに起きます。
《雪の天気模様》は、「天気」モンスターを自ら除外させることで、デッキから「天気」魔法・罠をサーチできます。
この効果で、《雷の天気模様》をサーチします。
これで次の相手ターン、《雪天気シエル》が除外ゾーンから帰還し、《雪の天気模様》《雷の天気模様》が揃います。
《雷天気ターメル》+永続魔法 がある場合
《雷天気ターメル》は、フィールドの永続魔法・罠を墓地に送り、デッキから「天気」魔法・罠をフィールドに置くことができます。
この効果で、「天気」永続魔法や他の永続魔法を墓地に送り、デッキから《雪の天気模様》をフィールドに置きます。
そして《雪の天気模様》の効果で《雷天気ターメル》を除外し、《雷の天気模様》をサーチできます。
これで《雪の天気模様》《雷の天気模様》が揃います。
《雪の天気模様》+「天気」モンスター がある場合
「天気」モンスターを召喚し、《雪の天気模様》の効果で除外、《雷の天気模様》をサーチします。
単純ですが、これで《雪の天気模様》《雷の天気模様》が揃います。
展開②:《雪の天気模様》《雷の天気模様》を揃え、戦う
次の展開は、《雪の天気模様》《雷の天気模様》を揃え、相手の展開を妨害しながら戦います。
《雷の天気模様》は、「天気」モンスターと戦闘する相手モンスターをダメージ計算前に手札に戻す効果を持っています。
この効果を駆使しながら相手の攻撃を止め、《雪の天気模様》で毎ターンサーチしていきます。
「天気」モンスターはフリーチェーンで、自身を除外することができますので、破壊することはなかなか困難で、《雷の天気模様》と合わせてフィールドにどんどん「天気」モンスターを召喚していくことができます。
ただ、「天気」永続魔法・罠が破壊されると一気に動きが止まりますので、何らかの方法で守ってやる必要があります。
また、「天気」モンスターの自除外効果の性質上、フィールドがガラ空きになりやすいです。
《波紋のバリア-ウェーブ・フォース-》などで活かして、相手の戦闘を妨害していきましょう。
展開③:《虹天気アルシエル》をリンク召喚する
最後の展開として、リンク3モンスター《虹天気アルシエル》をリンク召喚しましょう。
《虹天気アルシエル》は、「天気」モンスターを除外することで、相手のモンスター効果・魔法・罠を無効・破壊することができます。
しかも、この効果はターン制限がありませんので、他の「天気」モンスターの数だけカード効果を無効にすることができます。
そして、除外した「天気」モンスターは次のターンに帰還しますので、相手はさらに展開が難しくなります。
【天気】デッキはこのような流れで、展開していき、最終的に《虹天気アルシエル》で相手を封殺することで勝利を目指します。
【天気】デッキ:相性の良いカード
「天気」の展開をサポートする、相性の良いカードを紹介していきます。
モンスター・魔法・罠の順番に解説していきます。
《真竜剣皇マスターP》
【主な効果・相性の良い点】
《真竜剣皇マスターP》は、永続魔法・罠をアドバンス召喚のリリースに使える「真竜」モンスターです。
リリースしたカードの種類の効果を受けず、フリーチェーンでカードを破壊できるという、大会環境でも使われる圧巻の効果を持っています。
「天気」には永続魔法・罠が多く、これらをサーチする手段も豊富なため、非常に相性が良いです。
ただ、あまりにも構築を「真竜」に寄せてしまうと、「天気」らしさが失われてしまうので注意が必要です。
「宣告者」
《朱光の宣告者》
チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/天使族/攻 300/守 500
このカードと天使族モンスター1体を手札から墓地へ送って発動する。
相手の効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
【主な効果・相性の良い点】
「宣告者」は、手札の自身と天使族を墓地に送ることで、カード効果の発動を無効にする手札誘発モンスターです。
モンスター・魔法・罠のそれぞれを無効にする「宣告者」がおり、環境によって使い分けられます。
「天気」は天使族で統一されており、パーミッション的な動きをするため、相性が良さそうです。
《神の居城-ヴァルハラ》
《神の居城-ヴァルハラ》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。
【主な効果・相性の良い点】
《神の居城-ヴァルハラ》は、手札の天使族を特殊召喚する永続魔法です。
「天気」モンスターはフィールドにモンスターを並べることでより展開できますし、リンクモンスター《虹天気アルシエル》もリンク召喚しやすくなります。
このカード自体は《ヘカテリス》でサーチが可能です。
《マジック・プランター》
《マジック・プランター》
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
【主な効果・相性の良い点】
《マジック・プランター》は、表側の永続罠を墓地に送り2ドローする魔法カードです。
《雪天気シエル》は召喚時、デッキから「天気」永続魔法・罠を表側で置く効果を持っており、《マジック・プランター》でドローに変えることができます。
《スキルドレイン》
《スキルドレイン》
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
【主な効果・相性の良い点】
《スキルドレイン》は、フィールドのモンスターの効果を無効にする永続罠カードです。
「天気」モンスターの自分を除外して発動する効果は、除外がコストなため、問題なく効果を発動することができます。
また、《晴天気ベンガーラ》はフィールドの永続魔法・罠を墓地に送り、墓地から自己蘇生する効果を持っており、自分の好きなタイミングで《スキルドレイン》を外すことができます。
「天気」と相性の良いカードは、こちらにより詳しくまとめています。
「天気」収録されるパック
「天気」は2017年8月11日発売の「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ」に収録されています。
Amazonで購入可能です。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ」で登場する「天気」について、カード効果・回し方・相性の良いカード・弱点・対策カードなどまとめてみました。
引き続き、「スピリット・ウォリアーズ」「天気」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「天気」については、こちらの記事もおすすめです。
⇒【遊戯王】『天気』デッキが大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
⇒【遊戯王】『宣告者天気』デッキ大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
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