遊戯王の「炎王」デッキのページです。新規カードを採用したデッキレシピ・回し方を解説しています。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
7月8日に10期としては2パック目となる、「CIRCUIT BREAK(サーキット・ブレイク)」が発売となります。
このパックで既存のテーマである「炎王」が強化されることが判明しています。
今回は新規「炎王」カードの紹介と共に、鳩鷺式ではありますが【炎王】デッキの構築についてまとめていきます。
デッキレシピ・回し方も解説していますので最後までお付き合いよろしくお願いします。
もくじ
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【炎王】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【炎王(えんおう)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【炎王】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- 炎王大好きオタマ@まるやき(2018年7月環境)
- ブックマーケット砺波店/CARD BOX(2018年1月環境)
【機界騎士炎王】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- ブックマーケット砺波店/CARD BOX(2017年10月環境)
【真竜皇炎王恐竜】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- WAGAMITIやまりゅー 変態 遊戯王プレイヤー(2018年10月環境)
【AF炎王】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- ポンD(2018年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
「炎王」カードの紹介
『そもそも「炎王」ってなんぞや?』と言う方のために、「炎王」について軽く説明していきます。
「炎王」とは「ストラクチャーデッキ-炎王の急襲-」で登場した炎属性のテーマです。
ほとんどの「炎王」モンスターが、戦闘や効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する効果を持っています。
種族は獣族・獣戦士族・鳥獣族と、一応獣系ではありますが統一しているわけではないです。
このストラクチャーデッキは「MADE IN U.S.A.」となっており、紙質が日版と若干異なっていました(日本語表記の米版みたいな感じ)。
簡単に「炎王」カードをおさらい
デッキレシピを紹介する前に、簡単に「炎王」カードをおさらいしていきましょう。
◆ 「炎王」モンスター
- 《炎王神獣 ガルドニクス》:カードの効果で破壊された場合に自己再生し、フィールド上の自身を除くモンスターを全て破壊。戦闘破壊されたときに「炎王」モンスターをリクルート。
- 《炎王獣 ガルドニクス》:「炎王」モンスターが効果破壊された場合に手札から特殊召喚。相手によって破壊された場合に「炎王獣」をリクルート。
- 《炎王獣 キリン》:「炎王」モンスターが効果破壊された場合に手札から特殊召喚。破壊され墓地へ送られた場合に炎属性モンスターを墓地に送る。
- 《炎王獣 バロン》:「炎王」モンスターが効果破壊された場合に手札から特殊召喚。効果によって破壊され墓地へ送られた次のスタンバイフェイズに「炎王」カードをサーチ。
- 《炎王獣 ヤクシャ》:「炎王」モンスターが効果破壊された場合に手札から特殊召喚。破壊され墓地へ送られた場合に、手札もしくはフィールド上のカード1枚を破壊。
◆ 「炎王」魔法カード(罠カードは無し)
- 《炎王炎環》:自分フィールドの炎属性モンスターを破壊し、墓地の炎属性モンスターを蘇生
- 《炎王の急襲》:自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、デッキから炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚。
- 《炎王の孤島》:フィールド魔法カード。自分の手札・フィールドのモンスター1体を破壊して炎王をサーチ。炎属性・鳥獣族モンスターを手札から特殊召喚(いずれか1つのターン1効果)。 墓地へ送られた場合または除外された場合に自分フィールドのモンスターを全て破壊。
以上が既存の「炎王」カードです。
このように効果の発動は破壊されることがキーとなります。
主な戦法は、《炎王神獣 ガルドニクス》を破壊することで、相手フィールドをガラ空きにして殴っていきます。
《ブラック・ホール》版《ネフティスの鳳凰神》という強力な効果を持ってはいますが、「炎王」を破壊する別のカードが必要なため、どうしても展開力に欠けていました。
そこで、新規「炎王」モンスターである《炎王獣 ガネーシャ》が活躍します。
モンスター効果の発動を無効する効果に加え、手札・フィールドの炎属性モンスターを破壊することができるので、相手の行動を妨害しつつ、破壊効果により自分の展開につなげていくことができます。
そのため、【炎王】デッキの非常に心強い新規カードとなりました。
『鳩鷺式構築』【炎王】デッキレシピ
というわけで【炎王】デッキレシピを作成してみたので、さっそく紹介させていただきます。
あくまで発売前の状況な上、個人的な見解もありますので、【炎王】デッキ構築の参考程度にお考え下さい。
鳩鷺式【炎王】(【炎王真竜】)
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(19枚)
- 3《炎王獣 バロン》
- 2《炎王獣 ヤクシャ》
- 3《炎王獣 ガネーシャ》
- 2《炎王神獣 ガルドニクス》
- 1《真竜皇バハルストスF》
- 3《真竜皇アグニマズドV》
- 2《真竜剣皇マスターP》
- 2《真竜拳士ダイナマイトK》
- 1《真竜戦士イグニスH》
◆ 魔法(17枚)
- 2《炎舞-「天キ」》
- 2《真炎の爆発》
- 3《テラ・フォーミング》
- 2《炎王炎環》
- 3《炎王の急襲》
- 1《炎王の孤島》
- 3《ドラゴニックD》
- 1《真竜凰の使徒》
◆ 罠(4枚)
- 2《真竜皇の復活》
- 2《真竜の継承》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《魁炎星王-ソウコ》
- 1《深淵に潜む者》
- 1《ガガガザムライ》
- 1《恐牙狼 ダイヤウルフ》
- 1《十二獣タイグリス》
- 2《十二獣ブルホーン》
- 1《十二獣ライカ》
- 1《鳥銃士カステル》
- 1《No.39 希望皇ホープ》
- 1《No.41 泥睡魔獣バグースカ》
- 1《励輝士 ヴェルズビュート》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 1《ミセス・レディエント》
- 1《デコード・トーカー》
【真竜炎王】デッキを解説
それでは、この【炎王】デッキの解説をしていきます。
デッキタイプは「炎王」に「真竜」のギミックを取り入れた【炎王真竜】となります。
【炎王】のデッキタイプとしては「kozmo」や「メタルフォーゼ」と組み合わせていくものもありましたが、個人的にあまり好きじゃないんですよねw
実際、《真竜剣皇マスターP》が登場してからワタクシ自身よく使っているデッキということもあり、少々修正をした上で紹介させていただきます。
【真竜】との相性
「そもそも【真竜】とシナジーあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
なぜ「真竜」と組み合わせたかというと《ドラゴニックD》の存在が大きいです。
《ドラゴニックD》の破壊対象を《炎王獣 バロン》すれば、タイミングは遅くなるも実質手札は減りませんし、《炎王神獣 ガルドニクス》にすれば《ブラック・ホール》効果をスタンバイさせておくことができます。
このギミックは元々「《炎王の孤島》からの「炎王」モンスター破壊→「炎王」モンスターサーチ」という展開でしたが、「炎王」モンスターばかり来ても正直困る上、《サイクロン》で全滅するデメリットが大きすぎるのが難点でした。
これを《ドラゴニックD》に変えることで、《真竜皇アグニマズドV》をサーチして更なる破壊展開にもっていくことが可能になりました。
個人的な順位として《ドラゴニックD》>《炎王の孤島》なところもあり、あくまで保険として今回は1枚のみの採用になっています。
この流れをベースとして構築し、あまりの要素を本来の「真竜」パーツで補ったかたちです。
《真竜剣皇マスターP》はモンスターをリリースしてアドバンス召喚すれば効果を受け付けなくなるので、《炎王神獣 ガルドニクス》の《ブラック・ホール》効果も気にせず妨害orアタッカーとして機能します。
ランク4でのエクシーズ展開
レベル4「炎王」モンスターは獣戦士族なので、真っ先に思い浮かぶランク4エクシーズモンスターと言えば《十二獣ブルホーン》ですね。
手札が《炎王の孤島》+「炎王」モンスター2体の場合、以下の展開が可能です。
《炎王の孤島》効果で「炎王」モンスター1体を破壊してレベル4「炎王」モンスターをサーチ。
「炎王」モンスターが破壊されたので手札の「炎王」モンスターを特殊召喚。
サーチした「炎王」モンスターを通常召喚、2体で《十二獣ブルホーン》エクシーズ召喚
《十二獣ブルホーン》効果で「炎王」モンスター1体をサーチ。
《十二獣タイグリス》を重ね、《十二獣ブルホーン》をX召喚。効果で「炎王」モンスター1体をサーチ。
《十二獣ライカ》をX召喚、効果で墓地の「十二獣」モンスターを蘇生。
《十二獣ライカ》と効果で蘇生した「十二獣」モンスターを素材に《ミセス・レディエント》をリンク召喚。
というおなじみの展開にもっていけたり、単純に強力なランク4エクシーズモンスターを使っていくこともできます。
魔法カード1枚からの展開力
このデッキの面白いところは魔法カード1枚からの爆発力がスゴイということ。
自分フィールド上にモンスターがいなければ《炎王の急襲》でデッキから「炎王」モンスターを特殊召喚できますし、《真炎の爆発》を使えば墓地に溜まった下級「炎王」モンスターを大量に蘇生することも可能です。
炎属性ということもあり、まさに文字通りと言った感じですね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
自分がよく使用している既存のテーマが新規で強化されるのはとてもうれしいですね。
気になる方は是非【炎王】デッキを作ってみてください。
今回の構築ですが、大会での使用を考えるのであればもちろん手札誘発系の採用もアリですし、サイドデッキにはそれぞれの考えた対策を踏まえた上で作った方がいいと思います。
引き続き、「炎王」の解説について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。