遊戯王の【岩石十二獣】デッキの大会優勝デッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
最近の環境では【真竜】が独占しつつありますが、【永続十二獣】のように【十二獣】もまだまだ環境下にいる状況です。
そんな中、新たなギミックを搭載した【岩石十二獣】デッキが大会優勝を果たしました。
このページでは、大会優勝した【岩石十二獣】のデッキ構築・デッキレシピを解説していきます。
「岩石」と「十二獣」ってシナジーするのでしょうか??
その点も詳しく見ていきます!
もくじ
スポンサーリンク
【岩石十二獣】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【岩石十二獣】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(27枚)
- 2《増殖するG》
- 3《十二獣ヴァイパー》
- 3《十二獣サラブレード》
- 1《十二獣モルモラット》
- 3《十二獣ラム》
- 3《ギガンテス》
- 2《ジェムナイト・アレキサンド》
- 3《ブロックドラゴン》
- 3《灰流うらら》
- 3《幽鬼うさぎ》
- 1《粘糸壊獣クモグス》
◆ 魔法(12枚)
- 2《強欲で貪欲な壺》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《おろかな埋葬》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 2《炎舞-「天キ」》
- 3《ブリリアント・フュージョン》
◆ 罠(1枚)
- 1《王宮の勅命》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《ジェムナイト・ジルコニア》
- 1《十二獣タイグリス》
- 1《十二獣ハマーコング》
- 3《十二獣ブルホーン》
- 2《十二獣ライカ》
- 1《十二獣ワイルドボウ》
- 1《恐牙狼 ダイヤウルフ》
- 1《深淵に潜むもの》
- 1《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
- 2《ミセス・レディエント》
- 1《デコード・トーカー》
【サイドデッキ】(15枚)
- 3《スカル・マイスター》
- 2《アイス・ハンド》
- 2《ファイヤー・ハンド》
- 1《増殖するG》
- 1《ダイガスタ・エメラル》
- 3《ツインツイスター》
- 1《禁じられた聖杯》
- 2《醒めない悪夢》
博多CUP
1日目
60枚ライロ ◯◯
真竜メタルコズモ ◯×◯
純十二 ◯◯
十二真竜 ◯◯2日目
十二真竜 ×◯◯
純真竜 ◯×◯
恐竜 ◯××
純真竜 ◯×◯
純真竜 ◯×-2日合わせて7-1-1でした!
デッキくっそ強い pic.twitter.com/BFTh2gQwZg— みみんが (@miminga0318) May 4, 2017
大会優勝【岩石十二獣】デッキを解説
それでは、この【岩石十二獣】デッキの解説をしていきます。
最近流行りのリンク召喚を搭載した【十二獣】の動きのなかに、岩石族モンスターをどのように使っているのかを注目して見ていきましょう。
手札2枚からの展開例
どのように動かすのかを説明した方が分かりやすいと思いますので、まず展開方法からお話していきます。
<<使用カード>>
《ブリリアント・フュージョン》、「十二獣」モンスター1体の計2枚。
①:「十二獣」モンスターを召喚。その上にお好きな「十二獣」Xモンスターを3体重ねていく。
②:更にその上に《十二獣ブルホーン》を重ね、《十二獣ブルホーン》の効果により「十二獣」モンスターをサーチ。
③:《十二獣ブルホーン》の上に《十二獣ライカ》を重ね、《十二獣ライカ》の効果で《十二獣ブルホーン》の効果に使用した「十二獣」モンスターを蘇生。
④:《十二獣ライカ》と蘇生した「十二獣」モンスターで《ミセス・レディエント》をリンク召喚。
⑤:《ブリリアント・フュージョン》を発動。デッキから《ジェムナイト・アレキサンド》、《ブロックドラゴン》を墓地に送り、《ジェムナイト・ジルコニア》を融合召喚。
⑥:墓地の地属性モンスター3体を除外して、墓地に存在する《ブロックドラゴン》を特殊召喚。
⑦:《ミセス・レディエント》、《ブロックドラゴン》で《デコード・トーカー》をリンク召喚。
⑧:《ブロックドラゴン》の効果でデッキから《ギガンテス》2体をサーチ。
⑨:墓地の地属性モンスター3体を除外して、墓地に存在する《ブロックドラゴン》を特殊召喚。
⑩:《ブロックドラゴン》、《ジェムナイト・ジルコニア》で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》をX召喚。
⑪:墓地の地属性モンスター2体を除外して、手札の《ギガンテス》2体を特殊召喚。
⑫:《ギガンテス》2体で《十二獣ブルホーン》or《深淵に潜むもの》をX召喚。
<<最終盤面>>
《デコード・トーカー》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》《深淵に潜むもの》という布陣が完成します。
「ジェムナイト」関連カード、《ギガンテス》、《ブロックドラゴン》の採用
このデッキのポイントとして「ジェムナイト」《ギガンテス》《ブロックドラゴン》の採用が挙げられます。
「ジェムナイト」関連カードとして、メインデッキに《ブリリアント・フュージョン》《ジェムナイト・アレキサンド》が、エクストラデッキに《ジェムナイト・ジルコニア》が入っています。
《ギガンテス》、《ブロックドラゴン》はどちらも、地属性・岩石族の特殊召喚モンスターで、墓地の地属性モンスターを除外することで特殊召喚することができます。
特殊召喚・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1900/守1300
このカードは通常召喚できない。自分の墓地から地属性モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。自分の手札・墓地から地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。「ブロックドラゴン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。
「なんでジェムナイト入っているの?」とか、「《ギガンテス》は1体除外で容易に特殊召喚できるけど、《ブロックドラゴン》は3体も除外するから出しにくくない?」
と思う方もいることでしょう。
そこで「十二獣」を使っていきます。
まず、「十二獣」による大量のX召喚と《ミセス・レディエント》のリンク召喚の際に、大量の地属性モンスターを墓地に送ることができます。
これにより、《ギガンテス》、《ブロックドラゴン》のコストが溜まっていきます。
《ブロックドラゴン》にはもう一つ、フィールドから墓地へ送られた場合に、レベルの合計が8になるようデッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える効果があるので、レベル4の《ギガンテス》2体をサーチすることが可能です。
これにより、召喚権を使用することなく展開していくことができるようになります。
この時、加える行為が不発にならないようにメインデッキの「ジェムナイト」モンスターはレベル4の岩石族モンスターで統一しています。
また《ブロックドラゴン》はレベル8であり、《ブリリアント・フュージョン》で融合召喚した《ジェムナイト・ジルコニア》もレベル8なのでランク8のモンスターをX召喚できます。
ここでは《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》をX召喚しているので、相手の魔法を無効にしていく戦法となっています。
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
(1):1ターンに1度、魔法カードの効果がフィールドで発動した時に発動できる。その効果を無効にし、そのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
(3):自分フィールドのXモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。対象のモンスターの攻撃力は、破壊されたそのモンスター1体の元々の攻撃力分アップする。
《ギガンテス》2体でランク4エクシーズする候補として《十二獣ブルホーン》や《深淵に潜むもの》が挙げられます。
《十二獣ブルホーン》であれば、展開②で《十二獣ヴァイパー》をサーチできますし、《深淵に潜むもの》であれば墓地で発動する効果を無効にできるので相手のデッキや状況に応じて変えていきましょう。
魔法・罠は必要最低限
基本の展開法として、まず「十二獣」モンスターを1体確保しなくてはいけません。
サーチ・ドローカードとして《炎舞-「天キ」》《強欲で貪欲な壺》が採用されています。
「十二獣」モンスターはメインデッキに10体採用されているので、《強欲で貪欲な壺》は除外コストを気にすることなくが発動できます。
展開に必須な《ブリリアント・フュージョン》以外はほとんどが相手への妨害カードなので、さほど影響を受けないでしょう。
圧倒的な【真竜】対策
採用されている魔法・罠カードのほとんどが【真竜】に刺さるカードばかりです。
《コズミック・サイクロン》は【真竜】対策として常識レベルのカードになりましたね。
「壊獣」も「真竜」モンスターを除去するのに活躍します。今回の場合は地属性を主体としていることから《粘糸壊獣クモグス》を採用しています。
サイドデッキもしっかり対策が練られています。
《スカル・マイスター》は相手の墓地で発動したカードの効果を無効でき、「真竜」魔法・罠カードの破壊効果を妨害できます。
《禁じられた聖杯》はモンスター効果を無効にできるので、《真竜剣皇マスターP》の対策にもってこいです。
遊戯王の最新情報を「きりぶろLINE」で毎朝配信中です。 自分で情報を調べる必要がないので、とってもラクチンですよ。
今だけ参加特典として、きりぶろLINE限定情報をプレゼント中。 すでに6,000人以上のデュエリストが参加しています。
スポンサーリンク
まとめ
いかかだったでしょうか。
一見、噛みあわないようなテーマでしたが、とんでもない妨害系デッキに仕上がっていましたね。
今後も【十二獣】デッキの活躍に期待しています。
みなさまも是非、いろいろな組み合わせの【十二獣】デッキを作ってみてください。
引き続き、「十二獣」「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「十二獣」については、こちらの記事がオススメです。
→『十二獣』デッキ:新制限・新ルール大会で優勝!《マクロコスモス》!?
→【十二獣真竜】デッキ:規制後の大会優勝デッキレシピ・回し方を解説!