大会優勝した【真竜】デッキのデッキレシピ・回し方を解説しています。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
今期の環境では当たり前のようになっている【真竜】デッキの基礎とも言える【純真竜】デッキが大会優勝を果たしました。
このページでは、大会で優勝した【純真竜】のデッキ構築・デッキレシピを解説していきます。
新ルールに移行してから様々なタイプの【真竜】デッキが生まれましたが、この構築は「純」と付くからには余計なものは入っていないのかも??
なんて疑問もまとめて解説していきたいと思います。
「真竜」デッキ: 大会優勝デッキレシピ解説 | ||
真竜 |
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命削り真竜 |
召喚獣真竜 |
WW召喚獣真竜 |
WW魔導真竜 |
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【純真竜】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【純真竜】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(17枚)
- 3《増殖するG》
- 3《エア・サーキュレーター》
- 3《真竜拳士ダイナマイトK》
- 3《真竜剣皇マスターP》
- 3《灰流うらら》
- 2《幽鬼うさぎ》
◆ 魔法(17枚)
- 3《強欲で謙虚な壺》
- 3《強欲で貪欲な壺》
- 3《テラ・フォーミング》
- 2《真竜凰の使徒》
- 3《真竜の継承》
- 3《ドラゴニックD》
◆ 罠(6枚)
- 3《真竜皇の復活》
- 3《真竜の黙示録》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《幻影騎士団ブレイクソード》
- 1《十二獣ブルホーン》
- 1《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
- 2《セイクリッド・トレミスM7》
- 1《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》
- 1《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》
- 1《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
- 1《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》
- 1《銀河眼の光波竜》
- 1《No.23 冥界の霊騎士ランスロット》
- 1《銀河眼の光波刃竜》
- 1《プロキシー・ドラゴン》
- 2《ファイアウォール・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 1《D.D.クロウ》
- 1《真竜戦士イグニスH》
- 2《浮幽さくら》
- 3《命削りの宝札》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《ブラック・ホール》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 3《帝王の烈旋》
※第21回トレカマーケットCS 04/22(土) 個人戦
大会優勝【純真竜】デッキを解説
それではこの【純真竜】デッキの解説をしていきます。
最近はいろいろなタイプの【真竜】が流行っている中で、『本当に「真竜」だけで勝てるの?』と思う方も多いはず。
されど【真竜】。強いに決まってますw
早速、【純真竜】のデッキ構築を詳しく見ていきましょう。
意外にも、純粋な【真竜】デッキの解説はこのブログでは初みたいですね。
本来なら順番的にシンプルな構築から話をしていく方が筋かもしれませんが、あくまで「優勝デッキ」の解説なのでご了承ください。
シンプル・イズ・ザ・ベスト
何と言ってもこのデッキ、非常にシンプルなんです!
メインデッキの構築において、モンスターに関して言えば、手札誘発系をのぞくと《真竜拳士ダイナマイトK》、《真竜剣皇マスターP》、《エア・サーキュレーター》の3種類しか入っていません。
魔法も基本的に【真竜】の展開に必要なものばかりですし、罠カードに至っては「真竜」カードのみの採用です。
これはもう「純」と付けざるを得ないデッキですね。
【真竜】デッキの回し方・動かし方としては、以下が基本的流れとなります。
- 回し方①:《テラ・フォーミング》で《ドラゴニックD》をサーチ。
- 回し方②:《ドラゴニックD》の効果で、手札orフィールドのカードを破壊して「真竜」カードをサーチ。
- 回し方③:「真竜」魔法or罠カードをリリースして「真竜」モンスターをアドバンス召喚。
初めて【真竜】を組まれる方はこれをまず頭に入れておけば展開が容易になるかと思います。
《エア・サーキュレーター》の採用
《エア・サーキュレーター》が、手札誘発系・「真竜」を除いて唯一採用されています。
《エア・サーキュレーター》 | |
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効果モンスター 星3/風属性/水族/攻 0/守 600 このカードが召喚に成功した時に発動する事ができる。 自分の手札2枚をデッキに加えてシャッフルし、デッキからカードを2枚ドローする。 このカードが破壊された時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。 |
風属性なのに水族という珍しいカードですが、強力な2つの効果を持っています。
- 効果①:手札2枚をデッキに戻して2枚ドローする「リロード」効果
- 効果②:破壊されると1ドロー
採用理由として挙げられるのは主に②の効果です。
ポイントとなるのは、破壊される場所に指定がない点と、破壊時に効果を発動する点です。
《カードガンナー》などのようにフィールドで破壊されると効果を発動するものとは異なり、手札、フィールドに関係なく破壊されれば効果が発動されるので、《ドラゴニックD》の効果で破壊することで、「真竜」カードをサーチ+1ドローというアドバンテージを稼ぐことが可能になりました。
②の効果は強制効果なのでタイミングを逃すこともありません。
また、純粋にモンスターカードなので「真竜」モンスターのリリース要因としても利用できます。
このカードを通常召喚した後でも、「真竜」魔法・罠カードを使うことでアドバンス召喚権が増えるので、通常召喚権を使ったからと言ってさほど問題にはなりません。
ちなみに、破壊される場所に指定がないため《連鎖破壊》などでデッキから破壊されても効果は発動しますが、こちらは受動的な場合がほとんどのためあまり使われないと思われますが一応参考までに。
ドローソースの確保
このデッキではドローソースをふんだんに取り入れています。
【真竜】の弱みの1つとして、サーチは非常に優秀なのですが手札消費が激しいという点があります。
【真竜】デッキ全般に言えることですが、アドバンス召喚が主体となるため《真竜剣皇マスターP》を召喚するにはリリース要因にのカードが2枚が必要となります。
少なくとも合わせて3枚は手札を消費するため、初手のみでアドバンス召喚を行うと残り手札が2枚という状況に陥ります。
この枚数で相手ターンを乗り切るとなると大変厳しいです。
【真竜】では当たり前になっている《強欲で謙虚な壺》はデメリットとして発動ターンに特殊召喚ができなくなりますが、そもそも【純真竜】で特殊召喚すること自体が稀なのでガン積みで問題ないでしょう。
極端な話ですが《真竜剣皇マスターP》を1体でもフィールドにいれば十分なので、ある程度サーチやドローでアドバンス召喚の下準備が完了していれば《強欲で貪欲な壺》で除外されても心配はないです。
《増殖するG》は環境を【真竜】が独占してから採用頻度が低くなっていましたが、【十二獣】や【恐竜真竜】など特殊召喚をメインとするデッキも多いため活躍の場をみることが多くなってきました。
最悪、【真竜】同士のミラーになった場合でも《命削りの宝札》とサイドチェンジしてしまえば、あっという間に【命削り真竜】へと早変わりするのでドローソースは安定します。
《浮幽さくら》の採用
【十二獣】デッキ対策として、《浮幽さくら》が採用されています。
デッキ構築をよく見るとエクストラデッキに《十二獣ブルホーン》が入っています。
メインデッキにレベル4モンスターも、サーチしてくる獣戦士族モンスターもいないのに何で入ってるのでしょう?
それはズバリ【十二獣】対策です。
そもそも「真竜」自体はエクストラデッキから特殊召喚をほとんどしないため枠としては余りがちになります。
そこに《十二獣ブルホーン》を入れておけば、《浮幽さくら》で相手の《十二獣ブルホーン》をすべて除外できるという戦法です。
《十二獣の会局》亡き今、サーチ手段を奪われては【十二獣】もさほど怖くないかもしれませんね。
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まとめ
いかかだったでしょうか。
【純真竜】と言うだけあって分かりやすい構築ではありますが、非常に安定した内容でしたね。
さすが環境トップ。どのデッキタイプも侮れませんね。
みなさまも是非、いろいろなタイプの【真竜】デッキを作ってみてください。
引き続き、「真竜」「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「真竜」については、こちらの記事もオススメです。
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