2017年4月15日、「コード・オブ・ザ・デュエリスト(CODE OF THE DUELIST)」が発売されます。
この「コードオブザデュエリスト」には、リンク召喚テーマ「星杯(せいはい)」が登場します。
デッキ体験会が開催されることから次期環境デッキになるのではと噂されており、「星杯」を回してみたい・動かしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、【星杯】デッキの回し方・展開方法を解説していきたいと思います。
【星杯】デッキの参考にしていただければ嬉しいです。
もくじ
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【星杯】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【星杯(せいはい)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【星杯】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- ホビーオフ 藤沢店【公式】(2019年1月環境)
《星杯の神子イヴ》《双穹の騎士アストラム》採用型 - まるふぉい@竜星のあらし(香川)(2018年7月環境)
- ホビーステーション名駅店@ポケカはじめました!(2018年7月環境)
- フルコンプ吉祥寺店(2018年7月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【星杯】大会優勝デッキレシピ
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《星杯を戴く巫女》2
- 《星杯に選ばれし者》1
- 《星杯に誘われし者》2
- 《星杯の守護竜》3
- 《星杯の妖精リース》3
- 《星遺物-『星杯』》3
- 《ジェムナイト・ラズリー》2
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》3
◆ 魔法(17枚)
- 《星遺物の加護》2
- 《ブリリアント・フュージョン》3
- 《禁じられた聖杯》3
- 《ソウルチャージ》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《死者蘇生》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《強欲で貪欲な壺》1
- 《貪欲な壺》
◆ 罠(1枚)
- 《狡猾な落とし穴》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《星杯竜イムデューク》3
- 《聖杯戦士ニンギルス》2
- 《リンクスパイダー》1
- 《星杯神楽イヴ》3
- 《星杯剣士アウラム》2
- 《ファイアウォール・ドラゴン》2
- 《ジェムナイト・セラフィ》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
https://twitter.com/ryuseikokura/status/853194475136360448
【星杯】デッキレシピの特徴・解説
この大会優勝した「星杯」のデッキレシピの特徴はこの3点でしょう。
- 「星杯」通常モンスターが5体のみ
- 《ブリリアント・フュージョン》の採用
- 手札誘発の6枚体制
「星杯」通常モンスターが5体のみ
まず、「聖杯」通常モンスターが5枚しか入っていません。
今まで紹介した【聖杯】デッキは、9枚積みがデフォルトでしたので、なかなか特徴的です。
通常モンスターを素引きするより、サーチ・リクルートすることで活用していきたいのだと思います。
《ブリリアント・フュージョン》の採用
《ブリリアント・フュージョン/Brilliant Fusion》
永続魔法
「ブリリアント・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に自分のデッキから 「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてエクストラデッキから融合召喚する。 このカードがフィールドから離れた場合にそのモンスターを破壊する。
(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。 このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。
《ブリリアント・フュージョン》を採用しています。
「ジェムナイト」融合モンスターに《ジェムナイト・セラフィ》を選ぶことで、デッキから《星杯の妖精リース》を墓地に送ることができ、さらに召喚権を増やすことができます。
《星遺物-『星杯』》のアドバンス召喚にも役立つため、「星杯」と非常に相性が良い魔法カードです。
《ブリリアント・フュージョン》の使い方については、こちらのページで詳しく解説しています。
手札誘発の6枚体制
最近ではよく見かける、手札誘発モンスターを積んでいます。
「星杯」は連続リンク召喚で手札のモンスターを消費しますので、《増殖するG》は特に優先したい手札誘発モンスターです。
【星杯】デッキの目的
「星杯」の目的は、リンク召喚を連続に行い、《星杯戦士ニンギルス》《ファイアウォール・ドラゴン》のような高リンクを並べることです。
「星杯」は、手札の「星杯」モンスターを使うことで、どんどん高いリンクを持つリンクモンスターを作ることができます。
そのため、いかに手札に「星杯」モンスターを増やすかが重要となります。
「星杯」については、こちらにまとめています。
→『星杯(せいはい)』デッキ:カード効果まとめ+解説・考察!
【星杯】デッキの基本の回し方・動き方
序盤①:《苦渋の決断》でサーチ・《予想GUY》で特殊召喚
まずは、「星杯」モンスターをサーチ・特殊召喚しましょう。
《苦渋の決断》《予想GUY》は、【星杯】デッキでもかなり使いやすいです。
特殊召喚という目的では、《緊急テレポート》で《星杯に選ばれし者》が特殊召喚できます。
また、《ワン・フォー・ワン》で《星杯の守護竜》が特殊召喚できます。
序盤②:「星杯」通常モンスターから連続リンク召喚展開
「星杯」通常モンスターから連続してリンク召喚を行い展開します。
今回は、最もオーソドックスな「星杯」通常モンスター3体の連続リンク召喚展開を紹介します。
まず、「星杯」通常モンスターAを通常召喚し、《星杯竜イムデューク》をリンク召喚
《星杯竜イムデューク》の効果で「星杯」Bを召喚し、《星杯剣士アウラム》をリンク召喚
墓地に送られた《星杯竜イムデューク》の効果で、手札の「星杯」Cを特殊召喚
《星杯剣士アウラム》の効果で「星杯」Cをリリースし、墓地の《星杯竜イムデューク》特殊召喚
《星杯剣士アウラム》と《星杯竜イムデューク》で《星杯戦士ニンギルス》をリンク召喚
とりあえず、これが基本の動きです。
実際はこの動きに、《星杯の守護竜》《星杯の妖精リース》《星遺物-『星杯』》を加えて展開します。
中盤①:「星杯」効果モンスターでサーチ・特殊召喚
序盤の連続リンク召喚展開を行うと、墓地にモンスターがたまっていきます。
「星杯」の効果モンスターはそれぞれ墓地で効果が発動できますので、中盤以降はこれらの効果も駆使していきます。
《星杯の守護竜》は、墓地から除外することで、墓地の通常モンスターを特殊召喚できます。
《星杯の妖精リース》は、手札・フィールドのモンスターを墓地に送ることで、自身を墓地から手札に加えることができます。
この時、「星杯」リンクモンスターをリリースすれば、「星杯」リンクモンスターの効果で《星杯の妖精リース》を特殊召喚できます。
そして、《星杯の妖精リース》は特殊召喚に成功した時、「星杯」をサーチできます。
《星遺物-『星杯』》は、アドバンス召喚した状態でフィールドから離れると、「星杯」を2体リクルートできます。
また、墓地から除外することで、デッキから「星遺物」をサーチできます。
中盤②:《星杯の加護》で通常モンスター回収
《星杯の加護》は、墓地の「星杯」を2体手札に加える効果を持ちます。
連続リンク召喚展開では、手札の「星杯」モンスターを大量に消費しますので、このカードを使うことでアドを回復することができます。
その他2枚の「星杯」魔法・罠カードの《星遺物の加護》《星遺物の導き》は、ちょっと使いづらいかなという印象です。
終盤:《星杯戦士ニンギルス》《デコード・トーカー》《ファイアウォール・ドラゴン》で戦う
最終盤面としては、連続リンク召喚展開・「星杯」効果モンスター・《星杯の加護》を活用し、《星杯戦士ニンギルス》《デコード・トーカー》《ファイアウォール・ドラゴン》のリンク召喚を目指します。
今のところ、最終盤面に使えるリンクモンスターの種類が少ないため、あまり凶悪な盤面は作れません。
今後、様々なリンク召喚が増えるにつれ、できる盤面が凶悪になっていきそうな気がします。
【星杯】デッキの応用展開
最後に、【星杯】デッキの応用展開を紹介します。
展開①:「星杯」バニラ2体+《ブリリアントフュージョン》→《ファイアウォール・ドラゴン》+2ドロー
《ブリリアント・フュージョン》発動、《ジェムナイト・ラズリー》《星杯の妖精リース》を墓地に送り、《ジェムナイト・セラフィ》融合召喚
手札の「星杯」バニラAを捨て、《星杯の妖精リース》回収
《ジェムナイト・セラフィ》の効果で、《星杯の妖精リース》を召喚し、《星遺物-『星杯』》サーチ
《ジェムナイト・セラフィ》をリリースし、《星遺物-『星杯』》をアドバンス召喚
《星杯の妖精リース》《星遺物-『星杯』》で、《星杯剣士アウラム》リンク召喚
《星遺物-『星杯』》の効果で、《星杯の守護竜》と「星杯」バニラ特殊召喚
「星杯」バニラで、《星杯竜イムデューク》リンク召喚
<<途中経過>>
《星杯剣士アウラム》の効果で《星杯の守護竜》リリースし、墓地の「星杯」バニラ蘇生
「星杯」バニラと《星杯竜イムデューク》で、《星杯神楽イヴ》リンク召喚
墓地に送られた《星杯竜イムデューク》の効果で、手札の「星杯」を特殊召喚
墓地の《星杯の守護竜》の効果で、墓地の「星杯」バニラ蘇生
<<途中経過>>
「星杯」バニラ(左)で、《星杯竜イムデューク》リンク召喚
《星杯竜イムデューク》と《星杯剣士アウラム》で、《星杯戦士ニンギルス》リンク召喚、効果で2ドロー
<<途中経過>>
《星杯戦士ニンギルス》と「星杯」バニラで、《ファイアウォール・ドラゴン》リンク召喚
<<最終盤面>>
《星杯神楽イヴ》《ファイアウォール・ドラゴン》(相互リンク)+2ドロー
展開②:「星杯」バニラ2体+《星遺物-『星杯』》→《ファイアウォール・ドラゴン》+2ドロー
「星杯」バニラA召喚、《星杯竜イムデューク》をリンク召喚
《星杯竜イムデューク》の効果で追加召喚、《星杯竜イムデューク》をリリースし《星遺物-『星杯』》をアドバンス召喚
墓地に送られた《星杯竜イムデューク》の効果、手札の「星杯」バニラB特殊召喚
《星遺物-『星杯』》と「星杯」バニラBで、《星杯剣士アウラム》リンク召喚
《星遺物-『星杯』》の効果、デッキから《星杯の守護竜》《星杯の妖精リース》特殊召喚
《星杯の妖精リース》効果、デッキから「星杯」バニラCサーチ
<<途中経過>>
《星杯剣士アウラム》効果、《星杯の守護竜》リリース、墓地の《星杯竜イムデューク》特殊召喚
墓地の《星杯の守護竜》効果、墓地の「星杯」バニラ特殊召喚
《星杯竜イムデューク》《星杯の妖精リース》で、《星杯神楽イヴ》リンク召喚
墓地に送られた《星杯竜イムデューク》の効果、手札の「星杯」バニラC特殊召喚
《星杯剣士アウラム》《星杯竜イムデューク》で、《星杯戦士ニンギルス》リンク召喚、効果で2ドロー
《星杯戦士ニンギルス》と「星杯」バニラで、《ファイアウォール・ドラゴン》リンク召喚
<<最終盤面>>
《星杯神楽イヴ》《ファイアウォール・ドラゴン》(相互リンク)+2ドロー
展開③:《レスキューラビット》+《星遺物-『星杯』》→《ファイアウォール・ドラゴン》+2ドロー
《レスキューラビット》召喚、効果で「星杯」バニラAB特殊召喚
「星杯」バニラAで、《星杯竜イムデューク》リンク召喚
《星杯竜イムデューク》の効果で追加召喚、《星杯竜イムデューク》をリリースし《星遺物-『星杯』》をアドバンス召喚
「星杯」バニラBと《星遺物-『星杯』》で、《星杯剣士アウラム》リンク召喚
《星遺物-『星杯』》の効果、デッキから《星杯の守護竜》《星杯の妖精リース》特殊召喚
<<途中経過>>
展開②と同じ展開をし、最終盤面になります。
<<最終盤面>>
《星杯神楽イヴ》《ファイアウォール・ドラゴン》(相互リンク)+2ドロー
展開④:展開①〜③+《ソウル・チャージ》→エクストラリンク
《星杯神楽イヴ》《星杯戦士ニンギルス》「星杯」バニラの盤面に、《ソウル・チャージ》を加えれば、「エクストラリンク」が達成できます。
まず、「星杯」バニラで《リンクスパイダー》をリンク召喚します。
そして《ソウル・チャージ》を発動し、《星杯竜イムデューク》《星杯剣士アウラム》「星杯」バニラを蘇生します。
最後に、《星杯竜イムデューク》《星杯剣士アウラム》で《星杯戦士ニンギルス》をリンク召喚、「星杯」バニラで《リンク・スパイダー》をリンク召喚すれば、「エクストラリンク」が完成します。
「星杯」と相性の良いカードは、こちらにまとめています。
→『星杯(せいはい)』相性の良いオススメ強化カード18枚まとめ!
展開⑤:《ゼンマイネズミ》を活用した無限ドロー
【代行星杯】デッキに《ゼンマイネズミ》を1枚入れるだけで、無限ドローができる展開ルートがあります。
詳しくは、こちらの動画が参考になります。
https://twitter.com/kazuku_yp_/status/860883677764501504
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まとめ
いかがだったでしょうか。
新パック「コード・オブ・ザ・デュエリスト」で登場する「星杯」の回し方・展開方法を紹介しました。
「星杯」は連続でリンク召喚できるためポテンシャルを感じますが、今のところ凶悪な盤面を作るデッキではなさそうです。
今後様々なリンクモンスターが登場するにつれ、活躍し出すテーマでしょう。
今のところ、純構築と言うより、出張ギミック的な立ち位置かなと思います。
【星杯】デッキの参考になれば嬉しいです。
引き続き、「星杯」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「星杯(せいはい)」についてはこちらの記事もオススメです。
→『星杯(せいはい)』デッキ:カード効果まとめ+解説・考察!
→『星杯(せいはい)』相性の良いオススメ強化カード18枚まとめ!
→『星杯(せいはい)』デッキレシピまとめ!「ブリリアント」型・「ジェネクス」型など
→『星杯(せいはい)』デッキ初日大会優勝!デッキレシピ・構築を解説!
→「先行エクストラリンク」が『星杯』で達成できる!?展開ルートは?
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