2017年3月21日に「Vジャンプ2017年5月特大号」が発売されます。
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このVジャンプで、2017年4月の「禁止制限改訂(リミットレギュレーション)」が発表されます。
発売まで迫っているということで、今回は2017年4月の禁止制限改訂で規制されそうなカードを網羅的に18枚まとめてみました。
「禁止制限改訂」の緩和候補カードは以前まとめています。
あくまでも「網羅的」ですので、全てが規制されるというわけではなく、この中からどれかが規制されるといったイメージで見ていただければと思います。
ぜひ、禁止制限改訂の予想にお役立てください。
(追記)
2017年4月の「リミットレギューレション」が判明しました!
→【遊戯王フラゲ】「リミットレギュレーション(禁止制限改訂)」判明!十二獣2枚禁止!
もくじ
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禁止制限改訂とは
まず、2017年4月の禁止制限改訂を予想する前に、禁止制限改訂について簡単におさらいしておきましょう。
おさらい内容は以下の4つです。
- 「禁止制限改訂」とは
- 「禁止制限改訂」の目的
- 「禁止制限改訂」で規制されるカードの特徴
- 2017年1月の禁止・制限カード(リミットレギュレーション)
①:「禁止制限改訂」とは
禁止制限改訂は、遊戯王カードの禁止・制限・準制限リスト(リミットレギュレーション)を決める改訂です。
遊戯王カードでは、同じカードをデッキに3枚まで採用できます。
しかし、中には枚数が規制されているカードが存在し、それが禁止・制限・準制限カードと呼ばれます。
この禁止・制限・準制限カードを決めるべく行われる改訂が「禁止制限改訂」なわけです。
そして、この「禁止制限改訂」は1月、4月、7月、12月の年に4回行われます。
②:「禁止制限改訂」の目的
「禁止制限改訂」の目的を一言で示すなら「健全な環境でデュエルを楽しんでもらうため」です。
そのため、健全な環境を破壊する強すぎるカードを定期的に規制しておくわけです。
公式ページにも禁止制限改訂の目的が掲載されていますので、予想の参考にお使いください。
◆ 基本的な選定理由
遊戯王OCGにおいては過去に発売された全てのカードが使用可能であり、今後も新しいカード・商品が追加されていく、というゲームの環境下において慎重に検討しております。
また、検討の際には、世界中のプレイヤーが遊んでいる事も十分に考慮に入れた上で行われます。
適用される「禁止・制限・準制限カード」は基本的に以下の観点から選定していますが、恒久的なものではありません。
- ゲームバランスを維持し、遊戯王OCG全体の活性化を促すプレイ環境を作り出す事
- デッキの選択肢やプレーの幅を広げる事
- デュエルの駆け引きの要素が激減するようなカード・コンボへの一定の規制
- プレイヤーが一方的に有利になる状況を作り出すカードへの一定の規制
- 現状の環境下ではプレイヤーが対処・対策がしづらいカードについての一定の規制
- デュエルの進行に支障をきたすようなカードへの一定の規制
- 大会での使用を考慮した際に、規制をかけるべきと判断されるカードへの規制
(公式ホームページより引用)
③:「禁止制限改訂」で規制されるカードの特徴
「禁止制限改訂」で規制されるカードの特徴は、今までの傾向からある程度分かっています。
規制されるほとんどのカードは以下の3種類のどれかに当たります。
- 環境デッキパーツ
(環境デッキで使われるキーカード) - 汎用パワーカード
(多くのデッキで使われる強力な汎用カード) - ワンキル・ハンデス・ループなどに関するカード
これら3つに当たるカードは「健全な環境」を破壊するため、規制される可能性が高いです。
逆に、規制されにくいカードの特徴は以下の3つです。
- 最近発売したカード
- 今後再販されるカード
- KONAMIがプッシュしているテーマ
これら2つの性質を考えることで、禁止制限改訂内容を予想することができます。
④:2017年1月の禁止制限カード一覧(リミットレギュレーション)
最後のおさらいとして、現在の禁止制限カードを見ておきましょう。
2017年1月の禁止制限カード一覧はこちらです。
◆ 禁止カード
- 《イレカエル》
- 《ヴィクトリー・ドラゴン》
- 《エルシャドール・ネフィリム》
- 《焔征竜-ブラスター》
- 《Emダメージ・ジャグラー》
- 《Emヒグルミ》
- 《EMモンキーボード》
- 《巌征竜-レドックス》
- 《旧神ノーデン》
- 《黒き森のウィッチ》
- 《サイバーポッド》
- 《処刑人-マキュラ》
- 《ゼンマイハンター》
- 《D-HERO ディスクガイ》
- 《星守の騎士 プトレマイオス》
- 《同族感染ウィルス》
- 《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》
- 《瀑征竜-タイダル》
- 《ファイバーポッド》
- 《フィッシュボーグ-ガンナー》
- 《マジェスペクター・ユニコーン》
- 《魔導サイエンティスト》
- 《メンタルマスター》
- 《八汰烏》
- 《ラヴァルバル・チェイン》
- 《嵐征竜-テンペスト》
- 《レベル・スティーラー》
- 《悪夢の蜃気楼》
- 《いたずら好きな双子悪魔》
- 《押収》
- 《大嵐》
- 《苦渋の選択》
- 《強引な番兵》
- 《強奪》
- 《強欲な壺》
- 《心変わり》
- 《サンダー・ボルト》
- 《次元融合》
- 《生還の宝札》
- 《大寒波》
- 《蝶の短剣-エルマ》
- 《天使の施し》
- 《早すぎた埋葬》
- 《ハリケーン》
- 《マスドライバー》
- 《魔導書の神判》
- 《突然変異》
- 《遺言状》
- 《異次元からの帰還》
- 《王宮の弾圧》
- 《第六感》
- 《ダスト・シュート》
- 《血の代償》
- 《刻の封印》
- 《ライフチェンジャー》
- 《ラストバトル!》
◆ 制限カード
- 《A・ジェネクス・バードマン》
- 《E・HERO エアーマン》
- 《E・HERO シャドー・ミスト》
- 《EMドクロバット・ジョーカー》
- 《EMペンデュラム・マジシャン》
- 《ゴヨウ・ガーディアン》
- 《PSYフレームロード・Ω》
- 《重爆撃禽 ボム・フェネクス》
- 《終末の騎士》
- 《召喚僧サモンプリースト》
- 《深海のディーヴァ》
- 《SRベイゴマックス》
- 《ダーク・アームド・ドラゴン》
- 《TG ハイパー・ライブラリアン》
- 《デビル・フランケン》
- 《深淵の暗殺者》
- 《影霊衣の術士 シュリット》
- 《ネクロフェイス》
- 《爆竜剣士イグニスターP》
- 《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》
- 《彼岸の旅人 ダンテ》
- 《氷結界の虎王ドゥローレン》
- 《氷結界の龍 トリシューラ》
- 《氷結界の龍 ブリューナク》
- 《封印されしエクゾディア》
- 《封印されし者の右足》
- 《封印されし者の右腕》
- 《封印されし者の左足》
- 《封印されし者の左腕》
- 《ブリューナクの影霊衣》
- 《魔界発現世行きデスガイド》
- 《メタモルポット》
- 《餅カエル》
- 《ユニコールの影霊衣》
- 《竜剣士ラスターP》
- 《レスキューキャット》
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
- 《異次元からの埋葬》
- 《一時休戦》
- 《インフェルニティガン》
- 《炎舞-「天キ」》
- 《おろかな埋葬》
- 《儀式の準備》
- 《緊急テレポート》
- 《継承の印》
- 《原初の種》
- 《機殻の生贄》
- 《死者蘇生》
- 《洗脳-ブレインコントロール》
- 《増援》
- 《ソウル・チャージ》
- 《超融合》
- 《手札抹殺》
- 《貪欲な壺》
- 《影霊衣の反魂術》
- 《ハーピィの羽根帚》
- 《汎神の帝王》
- 《ブラック・ホール》
- 《ペンデュラム・コール》
- 《マスク・チェンジ・セカンド》
- 《霞の谷の神風》
- 《未来融合-フューチャー・フュージョン》
- 《名推理》
- 《ユニオン格納庫》
- 《揺れる眼差し》
- 《リミッター解除》
- 《竜呼相打つ》
- 《竜の渓谷》
- 《ワン・フォー・ワン》
- 《虚無空間》
- 《王宮の勅命》
- 《神の警告》
- 《神の宣告》
- 《停戦協定》
- 《破壊輪》
- 《マジカル・エクスプロージョン》
◆ 準制限カード
- 《アーティファクト-モラルタ》
- 《イビリチュア・ガストクラーケ》
- 《海皇の竜騎隊》
- 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》
- 《慧眼の魔術師》
- 《聖なる魔術師》
- 《ダンディライオン》
- 《DDスワラル・スライム》
- 《DDラミア》
- 《輪廻天狗》
- 《真帝王領域》
- 《連鎖爆撃》
- 《モンスターゲート》
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禁止制限改訂の規制候補カード
それでは、禁止制限改訂・リミットレギュレーションのおさらいも終わりましたので、2017年4月の制限改訂の規制候補のカードを紹介します。
まず禁止制限カードになりやすい、環境デッキに採用されるカードをデッキごとにまとめていきます。
2017年1月の環境デッキはこの7つです。
()の中は、使用数を表しています。
- 1位:【十二獣】 (208)
- 2位:【真竜】 (76)
- 3位:【インフェルノイド】 (37)
- 4位:【召喚獣】(35)
- 5位:【メタルフォーゼ】 (22)
- 6位:【魔術師】 (19)
- 7位:【Kozmo】 (11)
それでは、デッキごとに規制候補カードを網羅的に紹介していきます。
十二獣
「十二獣(じゅうにしし)」は、現環境で圧倒的な使用率を誇っています。
そのため、厳しめの規制がかかると思われます。
「十二獣」の規制候補カードはこちらです。
- 《十二獣モルモラット》
- 《十二獣の会局》
- 《十二獣ブルホーン》
- 《十二獣ドランシア》
《十二獣モルモラット》は、「十二獣」の戦犯とも言えるモンスターです。
このカードの存在でランク4が簡単に立ってしまい、多くのデッキに出張されました。
効果の性質上、「制限」は厳しいですが、個人的にはなんだかんだ悪用されそうなので、制限にしてしまっていいのではと思っています。
《十二獣の会局》は、「十二獣」モンスターをノーコストで特殊召喚できる、万能カードです。
《SRベイゴマックス》が制限カードであることを踏まえると、環境デッキの特殊召喚カードは規制するべきでしょう。
ただ、《十二獣モルモラット》が制限・準制限になれば、【十二獣】デッキは大幅に弱体化する(はず)ですので、規制されない可能性もあると思います。
《十二獣ブルホーン》《十二獣ドランシア》は、「十二獣」の汎用エクシーズモンスターです。
【十二獣】デッキの多くに2枚ずつ投入されていましたし、制限に規制すれば、かなりの痛手になると思います。
「十二獣」については、こちらの記事がオススメです。
真竜
「真竜(しんりゅう)」は、「十二獣」に次いで高い使用率を誇ります。
ただ、登場したのが最近ということもあり、今回はスルーされそうです。
「真竜」の規制候補カードはこちらです。
- 《真竜剣皇マスターP》
- 《ドラゴニックD》
《真竜剣皇マスターP》は、【真竜】デッキのフィニッシャーです。
簡単にモンスター効果・魔法・罠の耐性を得ることができ、相手ターンに破壊効果も持ち、非常に強力です。
ただ、収録されている「マキシマムクライシス」が1月発売ということもあり、まだ規制されないだろうなとは思います。
《ドラゴニックD》は、「真竜」のフィールド魔法です。
手札のモンスターを破壊しつつサーチを行うことができ、【真竜】以外のデッキにも出張されています。
ただ、こちらも発売間もないということで、規制される可能性は薄そうです。
「真竜」については、こちらの記事もオススメです。
インフェルノイド
「インフェルノイド」は、大会での使用するは多めですが、《灰流うらら(はるうらら)》登場後使用数が激減しています。
そう考えると、あまり厳しく規制する必要はないかなと思います。
「インフェルノイド」の規制候補カードはこちらです。
- 《隣の芝刈り》
- 《煉獄の狂宴》
- 《妖精伝姫-シラユキ》
《隣の芝刈り》は、自分のデッキを10枚単位で削ることができる魔法カードです。
1度発動に成功してしまえば、莫大な墓地アドバンテージを得ることができます。
【インフェルノイド】を環境にのし上げたカードであり、今後も悪さをしそうなカードです。
ただ、このカードによって「60枚デッキ」という新たなジャンルが生まれ、デュエルシーンが多彩になりました。
個人的には、残してもいいかなというカードです。
《煉獄の狂宴》は、デッキから「インフェルノイド」を大量に特殊召喚できる罠カードです。
必須カード・キーカードというわけでもないのですが、「インフェルノイド」は規制が難しく、規制するならこのカードになるのかなと思います。
《妖精伝姫-シラユキ》は、墓地から特殊召喚できる妨害モンスターです。
その効果は非常に厄介で、このカードを規制することで「インフェルノイド」を大幅に弱体化させることができます。
ただ、「コードオブザデュエリスト」で登場する「トワイライトロード」と非常に相性が良いため、規制の可能性は高くなさそうです。
「インフェルノイド」については、こちらの記事もオススメです。
召喚獣
「召喚獣(しょうかんじゅう)」は、使用率が4番目に高いテーマではありますが、「新マスタールール」の影響で弱体化が予想されます。
そのため、あまり規制をかける必要はないかと思います。
一応「召喚獣」の規制候補カードをあげるとこちらになります。
- 《召喚師アレイスター》
- 《召喚魔術》
「召喚獣」については、こちらの記事がオススメです。
メタルフォーゼ
「メタルフォーゼ」は、「ザ・ダークイリュージョン」登場し常に大会で結果を残しています。
ただ、「新マスタールール」の影響をモロに受けますし、単純な規制カードも見当たりませんので、今回はスルーかなと思います。
「メタルフォーゼ」については、こちらの記事がオススメです。
魔術師
「魔術師」は、「ストラクチャーデッキ -ペンデュラム・エボリューション-」で登場し、大会ではある程度の結果を残しています。
ただ「メタルフォーゼ」同様、「新マスタールール」で弱体化されますので、規制は必要ないかなと思います。
「魔術師」については、こちらの記事がオススメです。
Kozmo
「Kozmo(コズモ)」は、それほど大会で猛威を振るったテーマではありません。
ただエクストラデッキを活用しないため、「新マスタールール」「リンク召喚」適用後も問題なく展開することができます。
海外では《Kozmo- ダーク・シミター》が制限なこともあり、以下のうちに規制をかけてもいいかもしれません。
「Kozmo」については、こちらの記事もオススメです。
壊獣
「壊獣」は、大会では単体では用いられず、《妨げられた壊獣の眠り》ととも出張される形をとります。
採用率も高めで、フィールドを一掃するという効果も凶悪なため、《妨げられた壊獣の眠り》は規制される可能性はありそうです。
汎用カード
「禁止制限改訂」では、環境デッキカードに加え、汎用カードも規制されます。
2017年1月に高い使用率を誇った汎用カードはこちらのカードです。
- 《強欲で貪欲な壺》
- 《神の通告》
- 《次元障壁》
- 《虚無空間》
- 《テラフォーミング》
それぞれ、「今」規制する必要はありませんが、もしかしたら規制がかかるかもしれません。
「新マスタールール」も登場しますので、読めないところです。
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禁止制限改訂ー規制候補カード一覧
以上をまとめると、2017年1月の規制候補は以下18枚になります。
- 《十二獣モルモラット》
- 《十二獣の会局》
- 《十二獣ブルホーン》
- 《十二獣ドランシア》
- 《真竜剣皇マスターP》
- 《ドラゴニックD》
- 《隣の芝刈り》
- 《妖精伝姫-シラユキ》
- 《煉獄の狂宴》
- 《召喚師アレイスター》
- 《召喚魔術》
- 《Kozmo- ダーク・シミター》
- 《妨げられた壊獣の眠り》
- 《強欲で貪欲な壺》
- 《神の通告》
- 《次元障壁》
- 《虚無空間》
- 《テラフォーミング》
かなりの枚数をあげましたが、これら全てが規制されるわけではなく、規制される可能性があるカードとして紹介しました。
個人的には、《十二獣モルモラット》《十二獣の会局》さえ規制すれば納得できます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
2017年4月の禁止制限改訂(リミットレギュレーション)の規制候補を網羅的に21枚まとめてみました。
7つの環境デッキと汎用カードから考えることで、規制されそうなカードを網羅的にまとめています。
緩和候補カードは、こちらにまとめていますので、合わせてご覧ください。
→禁止制限改訂予想(2017年4月):緩和候補カード22枚まとめ!
皆さんはどのカードが規制されると思いますか。
ぜひ、コメントにて皆さんの予想を聞かせてください。
引き続き、「禁止制限改訂」「リミットレギュレーション」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「禁止制限改訂」「リミットレギュレーション」についてはこちらの記事もオススメです。
→リミットレギュレーション(2017年7月禁止制限改訂):規制予想カード25枚まとめ!
→禁止制限改訂予想(2017年4月):緩和候補カード22枚まとめ!
◆ 予約はこちら
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