遊戯王の裁定についての記事です。
《灰流うらら》の「デッキからカードを手札に加える効果を無効にする」効果で、《皆既日蝕の書》の裏側守備効果は無効にできるのでしょうか。
《灰流うらら》《皆既日蝕の書》は、どちらも大会でよく使われるカードですので、覚えておいたほうが良い裁定でしょう。
実際に公式のQ&Aサイトを調べてみました。
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《灰流うらら》は《皆既日蝕の書》を無効にできる?
《灰流うらら》
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
「灰流うらら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 このカードを手札から捨てて発動できる。 その効果を無効にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果《皆既日蝕の書/Book of Eclipse》
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。 このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの 裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、 その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする。
《皆既日蝕の書》は、モンスターを全て裏側表示にする速攻魔法カードです。
そのターンのエンドフェイズ時、相手の裏側表示モンスターを全て表にし、その枚数分相手にドローさせる効果を持ちます。
一応ドローする効果を持ちますが、このカードのメインは裏側守備表示にする効果です。
さて、《灰流うらら》で《皆既日蝕の書》は無効にできるのでしょうか。
また、相手フィールドにモンスターがいない場合(ドローしない場合)でも無効にできるのでしょうか。
実際に《灰流うらら》のQ&Aを見てみましょう。
《灰流うらら》のQ&A
【Question】
相手が「皆既日蝕の書」の『①:フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする』効果を発動しました。
この時、自分は、手札の「灰流うらら」を捨てて、『①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる』効果を発動する事はできますか?【Answer】
相手が「皆既日蝕の書」を発動した時、チェーンして手札の「灰流うらら」のモンスター効果を発動する事はできます。
(相手の「皆既日蝕の書」が発動した際に、自分のモンスターゾーンに表側表示モンスターが存在しているか・存在していないかによって処理に違いはありません。)
つまり、《灰流うらら》で《皆既日蝕の書》を無効にすることができます。
《増殖するG》同様、ドローする「可能性」がある以上無効できるということなのでしょう。
ますます《灰流うらら》の需要が高まりそうな裁定でした。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
《灰流うらら》で《皆既日蝕の書》を無効にできるようです。
逆に、《灰流うらら》で無効にできない効果はなんなのかと思ってしまいますね。
引き続き、《灰流うらら》の裁定について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
《灰流うらら》の「裁定情報」についてはこちらもオススメです。