遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
【相剣】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「相剣」は、「バースト・オブ・デスティニー」で登場した、ほぼ幻竜族で統一されたシンクロテーマです。
最新ブースターパック「バトル・オブ・カオス」に新規カードが登場したことで、テーマ単体での構築がより容易に仕上がります。
このページでは、「相剣」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【相剣】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【相剣】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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新規「相剣」カードまとめ
こちらでは、「バトル・オブ・カオス」に収録される「相剣」カード、計2種の効果・画像をまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
---|---|
《相剣大邪-七星龍淵》 シンクロ・効果モンスター 星10/炎属性/幻竜族/攻2900/守2300 チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがフィールドに存在し、 自分が他の幻竜族SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。 その内の1体を選んで除外し、相手に1200ダメージを与える。 (3):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。 そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。 |
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《憶念の相剣》 永続罠 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):カードが除外された場合に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地及び自分・相手フィールドの表側表示のカードの中から、 幻竜族Sモンスター1体または「相剣」カード1枚を選んで除外する。 (2):このカードが除外された場合に発動できる。 自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 |
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【相剣】:デッキレシピまとめ
次は、【相剣】デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【相剣】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター22枚・魔法9枚・罠9枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【相剣】デッキです。
同じ種族のテーマである「天威」「竜星」を組み合わせた【相剣天威竜星】デッキです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《相剣師-泰阿》3
- 《相剣師-莫邪》3
- 《相剣軍師-龍淵》3
- 《白の聖女エクレシア》3
- 《天威龍-ヴィシュダ》2
- 《天威龍-アシュナ》2
- 《光竜星-リフン》1
- 《炎竜星-シュンゲイ》1
- 《灰流うらら》2
- 《増殖するG》2
◆ 魔法(9枚)
- 《大霊峰相剣門》2
- 《龍相剣現》3
- 《墓穴の指名者》2
- 《抹殺の指名者》2
◆ 罠(6枚)
- 《憶念の相剣》2
- 《相剣暗転》3
- 《竜星の九支》1
- 《トラップトリック》3
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《相剣大邪-七星龍淵》1
- 《相剣大師-赤霄》2
- 《相剣大公-承影》1
- 《源竜星-ボウテンコウ》1
- 《邪竜星-ガイザー》1
- 《輝竜星-ショウフク》2
- 《幻竜星-チョウホウ》1
- 《天威の拳僧》1
- 《天威の龍仙女》1
- 《天威の龍鬼神》1
- 《魔救の奇跡-ドラガイト》1
- 《フルール・ド・バロネス》1
- 《ブラッド・ローズ・ドラゴン》1
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【相剣】デッキの回し方・動かし方
次は、【相剣】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【相剣】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【相剣】デッキは、種族を活かしたサポートカードで展開を補助し、シンクロ素材の確保を狙います。
新規カードの登場で、トークン生成力の向上とともに、シンクロ召喚の幅が広がりました。
最終的には、最上級シンクロモンスターを並べ、妨害力・打点の向上を計り、戦闘ダメージによる勝利を決めます。
新規カードの登場で大きく変わった【相剣】デッキの変更点は、こちらの2項目です
◆ 新規カードの登場による【相剣】デッキの変更点
- ポイント①:罠構築主体でのトークン生成能力向上!
- ポイント②:バーン効果の増強
ポイント①:罠構築主体でのトークン生成能力向上!
新規追加により【相剣】デッキで変化した動きとして、まず「相剣」罠によるトークン生成手段が増えたことがあげられます。
テーマ単体でも積極的な除外を可能にし、展開力を向上させています。
《憶念の相剣》
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):カードが除外された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地及び自分・相手フィールドの表側表示のカードの中から、
幻竜族Sモンスター1体または「相剣」カード1枚を選んで除外する。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
《憶念の相剣》は、カードが除外された場合、手札・デッキ・墓地・フィールドから幻竜族シンクロモンスターか「相剣」カードを除外する効果を持ちます。
発動トリガーである除外自体は自他を問わないので、積極的な除外につながります。
除外先が幅広いため、状況に応じて場所を選択可能な点も使いやすさを際立たせます。
ミラー戦だと「相剣」シンクロモンスターを除去する手段としても活用できそうです。
基本的な使用方法は、デッキから「相剣」罠カードを除外し、「相剣トークン」を生成することでアドバンテージを稼ぎます。
自身を除外しても「相剣トークン」を生成できるので、シンクロ素材や《相剣暗転》の破壊対象に活かせます。
同名カードをデッキから除外するもよし、枯渇したら自身をフィールドから除外すればいいので、生成手段は幅広く利用できます。
ポイント②:バーン効果の増強
新規カードの登場で、【相剣】デッキでのシンクロ先が増えました。
こちらでは新規シンクロモンスターの《相剣大邪-七星龍淵》を紹介し、簡単な使い方も解説していきます。
《相剣大邪-七星龍淵》
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/幻竜族/攻2900/守2300
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに存在し、
自分が他の幻竜族SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
その内の1体を選んで除外し、相手に1200ダメージを与える。
(3):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。
《相剣大邪-七星龍淵》は、幻竜族がシンクロ召喚に成功した場合に1ドローする効果を持ちます。
残念ながら自身のシンクロ召喚には対応していませんが、他の「相剣」シンクロモンスターを呼び出すだけで1ドローにつながります。
また、モンスターの特殊召喚に成功した場合、魔法・罠カードの効果発動時にカードを除外する効果を持ちます。
それぞれ対象にとることなく除外できるので、効果耐性持ちのモンスターも容赦なく抹殺できます。
バーン効果も1200と、さすが《相剣軍師-龍淵》の進化体といった印象を受けます。
レベルの高さと非チューナーを幻竜族限定に縛っているため、シンクロ召喚できる候補は限られますが、《相剣軍師-龍淵》と自身の効果で生成した「相剣トークン」で簡単にシンクロ召喚可能です。
となると、同じく「相剣」レベル10シンクロモンスターである《相剣大公-承影》との使い分けを考える必要があります。
《相剣大公-承影》はシンクロ素材に縛りがないため出しやすさの面ではこちらに軍配が上がります。
しかし、身代わり効果と除外をトリガーにする更なる除外が、少々受け身寄りな効果であるため、あまり妨害には向いていない欠点があります。
《相剣大邪-七星龍淵》は、連続特殊召喚にも対応した除去と発動をトリガーにした除去にバーン効果が備わるので、《相剣軍師-龍淵》でシンクロ召喚した際のダメージを合わせると、ほとんどライフポイントを半減させられます。
効果無効化自体はできないものの、かなりのダメージ量になるので、牽制につながるでしょう。
こちらでは、《相剣軍師-龍淵》《相剣師-泰阿》を含めた「相剣」モンスター3体からの展開例を紹介します。
◆ 《相剣軍師-龍淵》《相剣師-泰阿》を含めた「相剣」モンスター3体からの展開
①:手札の「相剣」モンスター1体を捨て《相剣軍師-龍淵》を特殊召喚→《相剣軍師-龍淵》効果で「相剣トークン」を生成
②:《相剣軍師-龍淵》「相剣トークン」で《相剣大邪-七星龍淵》をシンクロ召喚→《相剣軍師-龍淵》効果で1200バーン
③:《相剣師-泰阿》を通常召喚
⓸:《相剣師-泰阿》効果で墓地の「相剣」モンスターを除外して「相剣トークン」を生成
⑤:《相剣師-泰阿》「相剣トークン」で《相剣大師-赤霄》をシンクロ召喚→《相剣師-泰阿》効果で「相剣」カードを墓地送り、《相剣大邪-七星龍淵》効果で1ドロー
このように、最上級「相剣」シンクロモンスターを2体並べつつ、ドロー・墓地肥やしにつながります。
純構築では後攻になりがちでしたが、除外とバーン効果で相手の展開を妨げる戦法も可能となりました。
回し方を解説した動画
【相剣】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【ゆっくり解説】 相剣大邪-七星龍淵 【遊戯王】
【ガチマッチ】幻竜族最強決定戦!『天威相剣竜星』vs『デストロイ相剣』【#遊戯王】
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【相剣】デッキの強化/改造方法
最後に、【相剣】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【相剣】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマです。
◆ おすすめ強化カード
- 《簡易融合》
…チューナーを特殊召喚しシンクロ展開
◆ 相性の良いテーマ
- 【ミュートリア】
…除外を活かした展開補助
相性の良いおすすめ強化カード
《簡易融合》
通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《簡易融合》は、レベル5以下の融合モンスターを特殊召喚する効果を持ちます。
ライフコストだけで正規扱いで、レベル2・4・5のチューナーを融合召喚できます。
中でもレベル4の《魔鍵召獣-アンシャラボラス》は、「相剣トークン」と併せて《相剣大師-赤霄》のシンクロ召喚に活かせるので注目を浴びています。
相性の良いおすすめテーマ
【ミュートリア】
「ミュートリア」は、「ワールドプレミアパック2021」登場した、下級モンスター・融合モンスターがサイキック族で統一された融合テーマです。
除外を主体としているテーマなので、「相剣」とシナジーがあります。
自発的に除外を行えるので、各種「相剣」のトリガーにつなげるとよりアドバンテージを稼げます。
《究極体ミュートリアス》で「相剣」罠カードを除外し発動無効化効果を使用すれば、「相剣トークン」の生成にも一役買ってくれます。
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まとめ:【相剣】デッキは、新規も活かし先攻後攻も柔軟に対応!
【相剣】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
新規シンクロモンスターの登場で、妨害手段にも対応幅が広がりました。
気になる方は、ぜひ「相剣」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。