遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
【マテリアクトル】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「マテリアクトル」は、「ワールドプレミアパック2021」で登場した、闇属性・ドラゴン族で統一されたエクシーズテーマです。
元々は、TCG版「ブレイジング・ボルテックス」で追加された、海外先行カードです。
このページでは、「マテリアクトル」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【マテリアクトル】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【マテリアクトル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「マテリアクトル」カードまとめ
こちらでは、「ワールドプレミアパック2021」に収録される「マテリアクトル」カード、計2種の効果・画像をまとめました。
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【マテリアクトル】:デッキレシピまとめ
次は、【マテリアクトル】デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【マテリアクトル】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター30枚・魔法12枚・罠1枚の合計43枚で構築した、鳩鷺構築の【マテリアクトル】デッキです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(30枚)
- 《マテリアクトル・ギガドラ》3
- 《ハウンド・ドラゴン》1
- 《クレーンクレーン》1
- 《アマゾネス王女》3
- 《アマゾネスの斥候》3
- 《アマゾネスペット仔虎》1
- 《魔界発現世行きデスガイド》3
- 《エッジインプ・サイズ》2
- 《エッジインプ・シザー》1
- 《ファーニマル・ドルフィン》3
- 《ファーニマル・ベア》3
- 《ファーニマル・ウィング》3
- 《灰流うらら》3
◆ 魔法(13枚)
- 《魔玩具補綴》3
- 《融合》2
- 《トイポット》3
- 《アマゾネスの叫声》3
- 《増援》1
◆ 罠(1枚)
- 《アマゾネスの急襲》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《マテリアクトル・ギガヴォロス》3
- 《電脳堺龍-龍々》1
- 《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》1
- 《デストーイ・クルーエル・ホエール》3
- 《デストーイ・デアデビル》1
- 《デストーイ・ハーケン・クラーケン》1
- 《アマゾネスペット虎獅子》1
- 《彼岸の黒天使 ケルビーニ》1
- 《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》1
- 《クロシープ》1
- 《アクセスコード・トーカー》1
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【マテリアクトル】デッキの回し方・動かし方
次は、【マテリアクトル】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【マテリアクトル】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【マテリアクトル】デッキは、特殊召喚の容易なレベル3を展開し、《マテリアクトル・ギガヴォロス》のエクシーズ召喚を狙います。
テーマ単体での絶対数が少ないので、展開しやすいレベル3軸を導入しています。
最終的には、《マテリアクトル・ギガドラ》の効果を活かし、エクストラモンスターの打点を借りて戦闘ダメージによる勝利を目指します。
次に【マテリアクトル】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
◆【マテリアクトル】デッキの回し方
- ポイント①:《マテリアクトル・ギガドラ》を介した展開
- ポイント②:「アマゾネス」によるエクシーズ素材確保
- ポイント③:「デストーイ」を融合召喚
ポイント①:《マテリアクトル・ギガドラ》を介した展開
【マテリアクトル】デッキでは、まず《マテリアクトル・ギガドラ》を介した展開していきます。
現状で唯一メインデッキに投入できる「マテリアクトル」モンスターですが、単体でも特有の展開法でエクシーズ素材を確保できます。
《マテリアクトル・ギガドラ》
効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守1000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキからレベル3の通常モンスター1体を特殊召喚する。
通常モンスターを捨てて発動した場合、
特殊召喚するモンスターを「マテリアクトル」モンスター1体にできる。
《マテリアクトル・ギガドラ》は、手札1枚をコストに、手札・デッキからレベル3通常モンスターを特殊召喚できます。
手札・デッキと範囲が広いので、1枚バニラモンスターを忍ばせておくだけでも、安定した初動になります。
一応、手札コストがバニラモンスターの場合は、「マテリアクトル」モンスターもリクルート可能です。
該当するモンスターが《マテリアクトル・ギガドラ》のみなので、コストを限定する優先度はそこまで高くないでしょう。
今回リクルート先として、同じ闇属性・ドラゴン族の《ハウンド・ドラゴン》を採用しました。
ポイント②:「アマゾネス」によるエクシーズ素材確保
【マテリアクトル】デッキでは、展開しやすいレベル3軸として「アマゾネス」を採用しています。
戦士族の特権である《増援》のほか、《アマゾネスの叫声》によるサーチに対応しているため、容易に手札に確保することができます。
《アマゾネス王女》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 900
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アマゾネス女王」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アマゾネス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時にこのカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「アマゾネス王女」以外の「アマゾネス」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
《アマゾネス王女》は、召喚・特殊召喚に成功した場合、「アマゾネス」魔法・罠カードをサーチする効果を持ちます。
《アマゾネスの叫声》であれば全ての「アマゾネス」サーチに変換でき、《アマゾネスの急襲》なら戦闘・展開に優位に進めることが可能です。
また、攻撃宣言時に「アマゾネス」モンスター1体をリクルートできます。
手札から特殊召喚可能な《アマゾネスの斥候》を採用することで、デッキの不純物も少なくでき、レベル3同士なので《マテリアクトル・ギガヴォロス》のエクシーズ素材に活用できます。
《マテリアクトル・ギガヴォロス》でエクシーズ素材になっている《アマゾネス王女》を回収し、返しのターンに再度召喚してリソースを稼いでいきましょう。
ポイント③:「デストーイ」を融合召喚
【マテリアクトル】デッキでは、《マテリアクトル・ギガヴォロス》の効果を活かして、「デストーイ」の融合召喚を狙います。
《マテリアクトル・ギガヴォロス》の効果で回収したカードを相手ターンでも有効利用できるよう、採用した融合テーマが光ります。
《魔界発現世行きデスガイド》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。
《魔界発現世行きデスガイド》は、召喚成功時に、手札・デッキからレベル3悪魔族を特殊召喚する効果を持ちます。
即座にレベル3を2体並べられるので、《マテリアクトル・ギガヴォロス》のエクシーズ素材が用意できます。
リクルートした《エッジインプ・サイズ》を素材に《マテリアクトル・ギガヴォロス》をエクシーズ召喚すれば、相手ターンに《エッジインプ・サイズ》を回収できます。
《エッジインプ・サイズ》は、相手メインフェイズに手札の融合素材で「デストーイ」モンスターを融合召喚する効果を持つので、融合召喚時に除去効果を発揮する《デストーイ・クルーエル・ホエール》を筆頭にこちらが優勢になるような展開も可能です。
単純に《融合》も採用しているので、先に紹介した「アマゾネス」では《アマゾネスペット仔虎》とともに《アマゾネスペット虎獅子》の融合召喚を狙ってみるのもいいでしょう。
回し方を解説した動画
【マテリアクトル】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
新規紹介!マテリアクトル・ギガドラ!お手軽エクシーズの海外新規!
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【マテリアクトル】デッキの強化/改造方法
最後に、【マテリアクトル】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【マテリアクトル】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマです。
◆ おすすめ強化カード
- 《クレーンクレーン》
…手札誘発を蘇生 - 《電脳堺龍-龍々》
…素材縛りも回避 - 《緊急テレポート》
…サイキック族を疑似サーチ - 《エクシーズ・リボーン》
…遠回しな自己サルベージ
◆ 相性の良いテーマ
- 【アームド・ドラゴン】
…レベル・種族を共有 - 【サイバー・ダーク】
…レベル・属性を共有したドラゴン族サポート
相性の良いおすすめ強化カード
《クレーンクレーン》
効果モンスター
星3/地属性/鳥獣族/攻 300/守 900
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル3モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
《クレーンクレーン》は、召喚成功時に、レベル3モンスターを蘇生する効果を持ちます。
墓地に送った手札誘発モンスターを蘇生し、《マテリアクトル・ギガヴォロス》の素材にすることで、相手ターンに回収できます。
メインフェイズに移行した瞬間に発動し、《灰流うらら》などを回収し、相手の妨害に特化させましょう。
遊戯王 PAC1-JP016 灰流うらら (日本語版 プリズマティックシークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION
《電脳堺龍-龍々》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/幻竜族/攻2400/守2000
同じ種族・属性のレベル3モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):X素材を持ったこのカードは相手の効果の対象にならない。
(2):相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、相手が自身のフィールドに存在しない属性のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
《電脳堺龍-龍々》は、相手フィールドに存在しない属性のモンスター効果を無効にする効果を持ちます。
エクシーズ素材を同じ種族・属性に絞っていますが、《マテリアクトル・ギガドラ》同士や《ハウンド・ドラゴン》を介すれば容易に回避できます。
手札誘発回収とモンスター効果無効化による妨害で、相手の展開に蓋をしていきましょう。
《緊急テレポート》
速攻魔法
(1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。
《緊急テレポート》は、レベル3サイキック族モンスターをリクルートする効果を持ちます。
特殊召喚しやすい《サイコウィールダー》や、レベル3軸が構築しやすい《No-P.U.N.K.セアミン》なら《マテリアクトル・ギガヴォロス》の素材として活かせます。
リクルートした《幽鬼うさぎ》を素材に《マテリアクトル・ギガヴォロス》をエクシーズ召喚し、相手ターンに《幽鬼うさぎ》を回収すれば、確実に1枚除去につなげられます。
《エクシーズ・リボーン》
通常罠
(1):自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。
《エクシーズ・リボーン》は、自身をエクシーズ素材としつつエクシーズモンスターを蘇生する効果を持ちます。
《マテリアクトル・ギガヴォロス》を蘇生すれば、相手ターンに素材になっている《エクシーズ・リボーン》を回収できます。
毎ターンノーコストでモンスターを蘇生できるので、ある意味無限ループを構築できます。
相性の良いおすすめテーマ
【アームド・ドラゴン】
「アームド・ドラゴン」は、「ブレイジング・ボルテックス」で強化された、風属性・ドラゴン族のテーマです。
《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》をコストに《マテリアクトル・ギガヴォロス》の効果を使用すれば1ドローにもつながります。
《武装竜の霹靂》によるリクルートにも対応しているので、召喚権を消費せず1体分のエクシード素材を確保できます。
【サイバー・ダーク】
【サイバー・ダーク】は、「ストラクチャーデッキ サイバー流の後継者」で強化された、闇属性・機械族・ドラゴン族で統一した融合テーマです。
《マテリアクトル・ギガドラ》がレベル3・ドラゴン族なので、各種「サイバー・ダーク」機械族モンスターに墓地から装備可能です。
「サイバー・ダーク」モンスター自体もレベル3が豊富なので、《マテリアクトル・ギガヴォロス》のエクシーズ素材につなげやすい利点もあります。
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まとめ:【マテリアクトル】デッキは、エクシーズ素材を回収し、疑似サーチ・サルベージを活用!
【マテリアクトル】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
積極的に墓地に送りやすい手札誘発系を蘇生してエクシーズ素材にすることで、相手ターンに回収し妨害につなげやすくなっています。
気になる方は、ぜひ「マテリアクトル」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。