遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
《ルイ・キューピット》採用デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
《ルイ・キューピット》は、「バースト・オブ・デスティニー」で登場した、天使族の新規シンクロチューナーです。
このページでは、《ルイ・キューピット》採用デッキのデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、強化・改造方法、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、《ルイ・キューピット》をどんなデッキで、どうデッキに組み込めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
《ルイ・キューピット》採用デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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《ルイ・キューピット》とは?
こちらでは、「バースト・オブ・デスティニー」に収録された《ルイ・キューピット》を紹介します。
《ルイ・キューピット》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 0/守 600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。
そのS素材としたチューナーのレベル分、このカードのレベルを上げる、または下げる。
(2):このカードの攻撃力は自身のレベル×400アップする。
(3):S召喚したこのカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。
そのS召喚したモンスターのレベル×100ダメージを相手に与え、
デッキからレベル8以下で守備力600のモンスター1体を手札に加える事ができる。
《ルイ・キューピット》は、シンクロ召喚に成功した場合、シンクロ素材としたチューナーのレベル分、自身のレベルが変動します。
チューナーのレベル次第で、1~7と幅広くレベル調整が可能で、レベルの上昇に伴い、自身の打点も最大攻撃力2800まで向上できます。
残念ながら強制効果なので、基本的にはレベル4として扱えないところは欠点です。
また、シンクロ召喚した状態でシンクロ素材として墓地へ送られた場合、
シンクロ召喚したモンスターのレベル×100のバーンダメージを与え、レベル8以下で守備力600のモンスター1体をサーチできます。
レベル10なら1000バーンも与えられ、そこそこの数値になります。
現段階で196体もサーチ先に該当し、様々なデッキで活躍できるシンクロチューナと言えるでしょう。
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《ルイ・キューピット》:デッキレシピまとめ
次は、《ルイ・キューピット》採用デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した《ルイ・キューピット》採用デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター23枚・魔法17枚・罠0枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【スクラップ恐竜】デッキです。
手札1枚から《水晶機巧-ハリファイバー》につなげやすいモンスターを多数採用しています。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(24枚)
- 《魂喰いオヴィラプター》1
- 《幻創のミセラサウルス》3
- 《ジュラック・アウロ》1
- 《終末の騎士》1
- 《スクラップ・キマイラ》1
- 《スクラップ・リサイクラー》3
- 《スクラップ・ラプター》3
- 《幻獣機コルトウィング》1
- 《クリエイト・リゾネーター》1
- 《ブンボーグ001》1
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《ゾンビキャリア》1
- 《増殖するG》2
- 《灰流うらら》3
◆ 魔法(16枚)
- 《ブラック・ガーデン》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《増援》1
- 《スクラップ・エリア》3
- 《化石調査》3
- 《打ち出の小槌》2
- 《墓穴の指名者》2
- 《抹殺の指名者》3
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《ルイ・キューピット》1
- 《虹光の宣告者》1
- 《ガーデン・ローズ・メイデン》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《灼銀の機竜》1
- 《浮鵺城》1
- 《フルール・ド・バロネス》1
- 《リンクリボー》1
- 《スクラップ・ワイバーン》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《幻獣機アウローラドン》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《アクセスコード・トーカー》1
- 《エヴォルカイザー・ドルカ》1
- 《真竜皇V.F.D.》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《究極伝導恐獣》1
- 《原始生命態ニビル》1
- 《アーティファクト-ロンギヌス》3
- 《増援するG》1
- 《金満で謙虚な壺》2
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《ライトニング・ストーム》3
- 《無限泡影》3
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《ルイ・キューピット》採用デッキの回し方・動かし方
次は、《ルイ・キューピット》採用デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
《ルイ・キューピット》採用デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
《ルイ・キューピット》採用デッキは、《水晶機巧-ハリファイバー》を介した《幻獣機アウローラドン》展開でシンクロ素材の確保を狙います。
トークン生成と後続のチューナー確保で怒涛の妨害展開に持っていけます。
《ルイ・キューピット》採用デッキの大きな展開ポイントは、こちらの2項目です
◆ 《ルイ・キューピット》採用デッキの展開
- ポイント①:《幻獣機アウローラドン》で妨害展開!
- ポイント②:《水晶機巧-ハリファイバー》につなげるメイン構築
ポイント①:《幻獣機アウローラドン》で妨害展開!
《ルイ・キューピット》採用デッキでは、《幻獣機アウローラドン》の後続シンクロを活かした妨害展開を進めていきます。
《ルイ・キューピット》の採用で、より一層強力なレベル9シンクロによる妨害へをつないでいけるようになりました。
こちらでは、《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開例を紹介します。
◆《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開例
①:《水晶機巧-ハリファイバー》で《ブンボーグ001》をリクルート
②:《水晶機巧-ハリファイバー》《ブンボーグ001》で《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚→《幻獣機アウローラドン》効果で「幻獣機トークン」を3体生成し、《ブンボーグ001》効果で自己蘇生
③:「幻獣機トークン」1体と《ブンボーグ001》で《ルイ・キューピット》をシンクロ召喚→《ルイ・キューピット》効果で自身のレベルを1つ下げる
④:《幻獣機アウローラドン》効果で「幻獣機トークン」2体をリリースし、《幻獣機コルトウィング》をリクルート→《幻獣機コルトウィング》効果で「幻獣機トークン」2体を生成し、《ブンボーグ001》効果で自己蘇生
⑤:「幻獣機トークン」1体と《ルイ・キューピット》で《瑚之龍》をシンクロ召喚→《ルイ・キューピット》効果で600バーンと《クリエイト・リゾネーター》をサーチ
⑥:「幻獣機トークン」1体と《瑚之龍》で《灼銀の機竜》をシンクロ召喚
⑦:《幻獣機コルトウィング》《ブンボーグ001》で《ガーデン・ローズ・メイデン》をシンクロ召喚→《ガーデン・ローズ・メイデン》効果で《ブラック・ガーデン》をサーチ
⑧:《ブラック・ガーデン》を発動し《クリエイト・リゾネーター》を自身の効果で特殊召喚→《ブラック・ガーデン》効果で相手フィールドに「ローズ・トークン」生成
⑨:《ガーデン・ローズ・メイデン》《クリエイト・リゾネーター》で《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をシンクロ召喚→《ブラック・ガーデン》効果で相手フィールドに「ローズ・トークン」生成
⑩:《灼銀の機竜》効果で墓地の《クリエイト・リゾネーター》を除外して自身を破壊→《灼銀の機竜》効果で《クリエイト・リゾネーター》をサルベージ
⑪:《ブラック・ガーデン》効果で相手フィールドの「ローズ・トークン」を全て破壊し、《幻獣機コルトウィング》を蘇生→《幻獣機コルトウィング》効果で「幻獣機トークン」2体を生成し、《ブンボーグ001》効果で自己蘇生
⑫:「幻獣機トークン」1体と《ブンボーグ001》で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚
⑬:《クリエイト・リゾネーター》を自身の効果で特殊召喚し、《幻獣機コルトウィング》(「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がってレベル7)とで《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚
⑭:墓地の《ガーデン・ローズ・メイデン》を除外し《瑚之龍》を蘇生
⑮:「幻獣機トークン」1体と《瑚之龍》で《浮鵺城》をシンクロ召喚→《浮鵺城》効果で《灼銀の機竜》を蘇生
⑯:《浮鵺城》《灼銀の機竜》で《真竜皇V.F.D.》
このように、《水晶機巧-ハリファイバー》まで出せれば《ルイ・キューピット》を介して《ヴァレルロード・S・ドラゴン》《虹光の宣告者》《フルール・ド・バロネス》《真竜皇V.F.D.》と3妨害とモンスター効果耐性の布陣が完成します。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の打点は下がるものの、強力な妨害展開を確立するためには仕方ないことでしょう。
《クリエイト・リゾネーター》
チューナー(効果モンスター)
星3/風属性/悪魔族/攻 800/守 600
自分フィールド上にレベル8以上のシンクロモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
《クリエイト・リゾネーター》は、レベル8以上のシンクロモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できます。
守備力600と《ルイ・キューピット》のサーチに対応しており、レベル8シンクロモンスターさえいればノーコストで特殊召喚可能です。
また、シンクロ次元から来た古のカードなので特殊召喚にターン1制限はありません。
手札にある限りは何度も特殊召喚できるので、うまくフィールドの状態と回収を活かして展開したいですね。
《灼銀の機竜》を採用したことで、自身の破壊効果につなげつつ、回収していく流れが生み出せました。
ポイント②:《水晶機巧-ハリファイバー》につなげるメイン構築
《ルイ・キューピット》採用デッキでは、《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚を最優先に展開していきます。
《水晶機巧-ハリファイバー》さえ出せれば、お決まりといった流れで展開可能です。
こちらには、今回採用した《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚できるモンスター一覧としてまとめました。
◆《水晶機巧-ハリファイバー》を出せる採用札
- 《魂喰いオヴィラプター》…サーチした《幻創のミセラサウルス》で《ジュラック・アウロ》をリクルート
- 《終末の騎士》…《ゾンビキャリア》《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に送り自己蘇生
- 《スクラップ・リサイクラー》…《ジェット・シンクロン》を墓地に送り自己蘇生
- 《スクラップ・ラプター》…自身を破壊し増えた召喚権でサーチした《スクラップ・キマイラ》により蘇生
- 《ジェット・シンクロン》…《リンクリボー》に変換してから自己蘇生
1体へのアクセス方法を多めに採用し、通常召喚さえできればとりあえず《水晶機巧-ハリファイバー》につながるように心掛けました。
制限カードもありますが、《魂喰いオヴィラプター》は《化石調査》によるサーチを共有できるよう《スクラップ・ラプター》とともに採用しています。
回し方を解説した動画
《ルイ・キューピット》採用デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
ハリファイバー"超強化"!ルイキューピットの使い方!
【遊戯王】ルイ・キューピットを利用したハリファイバーを出すだけで先攻4ハンデス展開
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《ルイ・キューピット》採用デッキの強化/改造方法
最後に、《ルイ・キューピット》採用デッキの強化・改造方法を紹介します。
《ルイ・キューピット》採用デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマです。
◆ おすすめ強化カード
- 《クロクロークロウ》
…《ルイ・キューピット》からのサーチ候補① - 《SRベイゴマックス》
…《ルイ・キューピット》からのサーチ候補② - 《魔界発現世行きデスガイド》
…《ルイ・キューピット》からのサーチ候補③
- 《ホップ・イヤー飛行隊》
…《ルイ・キューピット》からのサーチ候補④
◆ 相性の良いテーマ
- 【ペンギン】
…キーカードが多数《ルイ・キューピット》でのサーチに対応 - 【P.U.N.K.(パンク)】
…《ルイ・キューピット》でのサーチに対応
相性の良いおすすめ強化カード
《クロクロークロウ》
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 900/守 600
自分フィールド上に闇属性モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法による「クロクロークロウ」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
《クロクロークロウ》は、自分フィールドに闇属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できます。
闇属性モンスターが存在すればいいという、非常に緩い条件で特殊召喚が可能です。
先に闇属性をシンクロ召喚しておき、《ルイ・キューピット》でサーチすれば後続のシンクロ展開につなげやすくなります。
《SRベイゴマックス》
効果モンスター(制限カード)
星3/風属性/機械族/攻1200/守 600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「SRベイゴマックス」以外の
「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。
《SRベイゴマックス》は、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できます。
後続の「SR」次第で、シンクロ・エクシーズ・リンクと多用にエクストラモンスターへとつなげる1枚です。
【レベル3】では、《SRタケトンボーグ》のリクルートが一般的ですね。
こういった、制限カードも難なく確保できる手段としても《ルイ・キューピット》を活かせられるのは注目すべきポイントですね。
《魔界発現世行きデスガイド》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。
《魔界発現世行きデスガイド》は、召喚成功時に、手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する効果を持ちます。
サーチ手段の乏しい部類で、かつ召喚をトリガーにしているので返しの初動に最適なサーチ候補です。
シンクロ素材にできないデメリットが付くため、ランク3エクシーズやリンクモンスターのリンク素材としても利用していきましょう。
《ホップ・イヤー飛行隊》
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/獣族/攻 300/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
《ホップ・イヤー飛行隊》は、相手メインフェイズに自身を手札から特殊召喚し、モンスター1体とシンクロ召喚を行う効果を持ちます。
シンクロするタイミングは、手札誘発系なので、サーチであらかじめ確保できていれば、対応が難しい妨害になりえます。
《ルイ・キューピット》を介してシンクロ召喚したレベル6シンクロモンスターを素材に《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》へつなぐことも可能です。
相性の良いおすすめテーマ
【ペンギン】
【ペンギン】は、「ジェネレーション・フォース」でカテゴリ化した、水属性・水族主体のシンクロテーマです。
守備力600のサーチ候補として、キーカードの《ペンギン勇士》の他、《ジェネクス・ウンディーネ》《否定ペンギン》も挙げられるでしょう。
【P.U.N.K.(パンク)】
「P.U.N.K.(パンク)」は、「デッキビルドパック グランド・クリエイターズ」で登場する、サイキック族主体のシンクロ・融合テーマです。
メインデッキに入る下級モンスターは全て地属性・レベル3・守備力600のサイキック族チューナーで統一されているので、《ルイ・キューピット》によるサーチに対応しています。
シンクロテーマでもあるので、《ルイ・キューピット》のシンクロ召喚自体も無理なく導入できます。
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まとめ:《ルイ・キューピット》採用デッキは、《水晶機巧-ハリファイバー》からの妨害展開!
《ルイ・キューピット》採用デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開で、最小限の不純物でも十分なまでに高い妨害力を備えられる布陣が構築できるようになりました。
気になる方は、ぜひ《ルイ・キューピット》採用デッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。