遊戯王ライターの11番です。
【魔鍵】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「魔鍵」は、2021年4月17日(土)発売の「ドーン・オブ・マジェスティ」で登場した、儀式・融合・通常モンスターを絡めた展開テーマです。
2021年7月17日発売の「バースト・オブ・ディスティニー」で新たに強化カードが登場し、改めてデッキを組みたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
このページでは、「魔鍵」のカード効果、デッキレシピを紹介し、【機巧】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【魔鍵】デッキをどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【魔鍵】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「魔鍵」とは
まずは、「魔鍵」がどんなテーマで、どんな効果のカードがあるのか簡単に紹介します。
「魔鍵」は、「ドーン・オブ・マジェスティ」で登場した、融合・儀式・通常モンスターのギミックを混合させたテーマです。
今回「バースト・オブ・ディスティニー」でシンクロ・エクシーズモンスターが登場し、戦術の幅が広がりました。
自分墓地モンスターの属性の種類と相手のモンスターが同じかどうかが重要になってくるので、相手に合わせて墓地肥やしが上手くできると盤面を制圧できます。
「魔鍵」に関連する新規モンスター・魔法・罠カードの効果を以下にまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
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《大魔鍵-マフテアル》 チューナー・効果モンスター 星4/光属性/悪魔族/攻1600/守1600 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できず、 このカードをS・X召喚の素材とする場合、「魔鍵」モンスターのS・X召喚にしか使用できない。 (1):自分フィールドに「魔鍵」モンスターが存在する場合、 手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、「魔鍵」モンスター1体を召喚できる。 (2):このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地のレベル4以下の、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 |
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《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》 シンクロ・効果モンスター 星8/炎属性/雷族/攻2800/守2800 「魔鍵」チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 (2):このカードのS素材としたモンスターの属性が2種類以上だった場合に発動できる。 デッキから「魔鍵」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。 (3):自分の墓地のいずれかのモンスターと同じ属性を持つモンスターを相手が召喚・特殊召喚した場合に発動できる。 そのモンスターを破壊する。 |
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《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/水属性/海竜族/攻2000/守2000 レベル4モンスター×2 (1):このカードがX召喚に成功した場合、 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 自分のデッキ・墓地からレベル4以上の通常モンスター1体を選んで手札に加える。 (2):このカードが通常モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。 ●自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかの属性と同じ属性を持つ 相手モンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に、 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 相手はそのモンスターを墓地へ送らなければならない。 |
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《魔鍵闘争》 速攻魔法 (1):自分の墓地の、通常モンスター、「魔鍵」モンスター、「魔鍵-マフテア」の内、1枚を対象として発動できる。 そのカードをデッキに戻す。 相手の魔法・罠・モンスターの効果の発動にチェーンしてこのカードを発動した場合、 さらにトークン以外の自分フィールドの通常モンスター及び「魔鍵」モンスターはその相手の効果を受けない。 |
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《魔鍵錠-施-》 通常罠 (1):トークン以外の自分フィールドの、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体をリリースし、 レベルの合計が8以下になるように、自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターを2体まで対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 その後、以下の効果から1つを選んで適用できる。 ●自分フィールドのモンスターをS素材として「魔鍵」Sモンスター1体をS召喚する。 ●自分フィールドのモンスターをX素材として「魔鍵」Xモンスター1体をX召喚する。 |
《既存の魔鍵カード》
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【魔鍵】オリジナルサンプルデッキ
遊戯王ライター11番が考案した【魔鍵】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター23枚・魔法14枚・罠3枚の合計40枚で構築した、純構築の【魔鍵】デッキです。
儀式からスタートできるよう、安定性を重視して構築しました。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(23枚)
- 《魔鍵銃士-クラヴィス》3
- 《大魔鍵-マフテアル》3
- 《魔鍵銃-バトスバスター》3
- 《魔鍵砲-ガレスヴェート》1
- 《メガロスマッシャーX》2
- 《レスキューラビット》3
- 《マンジュ・ゴッド》2
- 《増殖するG》3
- 《灰流うらら》3
◆ 魔法(14枚)
- 《魔鍵闘争》2
- 《魔鍵-マフテア》2
- 《魔鍵施解》3
- 《テラ・フォーミング》1
- 《高尚儀式術》2
- 《儀式の準備》2
- 《墓穴の指名者》2
◆ 罠(3枚)
- 《魔鍵錠-施-》1
- 《魔鍵錠-解-》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《魔鍵召獣-アンシャラボラス》1
- 《魔鍵召竜-アンドラビムス》2
- 《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》3
- 《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》2
- 《バハムート・シャーク》2
- 《餅カエル》1
- 《天霆號アーゼウス》1
- 《トロイメア・ケルベロス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
【魔鍵】Youtube対戦・展開解説動画
最後に、Youtubeの【魔鍵】デッキの対戦動画も紹介します。
【#遊戯王】新規搭載魔鍵デッキ展開2パターン 【#魔鍵】
【遊戯王ADS】大魔鍵-マフテアル搭載型 魔鍵は負けん2 魔鍵変鬼-トランスフルミネで蹴散らす!!【ゆっくり実況】【Magikey Deck】
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【魔鍵】デッキの回し方・動かし方
次は、【魔鍵】デッキの回し方を簡単に解説していきます。
【魔鍵】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【魔鍵】デッキは、基本は儀式を軸に展開して、必要なカードをサーチします。新たに登場した下級モンスターが非常に優秀で、強力なシンクロ召喚やエクシーズ召喚に繋げられます。
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【魔鍵】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【魔鍵】デッキの回し方
- 回し方①:儀式から展開をスタート
- 回し方②:《大魔鍵-マフテアル》からシンクロ・エクシーズに繋げる
- 回し方③:《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》で展開の妨害も
回し方①:儀式から展開をスタート
【魔鍵】デッキは、新規モンスターが追加されても、基本は《魔鍵銃-バトスバスター》の儀式召喚から盤面を作っていきます。
《大魔鍵-マフテアル》をサーチして展開に繋げていきましょう。
【魔鍵】デッキの(序盤の展開カード)をこちらにまとめました。
◆ 「魔鍵」カード
- 《魔鍵銃-バトスバスター》(レベル4・儀式)
…効果の概要:儀式召喚に成功した場合に「魔鍵」カード1枚をサーチ。自分墓地の通常モンスターか魔鍵モンスターと同じ属性のモンスターと戦闘をする場合、手札のリロード効果+戦闘を行う相手モンスターの効果をターン終了時まで無効化。 - 《高尚儀式術》(儀式魔法)
…効果の概要:手札の通常モンスターをリリースすることで、デッキから儀式モンスターを儀式召喚。その後エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
紹介した「魔鍵」の使い方を簡単に解説していきます。
《魔鍵銃-バトスバスター》《高尚儀式術》の2枚です。
《魔鍵銃-バトスバスター》
儀式・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻2000/守2200
「魔鍵-マフテア」により降臨。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「魔鍵」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかと同じ属性を持つ、
相手モンスターがこのカードと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
自分の手札を任意の数だけデッキの一番下に戻し、その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、自分はデッキに戻した数だけドローする。
《魔鍵銃-バトスバスター》は、儀式召喚成功時に「魔鍵」カードをサーチする効果を持ちます。
強力な新規カードが登場しましたが、《魔鍵銃-バトスバスター》の儀式召喚から《大魔鍵-マフテアル》のサーチに繋げ、エクシーズやシンクロ展開を狙うのが基本です。
自身がチューナーのため、《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開に繋げる動きも可能です。
《高尚儀式術》
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
《高尚儀式術》は、手札の通常モンスターをリリースすることでデッキから儀式召喚できる儀式魔法カードです。
【魔鍵】デッキは性質上、複数種類の属性の通常モンスターを採用する必要があります。
通常モンスターが手札に来ることは多いため、便利な儀式魔法カードとして初動で活用できます。
《マンジュ・ゴッド》などでサーチする動きから展開に入っても充分強力でしょう。
回し方②:《大魔鍵-マフテアル》からシンクロ・エクシーズに繋げる
新規モンスターの《大魔鍵-マフテアル》によって、召喚権を増やしながら墓地から横に並べる動きもできるようになりました。
展開に使用する「魔鍵」カードの効果を簡単にまとめました。
- 《大魔鍵-マフテアル》(レベル4)
…効果の概要:自分フィールドに「魔鍵」モンスターが存在する場合、手札のこのカードを相手に見せて召喚権を1回増やせる。召喚に成功した時、墓地の通常モンスターか「魔鍵」モンスターを特殊召喚できる。このカードはシンクロ、エクシーズ素材にする場合は「魔鍵」モンスターの素材にしか使用できない。 - 《魔鍵闘争》(速攻魔法)
…効果の概要:自分の墓地の、通常モンスター、「魔鍵」モンスター、「魔鍵-マフテア」の内、1枚を対象として発動し、デッキに戻す。相手のカードの効果にチェーンして発動すると、自分フィールドの通常モンスターと魔鍵モンスターは相手の効果を受けなくなる。
次は展開に使用する「魔鍵」カードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《大魔鍵-マフテアル》《魔鍵闘争》の2枚です。
《大魔鍵-マフテアル》
星4/光属性/悪魔族/攻1600/守1600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できず、
このカードをS・X召喚の素材とする場合、「魔鍵」モンスターのS・X召喚にしか使用できない。
(1):自分フィールドに「魔鍵」モンスターが存在する場合、
手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、「魔鍵」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下の、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《大魔鍵-マフテアル》は、召喚権を増やしつつ、自身の効果で墓地から通常モンスターか「魔鍵」モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
このカード1枚だけで、《二重召喚》と《死者蘇生》を兼ねていると考えると、とんでもないパワーカードですね。
自身がチューナーなので、《魔鍵銃士-クラヴィス》を特殊召喚して1枚から簡単に《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》に繋げられます。
《魔鍵施解》でもサーチ可能なので、最大限展開に活用した重要モンスターです。
《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》
ランク4/水属性/海竜族/攻2000/守2000
レベル4モンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功した場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以上の通常モンスター1体を選んで手札に加える。
(2):このカードが通常モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかの属性と同じ属性を持つ
相手モンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手はそのモンスターを墓地へ送らなければならない。
《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》は、デッキ・墓地から通常モンスターを手札に加える効果を持つエクシーズモンスターです。
儀式召喚から展開をスタートさせて、《大魔鍵-マフテアル》による通常召喚権が余っているのであれば、手札に加えた通常モンスターをそのまま召喚して更なる展開に繋げましょう。
素材が通常モンスターの場合にのみ、墓地の「魔鍵」モンスターか通常モンスターと同じ属性の相手モンスターとの戦闘で、相手に墓地送りを強要する効果を持ちます。
条件が複雑なので、エクシーズ素材に通常モンスターを残すことを意識しましょう。
《魔鍵闘争》
(1):自分の墓地の、通常モンスター、「魔鍵」モンスター、「魔鍵-マフテア」の内、1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
相手の魔法・罠・モンスターの効果の発動にチェーンしてこのカードを発動した場合、
さらにトークン以外の自分フィールドの通常モンスター及び「魔鍵」モンスターはその相手の効果を受けない。
《魔鍵闘争》は、墓地のリソースを回復しつつ、相手効果にチェーンして発動することで自分モンスターを相手の効果から守れる速攻魔法カードです。
展開途中の相手の妨害に対してチェーン発動するだけで、効果を受けずに展開が進められるようになります。
展開途中だけでなく、完成した盤面を守るのにも強力です。
回し方③:《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》で展開の妨害も
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》が登場したことで、リソースを大きく失う大型儀式モンスターや融合モンスターに頼らずとも妨害・制圧が可能になりました。
既存のカウンター罠と合わせて強固な盤面を作りましょう。
次に、「魔鍵」の(最終モンスター・最終盤面)のカードを簡単にまとめました。
◆ 「魔鍵」(最終モンスター・最終盤面)のカード
- 《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》(レベル8・シンクロ)
…効果の概要:モンスターに2回まで攻撃できる。2種類以上の属性のモンスターでシンクロ召喚していた場合にのみ発動でき、デッキから「魔鍵」魔法・罠カードをセットできる。自分墓地のモンスターと同じ属性のモンスターを相手が召喚・特殊召喚した場合、そのモンスターを破壊。 - 《魔鍵錠-解-》(カウンター罠)
…効果の概要:自分フィールドに儀式・エクストラから特殊召喚したモンスターが存在する場合、相手の魔法・罠カードの効果を無効にして破壊できる。その後、ターン終了時まで相手のフィールドの全ての表表示モンスターの属性は、宣言して属性になる。
【魔鍵】の回し方の最後に、(最終モンスター・最終盤面)のカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》《魔鍵錠-解-》の2枚です。
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》
星8/炎属性/雷族/攻2800/守2800
「魔鍵」チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(2):このカードのS素材としたモンスターの属性が2種類以上だった場合に発動できる。
デッキから「魔鍵」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(3):自分の墓地のいずれかのモンスターと同じ属性を持つモンスターを相手が召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》は、モンスターへの2回攻撃、「魔鍵」魔法・罠カードのセット、召喚・特殊召喚に対応した除去と強力な効果を3つ内蔵したシンクロモンスターです。
召喚条件は「魔鍵」チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上なので、《魔鍵銃-バトスバスター》or《大魔鍵-マフテアル》と通常モンスターによってシンクロ召喚が可能です。
②効果は、《魔鍵闘争》で盤面を守ったり、《魔鍵錠-解-》で妨害を構えたり、《魔鍵-マフテア》によって新たな展開を狙ったりと状況に応じて使い分けられます。
属性の異なるモンスターでシンクロ召喚をすれば毎ターン使えるので、生き残れば再度強力な魔法カードをセットできます。
③効果を強く使うためにも、墓地には漫勉なく様々な属性のモンスターを落としましょう。
《増殖するG》、《灰流うらら》によって炎・地属性を簡単に満たせるのは1つのポイントです。
《魔鍵錠-解-》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「魔鍵」儀式モンスターまたはEXデッキから特殊召喚された「魔鍵」モンスターが自分フィールドに存在し、
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、属性を1つ宣言できる。
その場合、ターン終了時まで相手フィールドの全ての表側表示モンスターは宣言した属性になる。
《魔鍵錠-解-》は、「魔鍵」儀式モンスターかエクストラデッキから特殊召喚した「魔鍵」モンスターが存在する時に発動でき、魔法・罠を無効化できるカウンター罠カードです。
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》でセットできるようになり、より実用性がアップしました。
属性を宣言して相手の属性を変更させる効果も《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》の③効果とマッチしており、墓地のモンスターが少なくても除去効果が打てるようになります。
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【魔鍵】デッキの強化/改造方法
最後に、【機巧】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【機巧】デッキを強化できる、おすすめのカードです。
◆ おすすめ強化カード
- 《宣告者の神巫》
…相性の良いポイント:儀式関連のサーチだけでなく、天使ギミックも活用できる。 - 《高等儀式術》
…相性の良いポイント:儀式サーチを充実させるなら強力な1枚。 - 《天霆號アーゼウス》
…相性の良いポイント:効果を使った《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》を変化させる。 - 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
…相性の良いポイント:8シンクロは容易に狙えるため。 - 相性の良いテーマ:剣闘獣、イグナイト
相性の良いおすすめ強化カード
《宣告者の神巫》
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
《宣告者の神巫》は、召喚、特殊召喚に成功した場合にデッキ・エクストラデッキから天使族モンスターを墓地へ送る効果を持つモンスターです。
《虹光の宣告者》を墓地へ送ることで儀式モンスターか儀式魔法のどちらかを手札に加えられるため、《魔鍵銃-バトスバスター》や《魔鍵砲-ガレスヴェート》の儀式召喚に繋げやすくなります。
自身がリリースされた時に天使族モンスターをデッキから特殊召喚する効果を持っているため、儀式のリリースコストにすることで、新たな展開にも繋げられます。
横に広げて更なる展開を狙うのであれば、《ワルキューレ・セクスト》がおすすめです。
《高等儀式術》
儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
デッキから通常モンスターを墓地へ送り、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
《高等儀式術》は、デッキから通常モンスターを墓地に送ることで、手札から儀式召喚ができる魔法カードです。
墓地に複数の属性のモンスターがいる状態にした方が「魔鍵」では強力なため、墓地肥やしと儀式召喚が同時に狙える便利なカードです。
通常モンスターが多めに採用されることになる「魔鍵」デッキでは《高尚儀式術》の方が使いやすい場面は多くなりますが、1枚採用しておくと活躍が見込めるカードです。
《天霆號アーゼウス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
《天霆號アーゼウス》は、戦闘を行った儀式モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚ができるランク10のモンスターです。
新規の《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》は、1度攻撃すると効果がなくなってしまうため、メインフェイズ2で《天霆號アーゼウス》に変換させることでさらに妨害を構えられます。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からリンクモンスター1体を選び、
装備カード扱いとしてこのカードに装備し、
そのリンクマーカーの数だけこのカードにヴァレルカウンターを置く。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分アップする。
(3):相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》は、リンクモンスターを装備することで相手の効果を無効にできるシンクロモンスターです。
《大魔鍵-マフテアル》は魔鍵モンスターのシンクロ・エクシーズにしか使えませんが、《魔鍵銃-バトスバスター》やその他展開した通常モンスターを活用することで、比較的簡単にレベル8シンクロに繋げられます。
事前にリンク召喚を経由しておく必要がありますが、展開できると大きく相手を制限できます。
相性の良いテーマ
【剣闘獣】
剣闘獣は、デッキとフィールドのモンスターを入れ替えながら戦うテーマデッキです。
通常モンスターの《剣闘獣アンダル》が展開に絡むことで、《スレイブパンサー》に繋がり、豊富なサポートカードから展開重視の戦術が取れるようになります。
【イグナイト】
【イグナイト】は、炎属性・戦士族で統一された、通常モンスターで構成されているペンデュラムテーマです。
《高尚儀式術》が打ちやすくなるだけでなく、《大魔鍵-マフテアル》の蘇生対象になる、《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》でサーチが可能など、噛み合いの良い要素が詰まっています。
リンクモンスターを経由して、ペンデュラム召喚から強固な盤面を形成可能です。
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まとめ:【魔鍵】デッキは、混成テーマも可能な器用なデッキ!
今回は【魔鍵】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
《大魔鍵-マフテアル》によって一気に展開の難易度が緩和され、簡単に強力な盤面を作れるようになりました。
《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》の性能が非常に高いのもポイントです。
気になる方は、ぜひ「魔鍵」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。