《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を使用したコンボ解説! | 「ストラクチャーデッキ 精霊術の使い手」

「ストラクチャーデッキ 精霊術の使い手」に新規カードとして「憑依覚醒」モンスターが登場しました。

フィールドのモンスターを素材にデッキからリクルートできるユニークな特殊召喚方法で注目を浴びています。

 

このページでは、収録された「憑依覚醒」のうちの1体《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を使用したコンボを紹介、解説しました。

いつものデッキ解説記事より、少しフランクな感じでお届けしていきます。

コンボ採用デッキについても紹介しますので、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

 

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《憑依覚醒－デーモン・リーパー》とは

《憑依覚醒－デーモン・リーパー》は、「ストラクチャーデッキ 精霊術の使い手」で登場した、地属性・獣族の上級「使い魔」モンスターです。

魔法使い族と下級地属性を墓地へ送る事で、手札・デッキより特殊召喚できる召喚ルール効果を持ちます。

リクルート方法は「憑依装着」に類似した特殊召喚となっています。

 

また、自身の効果で特殊召喚した場合、レベル4以下のモンスター1体を蘇生できます。

この蘇生効果によりいくつかのコンボにつなげやすくなりました。

 

次に、《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を使った展開例を紹介します。

 

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《憑依覚醒－デーモン・リーパー》展開例

そもそもどうやって出すの？

まずは、どのようにして《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を特殊召喚するのか、一例を紹介します。

 

《サクリファイス・アニマ》

リンク・効果モンスター
リンク１/闇属性/魔法使い族/攻 0
【リンクマーカー：上】
トークン以外のレベル１モンスター１体
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードのリンク先の表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する（１体のみ装備可能）。
(2)：このカードの攻撃力は、
このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。

レベル1モンスターで《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚し、もう一体別に地属性モンスターを用意することで特殊召喚条件を満たせます。

《ライティ・ドライバー》で《レフティ・ドライバー》をリクルートし、《ライティ・ドライバー》で《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚することで、必要なモンスターを確保できます。

 

《ブンボーグ003》で《ブンボーグ001》をリクルートする方法でも同様に確保が可能です。

効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻 500/守 500
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ブンボーグ００３」以外の「ブンボーグ」モンスター１体を特殊召喚する。
(2)：１ターンに１度、自分フィールドの「ブンボーグ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、
自分フィールドの「ブンボーグ」カードの数×５００アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

また、《ドットスケーパー》で《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚し、《ドットスケーパー》を自己蘇生すれば素材がそろうので、単体から展開できる点でオススメできます。

効果モンスター
星１/地属性/サイバース族/攻 0/守2100
このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できず、
それぞれデュエル中に１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2)：このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

【霊使い】では、魔法使い族が存在する場合に特殊召喚可能な《デーモン・イーター》を用いれば簡単に出せますが、《サクリファイス・アニマ》を採用することで「霊使い」以外でも特殊召喚しやすいです。

 

シンクロ召喚につなげる

《憑依覚醒－デーモン・リーパー》特殊召喚時効果の蘇生対象をチューナーにすることで、シンクロ召喚につなげます。

リクルート時の召喚コストでチューナーを用いることで、スムーズな特殊召喚が行えます。

シンクロ素材として《憑依覚醒－デーモン・リーパー》が墓地に送れるので、「憑依」魔法・罠カードのサーチも可能です。

 

《使神官－アスカトル》

効果モンスター
星５/地属性/魔法使い族/攻2300/守1500
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカード以外の手札を１枚捨てて発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
その後、手札・デッキから「赤蟻アスカトル」１体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。

《使神官－アスカトル》は、自身を特殊召喚しつつ《赤蟻アスカトル》をリクルートできる効果を持ちます。

《赤蟻アスカトル》が地属性なので即座に《憑依覚醒－デーモン・リーパー》の召喚コストを確保できます。

《憑依覚醒－デーモン・リーパー》でチューナーの《赤蟻アスカトル》を蘇生すれば、レベル8シンクロにつなげられます。

 

また、《使神官－アスカトル》は守備力1500なので「霊使い」サポートカードの恩恵を受けることができ、相性抜群と言えるでしょう。

 

上記で紹介した《ライティ・ドライバー》《レフティ・ドライバー》で《憑依覚醒－デーモン・リーパー》のリクルートを行った場合もシンクロ召喚が可能です。

《ライティ・ドライバー》の効果外テキストは無効化されないので、「シンクロン」チューナーの代わりにシンクロ素材として使えます。

本来なら《ドリル・シンクロン》を必要とする《ドリル・ウォリアー》といった強力なシンクロモンスターも特殊召喚可能です。

 

エクシーズ召喚につなげる

下級モンスターから《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を特殊召喚し、ランク5エクシーズモンスターにつなげます。

下級モンスターを上級モンスターに変換する手段として使用することで1ランク上のエクシーズ召喚が可能です。

 

《無限起動リヴァーストーム》

エクシーズ・効果モンスター
ランク５/地属性/機械族/攻2500/守 500
レベル５モンスター×２
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
デッキから機械族・地属性モンスター１体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2)：このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてＸ素材とする。
(3)：このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの機械族リンクモンスター１体をリリースして発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。

《無限起動リヴァーストーム》はエクシーズ素材を1つ取り除くことで、地属性・機械族のサーチor墓地送り効果を持ちます。

《スクラップ・リサイクラー》など汎用性の高いカードをサーチできるのは強力です。

効果の対象は制限があるのもの、エクシーズ素材は特に制限はないので《憑依覚醒－デーモン・リーパー》とレベル5モンスターでエクシーズ召喚が可能です。

「無限起動」自体地属性のテーマなので、魔法使い族を出張させれば面白い構築で回せるかもしれません。

 

また、今回こちらの展開例をもとに構築したサンプルデッキを合わせて紹介します。

 

《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を採用したサンプルデッキ

 

遊戯王ライター鳩鷺が考案した《憑依覚醒－デーモン・リーパー》の代用コンボ採用のサンプルデッキレシピを紹介します。

モンスター30枚・魔法10枚・罠0枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の「恐竜」デッキです。

 

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《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を使用した「SPYRAL」展開

「ゼンマイ」の展開を軸に3相互リンクした《トライゲート・ウィザード》を目指した構築にしました。

《無限起動リヴァーストーム》へのアクセスが可能となり、必須カードのサーチに一役買ってくれます。

 

こちらに、特殊召喚可能なレベル3モンスター2体からの展開例をまとめました。

「ゼンマイ」の展開を挟むことで、相互3《トライゲート・ウィザード》＋《SPYRAL－ボルテックス》（《SPYRAL GEAR－ラスト・リゾート》装備状態&相手効果対象耐性）まで並べられるようになりました。

《ゼンマイシャーク》のレベル変動効果を活かし《憑依覚醒－デーモン・リーパー》とで、うまく《無限起動リヴァーストーム》につなげられます。

簡易版なのでランク1エクシーズ召喚を介することで、もう少し展開することは可能です。

 

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まとめ：《憑依覚醒－デーモン・リーパー》でシンクロ・エクシーズ・リンク召喚が強化！

《憑依覚醒－デーモン・リーパー》を使用したコンボ展開をまとめて解説しました。

モンスター数自体は増えませんが、合計レベルが変動するので高レベルのシンクロ召喚につなげやすくなりました。